JPH04138876A - 自動溶接装置の溶接線修正方法 - Google Patents

自動溶接装置の溶接線修正方法

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JPH04138876A
JPH04138876A JP25713990A JP25713990A JPH04138876A JP H04138876 A JPH04138876 A JP H04138876A JP 25713990 A JP25713990 A JP 25713990A JP 25713990 A JP25713990 A JP 25713990A JP H04138876 A JPH04138876 A JP H04138876A
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Masahide Kitano
北野 雅英
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、予め定めた作業内容を再生動作する自動溶接
装置における消耗電極式溶接トーチにセンシング電圧を
印加し、この溶接トーチをセンサとして用いて所定のセ
ンシング動作を行なって溶接線ずれを修正する方法に関
し、特に工型突合せ継手等の突合せ溶接線を有する溶接
継手に用いて好適の自動溶接装置の溶接線修正方法に関
する。
[従来の技術] 一般に、アーク溶接ロボットに代表される自動溶接装置
の作業対象ワークは、ワーク構成部材の製作誤差とそれ
らの組立て誤差とから生じるワークの個体差や、ワーク
の取付誤差のために、実際の位置と教示作業データとの
間にずれが生じる。
この位置ずれによる溶接線ずれを、該当溶接継手に合致
した検品方法(溶接トーチをセンサとして用いる)によ
り、溶接開始位置および溶接終了L置で検出し、そのず
れに基づいて各位置データを修正し、さらに、その雨検
出データから今度は溶接線方向のずれ検出方向の修正に
用いるとともに、この検出で得られたずれ量を前のデー
タ修正に加えて溶接線のずれを三次元的に修正する技術
が、特開昭61−33775号公報に開示されている。
「発明が解決しようとする課題] しかしながら、前記従来技術の溶接開始位置および溶接
終了位置の検出は、溶接継手に合致した検出方法でしか
行なうことができず、応用性に欠けるという課題があっ
た。例えば、第6図に示すような角継手の外側突合せ部
の溶接線11Aや、第7図に示すような工型突合せ継手
の溶接線lIBなどのように、溶接を施すべき2つの溶
接継手形成部材が互いに面一に配置されているような溶
接線(以下、突合せ溶接線という)には、その溶接線近
傍に該溶接線の位置を特定するための部材の凹凸等が無
いために、溶接線の位置をセンシングできず、従来技術
を適用することができない。
本発明は、このような課題を解決しようとするもので、
突合せ溶接線を溶接する際にも、その溶接線ずれに基づ
いて各位置データを確実に修正できるようにした自動溶
接装置の溶接線修正方法を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明の自動溶接装置の溶
接線修正方法は、予め教示したセンシング動作もしくは
開先断面方向の所定のセンシング動作により検知される
べき溶接開始位置もしくは溶接終了位置に対してそれぞ
れ溶接線直交方向で位置関係の不変な端面をもつ溶接継
手形成部材からなる溶接継手の溶接線を溶接するにあた
り、溶接開始位置もしくは溶接終了位置において溶接線
と直交する線上の前記端面位置を、仮の溶接開始位置も
しくは溶接終了位置とみなして、センシング動作を実行
し、溶接線のずれを修正することを特徴としている。
[作   用] 上述した本発明の自動溶接装置の溶接線修正方法では、
溶接開始位置もしくは溶接終了位置に対してそれぞれ溶
接線直交方向で位置関係の不変な端面をもつ溶接継手形
成部材が利用され、溶接開始位置もしくは溶接終了位置
において溶接線と直交する線上の端面位置を、仮の溶接
開始位置もしくは溶接終了位置とみなすことによって、
直接、溶接開始位置もしくは溶接終了位置をセンシング
することなく、各位置を正確に検知して突合せ溶接線の
ずれを修正することができる。
[発明の実施例コ 以下、図面により本発明の実施例について説明するに先
立ち、まず、第3図により、本発明の方法を適用される
自動溶接装置の1種であるアーク溶接ロボットの構成を
簡単に説明する。
第3図に示すように、多関節型のアーク溶接ロボット1
の手首部1aには、消耗電極式溶接トーチ2が取り付け
られその位置と姿勢が制御されるようになっている。そ
の制御は、ロボット制御盤3もしくはこのロボット制御
盤3に付属するティーチングボックス4にて行なわれる
。また、溶接トーチ2には、ワイヤが供給され、溶接を
実行する溶接条件に従い溶接トーチ2がら送給される。
そして、溶接トーチ2をセンサとして用いるべく、溶接
トーチ2とワーク7との間に溶接電圧とセンシング電圧
とを選択的に印加する溶接電源6には、センシング用電
源(図示せず)がそなえられている。ワイヤとワーク7
どの接触による通電状態は、ロボット制御盤3内の通電
検出手段(図示せず)によって検知される。
なお、ワーク7は、ポジショナ8により溶接ロボット1
に対して姿勢制御される。
また、本実施例(第1および第2実施例)のワーク7は
、第2,5図に示すように、2つの溶接継手形成部材9
,10から構成される角継手を有するもので、本実施例
では、このワーク7の角継手の外側突合せ部の突合せ溶
接線11を溶接する際に、本発明の方法が適用される。
ここで、溶接継手形成部材10は、予め教示したセンシ
ング動作もしくは開先断面方向の所定のセンシング動作
により検知されるべき実際の溶接開始位置PWSもしく
は溶接終了位置PWEに対して、それぞれ溶接線直交方
向で位置関係の不変な端面10a[溶接線11から不変
距離(部材10の板厚し)だけ離れた位置にある]をも
っており、本実施例では、後述するごとく、実際の溶接
開始位置Pws、溶接終了位置PWEにおいて溶接線1
1と直交する線上の端面10aの位置を、それぞれ仮の
溶接開始位置P、、溶接終了位置P6とみなして、教示
作業および溶接線位置の修正が行なわれるようになって
いる。
さて、以下に第1.2図により本発明の第1実施例とし
ての溶接線修正方法について説明する。
まず、アーク溶接ロボットlによるワーク7への溶接作
業は、予めその溶接作業内容を教示(ティーチング)し
ておき、ロボット制御盤3の記憶装置に記憶されたプロ
グラムに従って再生動作される。その教示は、ティーチ
ングボックス4を用い手動操作により溶接トーチ2とワ
ーク7とを相対的に位置制御し、この第1実施例では次
のような手順(a)〜(h)に沿って行なわれる。
(a)退避位置P。まで溶接トーチ2を移動させてその
位置P、を記憶させる。
(b)溶接トーチ2を第1のセンシング開始教示位置P
1まで誘導し、この位置P、を記憶させ、溶接線方向セ
ンシング開始指令を設定する。
(c)溶接トーチ2を第1のワーク検知教示位置P1(
通電検出手段にて通電検出出力が得られる部材9の端面
9a上の点)まで誘導し、この位置Pfを記憶させる。
(d)溶接トーチ2を教示ワーク7に干渉しない退避位
置P、へ誘導し、その位置P、を記憶させる。
(e)溶接トーチ2を第2のセンシング開始教示位置P
、まで誘導し、この位置P4を記憶させ、溶接開始位置
センシング開始指令を設定する。
(f)溶接トーチ2を仮の溶接開始位置P、まで誘導し
、この位置P、を記憶させるとともに、溶接条件等を設
定する。
(g)続いて、必要であれば溶接線11の溶接中間位置
を記憶させ、最後に仮の溶接終了位置P。
を記憶させてクレータ処理条件を設定する。
(h)その後に、溶接終了後の溶接トーチ2の退避位置
P、を記憶させ、他の溶接線がワーク7にあれば、その
継手種類に応じて順次教示を行なっていく。
次に、前述のごとく教示を行なった後に、ロボットlを
自動再生することにより行なわれる溶接線修正方法(第
1実施例)を、第1,2図にて説明する。
まず始めに、ティーチングデータに基づき溶接トーチ2
を教示した退避位置P、に配置して(ステップAI)、
再生動作を開始し、溶接トーチ2がセンシング開始教示
位置P1に到達すると、溶接線方向センシング開始指令
により溶接トーチ2にセンシング電圧を印加する(ステ
ップA2)。これと同時に、センシング開始教示位置P
、にて、このセンシング開始教示位置P1からワーク検
知教示位置P、へのベクトルP1と、ワーク検知教示位
置P、から次の退避位置P、へのベクトルP、とを計算
・記憶する(ステップA3)。
そして、溶接トーチ2を、センシング開始教示位置P、
からベクトルP1の方向へ移動させ(ステップA4)、
この位置P3方向への移動の間に通電検出手段からの通
電検出出力の有無を判定する(ステップA5)。通電検
出出力が有るまで、ステップA3による移動を続行する
このようにして、その出力が得られた時点で、溶接トー
チ2が部材9の端面9a上の実際の検知位置P、′ に
到達したことが検知され(ステップ八6)、溶接トーチ
2の位置P3方向への移動を停止させる。なお、このと
き、溶接トーチ2が所定距離以上移動しても、実際の検
知位置P1′ を検知できなかった場合には、エラー信
号が出力される。
ついで、溶接トーチ2を実際の検知位置P、′からベク
トル1.分だけ移動させ、次の退避位置P、′へ到達さ
せ(ステップA7)、この位置P。
と教示時の退避位置P、との位置情報の差(溶接線方向
のずれ)Δ1を演算して、以降の教示データ(位置P、
以降)をその差Δ3だけ修正しくステップA8)、修正
したデータ(位置標記に′を付して示す)に基づいて、
以降の再生動作を実行する。
その後、溶接トーチ2を、修正後の第2のセンシング開
始教示位置P4′へ移動させ、溶接開始位置センシング
開始指令により溶接トーチ2にセンシング電圧を印加し
て(ステップA9)、溶接トーチ2を、センシング開始
教示位置P4′から仮の溶接開始位置P、′の方向へ移
動させ(ステップAl0)、この位置P。′方向への移
動の間に通電検出手段からの通電検出出力の有無を判定
する(ステップA11)。通電検出出力が有るまで、ス
テップAIOによる移動を続行する。
このようにして、その出力が得られた時点で、溶接トー
チ2が部材1oの端面10a上の実際の検知位置Pm′
に到達したことが検知され(ステップA12)、溶接ト
ーチ2の位置P、′方向への移動を停止させる。これと
同時に、この位置P、′と仮の溶接開始位置P、′ と
の位置情報の差(溶接線直交方向のずれ)Δ、を演算し
て、仮の溶接終了位置P、′ をその差Δ6だけ修正し
、修正後の位置p%を記憶する(ステップA13)。
そして、前述のごとく実際に検知した仮の溶接開始位置
P、′から、さらに溶接線直交方向へ、予め設定された
距離しく部材10の厚さ)だけ移動した位置が、実際の
溶接開始位置pwsであり、この位置Pwsへ溶接トー
チ2を移動させた後(ステップA14)、実際の溶接終
了位置PWEへ向かって溶接線11に沿う溶接を開始す
る(ステップA15)。ただし、このとき、実際の溶接
終了位置P%jEは、ステップA13にて得られた仮の
溶接終了位置P、′から溶接線直交方向へ前記距離tた
け移動した位置であり、ステップA15では、実際の溶
接終了位置PWEを仮の溶接終了位置P、#と距離tと
から求めた後に溶接を開始する。
このように、本実施例の溶接線修正方法によれば、実際
の溶接開始位置P%ls+溶接終了位置PWEに対しそ
れぞれ溶接MWL交方肉方向置関係の不変な溶接継手形
成部材10の端面10aを利用し、その端面10a上の
位置に仮の溶接開始位置P。
(p、  、p、’)、溶接終了位置p、(p、’ 、
p、’ )を設定することによって、溶接開始位置PW
Sp溶接終了位置PwEを直接検知しなくてもこれらの
位置を正確に検知でき、第2図に示すような突合せ溶接
線11を溶接するに際しても、その溶接線ずれに基づい
て各位置データを確実に修正して、溶接を実行すること
ができるのである。
次に、第4,5図により本発明の第2実施例としての溶
接線修正方法について説明する。この第2実施例では、
溶接を施すワーク7は、第1実施例と同様のものである
が、ワーク7の溶接終了側端部には、基準部材12がワ
ーク7に対して固定されて設けられている。従って、基
準部材12は、実際の溶接終了位置PwEに対して溶接
線方向で位置関係不変となっている。
第2実施例における教示作業は、次のような手順(a)
〜(h)に沿って行なわれる。
(a)退避位置Q、まで溶接トーチ2を移動させてその
位置Q、を記憶させる。
(b)溶接トーチ2を第1のセンシング開始教示位置Q
1まで誘導し、この位置Q1を記憶させ、溶接線方向セ
ンシング開始指令を設定する。
(c)溶接トーチ2を基準部材検知教示位置Q、(通電
検出手段にて通電検出出力が得られる基準部材12上の
点)まで誘導し、この位置Q1を記憶させる。
(d)溶接トーチ2を教示ワーク7に干渉しない退避位
置Q、へ誘導し、その位置Q、を記憶させる。
(e)溶接トーチ2を第2のセンシング開始教示位置Q
、まで誘導し、この位置Q4を記憶させ、溶接開始位置
センシング開始指令を設定する。
(f)溶接トーチ2を仮の溶接開始位置P、まで誘導し
、この位置P、を記憶させる。
(g)同様に、溶接トーチ2を第3のセンシング開始教
示位置Q、まで誘導し、この位置Q、を記憶させ、溶接
終了位置センシング開始指令を設定する。
(h)溶接トーチ2を仮の溶接終了位置P、まで誘導し
、この位置P、を記憶させる。
次に、前述のごとく教示を行なった後に、ロボット1を
自動再生することにより行なわれる溶接線修正方法(第
2実施例)を、第4,5図にて説明する。
まず始めに、ティーチングデータに基づき溶接トーチ2
を教示した退避位置Q。に配置して(ステップBl)、
再生動作を開始し、溶接トーチ2がセンシング開始教示
位置Q、に到達すると、溶接線方向センシング開始指令
により溶接トーチ2にセンシング電圧を印加する(ステ
ップB2)。これと同時に、センシング開始教示位置Q
1にて、このセンシング開始教示位置Q1から基準部材
検知教示位置Q、へのベクトルQ1と、基準部材検知教
示位置Q、から次の退避位置Q、へのベクトルQ2とを
計算・記憶する(ステップB3)。
そして、溶接トーチ2を、センシング開始教示位置Q1
からベクトルQ1の方向へ移動させ(ステップB4)、
この位置Q、力方向の移動の間に通電検出手段からの通
電検出出力の有無を判定する(ステップB5)。通電検
出出力が有るまで、ステップB3による移動を続行する
このようにして、その出力が得られた時点で、溶接トー
チ2が基準部材12上の実際の検知位置Q % に到達
したことが検知され(ステップB6)、溶接トーチ2の
位置Q3方向への移動を停止させる。
ついで、溶接トーチ2を実際の検知位置Q 、 Jから
バク8993分だけ移動させ、次の退避位置Q 、 r
へ到達させ(ステップB7)、この位置Q %と教示時
の退避位置Q、どの位置情報の差(溶接線方向のずれ)
Δ1を演算して、以降の教示データ(位置P、以降)を
その差Δ1だけ修正しくステップB8)、修正したデー
タに基づいて、以降の再生動作を実行する。
その後、溶接トーチ2を、修正後の第2のセンシング開
始教示位置Q 、 Iへ移動させ、溶接開始位置センシ
ング開始指令により溶接トーチ2にセンシング電圧を印
加して(ステップB9)、溶接トーチ2を、センシング
開始教示位置Q 、 /から仮の溶接開始位置P、′の
方向へ移動させ(ステップBIO)、この位置P、′方
向への移動の間に通電検出手段からの通電検出出力の有
無を判定する(ステップB11)。通電検出出力が有る
まで、ステップBIOによる移動を続行する。このよう
にして、その出力が得られた時点で溶接トーチ2が部材
10の端面10a上の実際の検知位置PIに到達したこ
とが検知され(ステップB12)、溶接トーチ2の位置
P、′方向への移動を停止させる。
さらに、溶接トーチ2を、修正後の第3のセンシング開
始教示位置Q 、 lへ移動させ、溶接終了位置センシ
ング開始指令により溶接トーチ2にセンシング電圧を印
加して(ステップB13)、溶接トーチ2を、センシン
グ開始教示位置Q 、 Lから仮の溶接終了位置P、′
の方向へ移動させ(ステップB14)、この位置P、′
方向への移動の間に通電検出手段からの通電検出出力の
有無を判定する(ステップB15)。通電検出出力が有
るまで、ステップB14による移動を続行する。このよ
うにして、その出力が得られた時点で溶接トーチ2が部
材10の端面10a上の実際の検知位置P、′に到達し
たことが検知され(ステップB16)、溶接トーチ2の
位置P、′方向への移動を停止させる。
そして、前述のごとく実際に検知された仮の溶接開始位
置P、′および溶接終了位置P、#から、さらに溶接線
直交方向へ、予め設定された距離しく部材10の厚さ)
だけ移動した位置が、実際の溶接開始位置Pwsおよび
溶接終了位置PWEであり、これらの位置P WS I
  P WEを演算して、溶接線11の位置を特定して
から(ステップB l 7)、溶接トーチ2を溶接開始
位置P%lSに移動させ、溶接終了位置pwEまでの溶
接線11に沿う溶接を実行する(ステップB18)。
このように、本発明の第2実施例によっても、上記第1
実施例と同様の効果が得られるtなお、上記実施例では
、第2.5.6図に示すような角継手の外側突合せ部の
溶接線に、本発明の方法を適用した場合について説明し
たが、本発明の方法は、これに限定されるものではなく
、第7図に示すような丁型突合せ継手の溶接線にも同様
に適用される。この場合、上記実施例において不変の距
離として用いられた部材10の厚さしに代えて、第7図
に示す部材の長さQを用い、その部材の端面上に仮の溶
接開始位置もしくは溶接終了位置を設定することで、上
記実施例と同様の作用効果が得られる。
[発明の効果] 以上詳述したように、本発明の自動溶接装置の溶接線修
正方法によれば、溶接開始位置もしくは溶接終了位置に
対してそれぞれ溶接線直交方向で位置関係の不変な溶接
継手形成部材の端面を利用し、その端面上の適当な位置
を、仮の溶接開始位置もしくは溶接終了位置とみなすこ
とによって、直接、溶接開始位置もしくは溶接終了位置
を検知することなく各位置が正確に検知され、突合せ溶
接線を溶接する際にも、その溶接線ずれに基づいて各位
置データを確実に修正できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1〜3図は本発明の第1実施例としての自動溶接装置
の溶接線修正方法を示すもので、第1図のその手順を説
明するためのフローチャート、第2図は第1図の手順に
沿う溶接トーチの移動状態を説明するための斜視図、第
3図は本発明の方法の適用を受けるアーク溶接ロボット
を示す斜視図であり、第4,5図は本発明の第2実施例
として自動溶接装置の溶接線修正方法を示すもので、第
4図はその手順を説明するためのフローチャート、第5
図は第3図に示す手順に沿う溶接トーチの移動状態を説
明するための斜視図であり、第6,7図はいずれも従来
の溶接線修正方法を適用することできない突合せ溶接線
の例を示す斜視図である。 図において、1−アーク溶接ロボット(自動溶接装置)
、1a−手首部、2−溶接トーチ、3−ロボット制御盤
、4−ティーチングボックス、6−溶接電源、7−ワー
ク、8−ポジショナ、9゜1o−溶接継手形成部材、9
a、10a一端面、11−突合せ溶接線、12−基準部
材。 特許出願人 株式会社 神戸製鋼所

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 溶接トーチに溶接電圧とセンシング電圧とを選択的に印
    加し、センシング電圧の印加時に前記溶接トーチから突
    出した消耗電極とワークとの通電状態からワーク構成部
    材を検知して、予め教示された作業内容を再生動作する
    自動溶接装置の溶接線修正方法であって、 予め教示したセンシング動作もしくは開先断面方向の所
    定のセンシング動作により検知されるべき溶接開始位置
    もしくは溶接終了位置に対してそれぞれ溶接線直交方向
    で位置関係の不変な端面をもつ溶接継手形成部材からな
    る溶接継手の溶接線を溶接するにあたり、 前記の溶接開始位置もしくは溶接終了位置において前記
    溶接線と直交する線上の前記端面位置を、仮の溶接開始
    位置もしくは溶接終了位置とみなして、前記センシング
    動作を実行し、前記溶接線のずれを修正することを特徴
    とする自動溶接装置の溶接線修正方法。
JP25713990A 1990-09-28 1990-09-28 自動溶接装置の溶接線修正方法 Pending JPH04138876A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100312846B1 (ko) * 1999-05-12 2001-11-03 이경자 엔진블럭 재생용 자동 용접 장치

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