JPH04137413U - 住宅用配電盤 - Google Patents

住宅用配電盤

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JPH04137413U
JPH04137413U JP5489991U JP5489991U JPH04137413U JP H04137413 U JPH04137413 U JP H04137413U JP 5489991 U JP5489991 U JP 5489991U JP 5489991 U JP5489991 U JP 5489991U JP H04137413 U JPH04137413 U JP H04137413U
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JP
Japan
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power distribution
communication equipment
distribution board
equipment
section
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Pending
Application number
JP5489991U
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Inventor
和良 米本
Original Assignee
河村電器産業株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 経済的で、建物の美観を損なうことがなく、
設置及び裏面配線の作業が簡単で且つ設置,配線のスペ
ースに制約を受けないようにする。 【構成】 配電盤部2内に漏電遮断器4及び配線用遮断
器5を配設し、通信機器収容部3内にブースター7及び
分配器8を配設し、配電盤部2と通信機器収容部3との
境界に金属製のシールド板12を設け、配線用遮断器5
とブースター7とを、シールド板12に穿設した接続孔
13を通る電線14で接続し、配電盤部2と通信機器収
容部3の両室にアース端子15a,15bを設けて構成
した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、同一筐体内に配線用遮断器等の配電用機器と共同受信用機器等の通 信機器とを収容した住宅用配電盤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、集合住宅においては、図4のように、漏電遮断器4や主幹及び分岐構成 の配線用遮断器5を筐体31に収容した住宅用配電盤30が入口付近に設置され ていた。 そして、近時、共同受信の通信制御機器の普及にともない、図3のように、ブ ースター7,分配器8及び共同受信ケーブル10等を筐体41に収容した共同受 信用機器40も、住宅用配電盤30と同様に集合住宅の入口付近に設置されるよ うになってきた。 しかし、住宅用配電盤30と共同受信用機器40とは、図5のように、建物の 玄関50等の入口付近に別々に設置され、同一の筐体内に収容されたものは存在 していなかった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の住宅用配電盤や共同受信用機器は、夫々別個の筐体に収容され、集 合住宅の入口付近に別々に設置されていたので、不経済であり、且つ建物の美観 を損なうと共に、設置スペースが制約されるという不具合があった。 又、筐体が別々に設置されるので、筐体の裏面配線に手間がかかると共に多く のスペースを必要とする欠点があった。
【0004】 そこで、本考案の課題は、経済的で、建物の美観を損なうことがなく、設置及 び裏面配線の作業が簡単で且つ設置,配線のスペースに制約を受けない住宅用配 電盤を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本考案の住宅用配電盤は、筐体内に配電用機器と 通信用機器とを収容し、その中間部に両者を電気的にシールドする遮蔽板を設け ると共に、遮蔽板又は筐体裏板に穿設した接続孔を通して両者を電気的に接続し 、更に前記遮蔽板によって仕切られた両室にアース端子を夫々設けて構成したも のである。
【0006】
【作用】
配電用機器と通信用機器とが同一の筐体内に収容されているので、設置スペー スが少なくて済み、且つ美観を損なうことが無い。 そして、配電用機器側から漏洩する電源、モータ等の高周波ノイズは、遮蔽板 によってシールドされ、ブースター等の通信用機器側へ達することが無い。又、 通信用機器側から漏洩するTV電波、コンピュータ等のクロック発振周波は、同 様に遮蔽板によってシールドされ、配電用機器側へ達することが無く、漏電遮断 器等の誤動作が防止される。 そして、配電用機器と通信用機器とは、接続孔を通して電気的に接続されるの で、裏面配線が簡単で且つその配線スペースも少なくて済む。 更に、両室に夫々設けたアース端子により、住宅用配電盤使用の安全が確保さ れる。
【0007】
【実施例】
本考案に係る住宅用配電盤の一実施例を添付図面に基づいて説明する。 図1において、1は住宅用配電盤の筐体、2は配電盤部、3は通信機器収容部 である。 配電盤部2内には、配電用機器としての漏電遮断器4及び6個の配線用遮断器 5が配設され、両者は電気的に接続されている。又、通信機器収容部3内には、 取り付け鉄板ベース6が設けられ、その取り付け鉄板ベース6上に、通信用機器 としてのブースター7及び分配器8が配設され、両者は電気的に接続されている 。そして、裏面配線孔9からの共同受信ケーブル10がブースター7へ接続され 、分配器8から分れた共同受信用の屋内配線11が裏面配線孔9から出線してい る。 このように、配電用機器と通信用機器とが同一の筐体内に収容されているので 、安価に製作出来、又、設置スペースも少なくて済み、且つ建物の美観を損なう ことが無い。
【0008】 配電盤部2と通信機器収容部3との中間部の境界には、金属製のシールド板1 2が設けられ、配線用遮断器5とブースター7とはシールド板12に穿設した接 続孔13を通る電線14によって接続されている。 この接続孔13は、電線14の線径が数ミリ程度で済む場合に限り穿設して使 用するが、線径が大きい場合には、筐体裏板に接続孔(図示しない)を2個穿設 して、配線用遮断器5とブースター7とを接続する。 このように、配電用機器と通信用機器とが、接続孔を通して電気的に接続され るので、裏面配線が一箇所での集中配線となり、その作業は簡単で且つその配線 スペースも少なくて済む。 更に、配電盤部2と通信機器収容部3の両室には、アース端子15a,15b が夫々設けられて、住宅用配電盤の使用上の安全を確保している。
【0009】 上記のように構成された住宅用配電盤は、次のように動作する。 即ち、配線用遮断器5等から漏洩する電源、モータ(いずれも図示省略)等の 高周波ノイズは、シールド板12によってシールドされ、ブースター7等の通信 用機器へ達して悪影響を及ぼすことが無い。又、ブースター7等の通信用機器側 から漏洩するTV電波、コンピュータ(いずれも図示省略)等のクロック発振周 波は、同様にシールド板12によってシールドされ、配線用遮断器5へ達するこ とが無く、漏電遮断器4の誤動作が防止される。
【0010】 図2は、本考案に係る住宅用配電盤の変更実施例を示したもので、図1に示し た住宅用配電盤の構成,部品及び符号と同じものは重複を避けて説明を省略する 。 本実施例は、筐体1の通信機器収容部3に電気制御機器20,HA用トランス 21及び信号伝送器22を収容し、配電盤部2には図1の住宅用配電盤と同様の 配電用機器を収容し、両者の境界に金属製のシールド板12を設けたものであり 、図1の住宅用配電盤と同様の作用及び効果を有するものである。
【0011】 上記の実施例において、遮蔽板として金属製のシールド板を使用しているが、 シールド板の材料はこれに限定されるものではなく、又、そのシールド板によっ て高周波ノイズやクロック発振周波の漏洩を防止するようになっているが、これ に限定されるものではなく、遮蔽板によって電磁波を含むあらゆる電波漏洩を防 止するもので、要は、本考案の目的及び趣旨を逸脱しない範囲において、適宜変 更出来るものである。
【0012】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案に係る住宅用配電盤は、筐体内に配電用機器と通 信用機器とを収容し、その中間部に両者を電気的にシールドする遮蔽板を設ける と共に、接続孔を通して両者を電気的に接続し、更に遮蔽板によって仕切られた 両室にアース端子を夫々設けて構成したので、高周波ノイズやクロック発振周波 等の電波漏洩を防止して、配電用機器及び通信用機器の動作を正常に保持すると 共に、その安全を確保するものである。 又、経済性に富み、設置スペースの制約が少ないと共に、建物の美観を損なう ことが無く、しかも、裏面配線が一箇所での集中配線となり、その作業は極めて 簡単で且つその配線スペースも少なくて済む等、幾多の優れた効用を有するもの である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る住宅用配電盤の一実施例の説明図
である。
【図2】本考案に係る住宅用配電盤の変更実施例の説明
図である。
【図3】従来の共同受信機器の説明図である。
【図4】従来の配電盤の説明図である。
【図5】従来の配電盤及び共同受信機器を入口付近に設
置した状態の説明図である。
【符号の説明】
1・・筐体、2・・配電盤部、3・・通信機器収容部、
4・・漏電遮断器、5・・配線用遮断器、6・・取り付
け鉄板ベース、7・・ブースター、8・・分配器、9・
・裏面配線孔、10・・共同受信ケーブル、11・・屋
内配線、12・・シールド板、13・・接続孔、14・
・電線、15a,15b・・アース端子、20・・電気
制御機器、21・・HA用トランス、22・・信号伝送
器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体内に配電用機器と通信用機器とを収
    容し、その中間部に両者を電気的にシールドする遮蔽板
    を設けると共に、遮蔽板又は筐体裏板に穿設した接続孔
    を通して両者を電気的に接続し、更に前記遮蔽板によっ
    て仕切られた両室にアース端子を夫々設けたことを特徴
    とする住宅用配電盤。
JP5489991U 1991-06-18 1991-06-18 住宅用配電盤 Pending JPH04137413U (ja)

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JP5489991U JPH04137413U (ja) 1991-06-18 1991-06-18 住宅用配電盤

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JP5489991U JPH04137413U (ja) 1991-06-18 1991-06-18 住宅用配電盤

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JPH04137413U true JPH04137413U (ja) 1992-12-22

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ID=31929706

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JP5489991U Pending JPH04137413U (ja) 1991-06-18 1991-06-18 住宅用配電盤

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008043000A (ja) * 2006-08-02 2008-02-21 Matsushita Electric Works Ltd 直流配電システム
JP2009207213A (ja) * 2008-02-26 2009-09-10 Kawamura Electric Inc 筺体の構造
JP2012134246A (ja) * 2010-12-20 2012-07-12 Panasonic Corp マルチメディア情報盤
JP2013187495A (ja) * 2012-03-09 2013-09-19 Panasonic Corp マルチメディア情報盤

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