JPH04136865A - 電子写真用感光体 - Google Patents

電子写真用感光体

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JPH04136865A
JPH04136865A JP25896490A JP25896490A JPH04136865A JP H04136865 A JPH04136865 A JP H04136865A JP 25896490 A JP25896490 A JP 25896490A JP 25896490 A JP25896490 A JP 25896490A JP H04136865 A JPH04136865 A JP H04136865A
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JP
Japan
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formula
azo pigment
photoreceptor
formulas
parts
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Application number
JP25896490A
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English (en)
Inventor
Toshio Fukagai
深貝 俊夫
Tomohiro Inoue
智博 井上
Kayoko Suzuki
鈴木 佳代子
Tamotsu Ariga
保 有賀
Mitsuru Hashimoto
充 橋本
Masaomi Sasaki
正臣 佐々木
Hiroshi Adachi
浩 安達
Tomoyuki Shimada
知幸 島田
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication of JPH04136865A publication Critical patent/JPH04136865A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電子写真用感光体に関し、詳しくは感光層中に
特定のアゾ顔料を含有させた電子写真用感光体に関する
〔従来技術〕
従来、電子写真方式において使用される感光体の光導電
性素材として用いられているものにセレン、硫化カドミ
ウム、酸化亜鉛などの無機物質がある。ここにいう「電
子写真方式」とは、一般に、光導電性の感光体をまず暗
所で、例えばコロナ放電によって帯電せしめ、次いて像
露光し、露光部のみの電荷を選択的に逸散せしめて静電
潜像を得、この潜像部を染料、顔料などの着色材と高分
子物質などの結合剤とから構成される検電微粒子(トナ
ー)で現像し可視化して画像を形成するようにした画像
形成法の一つである。
このような電子写真法において感光体に要求される基本
的な特性としては、(1)暗所で適当な電位に帯電でき
ること、(2)暗所において電荷の逸散が少ないこと、
(3)光照射によって速やかに電荷を逸散せしめうろこ
となどがあげられる。
ところで、前記の無機物質はそれぞれが多くの長所をも
っていると同時に、さまざまな欠点をも有しているのが
実状である。例えば、現在広く用いられているセレンは
酌記(1)〜(3)の条件は−1−分に満足するが、製
造する条件がむずかしく、製造コストが高くなり、可撓
性がなく、ベルト状に加工することがむずかしく、熱や
機械的の衝撃に鋭敏なため取扱いに注意を要するなどの
欠点もある。
硫化カドミウムや酸化亜鉛は、結合剤としての樹脂に分
散させて感光体として用いられているが、平滑性、硬度
、引張り強度、耐摩擦性などの機械的な欠点があるため
にそのままでは反復して使用することができない。
近年、これら無機物質の欠点を排除するためにいろいろ
な有機物質を用いた電子写真用感光体が提案され、実用
に供されているものもある。例えば、ポリ−N−ビニル
カルバゾールと2.4.7−ドリニ1−ロフルオレンー
9−オンとからなる感光体(米国特許第3481123
7号明細書に記載)、ポリ−N−ビニルカルバゾールを
ピリリウム塩系色素で増感してなる感光体(特公昭48
−25658号公報に記載)、有機顔料を主成分とする
感光体(特開昭47−37543号公報に記載)、染料
と樹脂とからなる共晶錯体を主成分とする感光体(特開
昭47−10735号公報に記載)、トリフェニルアミ
ン化合物を色素増感してなる感光体(米国特許第3,1
80,730号)、アミン誘導体を電荷輸送材料として
用いる感光体(特開昭57−195254号公報)、ポ
リ−N−ビニルカルバゾールとアミン誘導体を電荷輸送
材料として用いる感光体(特開昭581155号公報)
、多官能第3アミン化合物なかでもベンジジン化合物を
光導電材料として用いる感光体(米国特許第3,265
,496号、特公昭39−1]546号公報、特開昭5
3−27033号公報)、フタロシアニン及びフタロシ
アニン窒素同族体を含有させた感光体(特開昭60−9
5441号)、ペリレンもしくはフタシアニンと正孔移
動物質を含有させた感光体(特開昭62−54266号
)、ペリレン、フタロシアニン及び正孔移動物質を含有
させた感光体(特開昭62−198864号)、アンサ
ンスロン、フタロシアニン及びオキサジアゾールを含有
させた感光体(特開昭62−226156号)、特定の
ビスアゾ顔料と無金属フタロシアニンとを含有させた感
光体(特開昭63−223753号)、ペリレンと多環
キノン系顔料とを混合析出させた顔料を含有させた感光
体(特開昭63−236047号)、特定のビスアゾ顔
料と特定のジスアゾIj料とを含有させた感光体(特開
昭63−236048号、63−236049号、ら 63−243949号、63−243950号、63−
243951号、63−243952号)、β型及びX
型の混晶から成る無金属フタロシアニンを含有させた感
光体(特開昭63−286857号)、特定のジスアゾ
顔料と特定のトリスアゾ顔料とを含有させた感光体(特
開昭63−313163号)、特定の2種類のジスアゾ
顔料を含有させた感光体(特開昭63−313164号
)、特定のジスアゾ顔料とフタロシアニン系顔料とを含
有させた感光体(特開昭63−31365号)、吸収波
長域の異なる2種以−にの有機光導電物質を含有させた
感光体(特開昭63−118751号)、フルオレノン
骨格を有するジスアゾ顔料を含有させた感光体(特開昭
54−22834号、特開昭56−167759号)な
どである。これらの感光体は優れた特性を有しており実
用的にも価値が高いと思われるものであるが、電子写真
法において、感光体に対するいろいろな要求に考慮する
と、まだ、これらの要求、特に繰り返しの使用によって
帯電特性が変化しないこと等の要求を十分に満足するも
のが得られていないのが実状である。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明の目的は、先に述べた従来の感光体のもつ種々の
欠点を解消し、電子写真法において要求される条件を十
分満足しうる感光体、特に高感度でかつ繰り返し使用し
ても帯電特性か変化しない感光体を提供することにある
。更に、本発明の他の目的は、製造が容易でかつ比較的
安価に行なえ、耐久性にもすぐれた電子写真用感光体を
提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明によれば、導電性支持体上に下記−最大(1)で
表わされるアゾ顔料と下記−最大(II)〜(■1)で
表わされるアゾ顔料の少なくとも1種を有効成分として
含有する感光層を有することを特徴とする電子写真用感
光体が提供される。
(Xはハロゲン原子を表わす。) キル基、カルボキシル基又はそのエステル残基を、Ar
はベンゼン環、ナフタレン環などの芳香環及びそれらの
置換体を表わす。) フェニル基又はベンジル基を表わし、R2,R3,R4
゜R2は水素、アルキル基、アルコキシ基又はハロゲン
原子を表わす。) を表わす。) (ただし、Rは水素、アルキル基又はアルコキシ基を表
わす。) (ただし、R′は水素、アルキル基又は置換されて良い
フェニル基を表わす。) 本発明者らは、上記課題を解決すへく鋭意検討した結果
、感光層の形成成分として前記−最大(1)で表わされ
るアゾ顔料と前記−・最大(TI)〜(Vl)から選ば
れた少なくとも1種のアゾ顔料を組み合わせ使用した場
合には、繰り返し使用しても4;I′電特性が変化せず
、高感度な電子写真感光体が得られることを知見した。
この場合、後記比較例から明らかなように、前記−最大
(1)で示されるアゾ顔料単独あるいは前記−最大(1
1)〜(VT)から選ばれるアゾ顔料を単独で用いても
耐久性に優れた高感度な電子写真感光体を得ることはで
きない。
本発明において、感光層に含有させる前記−最大(1)
で表わされるアゾ顔料と前記−最大(II)〜(VI)
から選ばれる少なくとも1種のアゾ顔料の使用割合はI
:]00〜100:]好ましくは1:10〜10:1で
ある。
以下、本発明で使用されるアゾ顔料の具体例を示すが、
本発明はこれらのものに限定されるものではない。
〔−最大(T)のアゾ顔料の具体例〕
〔−最大(II)のアゾ顔料の具体例〕〔−最大(II
I)のアゾ顔料の具体例〕〔−最大(V)のアゾ顔料の
具体例〕 〔−最大(IV)のアゾ顔料の具体例〕〔−最大(Vl
)のアゾ顔料の具体例〕本発明の感光体は、上記のよう
な異なった2種のアゾ顔料を感光層2(2’ 、2″、
2”’又は2″″)に含有させたものであるが、これら
アゾ顔料の応用の仕方によって第1図、第2図、第3図
、第4図あるいは第5図に示したごとくに用いることが
できる。
第1図における感光体は導電性支持体1上にアゾ顔料:
3、増感染料および結合剤(結着樹脂)よりなる感光層
2が設けられたものである。
第2図における感光体は、心電性支持体l上にアゾ顔料
3を電荷移動媒体4の中に分散せしめた感光JF12’
が設けられたものである。
第3図における感光体′は、導電性支持体1」二にアゾ
顔料3を主体とする電荷発生層5と、電荷移動層4との
積層からなる感光層2nが設けられたものである。この
感光体では、電荷移動層4を透過した光が電荷発生層5
に到達し、その領域で電荷担体の発生が起こり、一方、
電荷移動層4は電荷担体の注入を受け、その移動を行な
うもので、光減衰に必要な電荷担体の発生は、アゾ顔料
3で行なわれ、また電荷担体の移動は、電荷移動層4で
行なわれる。
第4図における感光体は第3図の電荷発生層5と電荷移
動/14の積層順を逆にしたものであり、その電荷担体
の発生及び移動の機構は上記の説明と同様にできる。こ
の場合機械的強度を考慮し第5図の様に電荷発生層5の
上に保護層6を設けることもできる。
実際に本発明感光体を作製するには、第1図に示した感
光体であれば、結合剤を溶かした溶液に前記の少なくと
も2種のアゾ顔料の微粒子を分散し、更にこれに増感染
料を加えた液をつくり、これを導電性支持体1上に塗布
し乾燥して感光WJ2を形成すればよい。
感光層の厚さは3〜50μm、好ましくは5〜20μm
が適当である。増感染料としては、ブリリアントクリー
ン、ビグ1〜リアブルーB、メチルバイオレッ1へ、ク
リスタルハイオレソト、アシッドバイオレット6[3の
ようなトリアリールメタン染料、ローダミンB、ローダ
ミン6G、ローダミンGエキストラ、エオシンS、エリ
トロシン、ローズベンガル、フルオレセインのようなキ
サンチン染料、メチレンブルーのようなチアジン染料、
シアニンのようなシアニン染料、2,6−ジフェニル−
4−(N、N−ジメチルアミノフェニル)チアピリリウ
ムパークロレ−1−、ベンゾピリリウム塩(特公昭48
−25658号公報に記載)などのピリリウム染料など
が挙げられる。なお、これらの増感染料は単独で用いら
れても2種以」二が併用されてもよい。
また、第2図に示した感光体を作製するには、結合剤を
溶解した溶液に少なくとも2種のアゾ顔料の微粒子を分
散し、これを導電性支持体1」二に塗布し乾燥して感光
rrlJ2′を形成すればよい。
感光層2′の厚さは3〜50μn1、好ましくは5〜2
0μmが適当である。
更に、第3図に示した感光体は作製するには、導電性支
持体1にアゾ顔料を真空蒸着するか或いは、アゾ顔料の
微粒子を必要によって結合剤を溶解した適当な溶媒中に
分散した分散液を塗布し乾燥するかして、更に必要であ
ればパフ研磨などの方法によって表面体」二げ、膜厚調
整などを行って電荷発生JFg5を形成し、この上に電
荷移動物質と結合剤を溶解した溶液を塗布し乾燥して電
荷移動ft! 4を形成すオしばよい。
電荷発生WJ5の厚さは5μIn以1ぐ、々rましくは
2μm以1・であり、電荷移動層4の厚さは3〜]OO
pm、好ましくは5〜20μmが適当である。第4図に
示した感光体を作成するには、導電性支持体1」二に電
荷移動物質と結合剤とを溶解した溶液を塗布し、乾燥し
て電荷移動層4を形成したのち、この電荷移8層の」二
にアゾ顔料の微粒子を、必要によって結合剤を溶解した
溶媒中に分散した分散液をスプレー塗工等の方法で塗布
乾燥して電荷発生層5を形成すればよい。電荷発生層あ
るいは電荷移動層の量比は第3図で説明した内容と同様
である。このようにして得られた感光体の電荷発生層5
の七に更に適当な樹脂溶液又は金属酸化物微粉、フッ素
含有樹脂微粉等を分散した樹脂液をスプレー塗工等の方
法により保護層6を形成することにより第5図に示す感
光体を作成できる。ここで用いる樹脂としては、後記す
る結合剤が使用できる。
なお、これらのいずれの感光体製造においても導電性支
持体1に、アルミニウム、アルミニウム合金、ニッケル
、ニッケル合金などの金属板又は金属箔、アルミニウム
などの金属を蒸着したプラスチックフィルム、あるいは
4@処理を施した紙などか用いられる。また、結合剤と
しては、ポリアミド、ポリウレタン、ポリエステル、エ
ポキシ樹脂、ポリケ1〜ン、ポリカーボネートなどの縮
合樹脂や、ポリビニルケトン、ポリスチレン、ポリN−
ビニルカルバソール、ポリアクリルアミ1〜のようなビ
ニル重合体などが用いられるが、絶縁性でかつ接着性の
ある樹脂はすべて使用できる。必要により可塑剤が結合
剤に加えられてるが、そうした可塑剤としてはハロゲン
化パラフィン、ポリ塩化ビフェニル、ジメチルナフタリ
ン、ジブチルフタレ−1〜、メタ・ターフェニルなどが
例示できる。
更に、以上のようにして得られる感光体には、導電性支
持体と感光層の間に、必要に応して接着層又はバリヤ層
を設けることができる。これらのJ−に用いられる材料
としては、ポリアミド、ニトロセルロース、酸化アルミ
ニウム、また酸化チタンや酸化マグネシウム等の白色顔
料微粉を樹脂中に分散含有したもの、酸化スズや酸化イ
ンジウム等の導電性微粉を樹脂中に分散含有したものな
どである。
本発明の感光体を用いて複写を行なうには、感光面に帯
電、露光を施した後、現像を行ない、必要によって、紙
などへ転写を行なう。本発明の感光体は感度が高く、ま
た高耐久性に富むなどの優れた利点を有している。
〔実施例〕
以下、実施例により本発明を説明する。なお、下記実施
例において部はすへて重量部である。
実施例I AQを真空蒸着した75μmのポリエステルフィルム基
板上に下記電荷発生層用塗工液をプレ−1〜塗丁し、1
20°Cで10分間加熱乾燥して約0 、2 pmの電
荷発生層を形成した。ついで、電荷発生層の−1−に下
記組成の電荷移動層用塗工液をプレート塗工し、120
°Cで20分間加熱乾燥して約25pmの電荷移動層を
形成し、実施例jの電子写真用感光体を作製した。
〔電荷発生層用塗工液〕
下記式(1)−aに示すアゾ顔料2.5部と下記式(1
1)aに示すアゾ顔料2.5重量部とポリビニルケトン
一ル(商品名:XYl+L、ユニオンカーバイトプラス
チック社製)の0.62重量%、シクロヘキサノン溶液
160部とを72時間ボールミルで混合して顔料分散液
を得、ついでこの顔料分散液100部に撹拌しながらメ
チルエチルケ1〜ン1oo部を追加混合して電荷発生層
用塗工液とした。
〔電荷移動層用塗工液〕
α−フェニルスチルベン系化合物 ジクロルメタン            800部実施
例2 実施例1において、電荷発生層用塗工液作成における式
(+)−aに示すアゾ顔料265部と式(II)−aに
示すアゾ顔料2.5部とをそれぞれ4部と1部とに代え
た以外は実施例Iと同様にして実施例2の電子写真感光
体を作製した。
実施例3 実施例1において、電荷移動層用塗工液中のαフェニル
スチルベン系化合物を下記ヒドラゾン系化合物に代えた
以外は実施例1と同様にして実施例3の電子写真用感光
体を作製した。
実施例4 実施例1において、電荷移動層用塗工液中のαフェニル
スチルベン系化合物を下記ビフェニルアミン系化合物に
代えた以外は実施例1と同様にして実施例4の電子写真
用感光体を作製した。
し■3 実施例5 実施例1において、電荷発生層用塗工液作成におけるポ
リビニルブチラール樹脂をポリエステル樹脂(商品名:
バイロン200、東洋紡製)に代えた以外は実施例1と
同様にして実施例5の電子写真用感光体を作製した。
実施例6 実施例1において、式(H)−aに示されるアゾ顔料に
代えて下記式(III)−aで示されるアゾ顔料を用い
た以外は実施例1と同様にして実施例6の電子写真感光
体を作製した。
実施例7 実施例6において、電荷発生層用塗工液作成における式
(1)−aに示すアゾ顔料2.5部と式(In)−aに
示すアゾ顔料2.5部とをそれぞれ4部と1部とに代え
た以外は実施例6と同様にして実施例7の電子写真用感
光体を作製した。
実施例8 実施例6において、電荷移動層用塗工液中のαフェニル
スチルベン系化合物を下記ヒ1−ラゾン系化合物に代え
た以外は実施例6と同様にして実施例8の電子写真用感
光体を作製した。
実施例9 実施例6において、電荷移動層用塗工液中のα−フェニ
ルスチルベン系化合物を下記ビフェニルアミン系化合物
に代えた以外は実施例6と同様にして実施例9の電子写
真用感光体を作製した。
ll し■3 実施例10 実施例6において、電荷発生層用塗工液作成における式
(m)−aに示すアゾ顔料を下記式(m)−bに示すア
ゾ顔料に代えた以外は実施例1と同様にして実施例10
の電子写真用感光体を作製した。
実施例11 実施例6において、電荷発生層用塗工液作成におけるポ
リビニルブチラール樹脂をポリエステル樹脂(商品名:
バイロン200、東洋紡製)に代えた以外は実施例6と
同様にして実施例11の電子写真感光体を作製した。
実施例12 実施例1において5式(n)−aに示されるアゾ顔料に
代えて下記式(IV)−aで示されるアゾ顔料を用いた
以外は実施例1と同様にして実施例12の電子写真感光
体を作製した。
実施例13 実施例12において、電荷発生層用塗工液作成における
式(1)−aに示すアゾ顔料2.5部と式(IV)−a
に示すアゾ顔料2.5部とをそれぞれ4部と1部とに代
えた以外は実施例12と同様にして実施例13の電子写
真用感光体を作製した。
実施例14 実施例12において、電荷移動層用塗工液中のαフェニ
ルスチルベン系化合物を下記ヒ1くラゾン系化合物に代
えた以外は実施例12と同様にして実施例14の電子写
真感光体を作製した。
実施例15 実施例12において、電荷移動層用塗工液中のαフェニ
ルスチルベン系化合物を下記ビフェニルアミン系化合物
に代えた以外は実施例】2と同様にして実施例15の電
子写真用感光体を作製した。
樹脂(商品名:バイロン200、東洋紡製)に代えた以
外は実施例12と同様にして実施例16の電子写真用感
光体を作製した。
実施例17 実施例1において、式(n)−aに示されるアゾ顔料に
代えて下記式(V)−aて示される混合系のアゾ顔料を
用いた以外は実施例1と同様にして実施例17の電子写
真感光体を作製した。
し■3 実施例]6 実施例12において、電荷発生層用塗工液作成における
ポリビニルブチラール樹脂をポリエステル実施例18 実施例17において、電荷発生層用塗工液作成における
式(II)−aに示すアゾ顔料2.5部と式(V)−a
に示すアゾ顔料2.5部とをそれぞれ4部と1部とに代
えた以外は実施例17と同様にして実施例18の電子写
真用感光体を作製した。
実施例19 実施例17において、電荷移動層用塗工液中のαフェニ
ルスチルベン系化合物を下記ヒドラゾン系化合物に代え
た以外は実施例17と同様にして実施例19の電子写真
用感光体を作製した。
実施例20 実施例17において、電荷移動層用塗工液中のフェニル
スチルベン系化合物を下記ビフェニルアミン系化合物に
代えた以外は実施例17と同様にして実施例19の電子
写真用感光体を作製した。
し■3 実施例21 実施例17において、電荷発生層用塗工液作成における
ポリビニルブチラール樹脂をポリエステル樹脂(商品名
:バイロン200、東洋紡製)に代えた以外は実施例1
7と同様にして実施例21の電子写真用感光体を作製し
た。
実施例22 実施例1において、式(II)−aに示されるアゾ顔料
に代えて下記式(VT)−aで示されるアゾ顔料を用い
た以外は実施例1と同様にして実施例22の電子写真感
光体を作製した。
実施例23 実施例22において、電荷移動層用塗工液作成における
式(n)−aに示すアゾ顔料2.5部と式(■)−aに
示すアゾ顔料2.5部とをそれぞれ4部と1部とに代え
た以外は実施例22と同様にして実施例23の電子写真
用感光体を作製した。
実施例24 実施例22において、電荷移動層用塗工液中のαフェニ
ルスチルベン系化合物を下記ヒドラゾン系化合物に代え
た以外は実施例22と同様にして実施例24の電子写真
用感光体を作製した。
実施例25 実施例22において、電荷移動層用塗工液中のαフェニ
ルスチルベン系化合物を下記ビフェニルアミン系化合物
に代えた以外は実施例22と同様にして実施例25の電
子写真用感光体を作製した。
しIT。
実施例26 実施例22において、電荷移動層用塗工液作成における
ポリビニルブチラール樹脂をポリエステル樹脂(商品名
:バイロン200、東洋紡製)に代えた以外は実施例2
2と同様にして実施例26の電子写真感光体を作製した
実施例27 実施例1において、電荷発生層塗工液−液を下記の方法
で作成した以外は実施例1と同様にして実施例27の電
子写真用感光体を作製した。
〔実施例27の電荷発生層用塗工液〕 式(1)−aに示ずアゾ顔料5部と式(TI)−aに示
す:)5 アゾ顔料5部とを6000部の二1〜ロベンゼン中に投
入して約200″Cで3時間撹拌しながら冷却し、共沈
顔料を作成した。共沈顔料は濾別し、メタノール洗浄後
、真空加熱冷却し、共沈顔料を作成した。
共沈顔料は濾別し、メタノール洗浄後真空加熱乾燥して
分散用の共沈顔料とした。6(に得られた共沈顔料5部
とポリビニルブチラールの0.62重量%シクロヘキサ
ノン溶液160部とを72時間ボールミルで混合して顔
料分散液を得、ついでこの顔料分散液100部に撹拌し
ながらメチルエチルケトン100部を追加混合して電荷
発生層塗工液とした。
実施例28 外径80 m mのAllドラム」二に下記下引層用塗
工液を浸漬塗工し、110℃で115分間加熱乾燥して
約0.5部1mの下引層を形成した。次に下引層の上に
下記電荷発生層用塗工液を浸漬塗工し、120℃で20
分間加熱乾燥して約0.2μmの電荷発生層製形成した
ついで電荷発生層の上に下記電荷移動層用塗工液を浸漬
塗工して130℃で20分間加熱乾燥して約23/Jl
nの電荷移動層を形成し、実施例28の電子写真用感光
体ドラムを作製した。
〔下引層塗工液〕
メタノール              40部ブタノ
ール               56部〔電荷発生
層用塗工液〕 式(1)−aに示すアゾ顔料2.5部と式(11)−a
に示すアゾ顔料2.5部とシクロへキサノン160部と
を72時間ボールミルで混合して顔料分散液を得、つい
でこの顔料分散液100部に撹拌しながらシクロへキサ
ノン200部を追加混合して電荷発生層用塗工液とじた
〔電荷移動層用塗工液〕
ビフェニルアミン系化合物 ;38 (商品名:Z300、三菱ガス化学製)100部ジクロ
ルメタン            800部実施例29 実施例27において、式(II)−aに示すアゾ顔料に
代えて、式(m)−aに示すアゾ顔料を用いた以外は実
施例27と同様にして、実施例29の電子写真感光体を
作製した。
実施例30 実施例28において、式(11)−aに示すアゾ顔料に
代えて、式(III)−aに示すアゾ顔料を用いた以外
は実施例28と同様にして実施例30の電子写真感光体
を作製した。
実施例31 実施例27において、式(TI)−aに示すアゾ顔料に
代えて、式(rV)−aに示すアゾ顔料を用いた以外は
実施例27と同様にして、実施例31の電子写真感光体
を作製した。
実施例32 実施例28において、式(II)−aに示すアゾ顔料に
代えて、式(■)−aに示すアゾ顔料を用いた以外は実
施例28と同様にして実施例32の電子写真感光体を作
製した。
実施例33 実施例27において、式(II)−aに示すアゾ顔料に
代えて、式(V)−aL:示すアゾ顔料を用いた以外は
実施例27と同様にして、実施例33のffi?写真感
光体を作製した。
実施例34 実施例28において、式(n)−aに示すアゾ顔料に代
えて、式(V)−aに示すアゾ顔料を用いた以外は実施
例28と同様にして実施例34の電子写真感光体を作製
した。
実施例35 実施例27において、式(I[−aに示すアゾ顔料に代
えて、式(Vl)−aに示すアゾ顔料を用いた以外は実
施例27と同様にして、実施例35の電子V哀感光体を
作製した。
実施例36 実施例28において、式(n)−aに示すアゾ顔料に代
えて、式(W)−aに示すアゾ顔料を用いた以外は実施
例28と同様にして実施例36の電子写真感光体を作製
した。
比較例1..2.3 実施例1.3及び4において、電荷発生層用塗工液作成
における式(+)−aに示すアゾ顔料2.5部と式(1
1)−aに示すアゾ顔料2.5部とに代えて式(1)J
】に示すアゾ顔料5部を用いた以外は実施例1.3及び
4と同様にして比較例1.2及び3の電子写真用感光体
を作製した。
比較例4,5.6 実施例]、3及び4において、電荷発生層塗工液作成に
おける式(1)−aに示すアゾ顔料2.5部と式(11
)−aに示すアゾ顔料2.5部とに代えて式(II)−
aに示すアゾ顔料5部を用いた以外は実施例1.3及び
4と同様にして比較例4.5及び6の電子写真用感光体
を作製した。
比較例7,8.9 実施例6.8及び9において電荷発生Wj塗工液作成に
おける式(I)−aに示すアゾ顔料2.5部と式(II
I)−aに示すアゾ顔料2.5部とに代えて式(1)−
aに示すアゾ顔料5部を用いた以外は実施例6.8及び
9と同様にして比較例7.8及び9の電子写真用感光体
を作製した。
比較例10,11.12 実施例12,14.15において電荷発生層塗工液作成
における式(1)−aに示すアゾ顔料2.5部と式(I
V)aに示すアゾ顔料2.5部とに代えて式(rV )
−aに示すアゾ顔料5部を用いた以外は実施例]2.1
4.15と同様にして比較例10.11.12の電子写
真感光体を作製した。
比較例13,14.15 実施例17,19.20において電荷発生層塗工液作成
における式(1)−aに示すアゾ顔料2.5部と式(V
)aに示すアゾ顔料2.5部とに代えて式(V)−aに
示すアゾ顔料5部を用いた以外は実施例17,19.2
0と同様にして比較例13.III、+5の電子写真感
光体を作製した。
比較例1.6.1.7. 1.8 4ン 実施例22.24.25において電荷発生層塗工液作成
における式(1)−aに示すアゾ顔料2.5部と式(V
l)aに示すアゾ顔料2.5部とに代えて式(■)−a
に示すアゾ顔料5部を用いた以外は実施例22,24.
25と同様にして比較例16.17及び18の電子写真
用感光体を作製した。
比較例19 実施例z8において、電荷発生N塗二に液作成における
式(1)−aに示すアゾ顔料2.5部と式(IT)−a
に示すアゾ顔料2.5部とに代えて式(1)−aに示す
アゾ顔料5部を用いた以外は実施例28と同様にして比
較例19の電子写真用感光体を作製した。
実施例1〜35(但し、実施例28,30,32.34
を除く)及び比較例1〜18の電子写真用感光体を静電
複写紙試験装置(川口電機製作断裂、5P−428型)
に挿着し、次の様に電子写真特性を評価した。まず−6
KVのコロナ放電を行なって表面電位が一300vにな
った時点でコロナ放電を止め、その後表面電位が色温度
が2856°にのタングステン光を照射して表面電位が
100vに光減衰するのに必要な露光量S−] ((i
ux−see)を求めた。その後−7KVのコロナ放電
と照度が20fluxのタングステン光を約11000
rpで交互に3時間与えた後、再び表面電位が一300
Vから−】00vに光減衰するのに必要な露光量S−2
(Qux−sec)を求め、くり返し使用後の電子写真
特性とした。以−1−の結果を表−1に示す。
また、実施例28,30,32,34.36及び比較例
19の電子写真用感光体ドラムをリコー製複写機FT−
4820にセントして2万枚複写の前及び後の黒部表面
電位(Vo−1)及び(Vo−2)と白部表面電位(V
+、−1)及び(V+、−2)とを測定した。この結果
を表−2に示す。
表−1 *−300Vまで帯電せず、測定不可 表−2 また、電荷発生層塗工液作成から1ケ月後に比較例1の
電荷発生層塗工液は肉眼で確認出来る程度にアゾ顔料の
凝集が確認されたが、実施例1,6゜12.17,22
,27,29,3]、33及び35の電荷発生層塗工液
は凝集も認められず良好な分散状態を保っていた。
〔効  果〕
本発明の感光体は、感光特性特に繰り返し後の帯電特性
に優れていることは勿論のこと、感光層塗ゴー液の分散
安定性が良好であるため、安価に製造することができる
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は本発明にかかわる電子写真感光体の厚
さ方向に拡大した断面図である。 1・導電性支持体  2.27 、2LL、 2″Z 
2′LLL  感光層5 電荷発生層   6・保護層 特許出願人 株式会社 リ  コ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)導電性支持体上に下記一般式( I )で表わされ
    るアゾ顔料と下記一般式(II)〜(VI)で表わされるア
    ゾ顔料の少なくとも1種を有効成分として含有する感光
    層を有することを特徴とする電子写真用感光体。 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (Xはハロゲン原子を表わす。) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (Aは▲数式、化学式、表等があります▼を表わし、R
    _1は水素、メチル基、フェニル基又はベンジル基を表
    わし、R_2、R_3、R_4、R_5は水素、アルキ
    ル基、アルコキシ基又はハロゲン原子を表わす。) ▲数式、化学式、表等があります▼(III) (ただし、Rは水素、アルキル基又はアルコキシ基を表
    わす。) ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) (ただし、Cpは▲数式、化学式、表等があります▼を
    表わし、Rは低級アルキル基、カルボキシル基またはそ
    のエステル残基を、Arはベンゼン環、ナフタレン環な
    どの芳香環及びそれらの置換体を表わす。) ▲数式、化学式、表等があります▼(V) (ただし、Cpは▲数式、化学式、表等があります▼又
    は▲数式、化学式、表等があります▼ を表わす。) ▲数式、化学式、表等があります▼(VI) (ただしR′は水素、アルキル基又は置換されて良いフ
    ェニル基を表わす。)
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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