JPH04138046A - 回転子巻線端部の支持装置 - Google Patents

回転子巻線端部の支持装置

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JPH04138046A
JPH04138046A JP26254590A JP26254590A JPH04138046A JP H04138046 A JPH04138046 A JP H04138046A JP 26254590 A JP26254590 A JP 26254590A JP 26254590 A JP26254590 A JP 26254590A JP H04138046 A JPH04138046 A JP H04138046A
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thermosetting resin
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Koichi Goshima
五島 浩一
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は例えば高速大容量の回転電機の回転子巻線端
部の支持装置の改良に関するものである。
〔従来の技術〕
第7図は、例えば特開昭63−64544号公報に示さ
れた従来の回転子巻線端部の支持装置を示す断面図であ
る0図において、(laa)は回転子コア端部(図示せ
ず)から突出した複数個の回転子巻線端部の上側巻線端
部で、絶縁された銅素線を組合せ所定の対地絶縁が施さ
れている。(2)は複数個の上側巻線端部(Iaa)の
間に配設された1字形の巻線間支持部材、(3)、(社
)は上側巻線端部(1)の上下に配設された絶縁物で、
この絶縁物(イ)の下方部に第1のバインド線、絶縁物
(図示せず)を介し上述の上側巻線端部(1)と同様に
I字形の巻線間支持部材を挾み下側巻線端部(図示せず
)が配設され、その下方に配設された巻線支持リング(
図示せず)に上記第1のバインド線および第2のバイン
ド線(51でそれぞれ上側、下側巻線端部を巻回し締付
は支持されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の回転子巻線端部の支持装置は、巻It1間支持部
材がI字形であるので回転子巻線の側面とは非接触であ
るため、回転子巻線端部の熱伸びが拘束されず、また通
風路が形成され巻線の冷却も行われるが、回転子巻線端
部の側面の全面が巻線間支持部材と非接触故、上記側面
の機械的強度に対する保護作用がほとんど期待できず、
特に高速大容量の回転電機においては運転時の周方向の
膨張やバインド線での締付力に対する強度が不充分であ
り、回転子巻線端部の対地絶縁部が損傷される。
またI字形の巻線間支持部材の回転子巻線端部間への挿
入時、回転子巻線端部の外形に若干の不揃いが生ずれば
巻線間支持部材が挿入できず、巻線間支持部材をその形
状に合せ再加工しなければならず、さらに巻線間支持部
材を絶縁物に接着剤で接着するか、または紐等で回転子
巻線端部等に固定しなければならない等、巻線間支持部
材の固定が煩雑で、多大の時間を要する等の問題点があ
った。
この発明は上記のような問題点を解消するためなされた
もので、回転子巻線端部の外形に不揃い等が生じても、
回転子巻線端部間に巻線間支持部材を容易に挿入するこ
とができ、かつ固定が容易で、回転子巻線端部の機械的
強度に対する保護作・用を有する回転予巻It!端部の
支持装置を得ることを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係る回転子巻線端部の支持装置番よ十字形を
基本構造とする巻線間支持部材を複数個の回転子巻線端
部間に、常温又は加熱により硬化する熱硬化性樹脂を含
浸してなる柔軟性絶縁部材を介し配設したものである。
〔作用〕
この発明における回転子巻線端部の支持装置は回転子巻
線端部の側面が熱硬化性樹脂を含浸してなる柔軟性絶縁
部材を介し十字形を基本構造とする巻線間支持部材の両
側端面によって支持されるので、回転子巻線端部の側面
が機械的に強度に支持され、また回転子巻線端部間への
巻線間支持部材の挿入時、回転子巻線端部の外形の不揃
b)等によって回転子巻線端部の相互間隔に広狭部が生
じても、上記柔軟性部材がその広狭に対応して変形する
ことにより広狭が吸収され、巻線間支持部材を再加工す
ることなく回転子巻線端部間に挿入することができ、か
つ熱硬化性樹脂の硬化により巻線間支持装置は所定位置
に固定されると共に回転子巻線端部間隔が適正間隔に支
持される。
〔実施例〕
以下、第1図に示すこの発明の一実施例を示す断面図、
および第1図のI[−II断面を示す第2図について説
明する。これらの図において、(11は回転子コア(6
)のスロットに装着された複数個の回転子巻線で、絶縁
された銅素線を組合せ所定の対地絶縁が施されている。
 (la)は回転子コア(6)の端部から突出した複数
個の回転子巻線端部で、(laa)はその上側巻線端部
、(lab)はその下側巻線端部、■は回転子巻線端部
(1a)の内周側に配設されたリング状の巻線支持体で
、回転子コア(6)の端部に突設された支持体8に固定
されている。(9)は常温で2〜30日等で硬化、また
は加熱して硬化するエポキシ、シリコン、不飽和ポリエ
ステル等の熱硬化性樹脂にシリカ、炭酸カルシウム、タ
ルク等の無機質粉末を、上記熱硬化性樹脂100重量部
に対し50〜200重量部混練した組成物(9a)をガ
ラス繊維やポリエステル繊維を平織又は綾織のような方
法で加工した織布(9b)に包み込み形成した保護絶縁
部材で、回転子巻線端部(1a)と巻線支持体(7)と
の間に配設されている。(10a) (10b)は複数
個の回転子巻線端部(1a)の上側巻線端部(laa>
間および下側巻線端部(Jab )間に配設され、下側
および上側巻線端部(laa) (lab)の長手方向
に延在する所定の長さの巻線間支持部材であり、断面形
状が十字形で、その幅(A)の寸法は回転子巻線端部(
la)間の間隔寸法よりも若干小さく、例えば1〜2m
m+程度小さく形成されている。この巻線間支持部材(
10a) (10b)はエポキシ、シリコン、不飽和ポ
リエステル等の常温又は加熱により硬化する熱硬化性樹
脂にガラス繊維を基材としてなる積層板や、シールドモ
ールドコンパウンドのような一部無機質粉末を配合して
なる積層板によって形成されている。(11) (12
)は第1および第2のバインド線(+3) <14)を
被覆する保護絶縁部材で、この保護絶縁部材(11)(
12)は上記保護絶縁部材(9)と同様に、常温で2〜
30日等で硬化、または加熱して硬化するエポキシ、シ
リコン、不飽和ポリエステル等の熱硬化性樹脂に、シリ
カ、炭酸カルシウム、夕ルク等の無機質粉末を、上記熱
硬化性樹脂100重量部に対し50〜200重量部混線
した組成物(1]、a) (12a)をガラス繊維やポ
リエステル繊維を平織又は綾織のような方法で加工した
織布(I 1b)(12b)に包み込み形成されている
。(15)はポリエステルフェルトやガラスシートのよ
うな繊維状基材等からなる柔軟性絶縁部材に、常温にて
2〜30日等で硬化、または加熱して硬化するエポキシ
、シリコン、不飽和ポリエステル等の熱硬化性樹脂を含
浸してなるスペーサで、巻線間支持部材(10a) (
Job )の側面(10aa) (10ba)に巻回装
着される。この熱硬化性樹脂が未硬化で柔軟性を有する
状態のスペーサ(15)が側面(10aa)に装着され
た複数個の巻線間支持部材(Job>を複数個の下側巻
線端部(tab)間にその巻線の長手方向に所定間隔あ
けて挿入し、第2のバインド線(13)により組成物(
Ila)が未硬化で柔軟性を有する保護絶縁物(11)
を介し下側巻線端部(Jab)と共に巻線支持体口の外
周面に締付固定する0次に上側巻線端部(laa)間に
、熱硬化性樹脂が未硬化で柔軟性を有する状態のスペー
サ(15)が側面(10aa)に装着された複数個の巻
線間支持部材(10a)を巻線の長平方向に所定間隔あ
けて挿入し、第1のバインド線(14)で組成物(12
a)が未硬化で柔軟性を有する保護絶縁物(12)を介
し第1図、第2図に示されるように巻線支持体(7)に
締付は固定する。上側および下側巻線端部(Iaa) 
(tab )間への巻線間支持部材(]0a)(10b
)の挿入時には上述の通りスペーサ(15)に含浸され
ている熱硬化性樹脂が未だ硬化していないので、スペー
サ(15)は柔軟性を有しており、上、下側巻線端部(
laa) (tab)外形の不揃い等により上、下側巻
線端部(laa) (tab)間に広狭部が生じても、
その広狭に対応して第3図に示されるように変形するの
で、従来のように加工することなく容易に挿入され、か
つ巻線間支持部材(loa) (lob)の側面(IO
aa) (10ab )がスペーサ(15)を介し上、
下側巻線端部(laa> (lab)側面に密着し、熱
硬化性樹脂の硬化により接合される。また第1、第2バ
インド線(13) (14)の締付けにより、上側巻線
端部(Iaa)および巻線間支持部材(10a)の上端
部は第3図に示されるように保護絶縁部材(I2)に、
下端部は保護絶縁部材(11)に埋め込まれたように支
持され組成物<1la) (12a)の硬化により接合
される。
また下側巻線端部(Iab>および下側巻線端部(la
b)間に配設された巻線支持体口(10b)の上端部は
保護絶縁部材(11)に、下端部は保護絶縁部材(9)
に埋め込まれたように支持され組成物(9aH11a)
の硬化により接合される。
なお、上記実施例では保護絶縁部材(91(I 1) 
(12)を構成する組成物(9a) (lla) (1
2a)として、常温又は加熱により硬化する熱硬化性樹
脂にシリカ、炭酸カルシウム、タルク等の無機質粉末を
混練したものについて述べたが、これに限らず上記熱硬
化性樹脂をポリエステル繊維からなる厚さ05〜10■
程度のフェルト基材に含浸させたものであっても良く、
この場合、上記熱硬化性樹脂をフェルト状基材に対し2
00〜700重量部とするのが好適である。また巻線間
支持部材(10a) (10b)として縦・横板を一体
に形成することなく第6図に示されるように、熱硬化性
樹脂にガラス繊維を基板とした積層板等からなる2枚の
板材の略中央部に切り込みを入れ十字形に組合せ、また
その組合せ部にエポキシの接着材にて接着しても良い、
さらに巻線間支持部材(10a) (10b)として、
断面形状が十字形であるものについて述べたが、これに
限らず十字形を基本構造とするものであれば良く、例え
ば第4図に示されるように各端部の端面を広くしたもの
、第5図に示されるように田字形状のものであっても良
い、さらにまた巻線間支持部材00)の長さを30〜1
00mmとし、同一断面形状のものを多数配設しても良
く、または同一形状のものを使用することなく十字形を
基本構造とする上記ような断面形状の異なるものを混用
しても良い。
また十字形を形成する横方向の板は必ずしも縦方向の板
の中央部に配置することなく、中央部から上方向または
下方向にずらしても良い、また、上方向および下方向に
ずらしたものを混用しても良く、この場合上記断面形状
の異なるものを混用する場合と同様に、巻線間支持部材
(loa) (10b)と回転子巻線端部(la)とで
形成される隙間からなる通風路を通る気流に乱流が形成
され、回転子巻線端部(Ia)の冷却効果が高められる
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によれば、回転子巻線端部間に
十字形を基本構造とする巻線間支持部材を、柔軟性絶縁
部材に熱硬化性樹脂を含浸してなるスペーサを介し配設
しているので、回転子巻線端部間の間隔に広狭部があっ
ても巻線間支持部材を容易に挿入することができ作業性
にすぐれ、しかも巻線間支持部材の側面が回転子巻線端
部の側面に上記スペーサを介し密着し接合され回転子巻
線端部が巻線間支持部材に機械的に強固に支持されると
共に巻線間支持部材は十字形を基本構造とする故、通風
路が形成されこの通風路を流れる冷却風によって回転子
巻線端部が効果的に冷却される。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す断面図、第2図は第
1図の■−■断面図、第3図は第2図に示される巻線間
支持部材の配設状態の詳細を示す断面図、第4図、第5
図はこの発明の他の実施例を示す断面図、第6図はこの
発明のその他の実施例を示す斜視図、第7図は従来の回
転子巻線端部の支持装置を示す断面図である。 図において、(la>は回転子巻線端部、(Iaa)は
上側巻線端部、(tab)は下側巻線端部、(6)は回
転子コア、mは巻線受部材、(10a> (10b)は
巻線間支持部材、(13) (14)は第1、第2のバ
インド線、(15)はスペーサである。 なお、図中、同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 回転子コア端部より突出した複数個の回転子巻線端部を
    上記回転子コア端部に設けられた巻線受部材に支持する
    ようにしたものにおいて、十字形を基本構造とする巻線
    間支持部材を上記複数個の回転子巻線端部間に、柔軟性
    絶縁部材に常温又は加熱により硬化する熱硬化性樹脂を
    含浸してなるスペーサを介し配設したことを特徴とする
    回転子巻線端部の支持装置。
JP26254590A 1990-09-27 1990-09-27 回転子巻線端部の支持装置 Expired - Fee Related JPH0799917B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009148052A (ja) * 2007-12-13 2009-07-02 Mitsubishi Electric Corp 回転子の製造方法および回転子

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009148052A (ja) * 2007-12-13 2009-07-02 Mitsubishi Electric Corp 回転子の製造方法および回転子

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