JPH0725005B2 - 多面自動パレツト交換装置 - Google Patents
多面自動パレツト交換装置Info
- Publication number
- JPH0725005B2 JPH0725005B2 JP6250388A JP6250388A JPH0725005B2 JP H0725005 B2 JPH0725005 B2 JP H0725005B2 JP 6250388 A JP6250388 A JP 6250388A JP 6250388 A JP6250388 A JP 6250388A JP H0725005 B2 JPH0725005 B2 JP H0725005B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pallet
- exchange
- shifter
- positions
- magazine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23Q—DETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
- B23Q7/00—Arrangements for handling work specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, machine tools, e.g. for conveying, loading, positioning, discharging, sorting
- B23Q7/14—Arrangements for handling work specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, machine tools, e.g. for conveying, loading, positioning, discharging, sorting co-ordinated in production lines
- B23Q7/1426—Arrangements for handling work specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, machine tools, e.g. for conveying, loading, positioning, discharging, sorting co-ordinated in production lines with work holders not rigidly fixed to the transport devices
- B23Q7/1431—Work holder changers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Feeding Of Workpieces (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はマシニングセンタ,FMS等における多面自動パレ
ット交換装置に関するものである。
ット交換装置に関するものである。
従来の技術 従来、自動パレット交換装置（以下APCと呼ぶ）は、一
般に構造が簡単かつ交換動作の速い２面APCが多く、FMS
等に対応する場合にのみ第９図のような複数のパレット
を貯蔵可能なマガジンストッカ付多面APCが採用されて
いる。
般に構造が簡単かつ交換動作の速い２面APCが多く、FMS
等に対応する場合にのみ第９図のような複数のパレット
を貯蔵可能なマガジンストッカ付多面APCが採用されて
いる。
発明が解決しようとする課題 従来の技術で述べた多面APCにおいては、機構の複雑な
マガジンストッカを持つことから２面APCに比べて動作
が遅く、交換時間が長くかかり、場所を多くとり、レイ
アウトの対応融通性がないという問題点を有していた。
マガジンストッカを持つことから２面APCに比べて動作
が遅く、交換時間が長くかかり、場所を多くとり、レイ
アウトの対応融通性がないという問題点を有していた。
更に２面APC付工作機械を後日FMS,FMC対応仕様に変更す
る場合、既存の２面APCを廃棄して改めて多面APCの取付
工事を行わねばならず、極めて不経済であるという問題
点を有していた。
る場合、既存の２面APCを廃棄して改めて多面APCの取付
工事を行わねばならず、極めて不経済であるという問題
点を有していた。
本発明は、従来の技術の有するこれらの問題点を鑑みな
されたものであり、その目的とするところは２面並置式
APCから大きな変更なく容易に多面APCへ機能アップ可能
でしかも交換時間の速い多面APCを提供しようとするも
のである。
されたものであり、その目的とするところは２面並置式
APCから大きな変更なく容易に多面APCへ機能アップ可能
でしかも交換時間の速い多面APCを提供しようとするも
のである。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために、本発明における多面パレッ
ト交換装置は、NC工作機械のテーブル上のパレット台を
パレット交換方向と直角方向の隣合う２個所のパレット
交換位置（a,b）にNC制御で移動位置決めされるように
設け、前記２個所のパレット交換位置（a,b）に対応す
る２個所のパレット交換位置（c,d）に位置決め可能な
複数のパレット貯蔵台（62）を有するパレットマガジン
（60）を前記テーブルに対設し、前記テーブルとパレッ
トマガジンの互いに対応する第１交換列の交換位置（a,
c）及び第２交換列の交換位置（b,c）間をパレットがそ
れぞれ平行移動可能に案内し且つそれぞれ準備位置を移
動途中に有する交換装置の枠体を設け、パレット（17）
にはその左右両側交換方向の前位置と後位置にそれぞれ
フック（56A,56B）を設け、該フックにそれぞれかけ外
し自在なシフタフオーク（48A,48B）を両端に有するシ
フタ軸（47）を前記枠体の第１交換列，第２交換列の中
央部に設け、該シフタ軸の中央部を支持して前記第１交
換列側のパレットか前記第２交換列側のパレットの何れ
かにシフタフオークを係合させるための変位手段を設
け、、前記テーブル側の交換位置と前記準備位置と前記
パレットマガジン側の交換位置とに前記パレットを移動
位置決めする位置決め駆動手段を設けてなり、シフタフ
オークのかけ外しとシフタ軸の前進後退の繰り返しによ
りテーブルの交換位置と準備位置間でパレット交換を行
ったあと準備位置とパレットマガジン間でパレット交換
を行うものである。
ト交換装置は、NC工作機械のテーブル上のパレット台を
パレット交換方向と直角方向の隣合う２個所のパレット
交換位置（a,b）にNC制御で移動位置決めされるように
設け、前記２個所のパレット交換位置（a,b）に対応す
る２個所のパレット交換位置（c,d）に位置決め可能な
複数のパレット貯蔵台（62）を有するパレットマガジン
（60）を前記テーブルに対設し、前記テーブルとパレッ
トマガジンの互いに対応する第１交換列の交換位置（a,
c）及び第２交換列の交換位置（b,c）間をパレットがそ
れぞれ平行移動可能に案内し且つそれぞれ準備位置を移
動途中に有する交換装置の枠体を設け、パレット（17）
にはその左右両側交換方向の前位置と後位置にそれぞれ
フック（56A,56B）を設け、該フックにそれぞれかけ外
し自在なシフタフオーク（48A,48B）を両端に有するシ
フタ軸（47）を前記枠体の第１交換列，第２交換列の中
央部に設け、該シフタ軸の中央部を支持して前記第１交
換列側のパレットか前記第２交換列側のパレットの何れ
かにシフタフオークを係合させるための変位手段を設
け、、前記テーブル側の交換位置と前記準備位置と前記
パレットマガジン側の交換位置とに前記パレットを移動
位置決めする位置決め駆動手段を設けてなり、シフタフ
オークのかけ外しとシフタ軸の前進後退の繰り返しによ
りテーブルの交換位置と準備位置間でパレット交換を行
ったあと準備位置とパレットマガジン間でパレット交換
を行うものである。
作用 本機テーブル２上の加工の終わった工作物が取付けられ
た加工済パレット17がNC制御で第１交換列のパレット交
換位置ａに位置決めされ、待機位置ｉで待機中のNC駆動
のシフタ軸47が駆動手段のボールねじの正転で本機側に
移動位置決めされ変位手段の旋回用ダブルシリンダ38に
よりスプライン軸を介してシフタ軸が旋回して前端のシ
フタフオーク48Aがパレット後側のフック56Bと係合し、
駆動手段のボールねじの逆転でシフタ軸がパレット17を
伴ってAPC側後端へ移動される。この移動でパレットが
テーブル２を離れた時点において、テーブルが移動を開
始してパレット台が第２交換列の交換位置ｂに位置決め
され、このテーブル移動中に加工済パレットがAPCの枠
体上の第１交換列の第１準備位置ｅに移動される並行動
作により交換時間が短縮される。ここで第２交換列の第
１準備位置ｆで待機中の新しい工作物が取付けられた未
加工パレット17の後側フック56bに前端のシフタフオー
ク48Aがかけ替えられ、交換位置ｂのテーブル上に未加
工パレットが移動される。シフタフオーク48Aが外され
てシフタ軸がAPC側後退端よりフック56A,56B間の距離分
本機側の中間位置ｊに移動され、テーブル上の工作物の
加工が開始されるので、非切削時間が短縮される。これ
迄の動作は２面式APCの交換動作であり、交換動作の早
い特徴を備えている。以後は多面パレット交換動作であ
って、この準備動作は加工時間には影響しない準備時間
となる。即ち中間位置ｊでシフタフオーク48Aが再び第
１準備位置ｅの加工済パレットの前側フック56Aと係合
して、シフタ軸をAPC側後端へ移動しパレット17がAPC枠
体上の第１交換列の第２準備位置のｇに位置決めされ
る。シフタフオーク48Aの係合が外されてシフタ軸が本
機側に移動し待機位置ｉに移動される。後端のシフタフ
オーク48Bが加工済パレットの前側フック56Aと係合し
て、パレット17がパレットマガジン60上の第１交換列の
交換位置ｃに割出されている空のパレット貯蔵台62上に
移動位置決めされる。シフタフオークの係合がはずされ
シフタ軸が中間位置ｊに戻る。続いてパレットマガジン
60のパレット貯蔵台62が旋回して次に加工される新しい
工作物を取付けた未加工パレット17が第２交換列の交換
位置ｄに割出され、前述の逆順で動作のシフタオークの
かけ外しとシフタ軸移動の繰り返しによりパレットがAP
C枠体上の第１準備位置ｆに移動されて待機する。シフ
タ軸は待機位置ｉに戻る。テーブル上の工作物の加工が
終わると第２交換列において同様の順序で本機のテーブ
ルとAPC枠体との間で加工済パレットと未加工パレット
がそれぞれ交換され加工が始められ、その後APC枠体と
タレットマガジンとの間で加工済みパレットと未加工パ
レットの交換が行われる。２面並置式APCのシフタ軸を
その両端にシフタフオークを設けるとともに中央部を支
持しパレットには左右それぞれ前後２個所にフックを設
けることによって各種のパレットマガジンとの組み合わ
せができ容易に多面APCへ機能アップできる。
た加工済パレット17がNC制御で第１交換列のパレット交
換位置ａに位置決めされ、待機位置ｉで待機中のNC駆動
のシフタ軸47が駆動手段のボールねじの正転で本機側に
移動位置決めされ変位手段の旋回用ダブルシリンダ38に
よりスプライン軸を介してシフタ軸が旋回して前端のシ
フタフオーク48Aがパレット後側のフック56Bと係合し、
駆動手段のボールねじの逆転でシフタ軸がパレット17を
伴ってAPC側後端へ移動される。この移動でパレットが
テーブル２を離れた時点において、テーブルが移動を開
始してパレット台が第２交換列の交換位置ｂに位置決め
され、このテーブル移動中に加工済パレットがAPCの枠
体上の第１交換列の第１準備位置ｅに移動される並行動
作により交換時間が短縮される。ここで第２交換列の第
１準備位置ｆで待機中の新しい工作物が取付けられた未
加工パレット17の後側フック56bに前端のシフタフオー
ク48Aがかけ替えられ、交換位置ｂのテーブル上に未加
工パレットが移動される。シフタフオーク48Aが外され
てシフタ軸がAPC側後退端よりフック56A,56B間の距離分
本機側の中間位置ｊに移動され、テーブル上の工作物の
加工が開始されるので、非切削時間が短縮される。これ
迄の動作は２面式APCの交換動作であり、交換動作の早
い特徴を備えている。以後は多面パレット交換動作であ
って、この準備動作は加工時間には影響しない準備時間
となる。即ち中間位置ｊでシフタフオーク48Aが再び第
１準備位置ｅの加工済パレットの前側フック56Aと係合
して、シフタ軸をAPC側後端へ移動しパレット17がAPC枠
体上の第１交換列の第２準備位置のｇに位置決めされ
る。シフタフオーク48Aの係合が外されてシフタ軸が本
機側に移動し待機位置ｉに移動される。後端のシフタフ
オーク48Bが加工済パレットの前側フック56Aと係合し
て、パレット17がパレットマガジン60上の第１交換列の
交換位置ｃに割出されている空のパレット貯蔵台62上に
移動位置決めされる。シフタフオークの係合がはずされ
シフタ軸が中間位置ｊに戻る。続いてパレットマガジン
60のパレット貯蔵台62が旋回して次に加工される新しい
工作物を取付けた未加工パレット17が第２交換列の交換
位置ｄに割出され、前述の逆順で動作のシフタオークの
かけ外しとシフタ軸移動の繰り返しによりパレットがAP
C枠体上の第１準備位置ｆに移動されて待機する。シフ
タ軸は待機位置ｉに戻る。テーブル上の工作物の加工が
終わると第２交換列において同様の順序で本機のテーブ
ルとAPC枠体との間で加工済パレットと未加工パレット
がそれぞれ交換され加工が始められ、その後APC枠体と
タレットマガジンとの間で加工済みパレットと未加工パ
レットの交換が行われる。２面並置式APCのシフタ軸を
その両端にシフタフオークを設けるとともに中央部を支
持しパレットには左右それぞれ前後２個所にフックを設
けることによって各種のパレットマガジンとの組み合わ
せができ容易に多面APCへ機能アップできる。
実施例 実施例について第１図〜第７図を参照して説明する。周
知の横形マシニングセンタに多面APCを付属させた上視
図を示す第１図において、ベッド上のＺ軸方向の滑り案
内面上にＸ軸方向のすべり案内面に有するサドルを介し
て旋回割出可能なテーブル２が移動位置決め可能に載置
されてNCによりＸ軸及びＺ軸制御される。テーブル２上
に上面が矩形のパレット取付台３（第２図）が旋回中心
に対して同心に固着されている。
知の横形マシニングセンタに多面APCを付属させた上視
図を示す第１図において、ベッド上のＺ軸方向の滑り案
内面上にＸ軸方向のすべり案内面に有するサドルを介し
て旋回割出可能なテーブル２が移動位置決め可能に載置
されてNCによりＸ軸及びＺ軸制御される。テーブル２上
に上面が矩形のパレット取付台３（第２図）が旋回中心
に対して同心に固着されている。
ベッド左側上にＹ軸方向のすべり案内面を有するコラム
６が立設されておりコラム６に複数の軸受により回転可
能に軸承される主軸７を備える主軸頭８が移動位置決め
可能に設けられ、NCによりＹ軸制御される。更にコラム
６の側面に複数の工具を主軸軸心に対して直角にして貯
蔵する工具マガジン９が設置されており、工具マガジン
９は主軸７との間に自動工具交換装置10が設けられてい
る。
６が立設されておりコラム６に複数の軸受により回転可
能に軸承される主軸７を備える主軸頭８が移動位置決め
可能に設けられ、NCによりＹ軸制御される。更にコラム
６の側面に複数の工具を主軸軸心に対して直角にして貯
蔵する工具マガジン９が設置されており、工具マガジン
９は主軸７との間に自動工具交換装置10が設けられてい
る。
本機ベッドの右床上にAPC12がテーブルに対設されてい
る。さらにAPC12の右床上にパレットマガジン60が設置
されている。
る。さらにAPC12の右床上にパレットマガジン60が設置
されている。
次いでパレット取付台３を説明する。第２図，第３図に
おいて、矩形の長辺側端面3a,3b（第３図）に複数の案
内用ローラ４が、また端面3a,3bに隣接する裏面にも複
数の案内用ローラ５（第２図）が取り付けられており、
パレット交換時にＺ軸方向後述のAPC側を向くように割
出される。更にパレット取付台３には図示しないパレッ
トクランプ装置が設けられている。
おいて、矩形の長辺側端面3a,3b（第３図）に複数の案
内用ローラ４が、また端面3a,3bに隣接する裏面にも複
数の案内用ローラ５（第２図）が取り付けられており、
パレット交換時にＺ軸方向後述のAPC側を向くように割
出される。更にパレット取付台３には図示しないパレッ
トクランプ装置が設けられている。
次いでAPC12を説明する。第２図，第３図においてAPCの
枠体13上にＸ軸方向に並んで２つのパレット台14が設け
られ、２つのパレット台14の中心位置e,fに対応するＺ
軸方向の本機上の位置a,bがテーブル２のパレット交換
位置とされている。中心位置e,fは第１準備位置であ
る。パレット台14上面は前述のパレット取付台３と同様
の案内用ローラ15,16を有する矩形状に形成され、ロー
ラ15,16上をパレット17が移動する。更に枠体13には本
機側及び後述のパレットマガジン側に複数の案内用ロー
ラ21,22を有するパレット移動途中案内用の中間案内台2
3A,23B,24A,24Bがパレット移動中心に対して対称形に取
り付けられている。そして枠体13の両パレット台14,14
の中央位置にパレット移動用シフタ25を備えるパレット
駆動装置が取付けられている。
枠体13上にＸ軸方向に並んで２つのパレット台14が設け
られ、２つのパレット台14の中心位置e,fに対応するＺ
軸方向の本機上の位置a,bがテーブル２のパレット交換
位置とされている。中心位置e,fは第１準備位置であ
る。パレット台14上面は前述のパレット取付台３と同様
の案内用ローラ15,16を有する矩形状に形成され、ロー
ラ15,16上をパレット17が移動する。更に枠体13には本
機側及び後述のパレットマガジン側に複数の案内用ロー
ラ21,22を有するパレット移動途中案内用の中間案内台2
3A,23B,24A,24Bがパレット移動中心に対して対称形に取
り付けられている。そして枠体13の両パレット台14,14
の中央位置にパレット移動用シフタ25を備えるパレット
駆動装置が取付けられている。
このパレット駆動装置を説明する。主として第４図，第
５図においてボールねじ26が枠体13の両側面に固着され
たブラケット27,28に軸受29,30により回転のみ可能に軸
承され、NCにより回転制御される位置検出器31を有する
サーボモータ32によりベルト33を介して回転される。更
にボールねじ26と水平面上において平行な案内軸34（第
６図）が前述のブラケット27,28に嵌着されており、ボ
ールねじ26及び案内軸34の上方平行にボールスプライン
軸35（第７図）は軸受36,37により旋回可能に軸承され
ている。そして枠体13の側面に垂直に固着された旋回用
ダブルシリンダ38のピストンロッド39先端に設けられた
連結杆41と、ピン42を介して連結されるレバー43が、ス
プライン軸35の先端に固着される。そしてダブルシリン
ダ38に供給される圧油の切り換えによりスプライン軸35
を介してシフタホーク48A,48Bが第６図において中立位
置k,左側パレット係合位置l,右側パレット係合位置ｍの
３位置に旋回される。
５図においてボールねじ26が枠体13の両側面に固着され
たブラケット27,28に軸受29,30により回転のみ可能に軸
承され、NCにより回転制御される位置検出器31を有する
サーボモータ32によりベルト33を介して回転される。更
にボールねじ26と水平面上において平行な案内軸34（第
６図）が前述のブラケット27,28に嵌着されており、ボ
ールねじ26及び案内軸34の上方平行にボールスプライン
軸35（第７図）は軸受36,37により旋回可能に軸承され
ている。そして枠体13の側面に垂直に固着された旋回用
ダブルシリンダ38のピストンロッド39先端に設けられた
連結杆41と、ピン42を介して連結されるレバー43が、ス
プライン軸35の先端に固着される。そしてダブルシリン
ダ38に供給される圧油の切り換えによりスプライン軸35
を介してシフタホーク48A,48Bが第６図において中立位
置k,左側パレット係合位置l,右側パレット係合位置ｍの
３位置に旋回される。
更に第７図においてスプライン軸35に軸方向にのみ移動
可能にスプラインカラー44が嵌挿され、スプラインカラ
ー44の外周にキー45を介してアーム46が嵌着され、アー
ム46にスプライン軸に対し平行にシフタ軸47の中央部右
寄り位置が支持されてピンにより固着され、シフタ軸47
の両先端にシフタホーク48A,48Bが固着されている。更
にボールねじ26に螺合されるナット51（第４図）及び案
内軸34に嵌着されるスライドベアリング52のそれぞれの
外周が、シフタブロック53の対応位置に穿設された穴に
嵌着されており、シフタブロック53のスプライン軸35と
同心に穿設された穴53aの両端に固着される蓋54,55がス
プラインカラー44の軸方向を挟持して、ボールねじ26の
回転によりナット51の移動でシフタホーク48A,48Bが移
動する。パレット交換に際してはパレット17の移動方向
の両側面17a,17b（第３図）の前後に固着された４つの
フック56A,56Bとシフタホーク48A,48Bが、ダブルシリン
ダ38により選択的にかけ外し可能に係合されて、サーボ
モータ32の回転でパレット17が移動される。
可能にスプラインカラー44が嵌挿され、スプラインカラ
ー44の外周にキー45を介してアーム46が嵌着され、アー
ム46にスプライン軸に対し平行にシフタ軸47の中央部右
寄り位置が支持されてピンにより固着され、シフタ軸47
の両先端にシフタホーク48A,48Bが固着されている。更
にボールねじ26に螺合されるナット51（第４図）及び案
内軸34に嵌着されるスライドベアリング52のそれぞれの
外周が、シフタブロック53の対応位置に穿設された穴に
嵌着されており、シフタブロック53のスプライン軸35と
同心に穿設された穴53aの両端に固着される蓋54,55がス
プラインカラー44の軸方向を挟持して、ボールねじ26の
回転によりナット51の移動でシフタホーク48A,48Bが移
動する。パレット交換に際してはパレット17の移動方向
の両側面17a,17b（第３図）の前後に固着された４つの
フック56A,56Bとシフタホーク48A,48Bが、ダブルシリン
ダ38により選択的にかけ外し可能に係合されて、サーボ
モータ32の回転でパレット17が移動される。
次いでパレットマガジン60を説明する。第１図，第２
図，第３図において、パレットマガジンの枠体61上に設
けられた案内61a上に、複数のパレット貯蔵台62が移動
可能に載置されている。そしてパレット貯蔵台62は図示
しないNC制御の駆動装置により旋回され、前述の本機の
交換位置a,bに対応する交換位置c,dに割出される。パレ
ット貯蔵台62の上面はパレット台14と同様の案内用ロー
ラ15,16を有する矩形状に形成され、パレット貯蔵台62
上に工作物が取り付けられたパレット17が載置され、パ
レット17は図示しないクランプ装置によってパレット貯
蔵台にクランプされた状態で貯蔵されている。
図，第３図において、パレットマガジンの枠体61上に設
けられた案内61a上に、複数のパレット貯蔵台62が移動
可能に載置されている。そしてパレット貯蔵台62は図示
しないNC制御の駆動装置により旋回され、前述の本機の
交換位置a,bに対応する交換位置c,dに割出される。パレ
ット貯蔵台62の上面はパレット台14と同様の案内用ロー
ラ15,16を有する矩形状に形成され、パレット貯蔵台62
上に工作物が取り付けられたパレット17が載置され、パ
レット17は図示しないクランプ装置によってパレット貯
蔵台にクランプされた状態で貯蔵されている。
次に本実施例の動作について第８図イ〜チを参照して説
明する。
明する。
イにおいて、第３図本機のパレット交換位置ａに加工完
了した工作物が取付けられた加工済パレット17がテーブ
ルのNC駆動で位置決めされ、ロにおいて、NCにより回転
制御されるサーボモータ32によりベルト33を介してボー
ルねじ26が回転されて待機位置ｉで待機中のシフタ25が
本機側前進端に移動し、ダブルシリンダ38に供給される
圧油が切り換えられて、連結杆41,レバー43を介してス
プライン軸35が回転され、スプラインカラー44,アーム4
6,シフタ軸47を介して前側のシフタホーク48Aがｌ位置
（第６図）に旋回して、パレット後側のフック56Bと係
合する。ハにおいて再びボールねじ26が回転されて、シ
フタ25がパレットマガジン側後退端に移動し、加工済パ
レット17をAPCの準備位置ｅに移動する。この移動中に
空となったテーブル２はパレット交換位置ｂに移動され
る。そしてシフタホーク48Aがｍ位置（第６図）に旋回
してAPCの第２準備位置ｆ（第３図）で待機中の新しい
工作物が取付けられた未加工パレット17の後側フック56
Bと係合され、ロの逆の動きで未加工パレットが交換位
置ｂ（第３図）のテーブル２上に移動する。そしてシフ
タホーク48Aが中立位置ｋ（第６図）に旋回されてフッ
ク56Bとの係合が外され、ボールねじ26の回転によりシ
フタ25がパレットマガジン側の中間位置ｊに移動したの
ちテーブル上のパレットに取付けられた工作物の加工が
開始される。
了した工作物が取付けられた加工済パレット17がテーブ
ルのNC駆動で位置決めされ、ロにおいて、NCにより回転
制御されるサーボモータ32によりベルト33を介してボー
ルねじ26が回転されて待機位置ｉで待機中のシフタ25が
本機側前進端に移動し、ダブルシリンダ38に供給される
圧油が切り換えられて、連結杆41,レバー43を介してス
プライン軸35が回転され、スプラインカラー44,アーム4
6,シフタ軸47を介して前側のシフタホーク48Aがｌ位置
（第６図）に旋回して、パレット後側のフック56Bと係
合する。ハにおいて再びボールねじ26が回転されて、シ
フタ25がパレットマガジン側後退端に移動し、加工済パ
レット17をAPCの準備位置ｅに移動する。この移動中に
空となったテーブル２はパレット交換位置ｂに移動され
る。そしてシフタホーク48Aがｍ位置（第６図）に旋回
してAPCの第２準備位置ｆ（第３図）で待機中の新しい
工作物が取付けられた未加工パレット17の後側フック56
Bと係合され、ロの逆の動きで未加工パレットが交換位
置ｂ（第３図）のテーブル２上に移動する。そしてシフ
タホーク48Aが中立位置ｋ（第６図）に旋回されてフッ
ク56Bとの係合が外され、ボールねじ26の回転によりシ
フタ25がパレットマガジン側の中間位置ｊに移動したの
ちテーブル上のパレットに取付けられた工作物の加工が
開始される。
ニにおいて、シフタホーク48Aがｌ位置に旋回されて第
１準備位置ｅに停止中の加工済パレットの前側フック56
Aと係合する。ホにおいて、シフタ25がパレットマガジ
ン側後退端位置に移動して、加工済パレットが第２準備
位置ｇに移動される。ヘにおいて、シフタホーク48Aの
係合が外されて、シフタ25が本機側へ移動して待機位置
ｉに戻り、後側シフタホーク48Bが第２準備位置ｇに停
止中のパレットの前側フック56Aと係合する。トにおい
て、シフタ25が後退端に移動加工済パレットをパレット
マガジンの交換位置ｃに割出されている空のパレット貯
蔵台62上に移動する。チにおいて、シフタホーク48Bと
フック56Aとの係合が外され、シフタ25が中間位置ｊに
移動する。
１準備位置ｅに停止中の加工済パレットの前側フック56
Aと係合する。ホにおいて、シフタ25がパレットマガジ
ン側後退端位置に移動して、加工済パレットが第２準備
位置ｇに移動される。ヘにおいて、シフタホーク48Aの
係合が外されて、シフタ25が本機側へ移動して待機位置
ｉに戻り、後側シフタホーク48Bが第２準備位置ｇに停
止中のパレットの前側フック56Aと係合する。トにおい
て、シフタ25が後退端に移動加工済パレットをパレット
マガジンの交換位置ｃに割出されている空のパレット貯
蔵台62上に移動する。チにおいて、シフタホーク48Bと
フック56Aとの係合が外され、シフタ25が中間位置ｊに
移動する。
次いでパレットマガジン60が旋回して交換位置ｄに新し
い工作物を取付けた未加工パレット17が割出され、前述
の逆順の動作ト，ヘ，ホ（この場合は第２準備位置ｈ）
を経てニに戻り、第１準備位置ｆで新しい工作物が取付
けられた未加工パレット17が待機する。次いでシフタ25
は待機位置ｉに戻って次のパレット交換指令が出るまで
待機する。
い工作物を取付けた未加工パレット17が割出され、前述
の逆順の動作ト，ヘ，ホ（この場合は第２準備位置ｈ）
を経てニに戻り、第１準備位置ｆで新しい工作物が取付
けられた未加工パレット17が待機する。次いでシフタ25
は待機位置ｉに戻って次のパレット交換指令が出るまで
待機する。
尚、第８図イ〜チの順序はテーブル２上のパレット17を
パレットマガジン60へ搬出する動作説明用のもので、必
ずしもこの順序に従う必要はなく、上述の動作説明は非
切削時間の短縮を可能とする一動作例である。
パレットマガジン60へ搬出する動作説明用のもので、必
ずしもこの順序に従う必要はなく、上述の動作説明は非
切削時間の短縮を可能とする一動作例である。
またパレットマガジンは第１図のような10面積載可能な
旋回式ストッカに限定されるものではなく、シャトル式
ストッカ，搬送車，スタッカークレーン等何れの形式の
ものも取付可能で、これらにはAPC側への搬出入用駆動
機構が不要である。
旋回式ストッカに限定されるものではなく、シャトル式
ストッカ，搬送車，スタッカークレーン等何れの形式の
ものも取付可能で、これらにはAPC側への搬出入用駆動
機構が不要である。
効果 本発明は上述のとおり構成されているので次に記載する
効果を奏する。
効果を奏する。
２面並置式APCに大きな改造を加えることなく簡単なパ
レットマガジンを増設するだけで多面APCへ機能アップ
が可能となる。またパレットマガジンの種類構造を選ば
ないのでレイアウトの融通性がきき、フロアスペースを
節約することができる。また本機へのパレット交換とパ
レット準備交換とを分けたために多面APCにおいて、２
面並置式APCと同様にパレット交換時間を速くすること
が可能となり非切削時間が短縮する。
レットマガジンを増設するだけで多面APCへ機能アップ
が可能となる。またパレットマガジンの種類構造を選ば
ないのでレイアウトの融通性がきき、フロアスペースを
節約することができる。また本機へのパレット交換とパ
レット準備交換とを分けたために多面APCにおいて、２
面並置式APCと同様にパレット交換時間を速くすること
が可能となり非切削時間が短縮する。
第１図は本発明の多面APC付マシニングセンタの上視
図、第２図はパレット取付台を載置したテーブルの一部
パレット台の前後に中間案内台を配した交換装置枠体，
パレット貯蔵台を載置したパレットマガジンの枠体の一
部の配置関係及びそれぞれの案内用ローラを示す第１図
Ａ−Ａ線拡大説明断面図、第３図は第２図の上視図で交
換位置を示すとともにテーブルとパレットマガジン間の
APCの詳細説明図、第４図は交換装置枠体に取付けたパ
レット交換用駆動装置を示す第３図のＢ−Ｂ線断面説明
図、第５図はパレット交換用駆動装置の第３図Ｃ−Ｃ説
明視図、第６図は第１交換列側のパレットと第２交換列
側のパレットとに係合するシフタホークの第４図Ｄ−Ｄ
線説明視図、第７図はパレット交換用駆動装置のシフタ
軸，スプライン軸，案内軸の展開説明図、第８図イ〜チ
はパレット交換と準備交換の動作におけるシフタホー
ク，シフタ軸，ボールねじの動作説明図、第９図は従来
の多面APC付マシニングセンタの上視図である。 ２……テーブル、17……パレット 25……シフタ、47……シフタ軸 48A,48B……シフタホーク、56A,56B……フック 60……パレットマガジン 62……パレット貯蔵台
図、第２図はパレット取付台を載置したテーブルの一部
パレット台の前後に中間案内台を配した交換装置枠体，
パレット貯蔵台を載置したパレットマガジンの枠体の一
部の配置関係及びそれぞれの案内用ローラを示す第１図
Ａ−Ａ線拡大説明断面図、第３図は第２図の上視図で交
換位置を示すとともにテーブルとパレットマガジン間の
APCの詳細説明図、第４図は交換装置枠体に取付けたパ
レット交換用駆動装置を示す第３図のＢ−Ｂ線断面説明
図、第５図はパレット交換用駆動装置の第３図Ｃ−Ｃ説
明視図、第６図は第１交換列側のパレットと第２交換列
側のパレットとに係合するシフタホークの第４図Ｄ−Ｄ
線説明視図、第７図はパレット交換用駆動装置のシフタ
軸，スプライン軸，案内軸の展開説明図、第８図イ〜チ
はパレット交換と準備交換の動作におけるシフタホー
ク，シフタ軸，ボールねじの動作説明図、第９図は従来
の多面APC付マシニングセンタの上視図である。 ２……テーブル、17……パレット 25……シフタ、47……シフタ軸 48A,48B……シフタホーク、56A,56B……フック 60……パレットマガジン 62……パレット貯蔵台
Claims (1)
- 【請求項１】NC工作機械のテーブル上のパレット台をパ
レット交換方向と直角方向の隣合う２個所のパレット交
換位置（a,b）にNC制御で移動位置決めされるように設
け、前記２個所のパレット交換位置（a,b）に対応する
２個所のパレット交換位置（c,d）に位置決め可能な複
数のパレット貯蔵台（62）を有するパレットマガジン
（60）を前記テーブルに対設し、前記テーブルとパレッ
トマガジンの互いに対応する第１交換列の交換位置（a,
c）及び第２交換列の交換位置（b,d）間をパレットがそ
れぞれ平行移動可能に案内し且つそれぞれ準備位置を移
動途中に有する交換装置の枠体を設け、パレット（17）
にはその左右両側交換方向の前位置と後位置にそれぞれ
フック（56A,56B）を設け、該フックにそれぞれかけ外
し自在なシフタフオーク（48A,48B）を両端に有するシ
フタ軸（47）を前記枠体の第１交換列，第２交換列の中
央部に設け、該シフタ軸の中央部を支持して前記第１交
換列側のパレットか前記第２交換列側のパレットの何れ
かにシフタフオークを係合させるための変位手段を設
け、前記テーブル側の交換位置と前記準備位置と前記パ
レットマガジン側の交換位置とに前記パレットを移動位
置決めする位置決め駆動手段を設けてなり、シフタフオ
ークのかけ外しとシフタ軸の前進後退の繰り返しにより
テーブルの交換位置と準備位置間でパレット交換を行っ
たあと準備位置とパレットマガジン間でパレット交換を
行うことを特徴とする多面自動パレット交換装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6250388A JPH0725005B2 (ja) | 1988-03-16 | 1988-03-16 | 多面自動パレツト交換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6250388A JPH0725005B2 (ja) | 1988-03-16 | 1988-03-16 | 多面自動パレツト交換装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01234133A JPH01234133A (ja) | 1989-09-19 |
| JPH0725005B2 true JPH0725005B2 (ja) | 1995-03-22 |
Family
ID=13202036
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6250388A Expired - Lifetime JPH0725005B2 (ja) | 1988-03-16 | 1988-03-16 | 多面自動パレツト交換装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0725005B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5370212A (en) * | 1991-12-04 | 1994-12-06 | Toshiba Kikai Kabushiki Kaisha | Automatic pallet changer method and apparatus |
| CN100421875C (zh) * | 2005-06-21 | 2008-10-01 | 上海第三机床厂 | 摆臂式工件托盘自动交换装置 |
| JP2007118182A (ja) * | 2006-12-27 | 2007-05-17 | Kanzaki Kokyukoki Mfg Co Ltd | 縦型主軸移動式工作機械のワーク供給装置 |
| CN111993162B (zh) * | 2020-08-31 | 2021-10-22 | 珠海格力智能装备有限公司 | 加工生产线 |
-
1988
- 1988-03-16 JP JP6250388A patent/JPH0725005B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01234133A (ja) | 1989-09-19 |
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