JPH04136931U - スロツトル弁機構 - Google Patents

スロツトル弁機構

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JPH04136931U
JPH04136931U JP1991044898U JP4489891U JPH04136931U JP H04136931 U JPH04136931 U JP H04136931U JP 1991044898 U JP1991044898 U JP 1991044898U JP 4489891 U JP4489891 U JP 4489891U JP H04136931 U JPH04136931 U JP H04136931U
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JP
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throttle valve
brake
valve
throttle
brake pedal
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Application number
JP1991044898U
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Inventor
晃 高橋
Original Assignee
三菱自動車工業株式会社
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  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ドライブバイワイヤ方式のスロットル弁機構
において、故障によるスロットル弁の全開信号発生時
に、エンジンの出力制御を可能にする。 【構成】 ブレーキペダル8とスロットル弁3aとを連
動させ、ブレーキペダル8の踏込量に応じてスロットル
弁3aの弁開度を変化させる弁開度変化手段4,4a,
8d,8hが、ブレーキペダル8とスロットル弁3aと
の間に配設されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、電動モータ,バキュームモータ等によりスロットル弁の弁開度を 変化させエンジンの出力を制御する、所謂ドライブバイワイヤ方式の自動車等に 好適なスロットル弁機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
ドライブバイワイヤ方式のスロットル弁機構を有する自動車等では、まず、ア クセルポジションセンサが運転者のアルセルペダルの踏込量を検出する。アクセ ルポジションセンサが検出したアクセルペダルの踏込量は、電気的にコントロー ラに伝送される。この伝送されたアクセルペダルの踏込量、そしてコントローラ が既に入手しているエンジンおよび走行状態等に関する情報に応じて、コントロ ーラは電動モータないしはバキュームモータ等を電気的に作動させ、スロットル 弁の弁開度を所要の角度にまで変化させる。
【0003】 このようにしてエンジンの吸気流量を制御するスロットル弁の弁開度が変化さ れ、エンジンの出力制御が行なわれている。 しかし、上述したようなドライブバイワイヤ方式のスロットル弁機構を有する 自動車等では、アクセルポジションセンサ,コントローラ等が故障して、運転者 の意思に反してコントローラが、上述した電動モータないしはバキュームモータ 等に対し、スロットル弁を全開させるような電気信号を発生させる可能性につい て十分に考慮しておく必要がある。
【0004】 このようなとき運転者は、通常のブレーキ操作だけでは自動車等を制御するこ とはできないので、従来のドライブバイワイヤ方式のスロットル弁機構を備えた 自動車等では、エンジンキーをオフにしてエンジンを停止させなければならない 。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したような故障発生時にエンジンを完全に停止させてしま ったのでは、取り敢えず修理工場等にまで自動車等を走行させることが不可能に なる。 このような問題に対しては、例えば、エンジンのシリンダの半数ずつを夫々個 別のスロットル弁機構で出力制御し、上述したような故障発生時には、故障が発 生したスロットル弁機構によって制御される側のシリンダ出力のみをオフにさせ 、残り半数のシリンダ出力によって自動車等を走行させるようにすることも可能 である。
【0006】 しかしながらこのようなスロットル弁機構では、その構成要素がほぼ2重装備 となり大がかりなものとなって、重量増とコスト増とを招くことになる。 本考案はこのような問題を解決するためになされたもので、大幅な重量増とコ スト増とを招くことなく、故障によるスロットル弁の全開信号の発生時にも、当 面の走行を可能にさせるスロットル弁機構を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために、本考案のスロットル弁機構は、ドライブバイワ イヤ方式によりスロットル弁の弁開度を変化させエンジンの出力を制御する内燃 エンジンのスロットル弁機構において、ブレーキペダルと前記スロットル弁との 間に配設されてブレーキペダルとスロットル弁とを連動させ、ブレーキペダルの 踏込量に応じてスロットル弁の弁開度を変化させる弁開度変化手段を備えること を特徴とする。
【0008】 好ましくは、前記弁開度変化手段は、ブレーキペダルの踏込量が増加したとき スロットル弁の弁開度を減少させることを特徴とする。 更に好ましくは、前記弁開度変化手段は、ブレーキペダルの踏込量が最大量に 達したとき、スロットル弁を閉弁させ終えていることを特徴とする。
【0009】
【作用】
上述の内燃エンジンのスロットル弁機構において、弁開度変化手段は、例えば アクセルペダルの踏込量に応じてスロットル弁の弁開度を変化させることが不能 になったとき、ブレーキペダルとスロットル弁とを連動させ、ブレーキペダルの 踏込量に応じてスロットル弁の弁開度を変化させる。
【0010】 このため故障等により、運転者の意思に反してスロットル弁が全開状態となっ た場合には、好ましくは、ブレーキペダルの踏込量が増加したときスロットル弁 の弁開度を減少させ、更に好ましくは、ブレーキペダルの踏込量が最大に達した とき、スロットル弁を閉弁させ終えているので、ブレーキペダルの操作によって エンジンの出力を制御することができる。
【0011】
【実施例】
以下、本考案の詳細を図面に基づいて詳細に説明する。 図1は、本考案に係るスロットル弁機構の具体的構成を示す。 図1において符号1はアクセルペダルを、そして符号1aはアクセルポジショ ンセンサを示す。アクセルポジションセンサ1aはアクセルペダル1に連動し、 運転者のアクセルペダル1の踏込量を電気的に検出するものである。アクセルポ ジションセンサ1aの出力は、コントローラ2に接続されている。
【0012】 コントローラ2は、このように検出されたアクセルペダル1の踏込量と既存の エンジンおよび走行状態等に関する情報、例えば車速等とに基づいて、後述する スロットル弁3aの弁開度を最適に制御するものである。 次に符号3は、図示しないエンジンの吸気路の途中に配設されているスロット ルボディを示す。スロットルボディ3の内部には、図2に詳しく示されるように 、スロットル弁3aが配設されている。スロットル弁3aは、その弁開度に応じ てエンジンのシリンダに供給される吸気流量を変化させるものである。このスロ ットル弁3aは、弁軸3bに固着されている。
【0013】 弁軸3bは、その両端がスロットルボディ3のケース3cに回動自在に軸支さ れている。弁軸3bの一端(図示端)はケース3cを貫通し、ケース3c外へ突 出している。この弁軸3bの突出端には、スロットルレバー3dがキー溝結合さ れ螺着されている。このためスロットルレバー3d,弁軸3b,スロットル弁3 aは、一体に回動することができる。
【0014】 スロットルレバー3dは、弁軸3bへの取付部を中心に夫々図示上下方向に延 びる延出部3e,3fを形成している。延出部3eの略中央位置の、弁軸3bと の反対面には、アーム3gが弁軸3bと並行に一体に突設されている。またアー ム3g側のスロットルレバー3dの先端には、板材でクランク型に折曲形成され たワイヤガイド3hが、径方向外側に開口して固設されている。
【0015】 次に弁軸3bの外周の、ケース3cとスロットルレバー3dとの間には、一対 のばね座3i,3jが挿通されている。そしてばね座3i,3jの間には、捻り コイルばね3kが挾装されている。捻りコイルばね3kの一端はケース3cに係 止され、他端はスロットルレバー3dの延出部3fの先端付近に係止されている 。この捻りコイルばね3kは、スロットルレバー3dを図示右方から見てcw方 向に、つまりスロットル弁3aを閉弁させる方向に常時付勢している。
【0016】 またケース3cには、上述した弁軸3b,スロットルレバー3d等を外側から 覆う、コ字型に板金形成されたモータブラケット3mが、その両端に配設された フランジ部3n,3pで固着されている。 弁軸3bの延長線上に位置するモータブラケット3mには、モータ軸挿通孔3 qが穿設されている。
【0017】 次に符号3tは、ステップモータアセンブリを示す。ステップモータアセンブ リ3tは、上述したコントローラ2と電気的に接続され、コントローラ2の電気 信号に基づいてモータ軸3sを所要の角度だけ回転させ、その位置に停止させる ことができるものである。 ステップモータアセンブリ3tはモータブラケット3mの外側に、モータ軸3 sをモータ軸挿通孔3qに挿通させ、弁軸3bと同軸上に取り付けられている。 ステップモータアセンブリ3tのモータ軸3qの先端には、アクセルレバー3u がキー溝結合され螺着されている。アクセルレバー3uの先端は、上述したスロ ットルレバー3dのアーム3gに当接することができる。
【0018】 上述したスロットルボディ3のワイヤガイド3hには、コントロールケーブル 4の一端が連結されている。 コントロールケーブル4は、図1に示されるように、ワイヤガイド3hに沿っ て案内された後、エンジン上のブラケット5等に付設されたガイドチューブ6a を摺動自在に貫通して、ダッシュパネル7の直前まで導かれる。このダッシュパ ネル7は、エンジンルームと客室とを画成するものである。
【0019】 このように配設されたコントロールケーブル4を客室側に引っ張ると、スロッ トル弁3aの閉弁方向に、弁軸3bに対して回転力を付与することができる。 次に符号8は、客室内の運転席の足下位置に配設されたブレーキペダルを示す 。 ブレーキペダル8は基本的に、L字型に折曲形成されたブレーキアーム8aと 、ブレーキアーム8aの一端に固設されたペダル8bとにより構成されている。 ブレーキアーム8aは、ダッシュパネル7に固着されたブラケット7aに、ペダ ル8bを下方客室側に向けて、取付軸8cを中心にして揺動自在に軸支されてい る。
【0020】 一方、ダッシュパネル7のエンジンルーム側には、マスタシリンダ9が取り付 けられている。このマスタシリンダ9は、運転者のブレーキペダル8の踏込力を 油圧に変換して、ブレーキを作動させるものである。 そして、マスタシリンダ9のピストンロッド9aがダッシュパネル7を摺動自 在に貫通し、客室内でブレーキアーム8aに回動自在にピン結合されている。こ のピン結合部9bは、ブレーキアーム8aの取付軸8cより僅かにペダル8b側 に配置されている。従って、運転者はブレーキペダル8を踏み込むことにより、 取付軸8cを支点としてマスタシリンダ9のピストンロッド9aを、強い力で押 動させることができる。一方マスタシリンダ9内に配設された図示しないコイル ばねが、ピストンロッド9aのストローク長の範囲でブレーキペダルを常時客室 側に付勢している。
【0021】 次に、上述したブレーキアーム8aの、取付軸8cの略裏面位置には、コント ロールレバー8dが、ブレーキアーム8a上に配設された支点8eを中心に回動 自在に軸支されている。支点8eから上側のコントロールレバー8dは、下側よ り長い長端部8fを形成しており、その先端はブレーキアーム8aの先端より上 方に突出し、また図3に示されるように、フォーク状に溝8gが形成されている 。そして、この長端部8fとブレーキアーム8aとの間にはコイルばね8hが挾 装され、コントロールレバー8dを図示ccw方向に付勢している。また、支点 8eから下側に形成された短端部8iは、コイルばね8hの付勢力によって、そ の先端部がブレーキアーム8aに当接している。
【0022】 次に、上述したコントロールレバー8dの溝8gと略同一高さ位置のダッシュ パネル7には、管状のガイド6bが嵌挿され固着されている。またガイド6bに は、棒状のプルロッド4aが摺動自在に挿通されている。プルロッド4aのエン ジンルーム側端には、上述したコントロールケーブル4が連結されている。一方 プルロッド4aの客室側端は、ブレーキペダル8のコントロールレバー8dの溝 8gに挿通されると共に、その先端にはT字型の係止部4bが形成され、コント ロールレバー8dに係止することができる。
【0023】 以上において、コントロールレバー8d,コイルばね8h,プルロッド4a, コントロールケーブル4により弁開度変化手段が構成されている。 次に、本スロットル弁機構の作動について説明する。 通常走行時に運転者がアクセルペダルを踏み込んでエンジンの出力を上昇させ ようとすると、アクセルポジションセンサ1が運転者のアクセルペダルの踏込量 を検出する。アクセルポジションセンサ1が検出したアクセルペダルの踏込量は 、電気的にコントローラに伝送される。そして、伝送されたアクセルペダルの踏 込量と既存のエンジンおよび走行状態等に関する情報とに基づいて、コントロー ラ2はステップモータアセンブリ3pを電気的に作動させ、所要の角度だけ回転 させる。するとステップモータアセンブリ3pに取り付けられたアクセルレバー 3uがスロットルレバー3dのアーム3gに当接し、捻りコイルばね3kの付勢 力に抗して、スロットルレバー3gを図2の図示右方から見てccw方向に、上 記所要の角度だけ回転させる。これに伴ってスロットル弁3aが、やはり上記所 要の角度だけ開弁し、アクセルペダルの踏込量等に応じたエンジン吸気が行なわ れる。
【0024】 このときスロットルレバー3gは、コントロールケーブル4、すなわちコント ロールケーブル4に連結されたプルロッド4aを、上記所要の角度に対応する長 さだけエンジンルーム側に引き寄せる。このため、プルロッド4aが係止してい るコントロールレバー8dが、コイルばね8hを圧縮させながら支点8eを中心 に回転する。
【0025】 次に、上記状態から自動車等を制動しようとするとき、運転者は通常アクセル ペダル1から足を放す。このためコントローラ2は、アクセルポジションセンサ 1aからの電気信号等に基づいてスロットル弁3aを閉弁させ、エンジンをアイ ドリングに戻す。これに伴ってスロットルボディ3内のスロットルレバー3dは 、コントロールケーブル4、すなわちプルロッド4aを客室側に押動する。
【0026】 このため、ブレーキプダル8上のコントロールレバー8dは、コイルばね8h の付勢力によって、一旦アイドル時の位置にまで戻る。 次に運転者がプレーキペダル8を踏み込むと、ブレーキアーム8aがマスタシ リンダ9のピストンロッド9aを押動し、ブレーキを作動させる。これに伴って 、ブレーキペダル8上のコントロールレバー8d全体が、取付軸8cを中心に図 示ccw方向に回転する。このため、コントロールレバー8dは支点8eを中心 に図示cw方向に回転し、コントロールレバー8dにより押動されたコイルばね 8hは再び圧縮される。
【0027】 このように、通常のエンジンの操作ないしはブレーキ操作時の範囲内に於いて は、コイルばね8hの作用により、エンジン操作とブレーキ操作とが分離して行 なわれる。 次に、アクセルポジションセンサ1a,コントローラ2等が故障して、コント ローラ2が、スロットル弁3aを全開させるような電気信号をステップモータア センブリ3pに対して発生させた場合には、ステップモータアセンブリ3pがス ロットルレバー3dを、スロットル弁3aの全開位置にまで回転させる。このた め、エンジンは一旦最大出力にまで出力上昇する。
【0028】 またコントロールケーブル4は、スロットルレバー3dによって最大距離、エ ンジンルーム側に引き寄せられる。このため、ブレーキペダル4上のコイルばね 8hもエンジン最大出力時の位置にまで圧縮され、コントロールレバー8dに対 して、図示ccw方向に大きな付勢力を与えている。 次に運転者が自動車等を制動させようとしてブレーキペダル8を踏み込んだと き、本スロットル弁機構は図4のように作動する。図4において、横軸はブレー キペダル8のブレーキストロークSを百分率(%)で示し、S2 はブレーキの遊 び、すなわちブレーキの効き始め時のブレーキストロークSを、またS4 は最大 ブレーキ制動力が得られるブレーキストロークSを夫々示している。一方縦軸は 、ブレーキ制動力と本スロットル弁機構に基づいて作動されるスロットル弁8a の弁開度とを、夫々百分率で示している。
【0029】 まず、ブレーキストロークSが遊びS2 の間の、例えばブレーキの遊びS2 の 約1/2のブレーキストロークS1 にまで踏み込まれると、コイルばね8hの更 なる圧縮によって増大したコントロールレバー8dへの付勢力と、スロットルボ ディ3内の捻りコイルばね3kのばね力との合力が、ステップモータアセンブリ 3pの駆動力に打ち勝つようになる。これによりプレーキペダル3上のコントロ ールレバー8dが、プルロッド4aすなわちコントロールケーブル4を客室側に 引き寄せ始める。これに伴ってスロットルレバー3dが、図2の図示右方から見 てcw方向に回転しようとし、スロットル弁3aは閉弁し始める。そしてブレー キストロークSが上述したS2 に達すると、スロットル弁3aは所要の角度にま で閉弁し、エンジンの出力は低下されると共に、この時点でブレーキが作動し始 める。
【0030】 次に、ブレーキストロークSが50パーセント(%)以下の、例えば30パー セントにまで達すると、コントロールレバー8dはプルロッド4aを更に客室側 に引き寄せ、スロットル弁3aを全閉させる。これによりエンジンの出力はアイ ドリングになる一方、ブレーキ制動力は一層高められる。 そしてブレーキストロークSが上述したS4 に達すると、ブレーキ制動力は最 大になる。一方スロットル弁3aは、ブレーキストロークSがS3 を超え100 パーセントに達するまで、閉弁状態に保たれる。
【0031】 このように本スロットル弁機構では、ブレーキペダル8の踏込量を変化させる ことにより、エンジン出力とブレーキ制動力との双方を同時に、しかもバランス 良く制御することができる。つまり、ブレーキの遊びS2 の間にスロットル弁3 aは閉弁し始め、ブレーキストロークSが50パーセント以下でスロットル弁3 aは閉弁し終えるように設定されている。従って故障等により、運転者の意思に 反しコントローラ2が、スロットル弁3aを全開させる電気信号を発生させた場 合にも、直ちにエンジンを停止させる必要はなく、ブレーキペダル8の操作のみ によって当面の走行を行なうことができる。このような状態で所要の地点に達し たとき、エンジンキーをオフにすれば、自動車等を完全に停止させることができ る。
【0032】 なお、本考案の具体的構成は上述した一実施例に限定されるものではない。例 えば、スロットルボディ3,ブレーキペダル8の詳細な構成等に関しては、種々 の変形が考えられる。 また、ブレーキストロークSとスロットル弁3aの弁開度との関係は、図4に 示されるものに限定されるものではなく、ブレーキ制動力等との関連において適 宜設定される。
【0033】
【考案の効果】
以上詳細に説明したように、本考案の内燃エンジンのスロットル弁機構におい て、弁開度変化手段は、例えばアクセルペタルの踏込量に応じてスロットル弁の 弁開度を変化させることが不能になったとき、ブレーキペダルとスロットル弁と を連動させ、ブレーキペダルの踏込量に応じてスロットル弁の弁開度を変化させ る。
【0034】 このため、運転者の意志に反してスロットル弁が全開状態となった場合には、 プレーキペダルの操作によってエンジンの出力を制御することができる。 つまり、ブレーキペタルの操作のみによってプレーキ制動力とエンジン出力と の双方を同時に、しかもバランス良く制御することができるので、上述の故障発 生時にも、直ちにエンジンキーをオフにして自動車等を停止させる必要はなく、 当面の走行が可能となるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のスロットル弁機構の具体的構成を示す
簡略システム図である。
【図2】図1中のスロットルボディ3の要部の構成を示
す一部断面図である。
【図3】図1中のコントロールレバー8dの上端部を示
す側面図である。
【図4】図1中のブレーキペダル8のブレーキストロー
クSと、ブレーキ制動力ないしはスロットル弁3aの弁
開度との関係を示す特性図である。
【符号の説明】 1 アクセルペダル 1a アクセルポジションセンサ 2 コントローラ 3 スロットルボディ 3a スロットル弁 3b 弁軸 3d スロットルレバー 3k 捻りコイルばね 3t ステップモータアセンブリ 3u アクセルレバー 4 コントロールケーブル(弁開度変化手段) 4a プルロッド(弁開度変化手段) 7 ダッシュパネル 8 ブレーキペダル 8a ブレーキアーム 8b ペダル 8d コントロールレバー(弁開度変化手段) 8h コイルばね(弁開度変化手段) 9 マスタシリンダ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドライブバイワイヤ方式によりスロット
    ル弁の弁開度を変化させエンジンの出力を制御する内燃
    エンジンのスロットル弁機構において、ブレーキペダル
    と前記スロットル弁との間に配設されてブレーキペダル
    とスロットル弁とを連動させ、ブレーキペダルの踏込量
    に応じてスロットル弁の弁開度を変化させる弁開度変化
    手段を備えることを特徴とするスロットル弁機構。
JP1991044898U 1991-06-14 1991-06-14 スロツトル弁機構 Pending JPH04136931U (ja)

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JP1991044898U JPH04136931U (ja) 1991-06-14 1991-06-14 スロツトル弁機構

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JPS6416445A (en) * 1987-07-09 1989-01-19 Nissan Motor Control device for traveling of automobile
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