JPH04135461U - 切り花等の輸送ケース - Google Patents
切り花等の輸送ケースInfo
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- JPH04135461U JPH04135461U JP4387391U JP4387391U JPH04135461U JP H04135461 U JPH04135461 U JP H04135461U JP 4387391 U JP4387391 U JP 4387391U JP 4387391 U JP4387391 U JP 4387391U JP H04135461 U JPH04135461 U JP H04135461U
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Landscapes
- Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
- Packages (AREA)
- Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 合成樹脂発泡体からなる断熱容器内に収納す
る輸送ケースの構造であって、切り花F等を包被できる
合成樹脂シートによる保形ケース3と、保形ケース外側
を包被する水を含んだ吸水シート4とを断熱容器F内に
切り花等を包被状態で収納している。 【効果】 切り花等を保形ケースで保護するだけでな
く、その外側に水を含んだ吸水シートを包被させるの
で、寒冷地への輸送にも凍結を防止できる。また断熱容
器自体が輸送中に上下に逆転しても水量による負荷が局
部的にかかることがなく切り花等への影響をなくせる。
る輸送ケースの構造であって、切り花F等を包被できる
合成樹脂シートによる保形ケース3と、保形ケース外側
を包被する水を含んだ吸水シート4とを断熱容器F内に
切り花等を包被状態で収納している。 【効果】 切り花等を保形ケースで保護するだけでな
く、その外側に水を含んだ吸水シートを包被させるの
で、寒冷地への輸送にも凍結を防止できる。また断熱容
器自体が輸送中に上下に逆転しても水量による負荷が局
部的にかかることがなく切り花等への影響をなくせる。
Description
【0001】
本考案は切り花等の輸送ケースに関する。
【0002】
従来における切り花等の輸送ケースとしては、単にカップ状に形成したケース
に蓋を係合するものであったり(実開昭52−15394号公報、特開昭59−
187573号公報)、合成樹脂発泡体による断熱容器を輸送ケースとしたもの
であった(実開昭59−87488号公報)。
【0003】
しかしながら、上記従来技術Iでは、切り花等の鮮度保持上ガス遮断性や透湿
性に劣るため、後者の従来技術のごとき断熱容器を用いる必要はあるが、寒冷地
への輸送には凍結しないための低温維持を果す必要性から本願出願人は先に水入
り容器を収納した輸送ケースを提案した(実開昭61−53377号公報)。
しかし上記輸送ケースは輸送中に容器自体が上下に逆転することがあると、中
に収納された凍結防止用の水入り容器の重量で切り花等が潰れることがある。仮
に水入り容器を両面テープ等を用いて容器に固定しても水が2リットル程度入れ
られるため上下逆転すると重みでテープが外れるおそれがあった。
【0004】
そこで、本考案は上記したような従来技術の課題を解消し、切り花等の保護を
果し凍結を防止できる輸送ケースを提供することを目的としている。
【0005】
上記従来技術の課題を解決して目的を達成できる輸送ケースの構成は、切り花
等を包被できる合成樹脂シートからなる保形ケースと、保形ケースの外側を包被
する水を含んだ吸水シートと、これらを収納できる合成樹脂発泡体による断熱容
器とを組合せてなることを特徴としている。
【0006】
上記構成による輸送ケースの場合、保形ケースの外側に水を含んだ吸水シート
を有しているので、冬季や寒冷地の輸送時にも切り花等が凍結するのを防ぎ得る
もので、断熱容器が上下逆転しても吸水シートは保形ケースを被覆している状態
ゆえ、局部的に水の重さが切り花等へ負荷されることはなく良好に保護できるこ
とになる。勿論、上記冬季や寒冷地以外への輸送にも切り花等の保護効果が大き
い。
【0007】
次いで本考案の実施例について図を参照しながら以下に述べる。
1および2は発泡ポリスチレン等の熱可塑性樹脂の発泡体にて形成された容器
本体および蓋体で断熱容器Aを構成している。なお、断熱容器Aの大きさは収納
する切り花等の本数次第で種々実施できる。
【0008】
3は切り花Fを包被している保形ケースで、発泡ポリスチレンシート等の剛性
のあるシートによる卷回品(図2参照)やシート成形品からなるもので、成形品
(図3参照)の場合、収納凹部32付の半体を合致させるか、ヒンジ式の構造で
ある。4は保形ケース3の外側から包被させた吸水シートで不織布層40、吸水
樹脂層41および不織布層42の三層からなるものや(図4参照)、吸水樹脂シ
ート一層からなるもの(図示せず)が使用でき、吸水量としては例えば2.4k
gの水を含ませてある。
【0009】
なお、保形ケース3には切欠き部31を形成したものが好ましい。この切欠き
部31は見易くする点と空気流通を良好にする点で好ましいもので、夏季使用に
は呼吸熱発散のために必要であるが、冬場は水の潜熱利用が不能ゆえ不要である
。
なお、切り花F等には通常のフィルムfが巻かれてある。
【0010】
本考案を用いた輸送時の具体例を挙げると、縦×横が650×900mmの発
泡ポリスチレンシートを筒状にした保護ケースの中に切り花を詰め、保護ケース
の周囲に2.4kgの水を含ませた吸水シートを巻付け包被した後、これらを内
寸700×160×125mm、厚み25mmの発泡ポリスチレン断熱容器に入
れて蓋をした。
【0011】
また別個の保護ケースとしてシートによるものでなく、発泡ポリスチレンシー
トからの成形品を用いても実施した。
これらの何れの具体例の場合も恒温槽にて10℃で10時間後、−10℃で1
0時間放置する場合の経時に伴う温度変化と切り花の状態を観察した。
観察結果は図5のグラフ図に示してある。その結果は図2および図3の何れの
実施も保温効果良好であった。
【0012】
今回の観察の結果については、殆ど切り花には影響がなかった。なお、シート
による保形ケースでは切り花の上下がフリーで、成形品による保形ケースでは茎
部がフリーであって、何等かの影響があるかとも考えられたがテストの結果大差
がなく問題はなかった。
【0013】
本考案によると、寒冷地の輸送に対しても内部の切り花等に与える影響はなく
、勿論寒冷地や酷寒時での輸送のみでなく他の季節や気候にも影響なく輸送でき
る。
そして断熱容器が輸送中に上下逆転することがあっても水量による局部的な負
荷がなくなり、切り花等への押圧変形等の影響はなくなり、輸送上好適なものと
なる。
【図1】収納時の断面図である。
【図2】シート巻回品による保形ケースを切り花と共に
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図3】シート成形品による保形ケースを示す斜視図で
ある。
ある。
【図4】吸水シートの断面図である。
【図5】テスト結果を示すグラフ図である。
A 断熱容器
1 容器本体
2 蓋体
3 保形ケース
4 吸水シート
F 切り花
f 切り花を包んだフィルム
Claims (1)
- 【請求項1】切り花等を包被できる合成樹脂シートから
なる保形ケースと、保形ケースの外側を包被する水を含
んだ吸水シートと、これらを収納できる合成樹脂発泡体
による断熱容器とを組合せてなることを特徴とする切り
花等の輸送ケース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4387391U JPH04135461U (ja) | 1991-06-12 | 1991-06-12 | 切り花等の輸送ケース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4387391U JPH04135461U (ja) | 1991-06-12 | 1991-06-12 | 切り花等の輸送ケース |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04135461U true JPH04135461U (ja) | 1992-12-16 |
Family
ID=31924137
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4387391U Pending JPH04135461U (ja) | 1991-06-12 | 1991-06-12 | 切り花等の輸送ケース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04135461U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007001624A (ja) * | 2005-06-24 | 2007-01-11 | Kaneka Corp | 氷結遅延容器 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6153377B2 (ja) * | 1980-10-27 | 1986-11-17 | Shinetsu Kagaku Kogyo Kk |
-
1991
- 1991-06-12 JP JP4387391U patent/JPH04135461U/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6153377B2 (ja) * | 1980-10-27 | 1986-11-17 | Shinetsu Kagaku Kogyo Kk |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007001624A (ja) * | 2005-06-24 | 2007-01-11 | Kaneka Corp | 氷結遅延容器 |
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