JPH04136522U - 計器の位置決め構造 - Google Patents

計器の位置決め構造

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JPH04136522U
JPH04136522U JP4488591U JP4488591U JPH04136522U JP H04136522 U JPH04136522 U JP H04136522U JP 4488591 U JP4488591 U JP 4488591U JP 4488591 U JP4488591 U JP 4488591U JP H04136522 U JPH04136522 U JP H04136522U
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浩之 小澤
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矢崎総業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】組み立て性に優れ、かつ、治具板と、内機、導
光板及び文字板の各周縁部に形成された係合手段とを用
いることなく、内機、導光板及び文字板の位置決めがで
き、導光板の小型化を図ることが可能な計器の位置決め
構造を提供することである。 【構成】導光板8の指針孔13の周縁部下面には、径方
向対称位置に、略コ字状の係合リブ17が突設されてお
り、この係合リブ17に、ムーブメント3のコイルボビ
ン5に突設されたフランジ部5aが係合されるようにな
っている。また、導光板8の指針孔13の周縁部上面に
は、導光板8の上面に載置される文字板の中心孔と係合
され、文字板の周方向の位置決めを行うリブを有する係
合突起が形成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は計器の位置決め構造に係り、特に内機と導光板と文字板との位置決め に適した計器の位置決め構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、文字板の下面にプリズムとして機能する導光板を備え、この導光板 を介して照明用電球の照射光を、文字板、及び内機によって駆動される指針に導 くようにした計器が知られており、斯かる計器の内機、導光板及び文字板の位置 決めを行う構造として図5乃至図8に示した構造がある。
【0003】 図において符号1は内機を示し、IC、抵抗等が接続された硬質プリント配線 基板2の上面にクロスコイル形ムーブメント3が固定されたものである。このク ロスコイル形ムーブメント3は、内部にマグネットロータを収納すると共に、外 部にコイル4が巻回されたコイルボビン5を遮磁ケース6内に収容してなるもの で、コイルボビン5から突出するマグネットロータの回転軸7には、指針が固着 されるようになっている。上記内機1の上面には、透明なアクリル板等からなり 後述する文字板9の下面全体に位置する導光板8が配設されており、この導光板 8の上面には、文字、目盛り等が形成された文字板9が配設されるようになって いる。
【0004】 斯かる計器を組み立てるには、図6に示したような複数の位置決めピン10が 突設された治具板11を用いる。始めに内機1の配線基板2の周縁部に形成され た係合孔2aを上記治具板11の係合ピン10aと係合させて、治具板11上に 内機1を位置決めし、次に、導光板8の周縁部に形成された係合孔8aを治具板 11の係合ピン10bと係合させて、上記内機1の上面に、内機1全体を覆うよ うに導光板8を載置した状態で治具板11上に導光板8を位置決めする。更に、 上記導光板8の周縁部に突設された位置決めピン8bに文字板9の係合孔9aを 係合させて、導光板8の上面に文字板9を位置決め、載置し、斯かる状態で、文 字板9の上面より文字板9、導光板8を貫通して上記内機1のコイルボビン5の フランジ部5aのねじ穴5bに止めねじ12を螺入させることで、内機1、導光 板8及び文字板9が所定の位置関係で一体に組み立てられるものである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の計器の位置決め構造においては、組み立てる計器に応じて 種々の治具板11が必要であり、斯かる治具板11を用いた組み立て作業が煩雑 であるという不都合がある。
【0006】 また、製品の低価格化、軽量化等のために、文字板9の下面に配設される導光 板8を小型化し、斯かる導光板8を介して内機1によって駆動される指針に照射 光を導いて照明することが考えられているが、上記した治具板11と、内機1、 導光板8及び文字板9の各周縁部に形成された係合手段2a,8a,8b,9a とを用いた位置決め構造をとる限り、導光板8の小型化を図ることが難しいとい う不都合がある。
【0007】 本考案は上記した点に鑑みてなされたもので、組み立て性に優れ、かつ、治具 板と、内機、導光板及び文字板の各周縁部に形成された係合手段とを用いること なく、内機、導光板及び文字板の位置決めができ、導光板の小型化を図ることが 可能な計器の位置決め構造を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本考案に係る計器の位置決め構造は、内機の上面に導 光板を配設すると共に、この導光板の上面に文字板を配設し、この文字板の上面 に上記内機により駆動される指針を配設してなる計器において、上記導光板の上 記内機の回転軸が貫通する指針孔の周縁部下面に、上記内機の導光板への取付部 と係合する係合部を形成すると共に、上記導光板の指針孔の周縁部上面に、上記 文字板と係合する係合部を形成したことをその特徴とするものである。
【0009】
【作用】
本考案によれば、導光板の指針孔の周縁部下面に、内機の導光板への取付部と 係合する係合部を形成すると共に、導光板の指針孔の周縁部上面に、文字板と係 合する係合部を形成したので、従来のように治具板を用いることなく、内機と導 光板と文字板との位置決めを行うことができるものである。また、導光板の指針 孔の周縁部上下面に係合部を形成したので、導光板の中心部分の係合手段だけで 内機と導光板と文字板との位置決めを行うことができ、これにより、導光板を小 型化することができるものである。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図1乃至図4を参照して説明する。 図1乃至図4は本考案に係る計器の位置決め構造を示したもので、IC、抵抗 等が接続された硬質プリント配線基板2の上面に、内部にマグネットロータを収 納したコイルボビン5の外部にコイル4を巻回してなる、クロスコイル形ムーブ メント3が固定された内機1の上面には、上記ムーブメント3部分だけを覆うよ うな小型の導光板8が配設されるようになっている。
【0011】 この導光板8の中心部分には、上記ムーブメント3の回転軸7が貫通する指針 孔13が形成されており、この指針孔13の外周部には、照射光を指針に導くよ うに略45°に傾斜された反射面14が形成されている。また、上記導光板8の 両端部近傍には、照明用電球が配設されるようになっており、導光板8の両端部 には、上記電球からの照射光を導光板8内に取り入れるための入光面15が形成 されている。更に、上記導光板8の外周面は、導光板8内に進入した光を上記指 針孔13部分に集中させる湾曲反射面16とされている。
【0012】 また、上記導光板8の指針孔13の周縁部下面には、径方向対称位置に、略コ 字状の係合リブ17が突設されており、この係合リブ17に、上記ムーブメント 3のコイルボビン5に突設されたフランジ部5aが係合されるようになっている 。また、上記導光板8の指針孔13の周縁部上面には、導光板8の上面に載置さ れる文字板9の中心孔18と係合され、文字板9の周方向の位置決めを行うリブ 19aを有する係合突起19が形成されている。
【0013】 本実施例においては、照明用電球の照射光が導光板8を介して指針に導かれて 照明されるようになっている。
【0014】 本実施例において、計器を組み立てるには、図2に示したように、導光板8の 下面に形成した係合リブ17とムーブメント3のコイルボビン5のフランジ部5 aとを係合させて、導光板8の下面に内機1を位置決めすると共に、図3及び図 4に示したように、導光板8の上面の係合突起19に文字板9の中心孔18を係 合させて、導光板8の上面に文字板9を位置決めし、この状態で、文字板9の上 面より文字板9、導光板8を貫通して上記コイルボビン5のフランジ部5aのね じ穴5bに止めねじ12を螺入させる。これにより、内機1、導光板8及び文字 板9が所定の位置関係で一体に組み立てられるものである。
【0015】 従って、本実施例においては、導光板8の指針孔13の周縁部上下面に形成し た係合突起19及び係合リブ17を、それぞれ文字板9の中心孔18及び内機1 のコイルボビン5のフランジ部5aと係合させることで、内機1と導光板8と文 字板9との位置決めが行えるようになり、従来のように、治具板を用いることな く斯かる位置決め作業が行えるので、計器の組み立て作業が容易となり、作業効 率を著しく向上させることができる。
【0016】 また、導光板8の指針孔13の周縁部に形成した係合突起19及び係合リブ1 7だけで内機1と導光板8及び導光板8と文字板9との位置決めを行うようにし ているので、斯かる位置決め係合手段が導光板8の中心部分に形成されることで 、導光板8を従来のものより小型化することができ、これにより、製品の低価格 化、軽量化を図ることができる。
【0017】 なお、上記実施例においては、文字板9の照明については説明していないが、 文字板9の文字、目盛り等の意匠との関係から、上記導光板8を使用して照明し たり、図示しない他の手段で照明したりすることができるものである。
【0018】
【考案の効果】
以上述べたように本考案に係る計器の位置決め構造は、導光板の指針孔の周縁 部下面に、内機の導光板への取付部と係合する係合部を形成すると共に、導光板 の指針孔の周縁部上面に、文字板と係合する係合部を形成したので、従来のよう に治具板を用いることなく、内機と導光板と文字板との位置決めを行うことがで き、また、導光板の指針孔の周縁部上下面に係合部を形成したので、導光板の中 心部分の係合手段だけで内機と導光板と文字板との位置決めを行うことができ、 これにより、導光板を小型化することができ、製品の低価格化、軽量化を図るこ とができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る計器の位置決め構造のうち、内機
と導光板との関係を示す平面図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】本考案に係る計器の位置決め構造のうち、導光
板と文字板との関係を示す平面図である。
【図4】図3のB−B線断面図である。
【図5】従来の計器の位置決め構造のうち、内機と導光
板との関係を示す平面図である。
【図6】従来の計器の位置決め構造に使用する治具板の
斜視図である。
【図7】従来の計器の位置決め構造のうち、導光板と文
字板との関係を示す平面図である。
【図8】図7のC−C線断面図である。
【符号の説明】
1 内機 2 硬質プリント配線基板 3 クロスコイル形ムーブメント 5 コイルボビン 5a フランジ部 7 回転軸 8 導光板 9 文字板 12 止めねじ 13 指針孔 17 係合リブ 18 中心孔 19 係合突起

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内機の上面に導光板を配設すると共に、
    この導光板の上面に文字板を配設し、この文字板の上面
    に上記内機により駆動される指針を配設してなる計器に
    おいて、上記導光板の上記内機の回転軸が貫通する指針
    孔の周縁部下面に、上記内機の導光板への取付部と係合
    する係合部を形成すると共に、上記導光板の指針孔の周
    縁部上面に、上記文字板と係合する係合部を形成したこ
    とを特徴とする計器の位置決め構造。
JP1991044885U 1991-06-14 1991-06-14 計器の位置決め構造 Expired - Lifetime JP2503196Y2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5834015U (ja) * 1981-08-31 1983-03-05 日本精機株式会社 指示計器の文字板取付装置
JPS6423625U (ja) * 1987-07-30 1989-02-08

Patent Citations (2)

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