JPH04135699U - シヤツターにおけるガイドレールの取付構造 - Google Patents

シヤツターにおけるガイドレールの取付構造

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JPH04135699U
JPH04135699U JP5227291U JP5227291U JPH04135699U JP H04135699 U JPH04135699 U JP H04135699U JP 5227291 U JP5227291 U JP 5227291U JP 5227291 U JP5227291 U JP 5227291U JP H04135699 U JPH04135699 U JP H04135699U
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JP5227291U
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浩二 戸倉
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ワイケイケイアーキテクチユラルプロダクツ株式会社
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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 シャッターの非常時の脱出機構を簡素化し、
使用後に復元可能とする。 【構成】 窓枠Fの縦枠F1の内周側に形成された収納枠
f1に収納され、シャッターSのスラット1の昇降を案内
するガイドレール2の室内側に、ガイドレール2側に係
合片3aが突設された連動杆3が収納枠f1に沿って昇降自
在に設置したもので、非常時に連動杆3を収納枠f1に沿
って上昇させることにより、ガイドレール2への係合が
解除されてガイドレール2が収納枠f1から離脱自在とな
り、また離脱したガイドレール2をシャッターSととも
にそのまま元の位置に戻し、連動杆3を降下させること
により復元され、簡素な機構で、再使用可能となるもの
である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案はシャッターの昇降を案内するガイドレールを非常時に窓枠から離脱 させ、室内からの脱出を可能にする、シャッターにおけるガイドレールの取付構 造に関するものである。
【0002】
【従来技術及び考案が解決しようとする課題】
窓や出入り口等の開口部に設置されるシャッターは閉鎖時には室外からの侵入 を防止する必要から、開口部を閉鎖すると同時に施錠状態となり、通常は室内か ら解錠して開放しない限り、室外へ出ることはできない。このため火災時等の非 常時の脱出のための機構を別途装備することが必要となる。
【0003】 従来より、手動によるハンドル操作により開放する方法と、非常用電源を使用 する方法とがあるが、前者ではギヤボックスやハンドル等の装置を必要とし、そ のための設置スペースを窓枠回りに確保しなければならず、また開放に時間を要 するため非常用には適していない。加えてギヤボックスや後者の非常用電源は高 価であると同時に、メインテナンスが必要であり、いずれも非常時用の機構とし ては大掛かりである。
【0004】 こうした従来装置の問題を踏まえ、つまみの操作でガイドレールの窓枠からの 接続を解除し、衝撃を与えてスラットをガイドレールから切り離す、簡単な機構 で迅速な脱出を可能にする装置が考えられているが、脱出時はガイドレールの一 部を衝撃力によって破断することによりスラットを切り離す構造であるため、一 旦使用されれば再使用が不能となる、という決定的な弱点を抱えている。
【0005】 この考案は従来の脱出機構の実情を踏まえてなされたもので、簡易で、且つ復 元可能な機構の取付構造を新たに提案しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案ではスラットの昇降を案内するガイドレールの室内側に、平常時にガイ ドレールに係合してその移動を拘束する連動杆を昇降自在に設置し、これを非常 時に窓枠の収納枠に沿って上昇させるのみでガイドレールへの係合を解除するこ とにより脱出機構を簡素化し、使用後も復元可能とする。
【0007】 ガイドレールは縦枠の内周側に形成された収納枠内に収納され、その室内側に 隣接して連動杆が収納枠内で昇降自在に設置される。連動杆のガイドレール側に はこれに係合する係合片が突設され、平常時はこの係合片がガイドレールに係合 することによりその移動を拘束しており、非常時は連動杆が上昇することにより 係合片はガイドレールから切り離され、ガイドレールの窓枠からの離脱を自在に させる。
【0008】 ガイドレールは窓枠から離脱することにより窓枠の上枠側から懸垂した状態と なり、単に押されることによって上端を軸としてシャッターのスラットとともに 下端が円弧を描いて室外側へ張り出し、脱出可能となる。
【0009】 収納枠から離脱したガイドレールはシャッターとともにそのまま元の位置に戻 され、連動杆を降下させて係合状態に復帰させることにより再使用可能状態に復 元される。
【0010】
【実施例】
以下本考案を一実施例を示す図面に基づいて説明する。
【0011】 この考案は図1に示すように窓枠Fの両縦枠F1の内周側に形成された収納枠f1 ,f1に、シャッターSのスラット1の昇降を案内するガイドレール2,2を、そ の室内側に隣接して設置された連動杆3,3に平常時に係合させ、移動を拘束し た状態で収納し、非常時に図5に示すように収納枠f1,f1から離脱自在に取り付 けたものである。
【0012】 収納枠f1は図示するように縦枠F1とその内周側へ張り出す張出片f12とで形成 され、ここにガイドレール2が収納される。
【0013】 ガイドレール2の本体にはスラット1が挟み込まれるが、その室内側には連動 杆3を受ける補助枠4が接続されている。
【0014】 補助枠4は図1,図3に示すようにガイドレール2の側面から室内側へ張り出 す取付片2aにビス等により取り付けられ、実質的にガイドレール2に一体化して いる。
【0015】 図3に示す実施例は溝形状の補助枠4をガイドレール2の取付片2aに1箇所, もしくは長さ方向に間隔をおいて複数個取り付けた場合、図4に示す実施例はガ イドレール2に沿って連続する補助枠4を取り付けた場合である。後者の場合、 補助枠4には後述の、連動杆3の係合片3aが係合する開口4aが明けられる。
【0016】 ガイドレール2の室内側、すなわち補助枠4の室内側には、図1に示すように ガイドレール2の拘束とその解除を操作する連動杆3が収納枠f1に沿って昇降自 在に設置され、補助枠4に隣接して収納枠f1内に収納されている。
【0017】 連動杆3のガイドレール2側にはその補助枠4に係合する係合片3aが突設され ており、連動杆3は平常時、係合片3aが補助枠4に係合した状態でガイドレール 2の室外側への移動を拘束しており、非常時には収納枠f1に沿って上昇すること により補助枠4への係合が解除され、ガイドレール2の収納枠f1からの離脱を自 由にさせる。
【0018】 連動杆3の係合片3aは図3に示す実施例の場合は各補助枠4に、図4に示す実 施例の場合は各開口4aに対応した位置に突設され、前者の場合は、補助枠4の上 端から、後者の場合は開口4a内に差し込まれて補助枠4に係合する。後者の実施 例では、係合解除時の補助枠4への衝突を回避するため係合片3aは屈曲した形状 をしている。
【0019】 収納枠f1の最上部には図3に示すようにガイドレール2の最上部に取り付けら れた補助枠4に、もしくは図4に示すように補助枠4の上端に常に係合する係合 片5が固定されており、ガイドレール2は連動杆3の係合片3aの係合が解除され たとき、図2に示すようにこの係合片5の回りに室外側へ開放することになる。
【0020】 ガイドレール2は係合片5に係合されたまま、ここを支点に開放することから、 係合片5はその開放角度だけ室外側へ屈曲している。
【0021】 張出片f12を挟んで連動杆3の室内側には図示するように、連動杆3の上昇を 操作するつまみ6が連結される。
【0022】 連動杆3はこのつまみ6が上方へ操作されることによりガイドレール2から解 除され、同時にガイドレール2は収納枠f1から離脱してシャッターSとともに巻 取りドラムに支持され、且つ係合片5に係合した状態で懸垂し、そのまま室内側 から格別の力を要すことなく、単純に押されることにより図2,図5に示すよう に係合片5の回りに回転し、下端が円弧を描いて開放する。
【0023】 脱出は開放したガイドレール2と縦枠F1との間にできる扇形の隙間から行われ る。
【0024】 脱出後、すなわち連動杆3の操作後は、ガイドレール2を収納枠f1内に納め、 連動杆3を下ろすことにより元の係合状態に復帰する。
【0025】
【考案の効果】
この考案は以上の通りであり、スラットの昇降を案内するガイドレールの室内 側に、平常時にガイドレールに係合してその移動を拘束する連動杆を昇降自在に 設置し、非常時にはこの連動杆を窓枠の収納枠に沿って上昇させるのみでガイド レールへの係合を解除し、そのままガイドレールを収納枠から離脱自在にさせる ものであるため、脱出機構が簡素化されると同時に、操作も単純化される。
【0026】 また使用後はガイドレールを元の位置に戻すとともに、連動杆を降下させるの みで係合状態に復帰するため、再使用が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示した横断面図である。
【図2】図1の縦断面図である。
【図3】ガイドレールと連動杆の関係を示した斜視図で
ある。
【図4】図3の変形例を示した斜視図である。
【図5】シャッターの開放時の様子を示した斜視図であ
る。
【符号の説明】
F……窓枠、F1……縦枠、f1……収納枠、f12……張出
片、S……シャッター、1……スラット、2……ガイド
レール、2a……取付片、3……連動杆、3a……係合片、
4……補助枠、4a……開口、5……係合片、6……つま
み。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 窓枠Fの縦枠F1の内周側に形成された収
    納枠f1に収納され、シャッターSのスラット1の昇降を
    案内するガイドレール2を、非常時に収納枠f1から離脱
    自在に取り付けた取付構造であり、ガイドレール2の室
    内側には、ガイドレール2側に係合片3aが突設された連
    動杆3が収納枠f1に沿って昇降自在に設置され、連動杆
    3は平常時、係合片3aがガイドレール2に係合してその
    移動を拘束しており、非常時には収納枠f1に沿って上昇
    してガイドレール2への係合が解除され、ガイドレール
    2の収納枠f1からの離脱を自由にさせることを特徴とす
    るシャッターにおけるガイドレールの取付構造。
JP1991052272U 1991-06-11 1991-06-11 シャッターにおけるガイドレールの取付構造 Expired - Fee Related JP2545023Y2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0411900U (ja) * 1990-05-22 1992-01-30

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JPH0411900U (ja) * 1990-05-22 1992-01-30

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