JPH04137060U - 端子ガイド付き放熱体 - Google Patents

端子ガイド付き放熱体

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JPH04137060U
JPH04137060U JP1991053171U JP5317191U JPH04137060U JP H04137060 U JPH04137060 U JP H04137060U JP 1991053171 U JP1991053171 U JP 1991053171U JP 5317191 U JP5317191 U JP 5317191U JP H04137060 U JPH04137060 U JP H04137060U
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敬一郎 鈴木
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日本航空電子工業株式会社
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/15Details of package parts other than the semiconductor or other solid state devices to be connected
    • H01L2924/181Encapsulation

Abstract

(57)【要約】 【目的】 LSIパッケージの端子の細径化並びに狭ピ
ッチ化が図れ、またプリント基板に対する端子の位置決
めを簡単且つ確実に行うことが可能な、端子ガイド付き
放熱体を提供すること。 【構成】 LSIパッケージ5から延出された端子52
を収める凹溝32を備えた櫛歯構造が側面部内側に設け
られている。この凹溝の表面には絶縁被膜33が形成さ
れている。LSIパッケージの放熱面との密着面2の裏
側には放熱フィン3を備えている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、端子ガイド付き放熱体に関し、詳しくは、特に集積度の高いLSI パッケージに実装されて使用される端子ガイド付き放熱体に関する。
【0002】
【従来の技術】
LSIパッケージ、例えばガルウイング型のLSIパッケージにおいては、多 数の端子(コンタクト)をパッケージ本体から片持ち梁的に延出させる構造が採 られている。この種のパッケージでは、通常、LSI動作時に発生する熱を放熱 して動作の安定化を図るために放熱体が取付けられている。特に、芯数の多いL SIパッケージの場合には搭載されるLSIのゲート数が多く、このため動作時 の消費電力が大きく発生熱量が大きな値となるため、放熱体の搭載は必須要件と なる。
【0003】 ところで、最近の半導体技術の急激な向上に伴ってLSIの1チップ当りのゲ ート数が飛躍的に増大している。このようなゲート数の増大に伴い、LSIの端 子数が、RENTの法則により、P=2×Gn (P:端子数、G:ゲート数)の 割合で増加する。
【0004】 従って、集積度が高くてゲート数が多いLSIの場合にはそのパッケージの周 辺に数百芯もの端子を出さなければならず、このため端子を出来る限り細寸法化 するとともに端子間の狭ピッチ化を図る必要がある。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、LSIパッケージの周辺に端子を配置する場合、その片持ち梁 的端子の強度を最低限度以上に維持するために端子断面寸法の細寸法化はおのず と制限されるし、また隣接する端子間の短絡を防止するためにピッチ間隔の狭小 化にも限度があった。
【0006】 また、このように狭ピッチ化した多数の端子を備えたLSIパッケージでは、 これをプリント基板上にソルダリング(ハンダ付け)する場合における位置決め が非常に困難となる。即ち、プリント基板に対するLSIパッケージの位置決め をパッケージ本体とプリント基板との間で行うこと自体は可能であるものの、パ ッケージ本体の周辺に配置された多数の端子がパッケージ本体に対して個々に変 形し易く、このため多数の端子とプリント基板との相対位置がふらついてこれら の位置決めが精度良く出来ない。
【0007】 それ故に本考案の課題は、LSIパッケージの端子の細径化並びに狭ピッチ化 が図れ、またプリント基板に対する端子の位置決めを簡単且つ確実に行うことが 可能な端子ガイド付き放熱体を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案によれば、LSIパッケージの放熱面との密着面の裏側に放熱部を備え た端子ガイド付き放熱体であって、前記LSIパッケージから延出された端子を 収める凹溝を備えた櫛歯構造が側面部内側に設けられており、少なくとも前記凹 溝の表面には絶縁被膜が形成されていることを特徴とする端子ガイド付き放熱体 が得られる。
【0009】 また、上記構成に加え、プリント基板との当接面に、前記プリント基板に対す る位置決めダボを備えたことを特徴とする端子ガイド付き放熱体が得られる。
【0010】
【作用】
上記のような櫛歯構造を設け、凹溝内にLSIパッケージから延出された端子 を収めることで、これらの端子が保護されて変形が防止される結果、端子の細径 化が可能となる。
【0011】 また凹溝およびこの表面に形成された絶縁被膜によって隣接する端子間の絶縁 が確保され、このため端子の狭ピッチ化が図れる。
【0012】 更に、上記凹溝内に端子を収めることで端子の位置決めが行われるため、この 端子ガイド付き放熱体にプリント基板に対する位置決めダボを設けてガイド付き 放熱体とプリント基板とを位置決めすることで、プリント基板に対する端子の位 置決めを簡単且つ確実に行うことができる。
【0013】
【実施例】
以下に本考案の実施例を説明する。図1は実施例の端子ガイド付き放熱体1を 示したもので、アルミ合金などの軽量で熱伝導性の良好な材質を鋳造するなどし て作られる。この端子ガイド付き放熱体はLSIパッケージ本体が収納載置され る正方形状の収納部1を備えている。収納部1の底面は、LSIパッケージ本体 (LSIパッケージ5から端子部分を除いたもの)の放熱面との密着面2となっ ている。密着面2の裏側(図1において下側)は放熱部であり、放熱部には放熱 面積を拡大するための多数の放熱フィン3が設けられている。
【0014】 収納部1の周縁4辺の側面部の内側には、多数の櫛歯31を適宜な間隔で並設 して構成される櫛歯構造が、それぞれ設けられている。これらの櫛歯31は、こ の端子付きガイド放熱体1に収納されるLSIパッケージ5から延出された端子 の隣接する端子間隔と略同じ間隔で形成されている。また、これらの櫛歯31の 間に形成される凹溝32の表面には、この表面の酸化処理あるいはこの表面への 樹脂吹き付け処理などにより、絶縁被膜33が形成されている。これらの凹溝3 2は、上記端子の幅よりやや大きい程度の幅を有している。更に、収納部1の周 辺の4隅には、円柱状の位置決めダボ34がそれぞれ形成されている。
【0015】 図2は以上の構成を有する端子ガイド付き放熱体の使用状態を示したものであ る。即ち、プリント基板4が設けられたLSIパッケージ5は端子ガイド付き放 熱体の収納部1の内側に収納載置されており、またその放熱面51は上記密着面 2に密着されており、これによってLSIパッケージ5の発熱は、放熱面51→ 密着面2→放熱フィン3を経て放熱される。
【0016】 またLSIパッケージ5から延出された端子52は、端子ガイド付き放熱体1 の上記凹溝32の間にそれぞれ収められた状態で、例えば図示されたようにプリ ント基板4の表面に形成されたランド41に表面実装される。
【0017】 以上のようにプリント基板4上にLSIパッケージ5並びに端子ガイド付き放 熱体1を設けるための手順としては、例えば、LSIパッケージ5を端子ガイド 付き放熱体の収納部1に収納し、且つその端子52をそれぞれ凹溝32の間に収 める。次いでこの状態で、端子ガイド付き放熱体の4つの位置決めダボ34をプ リント基板4に予め形成された対応するダボ孔に挿嵌しつつ、端子52をプリン ト基板のランド41にハンダ付けするなどして実装する。
【0018】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の端子ガイド付き放熱体によれば、櫛歯の間に形 成される凹溝内によってLSIパッケージから伸展された端子が保護される結果 、端子の細径化が可能となる。また、凹溝および凹溝表面に形成された絶縁被膜 によって隣接する端子間の絶縁が確保される結果、端子の狭ピッチ化が図れる。
【0019】 更に、プリント基板に対する位置決めダボを設けた場合には、この位置決めダ ボによってガイド付き放熱体とプリント基板とを位置決めすることによりプリン ト基板に対する端子の位置決めを簡単且つ確実に行うことができるという効果を 奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の端子ガイド付き放熱体を示した説明図
である。
【図2】実施例の端子ガイド付き放熱体の使用状態を示
した断面図である。
【符号の説明】
1 収納部 2 密着面 3 放熱フィン 4 プリント基板 5 LSIパッケージ 31 櫛歯 32 凹溝 33 絶縁被膜 34 位置決めダボ 41 ランド 51 放熱面 52 端子

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 LSIパッケージの放熱面との密着面の
    裏側に放熱部を備えた端子ガイド付き放熱体であって、
    前記LSIパッケージから延出された端子を収める凹溝
    を備えた櫛歯構造が側面部内側に設けられており、少な
    くとも前記凹溝の表面には絶縁被膜が形成されているこ
    とを特徴とする端子ガイド付き放熱体。
  2. 【請求項2】 プリント基板との当接面に、前記プリン
    ト基板に対する位置決めダボを備えたことを特徴とする
    請求項1記載の端子ガイド付き放熱体。
JP1991053171U 1991-06-14 1991-06-14 端子ガイド付き放熱体 Expired - Lifetime JPH0631722Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991053171U JPH0631722Y2 (ja) 1991-06-14 1991-06-14 端子ガイド付き放熱体

Applications Claiming Priority (1)

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JP1991053171U JPH0631722Y2 (ja) 1991-06-14 1991-06-14 端子ガイド付き放熱体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04137060U true JPH04137060U (ja) 1992-12-21
JPH0631722Y2 JPH0631722Y2 (ja) 1994-08-22

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ID=31929138

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101651675B1 (ko) 2009-10-30 2016-08-29 유한킴벌리 주식회사 환형의 흡수부재를 구비하는 흡수제품

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Publication number Publication date
JPH0631722Y2 (ja) 1994-08-22

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Effective date: 19950207