JPH04136726U - 電源供給制御装置 - Google Patents

電源供給制御装置

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JPH04136726U
JPH04136726U JP4446191U JP4446191U JPH04136726U JP H04136726 U JPH04136726 U JP H04136726U JP 4446191 U JP4446191 U JP 4446191U JP 4446191 U JP4446191 U JP 4446191U JP H04136726 U JPH04136726 U JP H04136726U
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秀行 安藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電磁リレーのリレー接点が電源スイッチに
並列接続された電子機器への電源供給を制御する電源供
給制御装置において、電源遮断時に電磁リレーのリレー
接点が閉じるというような誤動作を起こさないようにす
る。 【構成】 電源供給部と、電源スイッチのON、OF
F操作の状態を検出する検出手段と、電磁リレーのリレ
ーOFF信号をクリア端子入力とするフリップフロップ
回路と、該フリップフロップ回路に接続されるダーリン
トントランジスタとを備え、前記電源スイッチのOFF
時に前記フリップフロップ回路のクロック端子をローレ
ベルに制御するように構成している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、画像処理装置等の電子機器への電源供給を制御する電源供給制御装 置に関し、さらに詳しくは電源スイッチに並列接続された電磁リレーを有するも ので電源遮断時における誤動作を防止する電源供給制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
たとえば、この種の電源供給制御装置は図4に示すような回路構成をとること により電源遮断時の誤動作を防止している。
【0003】 すなわち、電源スイッチ(11)をONすると制御部(3)からパワーオンリ セット信号をフリップフロップ回路(6)のクロック端子Kへ入力してその出力 端子Qをハイレベルにすることにより、フリップフロップ回路(6)に接続して いるダーリントントランジスタ(7)をON状態にして、これと接続している電 磁リレー(10)の制御コイル(10a)ヘ電流を流してリレー接点(10b) を閉じる。これ以後はリレー接点(10b)の閉状態が保持されているので、電 源スイッチ(11)を誤ってOFFにしても電源供給部(2)への電源は遮断さ れず、不所望なスイッチ操作による回路の誤動作を防止している。そして、電源 遮断時には電源スイッチ(11)をOFFした後、制御プログラムでフリップフ ロップ回路(6)のクリア端子Cをローレベルにして出力端子Qをローレベルに することにより、ダーリントントランジスタ(7)をOFF状態にして制御コイ ル(10a)への電流を遮断してリレー接点(10b)を開いて電源供給部(2 )への電源を遮断している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、制御プログラムでフリップフロップ回路(6)のクリア端子Cをロ ーレベルにして出力端子Qをローレベルにすることにより、ダーリントントラン ジスタ(7)をOFF状態にして制御コイル(10a)への電流を遮断してリレ ー接点(10b)を開いた場合、回路電圧が低下していき何らかの原因でパワー オンリセット信号が出力されるとパワーオンリセット信号の立上がり変化が立上 がり信号としてフリップフロップ回路(6)のクロック端子Kに入力されクロッ ク端子Kがハイレベルになり前述した電源ON時と同様に出力端子Qがハイレベ ルになるので、ダーリントントランジスタ(7)がON状態になる結果、電磁コ イル(10a)に電流が流れリレー接点(10b)が閉じるというような誤動作 が発生する。これは短期間での電源ON、OFFの繰り返しと同様の状態になり 、電源回路の突入電流保護回路の破壊等の好ましくない影響がある。
【0005】 本考案は、以上のような点に鑑みなされたものであり、電源遮断時に電磁リレ ー(10)のリレー接点(10b)が閉じるというような誤動作を起こさない電 源供給制御回路を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案の電源供給制御装置は電磁リレーのリレー接点が電源スイッチに並列接 続され電子機器への電源供給を制御する電源供給制御装置において、前記電子機 器各部へ電源供給する電源供給部と、前記電源スイッチに備えられた前記電源ス イッチのON、OFF操作の状態を検出する検出手段と、前記電磁リレーのリレ ーOFF信号をクリア端子入力とするフリップフロップ回路と、該フリップフロ ップ回路に接続されるダーリントントランジスタとを具備し、前記電源スイッチ のOFF時に前記フリップフロップ回路のクロック端子をローレベルに制御する ように構成されていることを特徴とするものである。
【0007】 また、前記フリップフロップ回路のクロック端子には2入力のNANDゲート が接続され、該NANDゲートにはパワーオンリセット信号とスイッチ検出信号 とが入力されることを特徴とするものである。
【0008】 また、前記フリップフロップ回路のデータ端子にはスイッチ検出信号が入力さ れることを特徴とするものである。
【0009】
【作用】
本考案の電源供給制御回路は、電源スイッチのOFF時にフリップフロップ回 路のクロック端子をローレベルに制御するように構成したので、電源OFF時に パワーオンリセット信号が発生してもトランジスタは非導通状を保持するので電 磁リレーのリレー接点は開状態を保持する。
【0010】
【実施例】
図1は本考案の第1の実施例を示すブロック図、図2は第1の実施例における 信号のタイミングチャートおよび図3は本考案の第2の実施例をそれぞれ示すブ ロック図である。
【0011】 図1において、(1)は交流電源、(2)は電子機器各部へ電源供給を行う電 源供給部で、各種の電源回路から構成される。(3)は電子機器全体の制御を行 う制御部、(4)は2つの接点(4a)、(4b)を有する電源スイッチで、そ の一方の接点(4a)を閉じることにより交流電源(1)から電源制御部(2) へ電源が供給される。また、本実施例では電源スイッチ(4)の他方の接点(4 b)を電源スイッチ(4)のON、OFF状態の検出手段として用いている。( 5)は2入力のNANDゲートで出力側をフリップフロップ回路(6)のクロッ クKに接続しており、フリップフロップ回路(6)はクロック端子Kにハイレベ ルの信号が入力されるとセット動作され、そのクリア端子Cに電磁リレーOFF 信号が入力されるとリセット動作するようになっている。また、該フリップフロ ップ回路(6)の出力端子Qをダーリントントランジスタ(7)に接続している 。そして、ダイオード(8)およびコンデンサー(9)を介して電源スイッチ( 4)と並列接続された電磁リレー(10)の制御コイル(10a)を接続し、電 磁リレー(10)のリレー接点(10b)の一端を交流電源(1)に接続すると ともに他端を電源供給部(2)に接続している。すなわち、電源スイッチ(4) をOFFにしてもリレー接点(10b)が閉状態である限り電源が遮断されない ようになっている。
【0012】 以下、図2を参照して前述したように構成された本考案実施例装置の回路動作 を説明する。
【0013】 電源スイッチ(4)をONにして接点(4a)を閉じると、接点(4b)が電 源スイッチのON状態を検出して制御部(3)に通知する。制御部(3)はスイ ツチ検出信号とパワーオンリセット信号をNANDゲート(5)に入力するが、 スイッチ検出信号およびパワーオンリセット信号はともにアクティブローレベル であるので、フリップフロップ回路(6)のクロック端子Kはローレベルに設定 される。パワーオンリセット終了後、パワーオンリセット信号はインアクティブ ハイレベルになる。そのときの立上がり変化が立上がり信号としてフリップフロ ップ回路(6)のクロック端子Kへ入力されてクロック端子Kはハイレベルに反 転するので、出力端子Qはハイレベルになる。したがって、ダーリントントラン ジスタ(7)がON状態になり、制御コイル(10a)に電流が流れてリレー接 点(10b)が閉じる。
【0014】 電源スイッチ(4)をOFFにした場合、制御プログラムでフリップフロップ 回路(6)のクリア端子CにリレーOFF信号を入力してフリップフロップ回路 (6)をリセットすると、クリア端子Cはローレベルになるので出力端子Qはロ ーレベルになる。したがって、ダーリントントランジスタ(7)はOFFになる 結果、制御コイル(10a)へ電流が流れずリレー接点(10b)が開き電源供 給部(2)への電源が遮断される。電源が遮断されると回路電圧が徐々に低下し ていきこのとき、何らかの原因でパワーオンリセット信号が発生してもパワーオ ンリセット信号はローレベル、スイッチ検出信号は電源スイッチ(4)がすでに OFF状態であるのでインアクティブローレベルである。したがって、フリップ フロップ回路(6)のクロック端子Kはローレベルに保持され、出力端子Qはロ ーレベルに保持されるのでダーリントントランジスタ(7)はOFF状態である 。よって、リレー接点(10b)は開状態を保持しているので電源は遮断された ままである。
【0015】 図3は本考案の第2の実施例を示すものである。第2の実施例では、電源スイ ッチをONにするとスイッチ検出信号はフリップフロップ回路(6)のデータ端 子Dにパワーオンリセット信号はクロック端子Kに入力される。パワーオンリセ ット終了後、パワーオンリセット信号はインアクティブハイレベルになる。その ときの立上がり変化が立上がり信号としてフリップフロップ回路(6)のクロッ ク端子Kへ入力されクロック端子Kはハイレベルになるので、出力端子Qはハイ レベルになる。したがって、ダーリントントランジスタ(7)がON状態になり 、制御コイル(10a)に電流が流れてリレー接点(10b)が閉じる。電源ス イッチをOFFに場合、第1の実施例と同様に電源が遮断され回路電圧が低下し ていくが、何らかの原因でパワーオンリセット信号が発生してもパワーオンリセ ット信号はローレベル、またスイッチ検出信号は電源スイッチ(4)がすでにO FF状態であるのでローレベルであるからしてデータ端子Dはローレベルである 。したがって、フリップフロップ回路(6)のクロック端子Kはローレベルに保 持され、出力端子Qはローレベルに保持されるのでダーリントントランジスタ( 7)はOFF状態である。よって、リレー接点(10b)は開状態保持している ので電源は遮断されたままである。
【0016】
【考案の効果】
以上説明してきたように本考案によれば、電源遮断時にパワーオンリセット信 号が発生した場合でも、電磁リレーのリレー接点が閉じるというような誤動作を 防止するので電子機器の電源遮断時の安全性を確保できる。
【提出日】平成3年7月10日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】
【作用】
本考案の電源供給制御装置は、電源スイッチのOFF時にフリップフロップ回 路のクロック端子をローレベルに制御するように構成したので、電源OFF時に パワーオンリセット信号が発生してもトランジスタは非導通状態を保持するので 電磁リレーのリレー接点は開状態を保持する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例を示すブロック図であ
る。
【図2】本考案の第1の実施例における信号のタイミン
グチャートである。
【図3】本考案の第2の実施例を示すブロック図であ
る。
【図4】従来例を説明するブロック図である。
【符号の説明】
1 交流電源 2 電源供給部 3 制御部 4 電源スイッチ 4a 接点 4b 接点 5 NANDゲート 6 フリップフロップ回路 7 ダーリントントランジスタ 8 ダイオード 9 コンデンサー 10 電磁リレー 10a 制御コイル 10b リレー接点
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年7月10日
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電磁リレーのリレー接点が電源スイッ
    チに並列接続され電子機器への電源供給を制御する電源
    供給制御装置において、前記電子機器各部へ電源供給す
    る電源供給部と、前記電源スイッチに備えられた前記電
    源スイッチのON、OFF操作の状態を検出する検出手
    段と、前記電磁リレーのリレーOFF信号をクリア端子
    入力とするフリップフロップ回路と、該フリップフロッ
    プ回路に接続されるダーリントントランジスタとを具備
    し、前記電源スイッチのOFF時に前記フリップフロッ
    プ回路のクロック端子をローレベルに制御するように構
    成されていることを特徴とする電源供給制御装置。
  2. 【請求項2】 前記フリップフロップ回路のクロック
    端子には2入力のNANDゲートが接続され、該NAN
    Dゲートにはパワーオンリセット信号とスイッチ検出信
    号とが入力されることを特徴とする請求項1記載の電源
    供給制御装置。
  3. 【請求項3】 前記フリップフロップ回路のデータ端
    子にはスイッチ検出信号が入力されることを特徴とする
    請求項1記載の電源供給制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014215867A (ja) * 2013-04-26 2014-11-17 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 電源遮断装置および画像処理装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01310421A (ja) * 1988-06-08 1989-12-14 Fuji Electric Co Ltd 誤信号出力防止回路

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