JPH04135727A - 成形品良否判別方法及び装置 - Google Patents

成形品良否判別方法及び装置

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JPH04135727A
JPH04135727A JP25523990A JP25523990A JPH04135727A JP H04135727 A JPH04135727 A JP H04135727A JP 25523990 A JP25523990 A JP 25523990A JP 25523990 A JP25523990 A JP 25523990A JP H04135727 A JPH04135727 A JP H04135727A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、射出成形機で成形される成形品の良否を射出
成形機を制御する制御装置が自動的に判別する成形品良
否判別方法に関する。
従来の技術 射出成形機の各成形サイクルで成形される成形品の良否
を射出成形機を制御する制御装置によって各成形サイク
ル毎自動的に判別する方法はすでに公知である。例えば
、射出工程における樹脂圧をサンプリングし、予め設定
されている基準となる各サンプリング時の樹脂圧と比較
し、この比較結果によって成形品の良否を判別する方法
が特開平2−48918号公報によって公知である。
また、射出開始からの時間を計測し、設定された時間に
達したときのスクリュー位置が設定された範囲の位置か
否か、または、射出圧が設定された範囲内か否かによっ
て成形品の良否を判別したり、射出時の設定されたスク
リュー位置におれる射出圧が設定範囲内にあるか否かに
よって成形品の良否を判別する等の方法で成形品の良否
を判別する方法も特公平2−78516号公報で公知で
ある。
さらに、成形サイクル中の各種動作状態を表す値を監視
項目とし、これら監視項目の値を各成形サイクル毎検出
し、夫々の項目に設定されている設定範囲内に検出値か
あればその成形サイクルで成形された成形品を良品と判
断し、範囲外であれば、不良品と判別して成形品の良否
を判別する方法も公知である(例えば特公平2−106
315号公報参照)。この場合、複数の監視項目の内−
つでも設定範囲内に検出値がないと不良と判断したり、
すべての監視項目において、検出値が各設定範囲内にあ
るときのみ成形品を良品と判別する方法が採られていた
発明か解決しようとする課題 複数ある監視項目の内1つでもその監視項目に対して設
定されている設定範囲内に検出値がないとき、その成形
サイクルで成形された成形品を不良品とする場合、良品
を不良品と判別する場合がある。それは、成形動作にお
ける各動作状態を表す値は相互に関係し合っていること
から、1つの監視項目が設定範囲内になくても、良品の
成形品が成形されることがあるからである。また、1つ
の監視項目で良品と判別されても、不良品が成形される
場合もある(他の監視項目の動作状態を表す値が適した
値ではない)。
また、すべての監視項目に対して検出値が設定範囲内と
判断されとき成形品を良品と判別するようにした場合、
良品でも不良品と判別される確率が高くなり、良否判別
を誤る場合が出てくる。
そこで、本発明の目的は複数の監視項目で成形品の良否
を判別する方法において極力判別誤りをなくした成形品
良否判別方法を提供することにある。
課題を解決するための手段 成形品を成形する1サイクル中の各種動作状態を成形品
の良否を判別する監視項目として検出し、1サイクル終
了後射出成形機の制御装置が自動的に該監視項目の検出
値が夫々設定された範囲内にあるか否か判断して、各成
形品の良否を判別する成形品判別方法において、本発明
は、各監視項目の設定範囲内か及び該範囲より大きいか
小さいかの組み合わせに対するコードを設け、該コード
に対し良品と判定するコードまたは、不良品と判定する
コードの少なくともどちらか一方を記憶しておくか、ま
たは、各監視項目の設定範囲内か及び該範囲より大きい
か小さいかの組み合わせとその組み合わせにおける成形
品の良否の情報を記憶するテーブルを上記制御装置内の
記憶装置に記憶しておき、1成形サイクル終了後、該該
サイクル中に検出された各監視項目の値が設定された範
囲内かもしくは範囲より大きいか小さいか判断し、この
判断結果の組み合わせに対するコードを求め、該コード
に対して成形品が良若しくは不良とじて記憶されている
か否か、または、上記組み合わせを上記テーブルより検
索し、該組み合わせに対して記憶されている成形品良否
情報に基づいて、成形昼食もしくは不良の信号を送出す
るようにすることにより上記課題を解決した。
また、上記各監視項目の設定範囲を複数のランクに分け
、各監視項目の動作状態を表す検出値が各ランクの範囲
内か範囲より大きいか小さいかをも判別しこの判別結果
の組み合わせによって、より精度が高く成形品の良否を
判別する。
作  用 射出成形機の制御装置は各成形サイクル中に各監視項目
に対応する動作状態の値を検出し、この各検出値が夫々
設定されている設定範囲にあるか否か、設定範囲より大
きいか、小さいかを判別し、各監視項目に対するこの判
別結果の組み合わせに対するコードによって、または該
組み合わせと一致する組み合わせをテーブルより検索し
、上記組み合わせに対して記憶されている成形品の良否
の情報によって成形品の良否を判別する。
実施例 以下、本発明の一実施例について説明する。
第2図は本発明の一実施例における射出成形機の制御装
置のブロック図で、本実施例においては、該制御装置を
数値制御装置(以下、NC装置という)10で構成して
いる。該NC装置10はNC用のマイクロプロセッサ(
以下、CPUという)11とプログラマブルマシンコン
トローラ(以下、PMCという)用のCPU12を有し
ており、2MC用CPU12には射出成形機のシーケン
ス動作を制御するシーケンスプログラム等を記憶したR
OMl8とデータの一時記憶、演算等に用いられるRA
M19が接続されている。
NC用CPUIIには射出成形機を全体的に制御する管
理プログラムを記憶したROM14及び射出用、クラン
プ用、スクリュー回転用、エジェクタ用等の各軸のサー
ボモータを駆動制御するサーボ回路17がサーボインタ
フェイス16を接続されている。また、20はバブルメ
モリやCMOSメモリで構成される不揮発性の共有RA
Mで、射出成形機の各動作を制御するNCプログラム等
を記憶するメモリ部、設定された成形条件を記憶する成
形条件メモリ部、各種監視項目に対する設定範囲を記憶
するメモリ部、及び後述する各監視項目の設定範囲か、
設定範囲より大きいか、小さいかの組み合わせとその組
み合わせのときは成形品が良品か不良品かを記憶するテ
ーブルを有している。
13はバスアービタコントローラ(以下、BACという
)で、該BAC13にはNC用CPU11及びPMC用
CPU12.共有RAM20.入力回路21.出力回路
22の各バスが接続され、該BAC13によって使用す
るバスを制御するようになっている。入力回路21には
、射出成形機に設けた各種センサや周辺機器からの入力
線が接続され、出力回路22には射出成形機本体の各種
アクチュエイタや周辺機器への出力線が接続されている
。また、24はオペレータパネルコントローラ23を介
してBACl 3に接続されたCRT表示装置付手動デ
ータ入力装置(以下、CRT/MDIという)であり、
ソフトキーやテンキー等の各種操作キーを操作すること
により様々な指令及び設定データの入力ができるように
なっている。
なお、15はNC用CPUI 1にバス接続されたRA
Mでデータの一時記憶等に利用されるものである。
以上の構成は、従来のNC装置で制御される射出成形機
の制御部(NC装置)と路間−である。
第3図は、本実施例で使用する上記テーブルの一例で、
本実施例においては、監視項目として、クツション量、
射出時間、計量時間、計量位置、ピーク圧、■−P位置
(射出速度制御から保圧制御への切換位置)を用い、上
記テーブルには、該監視項目に対して設定された範囲内
か、範囲より大きいか小さいかの組み合わせに対する成
形品の良否判定を記憶している。第3図において、監視
項目に対して設定範囲内の時は「0」、設定値より大き
いときは「1」、設定値より小さいときは「2」を記憶
しており、判定の欄における「0」は成形品が「良」、
「1」は成形品が「不良」であることを示している。例
えば、ナンバーNa1のすべての監視項目が設定範囲(
rOJ )であれば、成形品は良(「0」)、ナンバー
Na=2のクツション量が設定範囲より太きいく、他の
監視項目が設定範囲内であれば、成形品は「不良」(I
ll )と記憶されている。また、ナンバーNa=4で
示すように射出時間が設定範囲より大きく、他の監視項
目がすべて設定範囲内の時は成形品は「不良」、シかし
ナンバーNa=7のように射出時間が設定範囲より小さ
くて他の監視項目が設定範囲内である場合には、成形品
は「良」と判定され、各監視項目の設定範囲内かその範
囲より大きいか小さいかの組み合わせによって成形品の
良否判定を決めている。
以下このテーブルには、各監視項目の設定範囲内か、範
囲より大きいか、小さいかの組み合わせ36=729通
りと(N=1〜729)、各組み合わせにおける成形品
の良否を記憶している。
そして、各監視項目の範囲を設定し上記共有RAM20
に記憶させておく。すなわち、クツション量の下限値C
3L、上限値C3H1射出時間の下限値ITL、上限値
ITH,計量時間の下限値ETL、上限値ETH,計量
位置の下限値EPL。
上限値EPH,ピーク圧の下限値PPL、上限値PPH
,V−P切換位置(射出速度制御から保圧制御への切換
位置)の下限値VPL、上限値VPHを夫々設定し記憶
させておく。
第1図(a)、  (b)は、本実施例における射出成
形機の制御装置10のPMC用CPU12が実施する各
成形サイクルの処理のフローチャートである。
型閉じ、射出、保圧、計量、型開きの各処理指令をPM
C用CPUI2はNC用CPUI 1に共有RAM20
を介して出力し、NC用CPUI 1は各指令に応じて
各処理を実行する(ステップ81〜S5)。これらの処
理は従来と同じであり、公知であるのでその説明を省略
する。また、この型閉じから型開きまでの1成形サイク
ル中に、従来と同様にクツション量C8,射出時間IT
、計量時間ET、計量位置EP、  ピーク圧PP、V
−P切換位置VPを計測する。すなわち、クツション量
C8は保圧完了時のスクリュー位置によって検出し、射
出時間JTは射出開始から計時を開始し射出速度制御か
ら保圧への切換位置にスクリューが達した時までの時間
をタイマー等で検出し、計量時間ETは計量開始から計
量完了までの時間をタイマーで計時し、計量位置EPは
計量完了時のスクリュー位置より検出し、ピーク圧PP
は射出中射出圧力を検出し、前回記憶の射出圧力より大
きい射出圧力になる毎にその射出圧力に書換え記憶し射
出終了時において記憶している射出圧力をピーク圧PP
として検出する。また、v−P切換位置VPは射出速度
制御から保圧に切換えられた実際のスクリュー位置を検
出することによって検出する。これら監視項目の動作状
態の検出は従来と同じ方法で行うもので詳細は省略する
。なお、例えば、特願平(P 8859)号に示す方法
と同一である。
こうして、型開きが完了して、1成形サイクルが終了す
るとPMC用CPU12はステップS6以下の処理を開
始する。
まず、上記成形サイクルで検出されたv−P・切換位置
vPが設定されたV−P切換位置の下限値VPL以上か
否か、上限値VPH以下か否か判断し、下限値VPLよ
り小さいときにはレジスタNにr486J  (=2X
35)を設定し、検出V−P切換位置vPが上限値VP
Hより大きいときには、レジスタNにr243J  (
=35)を設定し、検出V−P切換位置VPが設定範囲
内(VPL≦vp≦VPH)のときには、レジスタNに
rOJを設定する(ステップ86〜510)。次に、検
出ピーク圧PPが設定範囲内か否か判断し、ピーク圧の
設定下限値PPLより小さいときには、レジスタNにr
162J  (=2X3’)を加算し、ピーク圧の設定
上限値PPHより大きいときにはレジスタNにr81J
  (=3’)を加算し、上限値と下限値の範囲内であ
れば(PPL≦PP≦PPH)、レジスタNには何等加
えずステップS15に進む(ステップ311〜514)
次に検出計量位置EPが設定範囲内か否か判断し、検出
計量位置EPが設定下限値EPLより小さいときにはレ
ジスタNにr54J  (=2X33)を加算し、設定
上限値EPHより大きいときにはレジスタNにr27J
  (=3’)を加算し、設定範囲内(EPL≦EP≦
EPH)ならば、レジスタNに同等加算することなくス
テップS19に進む。
次に検出計量時間ETが設定範囲内か否か判断し、設定
された計量時間の下限値ETLより小さいときにはレジ
スタNにr18J  (=2X32)を加算し、設定上
限値ETHより大きいときにはレジスタNにr9J  
(=32)を加算し、設定範囲内(ETL≦ET≦ER
H)のときにはそのままステップS23に進む(ステッ
プSL9〜522)。
同様に、検出射出時間ITが設定された射出時間の下限
値ITLより小さいときにはレジスタNにr6J  (
=2X3’)を加算し、設定上限値ITHより大きいと
きにはレジスタNにr3J  (=31)を加算する。
また、検出クツション量C8が設定されたクツション量
下限値CSLより小さいときにはレジスタNにr2J 
 (=2X30)、上限値C8Hより大きいときにはレ
ジスタNにrlJ  (=3°)を加算し、検出射出時
間IT。
検出クツション量C8が設定範囲内(ITL≦IT≦I
TH,C3L≦C8≦C3H)ならば、レジスタNの値
を変えない(ステップ823〜530)。そして、最後
にレジスタNに「1」加算して(ステップ531)、該
レジスタNに記憶する値に対応するナンバーNaを上記
テーブルより読み該ナンバーNaに記憶された判定を読
み出し、「0」ならば成形品は良品、「1」ならば成形
品は不良品として、不良品の時のみ不良品信号を送出し
くステップS32,533)、当該成形サイクルを終了
する。
例えば、各監視項目の動作状態を表す検出値がすべて設
定範囲内にあるときには、ステップS8でレジスタNは
「0」に設定され、ステップS31で「1」加算される
だけであるから、レジスタNの値は「1」となりテーブ
ルのナンバーNaの「IJの判定に記憶する「0」が読
みとられ、該成形サイクルで成形された成形品は「良」
と判定する。また、射出時間、計量時間、計量位置、ピ
ーク圧、V−P切換位置が設定範囲であり、クツション
量C8が設定されたクツション量の上限値C3Hより大
きいときにはステップS29で「1」にセットされ、ス
テップS31で「1」加算されるから、「2」となり、
テーブルのナンバーNaが「2」の判定が読み出され、
「1」すなわち不良品が読み出されるので不良品信号が
送出される。
同様に検出クツション量C8が設定クツション量の下限
値C3Lより小さく、他の監視項目は設定範囲ないであ
れば、レジスタNにはステップS30で「2」、ステッ
プS31で「1」が加算されて「3」となるからテーブ
ルのナンバー3に記憶する「1」の判定が読み出され、
不良品信号を送出する。
以下、検出射出時間ITが設定上限値ITHより大きく
他の監視項目は設定範囲内であるときには、レジスタN
の値は「4」となり、射出時間■Tか上限値ITHより
大きくクツション量C8が上限値C8Hより太きいく他
の監視項目は設定範囲内であるときにはレジスタNの値
は「5」となる。以下同様であり、すべての監視項目に
おいて設置下限値より検出値がそれぞれ小さいときには
、ステップSIO,S14.S18.S22,326、
S30.  S31の処理によりレジスタNの値は72
9 (=486+162+54+18+6+2+1)と
なり、上記ステップ86〜S31の処理によって729
通りの組み合わせが求められ、各監視項目の範囲内か設
定値より大きいか小さいかの組み合わせによって夫々の
組み合わせにおける成形品の良か不良かが検出される。
上述した説明からも分かるように、テーブルには、必ず
しも各監視項目の範囲内にあるか範囲より大きいか小さ
いかを記憶せさて置く必要はなく、これら監視項目の設
定範囲内か、範囲より大きいか小さいかの組み合わせの
ナンバーNaをコードとして記憶し、かつこのコードに
対して成形品が良か不良かを記憶すればよい。この場合
、不良品となる組み合わせのコード(ナンバー)のみを
記憶し、各監視項目の検出値が設定範囲内か範囲より大
きいか小さいかの組み合わせに対するコード(ナンバー
Na)を上述した処理で求め、該コードが不良品のコー
ドとして記憶したものにあるか否か判断し、あれば不良
品信号を送出し、なければ良品とすればよい。また、逆
に、良品になるときの組み合わせのコードのみを記憶し
ておき、各監視項目の検出値から夫々の設定範囲内か、
範囲よす大きいか小さいかの組み合わせに対するコード
を上述のようにして求め、求められたコードが良品とし
て記憶されたコード内にないときのみ不良品コードを送
出するようにしてもよい。
さらに、コード(ナンバーNa)を用いずに、上記テー
ブル、すなわち、各監視項目のそれぞれの設定範囲内か
範囲より大きいか小さいかを記憶しておき、各監視項目
毎に検出値が設定範囲内か範囲より大きいか小さいかを
記憶するレジスタを設け、このレジスタの値の組み合わ
せと一致するテーブルの各監視項目の値の組み合わせを
検索し、検索されたものに対して記憶している成形品良
か不良かの情報を読み出し成形品が良か不良か判断する
ようにしてもよい。この場合、上記第3図に示すフロー
チャートにおいて、ステップS8.S9、SIOでは、
V−P切換位置が設定範囲内であれば、「0」設定範囲
より大きいときには「1」設定範囲より小さいときには
「2」が、■−P切換位置用レジスタに格納されること
になり、同様に他の監視項目においても、夫々の監視項
目に対応して設けられたレジスタに設定範囲内であれば
、「0」設定範囲より大きければ「1」、小さければ「
2」が記憶され、最後に各レジスタの記憶値の組み合わ
せと一致する組み合わせを上記テーブルより検索し、検
索された組み合わせに対する成形品良か不良かの情報に
より成形品の良か不良かを判別するようにする。また、
この場合にも、成形品を不良とする上記レジスタの値の
組み合わせもしくは、成形品を良とする組み合わせのみ
を記憶しておき、各監視項目の検出値より得られたレジ
スタの値の組み合わせが、この記憶したものの中にある
か否かによって成形品の良否を判別するようにしてもよ
い。
さらに、上記実施例では各監視項目に対しては設定範囲
をある1つの幅に設定したが、この設定範囲を複数のラ
ンクに別けて設けてもよい。例えばランク1.ランク2
.ランク3と分けたとき、ランク1の幅〉ランク2の幅
〉ランク3の幅とし、ランク1の上限値〉ランク2の上
限値〉ランク3の上限値、ランク1の下限値くランク2
の下限値くランク3の下限値とする。
そして、各監視項目の各ランクの範囲内か範囲より大き
いか小さいかの組み合わせに対する成形品の良否の情報
を記憶しておき、各監視項目に対して検出された値が各
ランクの範囲内か範囲より大きいか小さいかを求め、求
められた各監視項目の各ランクの範囲内か、範囲より大
きいか小さいかの組み合わせに対応する成形品良否の情
報より成形品良否判別を行うようにしてもよい。
また、良否判別の監視項目として、サイクルタイム、最
小クツション量、シリンダ温度、ノズル温度、樹脂供給
口の温度、金型温度、プラテン温度1周囲温度、ヒータ
ーのON10 F F時間の比。
射出開始後所定時間が経過したときの圧力とスクリュー
位置などを用いてもよい。
発明の効果 本発明においては、成形サイクルで検出された各監視項
目の検出値に対して、夫々設定された範囲内にあるか否
か及び範囲より大きいか小さいかの組み合わせによって
その成形サイクルで成形された成形品が良品か不良品か
判別するようにしているので、1つの監視項目において
設定範囲内にない場合でも他の監視項目の検出値の状態
で良成形品が成形されていると判断されるような場合に
は、成形昼食と判別することができるので、良成形品を
不良成形品とすることが少なくなる。また、成形品の良
否判別をきめ細かく判別するので、良品を不良品、また
不良品を良品と判別することが少なくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)、  (b)は、本発明の一実施例の動作
処理フローチャート、第2図は、同実施例を実施する射
出成形機の制御装置の要部ブロック図、第3図は、同実
施例におけ2成形品の良否を判別するためのテーブルの
説明図である。 10・・・数値制御装置(NC装置)、C8L・・・ク
ツション量の下限値、C3H・・・クツション量の上限
値、ITL・・・射出時間の下限値、ITH・・・射出
時間の上限値、ETL・・・計量時間の下限値、ETH
・・・計量時間の上限値、EPL・・・計量位置の下限
値、EPH・・・計量位置の上限値、PPL・・・ピー
ク圧の下限値、PPH・・・ピーク圧の上限値、VPL
・・・V−P切換位置の下限値、VPH・・・V−P切
換位置の上限値、C8・・・検出クツション良の値、I
T・・・検出射出時間の値、ET・・・検出計量時間の
値、EP・・・検出計量位置の値、PP・・・検出ピー
ク圧の値、VP・・・検出v−P切換位置の値である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)成形品を成形する1サイクル中の各種動作状態を
    成形品の良否を判別する監視項目として検出し、1サイ
    クル終了後射出成形機の制御装置が自動的に該監視項目
    の検出値が夫々設定された範囲内にあるか否か判断して
    、各成形品の良否を判別する成形品判別方法において、
    各監視項目の設定範囲内か及び該範囲より大きいか小さ
    いかの組み合わせに対してコードを設け、成形品が良と
    判定する組み合わせのコードか若しくは不良成形品と判
    定する組み合わせのコードかの少なくともどちらか一方
    を上記制御装置内の記憶装置に記憶しておき、1成形サ
    イクル終了後が該サイクル中に検出された各監視項目の
    値が設定された範囲内かもしくは範囲より大きいか小さ
    いか判断し、この判断結果の組み合わせに対応するコー
    ドを求め、該コードが上記記憶装置内に記憶されている
    か否か判断し、該判断結果に基づいて成形品良もしくは
    不良の信号を送出するようにした成形品良否判別方法。
  2. (2)成形品を成形する1サイクル中の各種動作状態を
    成形品の良否を判別する監視項目として検出し、1サイ
    クル終了後射出成形機の制御装置が自動的に該監視項目
    の検出値が夫々設定された範囲内にあるか否か判断して
    、各成形品の良否を判別する成形品判別方法において、
    各監視項目に対して設定する範囲を複数ランクに分けて
    設定し、各監視項目の各ランクの設定範囲内か及び該範
    囲より大きいか小さいかの組み合わせに対してコードを
    設け、成形品が良と判定する組み合わせのコードか若し
    くは不良成形品と判定する組み合わせのコードかの少な
    くともどちらか一方を上記制御装置内の記憶装置に記憶
    しておき、1成形サイクル終了後が該サイクル中に検出
    された各監視項目の値が設定された各ランクの範囲内か
    もしくは範囲より大きいか小さいか判断し、この判断結
    果の組み合わせに対応するコードを求め、該コードが上
    記記憶装置内に記憶されているか否か判断し、該判断結
    果に基づいて成形品良もしくは不良の信号を送出するよ
    うにした成形品良否判別方法。
  3. (3)成形品を成形する1サイクル中の各種動作状態を
    成形品の良否を判別する監視項目として検出し、1サイ
    クル終了後射出成形機の制御装置が自動的に該監視項目
    の検出値が夫々設定された範囲内にあるか否か判断して
    、各成形品の良否を判別する成形品判別方法において、
    各監視項目の設定範囲内か及び該範囲より大きいか小さ
    いかの組み合わせとその組み合わせにおける成形品の良
    否の情報を記憶するテーブルを上記制御装置内の記憶装
    置に記憶しておき、1成形サイクル終了後が該サイクル
    中に検出された各監視項目の値が設定された範囲内かも
    しくは範囲より大きいか小さいか判断し、この判断結果
    の組み合わせに合致する組み合わせを上記テーブルより
    検索し、該組み合わせに対して記憶されている成形品良
    否情報に基づいて成形品良もしくは不良の信号を送出す
    るようにした成形品良否判別方法。
  4. (4)成形品を成形する1サイクル中の各種動作状態を
    成形品の良否を判別する監視項目として検出し、1サイ
    クル終了後射出成形機の制御装置が自動的に該監視項目
    の検出値が夫々設定された範囲内にあるか否か判断して
    、各成形品の良否を判別する成形品判別方法において、
    各監視項目に対して設定する範囲を複数ランクに分けて
    設定し、各監視項目の各ランクの設定範囲内か若しくは
    範囲より大きいか小さいかの組み合わせとその組み合わ
    せにおける成形品の良否の情報を記憶するテーブルを上
    記制御装置内の記憶装置に記憶しておき、1成形サイク
    ル終了後が該サイクル中に検出された各監視項目の値が
    設定された各ランクの範囲内か若しくは大きいか小さい
    か判断し、この判断結果の組み合わせに合致する組み合
    わせを上記テーブルより検索し、該組み合わせに対して
    記憶されている成形品良否情報に基づいて成形品良もし
    くは不良の信号を送出するようにした成形品良否判別方
    法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010076177A (ja) * 2008-09-25 2010-04-08 Fanuc Ltd 射出成形機の良否判別装置

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