JPH09126537A - 空気調和機の局部的空気吐出装置 - Google Patents
空気調和機の局部的空気吐出装置Info
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- JPH09126537A JPH09126537A JP8242886A JP24288696A JPH09126537A JP H09126537 A JPH09126537 A JP H09126537A JP 8242886 A JP8242886 A JP 8242886A JP 24288696 A JP24288696 A JP 24288696A JP H09126537 A JPH09126537 A JP H09126537A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 熱交換された空気を身体などの所望の部位に
局部的に直接に当てることを可能とする空気調和機の局
部的空気吐出装置を提供する。 【解決手段】 吸入口30を通して室内から空気を吸入
するとともに該空気を吐出口20を通して室内に吐出さ
せるようにする送風手段40と、吸入口を通して吸入さ
れた空気を熱交換する熱交換器50とを備えた空気調和
機に設置する局部的空気吐出装置60であって、空気調
和機本体10の壁部から室内側に突出させて設けた局部
用ダクト70と、この局部用ダクトの一端側に設けら
れ、熱交換器を通過して熱交換された空気を局部用ダク
トを通して強制的に室内に吐出させる送風機80とから
なる。
局部的に直接に当てることを可能とする空気調和機の局
部的空気吐出装置を提供する。 【解決手段】 吸入口30を通して室内から空気を吸入
するとともに該空気を吐出口20を通して室内に吐出さ
せるようにする送風手段40と、吸入口を通して吸入さ
れた空気を熱交換する熱交換器50とを備えた空気調和
機に設置する局部的空気吐出装置60であって、空気調
和機本体10の壁部から室内側に突出させて設けた局部
用ダクト70と、この局部用ダクトの一端側に設けら
れ、熱交換器を通過して熱交換された空気を局部用ダク
トを通して強制的に室内に吐出させる送風機80とから
なる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機の局部
的空気吐出装置に関し、特に、可撓性を有するダクトを
用いてユーザーが所望する部位に熱交換された空気を局
部的に供給することを可能とする空気調和機の局部的空
気吐出装置に関する。
的空気吐出装置に関し、特に、可撓性を有するダクトを
用いてユーザーが所望する部位に熱交換された空気を局
部的に供給することを可能とする空気調和機の局部的空
気吐出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の空気調和機は、図4に示すよう
に、本体10の前面の上部および下部に吐出口20およ
び吸入口30がそれぞれ設けられており、本体10内の
中央には、電源が印加されると作動して吸入口30を通
して室内空気を吸入するとともにその空気を吐出口20
を通して室内に吐出させるようにする送風手段40が設
けられている。さらに、本体10内の下部には、吸入口
30を通して吸入された室内空気を冷気に熱交換させる
熱交換器50が所定の角度傾斜して設けられている。
に、本体10の前面の上部および下部に吐出口20およ
び吸入口30がそれぞれ設けられており、本体10内の
中央には、電源が印加されると作動して吸入口30を通
して室内空気を吸入するとともにその空気を吐出口20
を通して室内に吐出させるようにする送風手段40が設
けられている。さらに、本体10内の下部には、吸入口
30を通して吸入された室内空気を冷気に熱交換させる
熱交換器50が所定の角度傾斜して設けられている。
【0003】送風手段40は、電源が印加されると駆動
する送風モータ41と、送風モータ41のモータ軸42
に連結され、送風モータ41の駆動力により回転する送
風ファン43と、送風ファン43をカバーするとともに
空気の流れをガイドする送風ガイド部材44とからな
る。
する送風モータ41と、送風モータ41のモータ軸42
に連結され、送風モータ41の駆動力により回転する送
風ファン43と、送風ファン43をカバーするとともに
空気の流れをガイドする送風ガイド部材44とからな
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに構成された従来の空気調和機によれば、送風ファン
43により本体10の前面下部に形成された吸入口30
を通して吸入された室内空気は、熱交換器50を通過し
て冷気に熱交換され、送風ガイド部材44により上方に
ガイドされ、本体10の前面上部に形成された吐出口2
0を通して室内に吐出される構造となっているので、例
えば人が本体10の前に立っている場合、吐出口20を
通して吐出される冷気は顔や胸のあたりにだけに当た
り、身体の所望の部位に冷気を直接当てることができな
いという問題点があった。
うに構成された従来の空気調和機によれば、送風ファン
43により本体10の前面下部に形成された吸入口30
を通して吸入された室内空気は、熱交換器50を通過し
て冷気に熱交換され、送風ガイド部材44により上方に
ガイドされ、本体10の前面上部に形成された吐出口2
0を通して室内に吐出される構造となっているので、例
えば人が本体10の前に立っている場合、吐出口20を
通して吐出される冷気は顔や胸のあたりにだけに当た
り、身体の所望の部位に冷気を直接当てることができな
いという問題点があった。
【0005】そこで、本発明は、上記のような問題を解
決するためになされたものであって、本発明の目的は、
熱交換された空気の一部を可撓性を有するダクトを通し
て吐出されるようにして、熱交換された空気を身体など
の所望の部位に局部的に直接に当てることを可能とする
空気調和機の局部的空気吐出装置を提供することにあ
る。
決するためになされたものであって、本発明の目的は、
熱交換された空気の一部を可撓性を有するダクトを通し
て吐出されるようにして、熱交換された空気を身体など
の所望の部位に局部的に直接に当てることを可能とする
空気調和機の局部的空気吐出装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の空気調和機の局部的空気吐出装置は、吸入
口を通して室内から空気を吸入するとともに該空気を吐
出口を通して室内に吐出させるようにする送風手段と、
吸入口を通して吸入された空気を熱交換する熱交換器と
を備えた空気調和機に設置する局部的空気吐出装置であ
って、空気調和機本体の壁部から室内側に突出させて設
けた局部用ダクトと、この局部用ダクトの一端側に設け
られ、熱交換器を通過して熱交換された空気を局部用ダ
クトを通して強制的に室内に吐出させる送風機とからな
ることを特徴とする。
に、本発明の空気調和機の局部的空気吐出装置は、吸入
口を通して室内から空気を吸入するとともに該空気を吐
出口を通して室内に吐出させるようにする送風手段と、
吸入口を通して吸入された空気を熱交換する熱交換器と
を備えた空気調和機に設置する局部的空気吐出装置であ
って、空気調和機本体の壁部から室内側に突出させて設
けた局部用ダクトと、この局部用ダクトの一端側に設け
られ、熱交換器を通過して熱交換された空気を局部用ダ
クトを通して強制的に室内に吐出させる送風機とからな
ることを特徴とする。
【0007】前記局部用ダクトは、任意の角度に折り曲
げて空気の吐出角度を自在に設定可能な可撓性の材料か
らなることが好ましい。また、前記局部用ダクトは、そ
の一端部に結合手段を有し、前記結合手段により前記空
気調和機本体の壁部に取り付けられるようにするとよ
い。
げて空気の吐出角度を自在に設定可能な可撓性の材料か
らなることが好ましい。また、前記局部用ダクトは、そ
の一端部に結合手段を有し、前記結合手段により前記空
気調和機本体の壁部に取り付けられるようにするとよ
い。
【0008】また、本発明の空気調和機の局部的空気吐
出装置は、吸入口を通して室内から空気を吸入するとと
もに該空気を吐出口を通して室内に吐出させるようにす
る送風手段と、吸入口を通して吸入された空気を熱交換
する熱交換器とを備えた空気調和機に設置する局部的空
気吐出装置であって、空気調和機の送風ガイド部材の一
側に連通するとともに熱交換されて前記送風ガイド部材
内に供給された空気の一部を外部に吐出させる局部用ダ
クトを空気調和機本体の壁部から室内側に突出させて設
けたことを特徴とする。
出装置は、吸入口を通して室内から空気を吸入するとと
もに該空気を吐出口を通して室内に吐出させるようにす
る送風手段と、吸入口を通して吸入された空気を熱交換
する熱交換器とを備えた空気調和機に設置する局部的空
気吐出装置であって、空気調和機の送風ガイド部材の一
側に連通するとともに熱交換されて前記送風ガイド部材
内に供給された空気の一部を外部に吐出させる局部用ダ
クトを空気調和機本体の壁部から室内側に突出させて設
けたことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明による実施形態につ
いて添付の図面に沿って詳述する。
いて添付の図面に沿って詳述する。
【0010】図1は本発明の好ましい実施態様による空
気調和機の局部的空気吐出装置を示す側断面図であり、
図2はその局部的空気吐出装置の一部を切り欠いて示す
平面図である。
気調和機の局部的空気吐出装置を示す側断面図であり、
図2はその局部的空気吐出装置の一部を切り欠いて示す
平面図である。
【0011】なお、本発明による局部的空気吐出装置を
備える空気調和機において、空気調和機としての概略的
な構成、すなわち、吸入口30、吐出口20、送風手段
40、熱交換器50といった構成は、図4に示す従来の
空気調和機のものと同様であるため、これらの要素につ
いての説明は省略する。
備える空気調和機において、空気調和機としての概略的
な構成、すなわち、吸入口30、吐出口20、送風手段
40、熱交換器50といった構成は、図4に示す従来の
空気調和機のものと同様であるため、これらの要素につ
いての説明は省略する。
【0012】図1において、参照符号60は、冷気の一
部を身体などの所望の部位に任意に供給できるようにす
る局部的空気吐出装置を示す。図1および図2に示すよ
うに、局部的空気吐出手段60は、本体10内に連通す
るように本体10の側壁に螺結され、任意の角度に折り
曲げて冷気の吐出角度を自在に設定可能とする局部用ダ
クト70と、本体10内の側壁に設けられ、熱交換器5
0により熱交換された冷気の一部を局部用ダクト70に
強制的に送り込み、局部用ダクト70を通じて室内に吐
出させるようにする送風機80とを含む。
部を身体などの所望の部位に任意に供給できるようにす
る局部的空気吐出装置を示す。図1および図2に示すよ
うに、局部的空気吐出手段60は、本体10内に連通す
るように本体10の側壁に螺結され、任意の角度に折り
曲げて冷気の吐出角度を自在に設定可能とする局部用ダ
クト70と、本体10内の側壁に設けられ、熱交換器5
0により熱交換された冷気の一部を局部用ダクト70に
強制的に送り込み、局部用ダクト70を通じて室内に吐
出させるようにする送風機80とを含む。
【0013】局部用ダクト70は、所定の角度に折り曲
げ可能であり、冷気の吐出角度を自在に設定できるよう
な材料たとえばプラスチック材からなる。図面では、局
部用ダクト70は、可撓性を有する一本の管として示さ
れているが、蛇腹状のものを用いてもよい。局部用ダク
ト70の一端にはねじ部72が形成され、このねじ部7
2は本体10の側壁の連結部15のねじ部12と螺結さ
れる。また、局部用ダクト70を使用しない場合には、
局部用ダクト70を連結部15から取り外して図示のな
い別の閉鎖手段で閉鎖するようにしてもよい。
げ可能であり、冷気の吐出角度を自在に設定できるよう
な材料たとえばプラスチック材からなる。図面では、局
部用ダクト70は、可撓性を有する一本の管として示さ
れているが、蛇腹状のものを用いてもよい。局部用ダク
ト70の一端にはねじ部72が形成され、このねじ部7
2は本体10の側壁の連結部15のねじ部12と螺結さ
れる。また、局部用ダクト70を使用しない場合には、
局部用ダクト70を連結部15から取り外して図示のな
い別の閉鎖手段で閉鎖するようにしてもよい。
【0014】送風機80は、局部用ダクト70の流入側
と同一の高さ位置で本体10の内側壁にブラケット90
を介して支持固定されている。
と同一の高さ位置で本体10の内側壁にブラケット90
を介して支持固定されている。
【0015】以下、このように構成された本発明による
空気調和機の局部的空気吐出装置の作用について述べ
る。
空気調和機の局部的空気吐出装置の作用について述べ
る。
【0016】空気調和機を作動させると、送風手段40
の送風モータ41に電源が印加されてモータ軸42に連
結された送風ファン43が回転する。送風ファン43の
回転に伴う送風力により本体10の前面下部に設けられ
た吸入口30を通して室内空気が吸入されるとともに、
流入した空気は本体10内に傾斜して設けられた熱交換
器50を通過して冷気に熱交換される。
の送風モータ41に電源が印加されてモータ軸42に連
結された送風ファン43が回転する。送風ファン43の
回転に伴う送風力により本体10の前面下部に設けられ
た吸入口30を通して室内空気が吸入されるとともに、
流入した空気は本体10内に傾斜して設けられた熱交換
器50を通過して冷気に熱交換される。
【0017】さらに、熱交換された冷気は、図1に示す
ように、送風ガイド部材44の前側および後側面に形成
された通路(図示せず)を通って案内され、送風ファン
43の回転方向にしたがって送風ガイド部材44の上部
開口を通して本体10内の上方に流れ、本体10の前面
上部に設けられた吐出口20を通して室内に吐出され
る。
ように、送風ガイド部材44の前側および後側面に形成
された通路(図示せず)を通って案内され、送風ファン
43の回転方向にしたがって送風ガイド部材44の上部
開口を通して本体10内の上方に流れ、本体10の前面
上部に設けられた吐出口20を通して室内に吐出され
る。
【0018】ここで、ユーザーが局部的な冷気の吐出を
選択する場合には、コントロールボックス(図示せず)
の局部的空気吐出ボタンを押すと、送風機80が作動し
て熱交換器50を通過した冷気の一部を図2の矢印で示
すように局部用ダクト70に強制的に送り込み、冷気は
局部用ダクト70を通して本体10の外部に吐出され
る。従って、ユーザーは局部用ダクト70の端部をつか
んで任意の角度に折り曲げることにより、身体などの所
望の部位に冷気を直接当てることが可能となる。
選択する場合には、コントロールボックス(図示せず)
の局部的空気吐出ボタンを押すと、送風機80が作動し
て熱交換器50を通過した冷気の一部を図2の矢印で示
すように局部用ダクト70に強制的に送り込み、冷気は
局部用ダクト70を通して本体10の外部に吐出され
る。従って、ユーザーは局部用ダクト70の端部をつか
んで任意の角度に折り曲げることにより、身体などの所
望の部位に冷気を直接当てることが可能となる。
【0019】また、送風ファン43だけを作動した場合
には、吸入口30を介して吸入された室内空気はその構
造上所定の角度だけ傾斜させて設けた熱交換器50の上
側部分に偏って通過する傾向にあるが、このように送風
機80を作動させると、その送風力により吸入された室
内空気の一部が熱交換器50の下側部分を通過するよう
になるので、吸入された室内空気が熱交換器50に対し
て一様に分散される。従って、吸入された室内空気が熱
交換器50の全面積を均等に通過し、熱交換器50にお
いて十分な伝熱面積を確保することができるので、空気
調和機における冷房効率を高めることができる。
には、吸入口30を介して吸入された室内空気はその構
造上所定の角度だけ傾斜させて設けた熱交換器50の上
側部分に偏って通過する傾向にあるが、このように送風
機80を作動させると、その送風力により吸入された室
内空気の一部が熱交換器50の下側部分を通過するよう
になるので、吸入された室内空気が熱交換器50に対し
て一様に分散される。従って、吸入された室内空気が熱
交換器50の全面積を均等に通過し、熱交換器50にお
いて十分な伝熱面積を確保することができるので、空気
調和機における冷房効率を高めることができる。
【0020】次に、図3に基づいて本発明による空気調
和機の局部的空気吐出装置の変更例について説明する。
和機の局部的空気吐出装置の変更例について説明する。
【0021】図3において、局部的空気吐出装置160
は、冷気の一部を身体などの所望の部位に自在に供給可
能な局部用ダクト170を備え、この局部用ダクト17
0は任意の角度に折り曲げて冷気の吐出角度を自在に変
更できるように構成されている。
は、冷気の一部を身体などの所望の部位に自在に供給可
能な局部用ダクト170を備え、この局部用ダクト17
0は任意の角度に折り曲げて冷気の吐出角度を自在に変
更できるように構成されている。
【0022】空気調和機の送風ガイド部材144には熱
交換された冷気の一部を局部用ダクト170に案内する
案内管145が取り付けられ、この案内管145の先端
部は本体10の側壁の通孔11を貫通して若干突出して
いる。案内管145の先端部にはねじ部143が形成さ
れ、局部用ダクト170の一端に形成されたねじ部16
2と螺結される。さらに、案内管145は送風ガイド部
材144内の冷気が局部用ダクト170に向けて流れる
ように、送風ガイド部材144内における冷気の流れ方
向に沿って所定の角度傾斜させて設置することが好まし
い。なお、局部用ダクト170は上述の局部用ダクト7
0と同様に可撓性を有する任意の曲げ角度に設定できる
材料から構成することが好ましい。
交換された冷気の一部を局部用ダクト170に案内する
案内管145が取り付けられ、この案内管145の先端
部は本体10の側壁の通孔11を貫通して若干突出して
いる。案内管145の先端部にはねじ部143が形成さ
れ、局部用ダクト170の一端に形成されたねじ部16
2と螺結される。さらに、案内管145は送風ガイド部
材144内の冷気が局部用ダクト170に向けて流れる
ように、送風ガイド部材144内における冷気の流れ方
向に沿って所定の角度傾斜させて設置することが好まし
い。なお、局部用ダクト170は上述の局部用ダクト7
0と同様に可撓性を有する任意の曲げ角度に設定できる
材料から構成することが好ましい。
【0023】以下に、このように構成された本発明の局
部的空気吐出装置の変更例における作用について説明す
る。
部的空気吐出装置の変更例における作用について説明す
る。
【0024】空気調和機を作動させると、送風手段40
の送風モータ41に電源が印加されてモータ軸42に固
結された送風ファン43が回転する。送風ファン43の
回転に伴う送風力により本体10の前面下部に設けられ
た吸入口30を通して室内空気が吸入されるとともに、
吸入された空気は本体10内に設けられた熱交換器50
を通過して冷気に熱交換される。
の送風モータ41に電源が印加されてモータ軸42に固
結された送風ファン43が回転する。送風ファン43の
回転に伴う送風力により本体10の前面下部に設けられ
た吸入口30を通して室内空気が吸入されるとともに、
吸入された空気は本体10内に設けられた熱交換器50
を通過して冷気に熱交換される。
【0025】さらに、熱交換器150を通過した冷気
は、図3において矢印で示すように、送風ガイド部材1
44の前側および後側面に形成された通路(図示せず)
を通して送風ガイド部材144の内部に流入し、送風フ
ァン43の回転方向にしたがって図3では反時計方向に
流れが切換えられ、送風ガイド部材144の上部開口を
通して本体10内の上方に流れ、最終的に本体10の前
面上部に設けられた吐出口20を通して室内に吐出され
る。
は、図3において矢印で示すように、送風ガイド部材1
44の前側および後側面に形成された通路(図示せず)
を通して送風ガイド部材144の内部に流入し、送風フ
ァン43の回転方向にしたがって図3では反時計方向に
流れが切換えられ、送風ガイド部材144の上部開口を
通して本体10内の上方に流れ、最終的に本体10の前
面上部に設けられた吐出口20を通して室内に吐出され
る。
【0026】さらに、送風ガイド部材144内に流入し
て反時計方向へ流れが切換えられた冷気の一部は送風フ
ァン43の送風力により送風ガイド部材44の一側壁に
設けられた案内管145を通して局部用ダクト170に
流れ込み、局部用ダクト170を通して外部に吐出され
る。従って、ユーザーは本体10から室内側に突出する
局部用ダクト170の端部をつかんで任意に折り曲げる
ことにより、身体などの所望の部位に冷気を直接当てる
ことができる。
て反時計方向へ流れが切換えられた冷気の一部は送風フ
ァン43の送風力により送風ガイド部材44の一側壁に
設けられた案内管145を通して局部用ダクト170に
流れ込み、局部用ダクト170を通して外部に吐出され
る。従って、ユーザーは本体10から室内側に突出する
局部用ダクト170の端部をつかんで任意に折り曲げる
ことにより、身体などの所望の部位に冷気を直接当てる
ことができる。
【0027】なお、以上は空気調和機の冷房サイクルに
おいて冷気の一部が局部用ダクトを通して室内に吐出さ
れるものとして説明したが、空気調和機の暖房サイクル
において局部用ダクトを通して温風を局部的に吐出させ
ることもできる。
おいて冷気の一部が局部用ダクトを通して室内に吐出さ
れるものとして説明したが、空気調和機の暖房サイクル
において局部用ダクトを通して温風を局部的に吐出させ
ることもできる。
【0028】
【発明の効果】上述のように本発明の空気調和機の局部
的空気吐出装置によれば、熱交換された空気の一部が可
撓性を有する局部用ダクトを介して吐出させるようにな
っているので、局部用ダクトを任意の角度に折り曲げる
ことによって、身体などの所望の部位に冷気を直接当て
ることができる。
的空気吐出装置によれば、熱交換された空気の一部が可
撓性を有する局部用ダクトを介して吐出させるようにな
っているので、局部用ダクトを任意の角度に折り曲げる
ことによって、身体などの所望の部位に冷気を直接当て
ることができる。
【0029】また、送風機の作動により、吸入された室
内空気が熱交換器の一部に偏ることなく熱交換器の全体
に一様に分散されて熱交換器を通過するようになるの
で、熱交換器の全面積において十分な伝熱面積を確保す
ることができ、従って、空気調和機の冷房効率を高める
ことができる。
内空気が熱交換器の一部に偏ることなく熱交換器の全体
に一様に分散されて熱交換器を通過するようになるの
で、熱交換器の全面積において十分な伝熱面積を確保す
ることができ、従って、空気調和機の冷房効率を高める
ことができる。
【図1】本発明による空気調和機の局部的空気吐出装置
の一例を概略的に示す側断面図である。
の一例を概略的に示す側断面図である。
【図2】本発明による局部的空気吐出装置の一部切欠平
面図である。
面図である。
【図3】本発明による空気調和機の局部的空気吐出装置
の変更例を概略的に示す断面図である。
の変更例を概略的に示す断面図である。
【図4】従来の空気調和機の概略的な側断面図である。
10 本体 43 送風ファン 44,144 送風ガイド部材 50 熱交換器 60,160 局部的空気吐出装置 70,170 局部用ダクト 80 送風機 90 ブラケット 145 案内管
Claims (7)
- 【請求項1】 吸入口を通して室内から空気を吸入する
とともに該空気を吐出口を通して室内に吐出させるよう
にする送風手段と、前記吸入口を通して吸入された空気
を熱交換する熱交換器とを備えた空気調和機に設置する
局部的空気吐出装置であって、空気調和機本体の壁部か
ら室内側に突出させて設けた局部用ダクトと、前記局部
用ダクトの一端側に設けられ、前記熱交換器を通過して
熱交換された空気を局部用ダクトを通して強制的に室内
に吐出させる送風機とからなることを特徴とする空気調
和機の局部的空気吐出装置。 - 【請求項2】 前記局部用ダクトは、任意の角度に折り
曲げて空気の吐出角度を自在に設定可能な可撓性の材料
からなることを特徴とする請求項1に記載の局部的空気
吐出装置。 - 【請求項3】 前記局部用ダクトは、その一端部に結合
手段を有し、前記結合手段により前記空気調和機本体の
壁部に取り付けられることを特徴とする請求項1に記載
の局部的空気吐出装置。 - 【請求項4】 前記送風機は、前記局部用ダクトの流入
側と同じ高さ位置で前記空気調和機本体の内側壁部に設
けられたブラケットにより支持されることを特徴とする
請求項1に記載の局部的空気吐出装置。 - 【請求項5】 吸入口を通して室内から空気を吸入する
とともに該空気を吐出口を通して室内に吐出させるよう
にする送風手段と、前記吸入口を通して吸入された空気
を熱交換する熱交換器とを備えた空気調和機に設置する
局部的空気吐出装置であって、空気調和機の送風ガイド
部材の一側に連通するとともに熱交換されて前記送風ガ
イド部材内に供給された空気の一部を外部に吐出させる
局部用ダクトを空気調和機本体の壁部から室内側に突出
させて設けたことを特徴とする空気調和機の局部的空気
吐出装置。 - 【請求項6】 前記局部用ダクトは、任意の角度に折り
曲げて空気の吐出角度を自在に設定可能な可撓性の材料
からなることを特徴とする請求項5に記載の局部的空気
吐出装置。 - 【請求項7】 前記局部用ダクトは、その一端部に結合
手段を有し、前記結合手段により前記空気調和機本体の
壁部に取り付けられることを特徴とする請求項5に記載
の局部的空気吐出装置。
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
KR2019950025195U KR970014520U (ko) | 1995-09-18 | 1995-09-18 | 공기조화기의 국부냉기 토출장치 |
KR2019950025194U KR0122716Y1 (ko) | 1995-09-18 | 1995-09-18 | 공기조화기의 국부냉기 토출장치 |
KR1995-25194 | 1995-09-18 | ||
KR1995-25195 | 1995-09-18 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09126537A true JPH09126537A (ja) | 1997-05-16 |
Family
ID=66597419
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8242886A Pending JPH09126537A (ja) | 1995-09-18 | 1996-09-13 | 空気調和機の局部的空気吐出装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09126537A (ja) |
CN (1) | CN1150230A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5224360B1 (ja) * | 1969-04-11 | 1977-06-30 | ||
JPH02287054A (ja) * | 1989-04-26 | 1990-11-27 | Daikin Ind Ltd | スポットエアコン |
JPH0413607A (ja) * | 1990-04-28 | 1992-01-17 | Sadami Ishibashi | ダニ防除剤 |
-
1996
- 1996-09-13 JP JP8242886A patent/JPH09126537A/ja active Pending
- 1996-09-17 CN CN96112924A patent/CN1150230A/zh active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5224360B1 (ja) * | 1969-04-11 | 1977-06-30 | ||
JPH02287054A (ja) * | 1989-04-26 | 1990-11-27 | Daikin Ind Ltd | スポットエアコン |
JPH0413607A (ja) * | 1990-04-28 | 1992-01-17 | Sadami Ishibashi | ダニ防除剤 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN1150230A (zh) | 1997-05-21 |
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