JPS6349688Y2 - - Google Patents

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JPS6349688Y2
JPS6349688Y2 JP12782787U JP12782787U JPS6349688Y2 JP S6349688 Y2 JPS6349688 Y2 JP S6349688Y2 JP 12782787 U JP12782787 U JP 12782787U JP 12782787 U JP12782787 U JP 12782787U JP S6349688 Y2 JPS6349688 Y2 JP S6349688Y2
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JP12782787U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、自動車・オートバイ・船舶などの
各種計器類の指針構造に関するものである。
〔従来の技術〕
一般にこの種の計器は、第1図および第2図に
示すように計器本体1に形成した指針軸2に指針
3圧入固定されている。
また指針3の指示と対比判読する目盛や文字な
どの表示指標4を施した文字板5が上記計器本体
1に固着されている。
この場合、文字板5には指針軸2を挿通する貫
通孔6が形成されている。
また、指示計器にあつては、夜間において良好
に判読するため、合成樹脂製の透光性を有する導
光体の表面に透光性を有する文字板を密着配接
し、この文字板の表面に文字・目盛などの表示指
標を施して文字板基盤を構設し、照明灯の照射光
線を上記導光体内へ導き、導光体からの光線によ
つて文字板に形成した表示指標を明るく照明する
ようにしており、近年ではたとえば実開昭56−
114497号公報,実開昭56−35088号公報などで知
られているようにアクリル樹脂などの透光性指針
を用い、照明灯からの光線を上記導光体を介して
指針の基部内へ入光させて指針の指示部を明るく
照明して視認性の向上を計るようにした導光体利
用の照明装置が提案されている。
この際、指針の指示部を明るく照らし出すよう
にするためには、指針の基部の大きさや高さ寸法
を大きくすればする程、照明灯からの照射光量が
増し指針の指示部が明るくなりやすい。
しかしながら、指針自体を大きくする程、指針
の重量が増えてしまい、指示計器の作動に悪影響
を与えやすく、しかも重量バランスが大きく崩れ
てしまうと指示特性に変動を来たしやすいため、
指針の指示部の反延長方向に位置した指針基部や
指針キヤツプにバランスウエートを取り付け、指
針全体の重量バランスを保つようにしている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、上述した指針のバランスウエートの
固定構造にあつては、バランスウエートを接着,
溶着などの手段を主体にして組み付け固定してい
るため、組み付け作業性に難がある。
この考案は上記問題に着目し、指針の指示部を
明るく照らし出すことができるように構成すると
ともに、バランスウエートの組み付け作業性をも
良好にすることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するため本考案は、計器本体の
指針軸に指針の基部側を取り付け固定し、指針の
支持部を除く上記基部側を指針キヤツプにより覆
うようにした指針構造において、上記指針を透光
性材料により形成し、少なくとも指針軸位置から
指針の指示部側に位置した基部に照明光線を指針
の指示部先端側に向かつて反射導光するための反
射面を形成し、指針の指示部と相反する側に位置
した基部に係止用ピンを立設するとともに、この
係止用ピンの両側にガイド壁を立設し、このガイ
ド壁に沿つて回り止め保持され、上記係止用ピン
に挿通されるバランスウエートを指針の基部に装
着保持し、このバランスウエートとともに指針の
基部側を上記指針キヤツプによつて覆つたことを
特徴とする指針のバランスウエート支持装置にあ
る。
〔実施例〕
以下この考案を発光式の着脱指針を例にして第
3図から第7図に示す実施例に基づいて説明す
る。
同図において、計器のハウジング10の内部に
計器本体11が収納固定され、この計器本体11
の上方に向かつて計器本体11の一部を構成する
指針軸12が突き出し形成されている。
また上記計器本体11の上方にはアクリル樹脂
などの透光性の優れた導光体13が配設され、こ
の導光体13には上記指針軸12を挿通する貫通
孔14が形成され、かつ貫通孔14の内壁をカツ
トした導光反射面15が形成されている。
上記導光体13基板の表面側に合成樹脂たとえ
ばポリカーボネイトなどの透光性を有する文字板
16が積層配設され、この文字板16には上記導
光体13の導光反射面15と対応した位置を欠如
した切り欠き部17が形成されるとともに、文字
板16の表面に透光可能な目盛や文字などの表示
指標18が形成されている。
しかして、上記指針軸12の上端には指針座1
9を圧入固定するように形成しており、この場合
上記指針座19には、その下方側に上記指針軸1
2の上端部分を圧入係合する圧入孔20が形成さ
れるとともに、その上方側に螺子部21が形成さ
れ、かつ指針座19の螺子部21の下方外周に回
り止め部22が形成されている。
また指針23はアクリル樹脂などの透光性を有
する材料により形成され、この指針23には指針
軸12側に取り付けられる基部24が形成される
とともに、上記文字板16とほぼ平行にして指針
23の基部24から一体に指示部25が形成さ
れ、上記基部24には上記指針座19の螺子部2
1を貫挿する挿入孔26と、指針座19の回り止
め部22に係合する回り止め孔27とが形成され
ている。
またこの実施例では、指針23の指示部25の
基端側に位置した基部24には、基部24の中心
部から指示部25に向かつてほぼ45度傾斜し、指
示部25の基端側を焦点として曲率による反射面
28が形成され、かつ基部24における上記挿入
孔26後方側には基部24の後端から指示部25
に向かつてほぼ45度傾斜した反射面29が形成さ
れ、さらにこの反射面29部分に係止用ピン30
が立設され、この係止用ピン30の両側にガイド
壁31が設けられている。
また、指針23の指示部25と相反する側にし
て、上記係止用ピン30に挿通され上記両ガイド
壁31に沿つて指針23全体の重量バランスを保
つバランスウエート32が装着保持されている。
また指針23の基部24の上面側および周側面
側を覆う指針キヤツプ33は遮光性を有する材料
により形成されており、この指針キヤツプ33の
上端面には指針23の基部24に形成した挿入孔
26と同一軸線上に透孔34が形成され、この指
針キヤツプ33の透孔34を介して指針キヤツプ
33の上面側から指針23の基部24上方に突き
出た指針座19の螺子部21と螺合する固定ナツ
ト35が設けられており、この固定ナツト35に
は治具あるいは指先で回動可能な回動操作部36
を形成している。
なお、この一実施例においては、計器本体11
に導光体13と文字板16とをビス37によつて
固定しており、導光体13の端部に照明灯38が
配設されている。
上記構成において、その組み付けを説明する。
まず指針座19に形成した回り止め部22に指針
23の基部24に形成した回り止め孔27が挿入
係着され、指針座19と指針23とが回り止め保
持される。
このとき、指針座19に形成した螺子部21が
指針23の挿入孔26に挿通され、螺子部21の
上端部分が指針23の基部24の上端面から突き
出し配設される。
また上記指針23の基部24に形成したガイド
壁31に沿わせつつ係止用ピン30に挿通してバ
ランスウエート32を装着保持して後、指針キヤ
ツプ33を指針23の基部24にかぶせて、次い
で指針キヤツプ33の透孔34を介して固定ナツ
ト35を指針座19の螺子部21に螺合して締め
付けることにより、指針座19と固定ナツト35
との間に指針23と指針キヤツプ33とが挟み付
けられて一体的に固定され、通常の組み付け時に
おける指針23側の組み付け作業が完了する。
また計器本体11側にはビス37を介して文字
板16と導光体13とを固定し、続いて上記指針
23側に組み付けた指針座19の圧入孔20部分
を上記文字板16の切り欠き部17および導光体
13の貫通孔14に位置した指針軸12に圧入す
る。この際、文字板16に設けた表示指標18に
指針23の指示部25の向きが適合する位置に合
わせて圧入し、計器本体11側を微調整して指示
調整することにより計器機構全体の組み付けが終
了する。
従つて、照明灯38からの照射光線が導光体1
3内へ入射し、導光体13の導光反射面15を介
して指針23の基部24側へと導出される。この
とき、指針23の指示部25側に位置した基部2
4に入射した光線は反射面28によつて指示部2
5の基端側へと反射集光し、指示部25自体を光
輝するとともに、基部24の後部に入射した光線
は反射面29によつて反射され、指示部25側へ
と導かれ指針23の指示部25が照らし出され、
これにより指示部25全体が光輝する。
また、本考案においては、上述したバランスウ
エート32を固定保持する手段として、指針23
の指示部25側と相反する側の基部24に係止用
ピン30を立設するとともに、この係止用ピン3
0の両側にガイド壁31を立設することにより、
バランスウエート32を各ガイド壁31をさそい
込みとしての役目を果たしつつ中央部分に立設し
た係止用ピン30に挿入して支承保持することに
より、細い係止用ピン30を傷めることなく安定
して組み付けることができるとともに、決められ
た取り付け位置に簡単に装着できる。
なお、上述した実施例では、ガイド壁31をほ
ぼ平行に立設形成していたが、バランスウエート
32の側壁部分を取り巻くように形成してもよ
い。
〔考案の効果〕
以上のように、本考案の指針のバランスウエー
ト支持構造においては、ガイド壁を案内しながら
簡単に係止用ピンに挿通して保持することができ
るものであり、その取り付け位置の精度を安定に
保つことができるため、指針の重量バランスを良
好に保つことができるという効果がある。
また、このバランスウエートを支持する側と相
反する側である指針指示部側に位置した指針の基
部に指示部の先端側に向けて反射導光する反射面
を形成することにより、指示部を明るく照らし出
すことができ、バランスウエートの組み付け後に
おいて、指針キヤツプによつて、バランスウエー
トとともに指針の基部を被嵌することにより目隠
しすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来装置を示した正面図、第2図は第
1図の要部を断面で表した平面図、第3図から第
7図はこの考案の一実施例を示すもので、第3図
は文字板面上を示した正面図、第4図は第3図の
要部を断面で表した平面図、第5図は第4図要部
の拡大断面図、第6図は第5図要部の分解断面
図、第7図は第6図の斜視図である。 ハウジング……10、計器本体……11、指針
軸……12、導光体……13、貫通孔……14、
導光反射面……15、文字板……16、切り欠き
部……17、表示指標……18、指針座……1
9、圧入孔……20、螺子部……21、回り止め
部……22、指針……23、基部……24、指示
部……25、挿入孔……26、回り止め孔……2
7、反射面……28,29、係止用ピン……3
0、ガイド壁……31、バランスウエート……3
2、指針キヤツプ……33、透孔……34、固定
ナツト……35、回動操作部……36、ビス……
37、照明灯……38。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 計器本体の指針軸に指針の基部側を取り付け固
    定し、指針の支持部を除く上記基部側を指針キヤ
    ツプにより覆うようにした指針構造において、上
    記指針を透光性材料により形成し、すくなくとも
    指針軸位置から指針の指示部側に位置した基部に
    照明光線を指針の指示部先端側に向かつて反射導
    光するための反射面を形成し、指針の指示部と相
    反する側に位置した基部に係止用ピンを立設する
    とともに、この係止用ピンの両側にガイド壁を立
    設し、このガイド壁に沿つて回り止め保持され、
    上記係止用ピンに挿通されるバランスウエートを
    指針の基部に装着保持し、このバランスウエート
    とともに指針の基部側を上記指針キヤツプによつ
    て覆つたことを特徴とする指針のバランスウエー
    ト支持装置。
JP12782787U 1987-08-22 1987-08-22 Expired JPS6349688Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP12782787U JPS6349688Y2 (ja) 1987-08-22 1987-08-22

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JP12782787U JPS6349688Y2 (ja) 1987-08-22 1987-08-22

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Publication Number Publication Date
JPS63126830U JPS63126830U (ja) 1988-08-18
JPS6349688Y2 true JPS6349688Y2 (ja) 1988-12-21

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