JPH0413607A - ダニ防除剤 - Google Patents

ダニ防除剤

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JPH0413607A
JPH0413607A JP11228690A JP11228690A JPH0413607A JP H0413607 A JPH0413607 A JP H0413607A JP 11228690 A JP11228690 A JP 11228690A JP 11228690 A JP11228690 A JP 11228690A JP H0413607 A JPH0413607 A JP H0413607A
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JP
Japan
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ceramic
acaride
controller
adsorption power
plant
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JP11228690A
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English (en)
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Sadami Ishibashi
定己 石橋
Takefumi Guzuguchi
葛口 武文
Masahiro Matsuwaki
松脇 匡弘
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ)産業上の利用分野 本発明は衛生害虫のダニ防除剤に関する。
口)従来の技術 近年、住宅の構造や材質の変化あるいは生活スタイルの
変化に伴って、−年中部屋のなかが暖かくまた湿気も多
いために室内にダニやカビが大発生し、衛生上の問題だ
けでなくダニによるアレルギーぜんそくやアトピー性皮
膚炎は幼児において特に問題になっている。
従来、以上のようなダニ防除には化学的には殺虫剤であ
る有機リン剤あるいはピレスロイド剤を畳やじゅうたん
の表面や内部に処理する あるいは物理的に掃除器で丹
念に吸い取るが1畳やじゅうたん、布団などを50°C
以上に加熱するなどによっていた。
ハ)発明が解決しようとする課題 しかし、ダニは昆虫ではないので殺虫剤の効果は低く、
また毒性の問題も生じている。また家庭用の掃除器では
隙間に潜んでいるダニを吸引するにはパワーが不足して
いる。加熱処理は手間と装置が大損りになってしまう。
本発明の目的は上記の問題点を解決する為になされたも
のであり、毒性の心配がなくかつ使いやすく、効力の高
いダニ防除剤を提供するものである。
二)課題を解決するための手段 上記目的は、ヒノキ科植物から抽出した精油成分を多孔
性粒状セラミックスに含浸し、これを畳、じゅうたんな
どダニの発生場所に散布することによって達成される。
本発明に用いることの出来るヒノキ科植物(Cupre
ssaceae)にはヒノキ属(Chamaacypa
ris)のヒノキ(C,obtusa) 、サワラ(C
,pisifera)、イエローシーダー(C,noo
tkatens is)、タイワンヒノキ(C,tai
wanensis)、ペニヒ(G、 formosen
sis)、コメテガシワ属(Thuja)のネズコ(T
、5tandishii)、ウェスタンレッドシーダー
(T、 plicata) 、ホワイトシーダー(T、
occidental is)、アスナロ属(Thuj
opsis)のアスナロ(T、 do 1abrata
)、ヒノキアスナロ(T、 dorabratavar
、 hondae)などがあり、これらの植物の葉枝幹
根の各部からそれぞれ特有の成分を含む精油か水蒸気蒸
留または有機溶剤で抽出することができる。これらの精
油は単独に用いてもよいが混合してもよい。また成分の
うもより有効なものを分離して用いることができる。
また本発明に用いる多孔質粒状セラミックスにはマグネ
シアクリンカ−クレークリンカー パーライト、軽石(
抗火石)、シリカゲル、セピオライト、ゼオライトその
他の人造i−たは天然石が使用できる。粒の大きさは0
.1〜3 mmのものが使用できるが 0.2〜l m
n+の粒度のものが好ましい。
粒度が小さ過ぎるとほこりになったり畳やじゅうたんの
隙間に入って取り除けなくなり、大きすぎると散布密度
が疎になってしまう。
粒の形状は球に近いほうが散布しやすいか、角型でもか
まわない。材質の異なるセラミックス粒を混合して用い
ることも出来る。
精油のセラミックス粒への含浸量は即効型掃除用の目的
のためのものには、2〜6%でよい。また持続型を目的
とするものは、6〜30%にするのが好ましい。セラミ
ックス粒は材質によって精油の吸着力の程度が異なるの
で用途によって選択しなければならない。例えば、吸着
力の弱いマグネシアクリンカ−クレークリンカー、パー
ライトなどは畳などに散布してから短時間に殺ダニ成分
を放出するので掃除用に適している。一方、セピオライ
ト ゼオライト シリカゲル、アルミナなどはその結晶
構造や表面活性により吸着力が強く徐放性があるので、
散布後放置して効果を持続させる場合に好ましい。
しかし、セラミックスの材質りけでは用途に合致した吸
着特性が得られない場合がある。吸着力を弱めるために
はセラミックス粒の表面にあらかじめ高沸点の多価アル
コール類1例えば、PEG、PG、グリセリンなどを1
〜5%表面処理しておけばよい。表面処理の方法は上記
多価アルコール類をメタノール、アセトンなどの揮発性
溶剤に適量溶かしておきセラミックス粒に飽和浸種させ
た後乾燥させればよい。また一方、揮発性の高い精油を
除徐に放出し、効果を持続させるようあるいは強すぎる
吸着力を調節するよう、各種精油成分とワックス類、高
級アルコール類 高級脂肪酸類などの親油性有機固形物
を溶解混合しておくことかできる。ワックス類にはパラ
フィンワックス、蜜ろう鯨ろう カルナバワックスなど
が使用てきる。高級アルコール類としてはセチルアルコ
ール、ステアリルアルコールが、高級脂肪酸としてはス
テアノン酸、オレイン酸、ミリスチン酸などが使用てき
る。各種精油100部にこれらをID〜200部混合す
ればよいが その割合は使用する精油の揮発性や使用す
るセラミックスの吸着力また使用目的に合わせて調節す
ればよい。
ホ)作用 本発明品に用いるヒノキ科植物の精油は揮発性成分を含
んでいるので、製剤はガスバリアー性の高い密閉容器に
入れておき使用時に適度な大きさの散布孔から少量ずつ
高しながら畳 じゅうたんなどの表面または裏に均一に
散布すればよい。
即効型の場合は散布後1〜数日そのまま放置して掃除器
で吸引することによってダニの死骸等をセラミックス粒
とともに除去すればよい。持続型の場合は上記のほか押
し入れやたんすの底に散布して長期間ダニの増殖を防ぐ
ことができる。
各種ヒノキ科植物の精油成分はそれぞれパターン化され
た特徴的な多成分から成っており、各部位によっても異
なっているが、主にモノルペンジテルペン、セキステル
ペンおよびそれらのアルコールまたはカルボン酸である
。各精油中の各成分のダニに対する効力はまだ詳しくは
解明されていないが1例えばヒノキの場合ではカジネン
、カシ、ノールなどが特に有効である。またタイワンヒ
ノキ レッドシダー、アスナロなどにはthujapl
icinやヒノキチオールなどのトロボロン環を持つ化
合物が多種含まれておりこれらも高い効力をもつと考え
られる。
へ)実施例 実施例1〜12 本発明を実施例によって詳しく説明する。
第1表に示した1〜12の発明品を作り ダニに対する
効果を試験した。用いた各セラミックスの粒度は0.3
mm〜1.5Itl111である。試験方法は以下の通
りである。径6011I111の深型シャーレの底にろ
紙を敷き、その上にヤケヒヨウヒダニ50頭および含水
率12%の粉末飼料0.2gを置き この中に発明品1
〜12および対照品1を0.2g散布して和紙でぶたを
し、湿度75%、25°Cの恒温室に置いて12時間後
および24時間後に顕微鏡により観察して生ダニ教を数
え死生率を求めた。
その結果を第2表に示した。
第2表で明らかなように本発明品はいずれも殺ダニ効果
が認められた。また特にマグネシアクリンカ−粒剤にお
いて即効性が優れていることが解った。
第1表 実施例I〜I2 ■  マグネシアクリンカ− 発   2  ウレークリンヵー 3 バーライ・ 日月  4  I4石(檎大石) 5 マグネシアクリンカ− 品  6 マグネシアクリンカ− 7マグ不ンアクリンカー 8 マグネシアクリンカー 9 マグネシアクリンカ− IOマグネシアクリンカ− U  マグネシアクリンカ− I2 マグネシアクツ1ンカー 対 l 品 l  マグネシアクリンカ−ヒノキ新油 ヒノキ新油 ヒノキF4a ヒノキ科植物 不ワイ1シダー向 イエローシダー材油 タイワンヒノキ材浦 サワラ巣油 ネズコ新油 ヒノキ1油 アスナロ材油 ノ叩ドシダー新油 第2表 実施例1〜12の試験結果 1(照品 1 実施例13〜17 次に各セラミックスに多価アルコール類を表面処理した
実施例13〜I7の発明品を作り、実施例1〜12と同
様な防ダニ試験を行なった。(第3表)その結果を第4
表に示した。表から明らかなようにセラミックス粒に多
価アルコール類を表面処理することによって即効性が高
まることが解った。
第4表 実施例13〜17の試験結東 第3表 実施例13〜17 発  4 明   15 品    6 対照品  2 マグネシアクリンカ−PG クレータリンカ−グリでリン バーライト      PEG400 ゼオライト       PG セピオライト     グリでリン マグネシアクリンカ−PG ヒノキ新油   4 ヒノキ新油   5 ヒノキ、材l ヒノキ新油   6 ヒノキ新油   6 実施例18〜21 第5表に示したような持続型のダニ防除剤管作った。用
いたセラミ、クス粒の粒度は0.3〜2mmである。
本発明品を用いて長期的な防ダニ効果を試験した。試験
方法は以Fの通りである。径EiOmmの腰高シャーレ
のなかに各試験品の0.2gを散布し5その上にろ紙を
敷き 更に上にヤケヒヨウヒダニ200頭と水分15%
の粉末飼料0.5gを入れ 湿度75%第5表 実施例
18〜21 K  18  マグネシアクリンカー  アスナロHi
lB20明 19 クレークリンカー    ヒノキ新
油品 20 ゼ万う仁・       ヒノキ向   
20賓ろう   団 ボタノール  10 対照品 3 セビオライr 温度25°Cの恒温室に置き、経時的に生ダニ数を数え
た。その結果を第6表に示した。表から明らかなように
発明品18〜2Iは長期的に防ダニ効果を持つことが解
った。
ト)発明の効果 本発明のダニ防除剤は粒状になっているのてへとつかず
、散布も容易である。ダニによるアレルギー防止には死
骸や排泄物の除去も大切であるが本発明品は必然的に掃
除の必要性があるのでより効果的である。またセラミッ
クスの材質や表面処理あるいは調整剤によって持続時間
をコントロールすることかてきる。
また主成分のヒノキ科植物の精油は芳香性かよく、鎮静
作用があることか知られている。また防ダニ効果以外に
防カビ効果や防虫効果を同時に持つなど多くの効果を奏
する。
発 18 明   19 品  20 対照品  3

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)0.1mm〜3mmの多孔質粒状セラミックスに
    ヒノキ科植物から抽出した精油成分のうち少なくとも一
    種又はこれらの混合物を含浸することを特徴としたダニ
    防除剤。 (2)粒状セラミックスがマグネシアクリンカーからな
    る請求項(1)記載の即効型ダニ防除剤。 (3)粒状セラミックスがセピオライトからなる請求項
    (1)記載の持続型ダニ防除剤。(4)粒状セラミック
    スにあらかじめ1〜5%の多価アルコール類を表面処理
    した請求項(1)記載の即効型ダニ防除剤。 (5)ヒノキ科植物の精油に10%〜200%の親油性
    固形有機物を混合した請求項(1)記載のダニ防除剤。
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