JPH04138054U - 感光材料処理装置 - Google Patents

感光材料処理装置

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Publication number
JPH04138054U
JPH04138054U JP4586491U JP4586491U JPH04138054U JP H04138054 U JPH04138054 U JP H04138054U JP 4586491 U JP4586491 U JP 4586491U JP 4586491 U JP4586491 U JP 4586491U JP H04138054 U JPH04138054 U JP H04138054U
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JP
Japan
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photosensitive material
negative pressure
film
suction cup
suction
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Pending
Application number
JP4586491U
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English (en)
Inventor
定夫 平岩
Original Assignee
興和株式会社
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Publication date
Application filed by 興和株式会社 filed Critical 興和株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 感光材料を吸着する吸着盤の吸着力を均一に
して装置の感光材料の搬送を確実に行なえる感光材料処
理装置を提供する。 【構成】 負圧を与える真空ポンプと、フィルム2を吸
着する複数の吸着盤5の間に比較的大きな負圧室20を
設け、負圧室20と各吸着盤5との間をそれぞれ同じ条
件で連通させ、各吸着盤5に対する負圧供給条件をほぼ
等しくすることにより、各吸着盤5に均一の負圧を与
え、各吸着盤5により均一の吸着力でフィルム2を吸着
し、フィルム2落下やジャムなどの事故を防止する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は感光材料処理装置、特に感光材料を感光材料の幅に渡って複数配置さ れた吸着盤により供給位置から吸着し、搬送機構に引き渡す感光材料処理装置に 関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、モニタテレビなどの表示装置に表示された画像を、レントゲンフィ ルムなどの感光性のシートフィルムに撮影する撮影機が知られている。この種の 装置では、多数の未露光フィルムを収納した供給マガジンから自動的に1枚づつ フィルムを取り出して撮影面に供給し、テレビ画像をフィルムに撮影した後自動 的にレシーブマガジンに収納しその後フィルムを現像機に送り現像処理を行う。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記のような装置では供給マガジンから1枚づつフィルムを取り出し、撮影領 域に搬送する。そして、このフィルムの取り出しの際1枚づつフィルムを取り出 すために、真空ポンプなどにより駆動される吸着盤を用いてマガジン内に推積さ れたフィルム束の最上のフィルムを吸引し、搬送路に送りこむようになっている 。
【0004】 吸着盤は、普通フィルムの幅方向に複数個配列されているが、吸着の際、各吸 着盤の吸着力が異るとフィルムを落したり、また搬送ローラーに送りこむ時フィ ルムが斜行,蛇行したりしてフィルム搬送不能となる事故が起きやすい。
【0005】 従来構成では、フィルムを吸着する各吸着盤の吸着力にばらつきが生じやすく 、上記のような事故が起きやすい問題があった。
【0006】 本考案の課題は、感光材料を吸着する吸着盤の吸着力を均一にして装置の感光 材料の搬送を確実に行なえる感光材料処理装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決するために、本考案では、感光材料を感光材料の幅に渡って 複数配置された吸着盤により供給位置から吸着し、搬送機構に引き渡す感光材料 処理装置において、前記の複数の吸着盤と負圧供給源の間に各吸着盤に対する負 圧供給条件をほぼ等しくするための負圧室を設けた構成を採用した。
【0008】
【作用】
上記構成によれば、負圧室により、感光材料を吸着する各吸着盤に対する負圧 供給条件をほぼ等しくすることができ、吸着盤により、確実に感光材料を供給位 置から取り出し、搬送機構に引き渡すことができる。
【0009】
【実施例】
以下図面に示す実施例に基づき、本考案を詳細に説明する。
【0010】 図1は、本考案を採用した撮影装置の構造を示している。まず撮影処理を受け るフィルムの流れに沿って装置全体の構成を説明する。
【0011】 図1において、符号1はレントゲンフィルムなどのシートフィルムを収納する ためのマガジンで、この供給マガジン1に収納されたフィルム2は、揺動リンク 機構3aに装着された吸着盤5によって上層部の1枚のフィルムが吸着して取り 出される。リンク機構3aは吸着盤5が最初の1枚のフィルム2のみを分離する ように、モーター3により公知の種々の態様で揺動駆動される。吸着盤5周辺の 構造は後述する。
【0012】 吸着盤5により吸着されたフィルム2はモーター7で駆動されるローラー6に 送りこまれ、板材で画成されたガイド7aを通り、さらに、ローラー8、9によ り撮影面箱13の撮影位置まで搬送される。ローラー8、9および、撮影位置か らのフィルムの搬出を制御するローラー10はモーター12によって駆動される 。
【0013】 ローラー9に入ったフィルムはストップし、撮影面に設けられた不図示の真空 ポンプで空気を吸引した撮影面箱13に吸い寄せられ、平面性が保たれた状態で 、TVモニター14の画像が投影される。
【0014】 撮影が終了するとモーター12は逆回転しフィルム2はローラー9、ローラー 8に送られて逆送し、ガイド11に案内されローラー10に到達する。フィルム は更に10により送られ、レシーブマガジン15内に入り撮影処理は終了する。
【0015】 吸着盤5の吸引機構を詳しく図2に示す。図2では、フィルム2の幅に渡って 複数配置される吸着盤5は、不図示の真空ポンプなどにより大気圧より低い気圧 に制御される負圧室20に連通している。負圧室20は、揺動リンク機構3aの アーム先端に固定され、不図示の真空ポンプからチューブ20aを介して負圧の 供給を受ける。
【0016】 負圧室20は、図示のようにフィルム2の幅にほぼ相当する長さを持ち、長手 方向に関してほぼ一様な断面積の断面(たとえば図示のように矩形)を持つよう にたとえば金属板などの材料から形成される。
【0017】 したがって、フィルム2の幅に渡って複数配置される吸着盤5は各々同じ条件 で結合されており、また、負圧室は不図示の真空ポンプでその室内を均一に所定 の負圧に保たれるため、各吸着盤5には互いに均一な負圧が供給され、フィルム 2を同じ吸着力で吸い付ける。
【0018】 図3は、従来の吸着盤5の駆動のための構造を示しているが、図示のように従 来では、各吸着盤5はそれぞれ長さの異なる結合チューブ5aを介してチューブ 20aの先端のジョイント部分5bに接続されていた。
【0019】 したがって、吸着盤は真空ポンプから違った(特に真空ポンプからの距離に関 して)条件で結合されており、結合チューブ5aで生じる損圧の違いから結合チ ューブ5aが短い吸着盤5は吸着力大、遠い吸着盤5は吸着力小となり、吸着力 に違いが生じる問題があった。
【0020】 このため、この吸着力の小さい吸着盤5が空気もれを起こし易く、フィルム2 を落下させたり、吸着がずれて搬送が斜行し、ジャムを生じるなどの事故が起き 易かったが、本実施例においては、このような問題がなく、確実にフィルム2を 分離、吸引し、搬送機構に引き渡すことができる。
【0021】
【考案の効果】
以上から明らかなように本考案によれば、感光材料を感光材料の幅に渡って複 数配置された吸着盤により供給位置から吸着し、搬送機構に引き渡す感光材料処 理装置において、前記の複数の吸着盤と負圧供給源の間に各吸着盤に対する負圧 供給条件をほぼ等しくするための負圧室を設けた構成を採用しているので、負圧 室により、感光材料を吸着する各吸着盤に対する負圧供給条件をほぼ等しくする ことができ、吸着盤により、確実に感光材料を供給位置から取り出し、搬送機構 に引き渡すことができ、吸着した感光材を落したり、また、吸着ずれにより搬送 に斜行を生じ、ジャムを起こすような事故を未然に防止できる優れた感光材料処 理装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の感光材料処理装置の構成を示した断面
図である。
【図2】図1の装置の吸着盤周辺の構成を示した説明図
である。
【図3】吸着盤周辺の従来構成を示した説明図である。
【符号の説明】 1 供給マガジン 2 フィルム 3 モーター 6 ローラー 7 モーター 8 ローラー 9 ローラー 10 ローラー 12 モーター 13 撮影面箱 14 TVモニター 15 レシーブマガジン 20 負圧室

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光材料を感光材料の幅に渡って複数配
    置された吸着盤により供給位置から吸着し、搬送機構に
    引き渡す感光材料処理装置において、前記の複数の吸着
    盤と負圧供給源の間に各吸着盤に対する負圧供給条件を
    ほぼ等しくするための負圧室を設けたことを特徴とする
    感光材料処理装置。
JP4586491U 1991-06-19 1991-06-19 感光材料処理装置 Pending JPH04138054U (ja)

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JP4586491U JPH04138054U (ja) 1991-06-19 1991-06-19 感光材料処理装置

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JP4586491U JPH04138054U (ja) 1991-06-19 1991-06-19 感光材料処理装置

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JPH04138054U true JPH04138054U (ja) 1992-12-24

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JP4586491U Pending JPH04138054U (ja) 1991-06-19 1991-06-19 感光材料処理装置

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63267630A (ja) * 1987-04-01 1988-11-04 ハイデルベルガー ドルックマシーネン アクチェンゲゼルシャフト 吸引ヘツド
JPH02198932A (ja) * 1989-01-27 1990-08-07 Fuji Photo Film Co Ltd 感光材料受け渡し装置を備えた感光材料用オートフィーダ

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63267630A (ja) * 1987-04-01 1988-11-04 ハイデルベルガー ドルックマシーネン アクチェンゲゼルシャフト 吸引ヘツド
JPH02198932A (ja) * 1989-01-27 1990-08-07 Fuji Photo Film Co Ltd 感光材料受け渡し装置を備えた感光材料用オートフィーダ

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