JPH04136646U - パレツト自動交換装置 - Google Patents
パレツト自動交換装置Info
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- JPH04136646U JPH04136646U JP5369091U JP5369091U JPH04136646U JP H04136646 U JPH04136646 U JP H04136646U JP 5369091 U JP5369091 U JP 5369091U JP 5369091 U JP5369091 U JP 5369091U JP H04136646 U JPH04136646 U JP H04136646U
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- JP
- Japan
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- pallet
- axis
- main shaft
- pallets
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- Pending
Links
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- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 3
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 3
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
Landscapes
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本機側のNC駆動軸を利用してパレットの入
れ替えを行う簡単な自動パレット交換装置を提供する。 【構成】 自動工具交換装置により主軸4に専用工具1
4を自動装着して、主軸の旋回でシフタフオーク14a
をフック11A,11Bに選択的に係合し、主軸のZ軸
移動でパレット9A,9Bの入れ替えを行う。
れ替えを行う簡単な自動パレット交換装置を提供する。 【構成】 自動工具交換装置により主軸4に専用工具1
4を自動装着して、主軸の旋回でシフタフオーク14a
をフック11A,11Bに選択的に係合し、主軸のZ軸
移動でパレット9A,9Bの入れ替えを行う。
Description
【0001】
本考案は本機側のNC駆動軸を利用してパレットの入れ替えを行うパレット交
換装置(以下APCと呼ぶ)に関するものである。
【0002】
従来マシニングセンタに付属される二面並置式APCは、図5,図6に示すよ
うにAPC本体101上に二面のパレット102A,102Bを移動可能に載置
し、本体101に設けられたアクチュエータ103によりパレットに固着のフッ
ク105A,105Bに対するシフタフオーク106のかけ外しを行い、アクチ
ュエータ104によりパレットの入れ替えを行うようにしたものが普通である。
【0003】
従来の技術で述べた二面並置式APCは、パレット入れ替え用の駆動装置を内
蔵しているため、装置が大掛かりとなり、高価になるという問題点を有している
。
本考案は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みなされたもであり、そ
の目的とするところは、本機側のNC駆動軸を利用してパレットの入れ替えを行
う、駆動装置のいらない簡単で安価なAPCを提供しようとするものである。
【0004】
上記目的を達成するために本考案におけるパレット自動交換装置は、横形マシ
ニングセンタの前方床上に二面並置式パレット置台を設け、前記パレット置台上
と本機テーブル上にZ軸移動位置決め可能に載置されるパレットの互いに隣接す
る側面に係合用の溝又は突部を向かい合わせにしてフックを設け、該溝又は突部
にかけ外し自在に係合されるシフタフオークを先端に有する専用工具を自動工具
交換可能に主軸に設けてなり、主軸の旋回でシフタフオークのかけ外しを行い、
主軸のZ軸移動でパレットの入れ替えを行うものである。
【0005】
自動工具交換装置によりマガジン装置に貯蔵する専用工具を主軸に装着して、
主軸の旋回で先端のシフタフオークをパレットに固着のフックに選択的に係合し
、主軸のZ軸移動でパレットの入れ替えを行う。
【0006】
実施例について図1〜図4を参照して説明する。
横形マシニングセンタにおいて、ベッド1上後側に設けられたZ軸方向の案内
に沿ってコラム2が移動位置決め可能に載置され、コラム2に設けられたY軸方
向の案内に沿って主軸頭3が移動位置決め可能に載架され、主軸頭3に主軸4が
回転可能に軸承されている。
【0007】
更にベッド上前側に設けられたX軸方向の案内に沿ってテーブル5が移動位置
決め可能に載置され、テーブル上に後述のパレットを着脱可能に載置するための
図示しない取付台が設けられている。
【0008】
ベッド1の左側床上に工具マガジン装置6が設置されており、工具マガジン装
置6には工具をX軸方向外側向きに貯蔵する複数のマガジンポット7が鎖状にエ
ンドレスに連結され、NCの指令により指定工具が装着されるマガジンポット7
が交換位置に割出されるようになっている。
【0009】
ベッド1の前方床上にパレット置台8が設置されており、パレット置台上に設
けられた二組のZ軸方向の案内上に二面のパレット9A,9Bが移動可能に載置
され、後述の駆動用連結機構により主軸と連結されて交互にテーブル5上に移載
されるようになっている。
【0010】
二面のパレット9A,9Bには互いに隣接する側面9aの本機寄り位置に対称
形のフック11A,11Bが係合溝11a,11bを向かい合わせにして固着さ
れている。
【0011】
パレット置台8にはパレット9A,9B下側のノッチ穴9bと係合する先端が
R面の位置決めピン12がばね13により突出勝手に付勢されており、パレット
9A,9Bがパレット置台8上のb,d位置にそれぞれ位置決めされたときノッ
チが係合して位置が固定されるようになっている。
【0012】
マガジン装置6のマガジンポット7にはパレット入れ替え用の専用工具14が
貯蔵されており、専用工具14はテーパシャンク部にシフタフオーク14aを先
端に有するアーム14bを一体に有し後述の自動工具交換装置により、図1,図
2に示すように主軸4に自動装着されるようになっている。
【0013】
自動工具交換装置のツイン形交換アーム15は、コラム2の上側位置にZ軸方
向の旋回軸のまわりで、ほぼ90°と180°に旋回可能かつ旋回軸方向に抜き
差し動作可能に設けられており、中間ポット16はコラム2の上面に設けられた
Y軸方向の旋回中心軸のまわりで90°旋回して主軸側とマガジン側とに割出可
能とされている。そして交換位置に割出されたマガジンポット7と中間ポットの
間の工具交換は図示しないサブアーム装置により行われる。
【0014】
尚、フック11A,11Bには係合溝が刻設されているものと限定されるもの
でなく、フックに係合用突部を設け、シフタフオークにこれと係合する溝を設け
るようにすることもできる。
【0015】
続いて本実施例の作用について説明する。
今、テーブル5上に載置されたパレット9A上の工作物Wに対する切削加工が
行われており、パレット置台8上のパレット9Bに新しい工作物Wの取付が完了
している。
【0016】
パレット9A上の工作物Wに対する加工が終わると、テーブル5がX軸移動し
てパレット交換位置aに位置決めされ、NCの次工具指令で中間ポット16に挿
着されて主軸側位置で待機中の専用工具14が、交換アーム15により主軸4に
装着される。次いで主軸頭3がY軸方向下側に移動しているパレット用交換位置
に位置決めされ、主軸4の旋回でシフタフオーク14aがフック11Aの係合溝
11aに係合される。
【0017】
次いでテーブル5上のパレット11Aのクランプが解除されたのち、コラム2
がZ軸方向前側に移動し、専用工具14を介してパレット9Aがパレット置台8
上に移動されてb位置に位置決めされると、位置決めピン12がばね13により
突出してパレット19のノッチ穴9bに係合する。
【0018】
次いでテーブル5がパレット交換位置cに位置決めされ、同時に主軸4が旋回
してシフタフオーク14aが待機中のパレット9Bのフックの係合溝11bに係
合する。次いでコラム2がZ軸方向後側に移動してパレット9Bがテーブル5上
に移載されてテーブル5にクランプされ、シフタフオーク14aが係合溝11b
から離れたのち、主軸頭3がY軸方向上側に移動して工具交換位置に位置決めさ
れ、交換アーム15により専用工具が中間ポット16に、また次工具が主軸に装
着される。
【0019】
次いで主軸に装着された次工具によりパレット9B上の工作物Wに対する切削
加工が開始され、同時に専用工具の装着された中間ポット16はマガジン側に旋
回されて、サブアームにより専用工具がマガジンポット7に返却される。
【0020】
本考案は上述のとおり構成されているので、次に記載する効果を奏する。
自動工具交換装置によりマガジン装置内に貯蔵する専用工具を主軸に自動装着
して、主軸の旋回で先端のシフタフオークをパレットのフックに係合させ、主軸
のZ軸移動でパレットの入れ替えを行うようにしたので、パレット交換装置は駆
動機構が不要となり大幅な原価低減となる。
また本機側のNC動作でパレットの移動位置決めを行うため位置決め精度が向
上し動作が安定する。
【図1】本実施例のパレット自動工具交換装置の動作説
明用上視図である。
明用上視図である。
【図2】本実施例の横形マシニングセンタの側面図であ
る。
る。
【図3】図2の正面図である。
【図4】図1の側面図である。
【図5】従来のパレット交換装置の上視図で右側パレッ
トの交換動作を表す図である。
トの交換動作を表す図である。
【図6】従来のパレット交換装置の上視図で左側パレッ
トの交換動作を表す図である。
トの交換動作を表す図である。
4 主軸
5 テーブル
8 パレット置台
9A,9B パレット
11A,11B フック
11a,11b 係合溝
14 専用工具
14a シフタフオーク
15 交換アーム
Claims (1)
- 【請求項1】 横形マシニングセンタの前方床上に二面
並置式パレット置台を設け、前記パレット置台上と本機
テーブル上にZ軸移動位置決め可能に載置されるパレッ
トの互いに隣接する側面に係合用の溝又は突部を向かい
合わせにしてフックを設け、該溝又は突部にかけ外し自
在に係合されるシフタフオークを先端に有する専用工具
を自動工具交換可能に主軸に設けてなり、主軸の旋回で
シフタフオークのかけ外しを行い、主軸のZ軸移動でパ
レットの入れ替えを行うことを特徴とするパレット自動
交換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5369091U JPH04136646U (ja) | 1991-06-14 | 1991-06-14 | パレツト自動交換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5369091U JPH04136646U (ja) | 1991-06-14 | 1991-06-14 | パレツト自動交換装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04136646U true JPH04136646U (ja) | 1992-12-18 |
Family
ID=31929366
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5369091U Pending JPH04136646U (ja) | 1991-06-14 | 1991-06-14 | パレツト自動交換装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04136646U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013043223A (ja) * | 2011-08-22 | 2013-03-04 | Matsuura Machinery Corp | パレット交換システム及び当該システムを備えたマシニングセンタ |
-
1991
- 1991-06-14 JP JP5369091U patent/JPH04136646U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013043223A (ja) * | 2011-08-22 | 2013-03-04 | Matsuura Machinery Corp | パレット交換システム及び当該システムを備えたマシニングセンタ |
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