JPH0413536A - 自動パレット交換装置および自動パレット交換方法 - Google Patents

自動パレット交換装置および自動パレット交換方法

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JPH0413536A
JPH0413536A JP11643090A JP11643090A JPH0413536A JP H0413536 A JPH0413536 A JP H0413536A JP 11643090 A JP11643090 A JP 11643090A JP 11643090 A JP11643090 A JP 11643090A JP H0413536 A JPH0413536 A JP H0413536A
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pallets
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lifting
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ワークを載置するパレットを三枚配列し、
加工機に循環供給する自動パレット交換装置および自動
パレット交換方法に関するものである。
〔従来の技術〕
従来の自動パレット交換装置は、次のように構成しであ
る。NC工作機械の作業側に左右に往復動可能な往復台
を設け、その上に二枚のパレットを左右に横並べ可能に
しである。この往復台は往復動機構の作動で、二枚のパ
レットを加工側と段取り側に交互に位置換え可能にしで
ある。さらに、ワークを載置した加工側パレットをNC
工作機械の作業位置に送り込むため前進作動し、ワーク
加工後のパレットを往復台に戻すため後進作動するパレ
ット前後進機構を往復台下方のベツドに設けである。
上記NC工作機械の自動パレット交換装置は、次のよう
に運転される。ワークを載置した加工側パレットがNC
工作機械に送り込まれて作業位置にあるとき、往復台上
の段取り側パレットはワーク積込み等の段取りが行われ
て待機状態となっている。その後、ワーク加工後のパレ
ットは往復台に戻され、両パレットを載置した往復台が
反対側に横移動して、往復台の加工側と段取り側を位置
換えする。次に、段取り側に位置していたパレットが加
工側パレットとして、NC工作機械に送り込まれる。こ
れと同時に、ワーク加工後のパレットは段取り側に位置
しているので、加工されたワークをこの装置から移送し
、空になった段取り側パレットに新規に加工するワーク
を移送して段取りを行って待機状態にさせる。以後、N
C工作機械の作業位置から往復台にパレットが戻る都度
、往復台が左右に往復動し、段取り側パレットの加工後
のワークを移送して新規のワークを待機状態にする繰り
返し運転である。上記自動運転は数値制御手段の指令に
より、適宜制御されている。
〔発明が解決しようとする課題] NC工作機械等の加工機は、NC化の発達により自動運
転が進歩したものの、段取り等は完全に自動化されてい
ないのが現状である。特に、ワークの材質等により加工
処理時間が長い場合や、ワークの寸法が大きい場合には
、パレット配置スペースの制約等もあってローテーショ
ン取りが困難で、その結果、NC工作機械の長時間の連
続運転ができず、休日をはさんだ無人化運転は不可能で
あった。
また、能率向上面からみると、NC工作機械を増設すれ
ば能率向上につながるが、大幅な設備投資を必要とし、
しかも設置台数が増えた分だけ従事する作業者の増員が
余儀なくされ、さらに増設分の設置スペースを必要とす
る等、コストア・ノブに通ずる問題があった。
この発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、加工
機の自動運転時間を可及的長く維持し、−台当りの機械
稼働率を向上する自動パレット交換装置および自動パレ
ット交換方法を提供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は上記課題を解決するために、次のような手段
を講じた。
(1)加工機の作業側に設けられるパレット前列部と、
その後方のパレット後列部からなり、前記パレット前列
部は、左右に配列される二枚のパレットを前後に案内す
るそれぞれのガイドレールを設けた往復台と、この往復
台を左右に反転移動させて両パレットを加工側と左右の
繰り上げ待機側、繰り下げ待機側に交互に位置換えする
往復動機構と、前記往復台の加工側パレットを前記加工
機の作業位置に送り込み、かつワーク加工後のパレット
を前記往復台の加工側空域に戻すために、パレットを前
後にスライド移動させるパレット前後進機構を備え、 さらに、前記パレット後列部は、左右方向に配列される
三枚のパレットを前後に案内するそれぞれのガイドレー
ルを設け、その−側と他側を繰り上げ位置および繰り下
げ位置とするパレット載置部と、前記往復台の空域が繰
り上げ待機側に位置しているときに、前記繰り上げ位置
のパレットを前記往復台の繰り上げ待機側にスライド移
動させる繰り上げ機構と、前記パレット後列部に残留す
る二枚のパレットを順送りするため、その二枚のパレッ
トを同期して持ち上げ支持し前記繰り上げ位置側に順送
りする昇降、横移動可能な位置詰め機構と、ワーク加工
後のパレットが繰り下げ待機側に位置しているときに、
空域となった前記繰り下げ位置にこのワーク加工後のパ
レットをスライド移動させる繰り下げ機構を備え、 前記三枚のパレットを加工機に循環供給させる自動パレ
ット交換装置を構成した。
(2)加工機の作業側に位置するパレット前列部で、往
復動手段によって加工側と左右の繰り上げ待機側、繰り
下げ待機側に交互に位置換えする往復台に配列した二枚
のパレットのうち、加工側パレットをパレット前後進手
段で前記加工機の作業側にスライド移動させて送り込む
第1工程と、前記往復台の後方で、左右方向に三枚配列
されるパレット後列部の繰り上げ位置のパレットを繰り
上げるため、前記往復台を反転移動して往復台の空域を
一側の繰り上げ待機側に移動する第2工程と、 前記繰り上げ位置のパレットを繰り上げ手段によって前
記往復台空域の繰り上げ待機側にスライド移動する第3
工程と、 前記往復台の加工側パレットを繰り下げるため前記往復
台を反転移動するとともに、前記パレット後列部に残留
する二枚のパレットを順送りするため位置詰め手段によ
って上昇、横送りして前記繰り上げ位置側に移動する第
4工程と、前記往復台の繰り下げ待機側のパレットを繰
り下げ手段によって前記パレット後列部の空域となった
繰り下げ位置に移動する第5工程と、前記往復台を反転
移動して、空域状態の往復台加工側に前記第1工程で送
り込んだワーク加工後のパレットを戻す第6工程と、 前記往復台を反転移動して、前記第3工程で繰り上げた
パレットを往復台の加工側に位置させる第7工程とから
なり、 前記第1ないし第7工程を繰り返して、5枚のパレット
を加工機に循環供給する自動パレット交換方法とした。
〔作 用〕
この発明の自動パレット交換装置によると、往復台は往
復動機構によって、加工側と左右の繰り上げ待機側、繰
り下げ待機側に交互に位置換えできるので、この往復台
に配列される二枚のパレットはいずれの側にも反転移動
できる。パレット前後進機構によって、往復台の加工側
パレットは加工機の作業位置にスライド移動して送り込
みでき、また往復台の加工側が空域状態のときには、ワ
ーク加工後のパレットを往復台の加工側に戻すことがで
きる。往復台の空域が繰り上げ待機側に反転移動されて
いるときに、パレット後列部の繰り上げ位置のパレット
を繰り上げ機構によって往復台の空域にスライド移動可
能にするので、パレット後列部のパレットを往復台に順
次繰り上げできる。
また、パレット後列部に残留する二枚のパレットは、位
置詰め機構によって同期して持ち上げ支持されて繰り上
げ位置側に移動可能となるので、パレット載置部のガイ
ドレールに干渉することなくパレットを繰り上げ位置側
に順送りできる。さらに、空域となる繰り下げ位置には
、ワーク加工後のパレットが往復台の繰り下げ待機側に
反転移動されているときに、繰り下げ機構によってワー
ク加工後のパレットをスライド移動可能にするので、往
復台のパレットをパレット後列部に順次繰り下げできる
したがって、五枚のパレットを加工機に循環供給できる
また、この発明の自動パレット交換方法によると、往復
台の加工側パレットは、パレット前後進手段で加工機の
作業側に送り込み可能にする。その後、往復台を往復動
手段で反転移動することで、往復台の空域を繰り上げ待
機側に移動可能にする。
ここで、繰り上げ手段によって繰り上げ位置のパレット
を往復台空域の繰り上げ待機側にスライド移動すること
により、繰り上げ位置のパレットを往復台に移動可能に
する。続いて、往復台を反転移動することで、往復台の
加工側パレットを繰り下げ待機側に移動可能にするとと
もに、パレット後列部に残留する二枚のバレy)を位置
詰め手段によって順送りすることにより、二枚のパレッ
トを同期して持ち上げ支持し、繰り上げ位置側に横送り
可能にする。次に、繰り下げ待機側のパレットを繰り下
げ手段で、パレット後列部の繰り下げ位置にスライド移
動することにより、空域となった繰り下げ位置にパレッ
トを移動可能にする。さらに、往復台を反転移動するこ
とで、空域状態の繰り下げ待機側を加工側に位置換え可
能にし、ワーク加工後のパレットをスライド移動で戻し
可能にする。最後に、往復台を反転移動して、パレット
後列部から繰り上げたパレットを往復台の加工側に位置
換え可能にする。
以上のパレットチェンジサイクルの繰り返しで、五枚の
パレットを加工機ζこ循環供給可能にする。
〔実施例〕
この発明に係る一実施例を図面に基づいて説明する。図
面の第1図は自動パレット交換装置の概要とNC工作機
械を示す全体平面図、第2図は自動パレット交換装置の
側面図、第3図は同自動パレット交換装置の平面図、第
4図は同自動パレット交換装置の後面図である。
第1図に示すように、自動パレット交換装置AはNC工
作機械Bの作業側に設けられ、パレット前列部Cとその
後方のパレット後列部りで構成されている。そして、パ
レット前列部Cの中央とNC工作機械Bの間には、ワー
クを加工する加工台Eを設けである。
前記パレット前列部Cは、パレット三枚骨を縦置き横並
べが可能な床面スペースに前列部ベツド1を固設し、そ
の上部に二枚のパレットFの横並べを可能にする往復台
2を設けである。前列部ヘッド1の長手方向の上面には
、二本平行な突状の滑り面3を設けてあり、これに往復
台2の下面に形成した図示しない案内溝を収嵌して、N
C工作機械Bに対して往復台2を左右に往復動可能にし
である。この往復台2は図示しない往復動用シリンダー
によって左右に反転移動させ、二枚のバレンl−Fを加
工台已に通ずる加工側と一側の繰り上げ待機側または他
側の繰り下げ待機側に交互に位置換え可能にしである。
また、往復台2の上面には、NCC工作機械力方向わた
り二本平行な前列部ガイドレール4をパレット二枚骨の
四本設けてあり、この上面に載置されるパレットFの下
面に形成した二条のパレット案内溝5がスライド移動し
て収嵌し、パレットFの前後方向のスライド移動を可能
にしである。この前列部ガイドレール4の長さは、パレ
ット案内溝5の長さより短い長さに形成され、バレン)
Fは往復台2の前後からはみ出した状態に載置される。
また、前記加工台Eには、往復台2の加工側パレットを
加工台Eに送り込み、かつワーク加工後のバレン)Fを
加工台Eから往復台2の加工側空域に戻すためにスライ
ドして前後動させる図示しないパレット前後進用シリン
ダを設けである。
一方、パレット後列部りは第2図ないし第4図に示すよ
うに、前記パレット前列部Cのパレット位置と同列とな
るように、三枚のパレットFの横並ぺを可能にしである
。このパレット後列部りの基礎構造となる後列部ベツド
10は、形鋼を矩形に組んで床面に固設してあり、その
上部にパレットFを支持する架台11を設けである。こ
の架台11は形鋼を矩形に組んだ上部の前列部ガイドレ
ール4延長線上と一致する位置に、横木状に六本のガイ
ドレール受は部を架設し、このガイドレール受は部の上
部に、前列部ガイドレール4と同一高さとなる後列部ガ
イドレール12を設けてパレット載置部としている。二
本一対の後列部ガイドレール12の一側(第3図および
第4図においては左側の二本)は、ここに位置するパレ
ットFをパレット前列部Cの往復台2に繰り上げるため
の繰り上げ位置13としている。さらに、後列部ガイド
レール12の他側(第3図および第4図においては右側
の二本)は、往復台2からこの位置にバレン)Fを繰り
下げるための繰り下げ位置14としている。後列部ガイ
ドレール12の長さも、前列部ガイドレール4と同様に
パレット案内溝5の長さより短く形成しであるので、パ
レット後列部りに位置するパレットFは、第2図に示す
ようにその前後がはみ出した状態に載置される。さらに
、繰り上げ位置13および繰り下げ位置14と、前記パ
レット前列部Cとの間には、第3図に示すように両ガイ
ドレール4.12の同一線上に、中間ガイドレール15
を設けである。この中間ガイドレール15は、第2図に
示すように前記後列部ベツド10に固設した中間フレー
ム16の上部に設けたガイドレール受は部を介して設け
られている。
次に、パレット後列部りの二枚のパレットFを横送りす
る位置詰め機構は、第2図ないし第4図に示すように横
移動用シリンダ20を備えた移動台21と、その上部に
設けたパレットFを持ち上げ支持するための昇降機22
を備えたりフタ−23で構成しである。平面視略H字形
に形鋼で組まれた移動台21は、パレット二枚分の幅長
さに形成され、その平行な両側部を後列部ガイドレール
12の前後端の下方に、しかもその側部を後列部ガイド
レール12と直交する方向に向けて位置させている。こ
の移動台21の両側部の下部には、複数個の案内部材2
4を設け、後列部ベツド10の左右方向に二本配設した
案内レール25にそれぞれ収°嵌させて、横移動用シリ
ンダ20によって左右に横移動可能にしである。この横
移動用シリンダ20は、後列部ベツド10の中央にその
シリンダケース20aを横置きに固設し、水平方向に伸
縮する伸縮ロンド20bの先端部を、移動台21の中央
に固設したロンドブラケット26に連結しである。一方
、リフター23は移動台21の両側部の上部に設けたハ
ウジング22aおよびリフターガイド22bからなる昇
降機22と、複数個の昇降機22の上部に固設されるリ
フター本体23aで構成されている。このリフター本体
23aは、力骨を有するH形鋼からなり、パレットFの
二条のパレット案内溝5の間隔より長く形成したものを
、後列部ガイドレール12の前後端にパレット二列分の
四個所位置させている。すなわち、後列部ガイドレール
12の前後端に配置した前後二個所ずつのパレット二枚
分のりフタ−本体23aで、二枚のパレットFの下部前
後部を同時に持ち上げ支持可能にしである。なお、リフ
ター本体23aは、昇降機22が下限位置にあるときは
、パレットFの下面に干渉しない通過可能な高さに位置
し、昇降機22が上限位置にあるときは、後列部ガイド
レール12の高さより高い位置となるように設定しであ
る。なお、符号27は後列部ベツドIOの後部に設けた
ストッパーサポート、符号28はその上部に設けたパレ
ットのオーバーランを防止するストッパーである。また
、符号29は移動台21のオーバーランを防止するスト
ッパーボルトである。
以上のように構成した位置詰め機構によって、横移動用
シリンダ20の伸縮ロッド20bを縮退した作動始点か
ら昇降機22を一斉に上動すると、リフター本体23a
が上昇して後列部ガイドレ−ル12の中間位置18と繰
り下げ位置14にある二枚のバレッ)Fを同時に下方か
ら持ち上げ支持する。次に、横移動用シリンダ20の伸
縮ロンド20bを伸長作動すると、二枚のパレットFを
載置したままのりフタ−本体23aが横送りされて、中
間位置18のパレ7)Fを一側の繰り上げ位置13の上
方に、また繰り下げ位置14のパレットFを中間位置1
8の上方に同時に順送りする。続いて、昇降機22を下
動すると、リフター本体23aが下降し、その途中で二
枚のバレッ)Fのパレット案内溝5がそれぞれの後列部
ガイドレール12に収嵌した状態で受は渡され、二枚の
パレットFが同時に載置される。その後、横移動用シリ
ンダ20の伸縮ロンド20bを伸長状態から縮退して、
リフター本体23aを作動始点に復帰する。
次に、パレット後列部りのバレッ)Fを往復台2に順送
りするための繰り上げ機構、および往復台2のワーク加
工後のパレットFをパレット後列部りに繰り下げるため
の繰り下げ機構について説明する。両機構に用いられる
シリンダは第1図に示すように、左右対称に構成しであ
るので、他側の繰り下げ機構についてのみ説明する。第
5図は繰り下げ用シリンダとパレットの関係を示す平面
図、第6図は同繰り下げ用シリンダとパレットの関係を
示す側面図、第7図は第6図■−■線断面図である。
繰り下げ機構は、繰り下げ用シリンダ30と、その伸縮
ロッド30aに連結されパレットFを引っ掛けるスライ
ドガイド31と、このスライドガイド31の伸縮動を案
内する案内レール34と、スライドガイド31に引っ掛
けられるパレットFに取り付けたフック6で構成しであ
る。繰り下げ用シリンダ30はそのシリンダケース30
bがブラケット32を介して前列部ベツド10の側部に
水平状態に固設され、その伸縮ロンド30aをパレット
後列部り方向に伸長するようにしている。
伸!ロッド30aの先端部は、アングル形スライドガイ
ド31から外側に突設したロッド取付部31aに連結し
である。このスライドガイド31の上部および側部のそ
れぞれ内側部にはローラ軸軸心を垂直方向と水平方向に
した滑動ローラ33を二個ずつ軸着してあり、パレット
後列部りの中間フレーム16から架台11の側部にわた
って固設された案内レール34に収嵌しである。スライ
ドガイド31の後部には、パレットFに取り付けたフッ
ク6を引っ掛けるためのフックプレート35を、その長
手方向が伸縮口・ノド30aの伸縮方向とは直交する方
向に向けられて取り付けである。
一方、フンクロはパレット脚部の後面両側に、繰り下げ
用と繰り上げ用として一個ずつ取り付けられ、バレッI
−Fの横移動でフックプレート35にスライド嵌合して
引っ掛けられるようにするため、下部に掛止溝を形成し
である。なお、符号37は案内レール34をその上部に
取り付けるために、架台IIO側部を切欠いて固設した
レールビームであり、符号38は案内レール34後端部
に取り付けたストッパーボルトである。
以上のように構成した繰り下げ機構によって、ワーク加
工後のバレッ)Fが前記往復台2の反転移動で繰り下げ
待機側に横移動すると(この作動と同時に、パレット後
列部りでは位置詰め機構が作動して、繰り下げ位置14
のバレッ)Fは中間位置I8にl1ll¥送りされるの
で、繰り下げ位置14は空域状態にある)、そのパレッ
トFの繰り下げ用フック5が、縮退状態で待機している
スライドガイド31のフックプレート35にスライドし
て嵌合し、パレットFが繰り下げ用シリンダ30に引っ
掛けられる(第5図および第6図に実線で示す状L!i
)。そして、繰り下げ用シリンダ30の伸縮ロッド30
aを伸長すると、パレットFを引っ掛けた状態のスライ
ドガイド31が移動して、パレット後列部りの繰り下げ
位W14にパレットFをスライド移動させて載置する(
第5図および第6図に仮想線で示す)。そして、ここで
前記位置詰め機構が作動して、繰り下げ位置14のパレ
ットFが持ち上げられれば、スライドガイド31のフッ
クプレート35からフンクロが外れて伸縮ロッド30a
の縮退を可能にする。
なお、繰り上げ機構は、その制御が繰り下げ機構と異な
るだけで、繰り上げ用シリンダ40(第1図参照)の作
動も繰り下げ用シリンダ30と同様である。すなわち、
位置詰め機構の作動で中間位置18のパレットFが空域
状態の繰り上げ位置14に順送りされるときには、繰り
上げ用シリンダ40の伸縮ロッドは伸長状態にあり、ス
ライドガイドのガイドブレートはそこに位置しているの
で、ここに順送りされるパレットの繰り上げ用フックが
上方から嵌合して引っ掛けられる。この状態で伸縮ロッ
ドを縮退すれば、繰り上げ位置13のパレットが空域と
なった往復台の繰り上げ待機側にスライド移動可能とな
る。そして、往復台2が反転移動してバレッ)Fが横移
動したときに、繰り上げ用フックが縮退状態にあるスラ
イドガイドのスライドプレートからスライドして、嵌合
状態が解かれることになる。
ここで、以上のように構成した自動パレット交換装置A
のチェンジサイクルについて説明する。
自動パレット交換装置AはNC工作機械Bからの指令に
より運転され、第1図に示すリミットスイッチ36群の
切り換え制御等によって自動制御される。
第8図および第9図は自動パレット交換装置の作動とパ
レットのチェンジサイクルの関係を示す説明図である。
三枚のパレ・ノドは、当初の開始工程は第8図(a)に
示すように配列されている。すなわち、往復台2は繰り
上げ待機側に移動してあり、その加工側に第1パレット
F、、往復台2の繰り上げ待機側に第2パレツ)Fz、
バレ・シト後列部の繰り上げ位置13に第3パレツトF
3、中間位置18に第4パレツトF4、そして繰り下げ
位置14に第5パレツトF5とする反時計回りの数列に
ローテーションを組む。
自動運転は、次のように行われる。
■第8図(ロ)に示すように、パレット前後進機構によ
って、第1パレツトF1を往復台2からNC工作機械側
の加工台已にスライド移動して送り込む。
■第8図(C)に示すように、ワーク加工後の第1パレ
ットF、を、パレット前後進機構によって加工台Eから
往復台2にスライド移動して戻す。
■第8図(d)に示すように、第2パレツトF2を加工
するために、往復動機構によって往復台2を反転移動し
て第2パレツトF2を加工側に位置させる。
■第9図(a)に示すように、パレット前後進機構によ
って、第2パレツトF2を往復台2から加工台Eにスラ
イド移動して送り込む。
■第9図(ハ)に示すように、第3パレツトF3を繰り
上げるために、往復台2を反転移動して往復台の空域を
繰り上げ待機側に位置させる。
■第9図(C)に示すように、繰り上げ用シリンダ40
の伸縮ロッドを縮退させて、繰り上げ位置13にあった
第3パレツ)F3を往復台2の繰り上げ待機側にスライ
ド移動する。また、第4パレットFJおよび第5パレッ
トF、を位置詰めするために、図示しない位置詰め機構
の横移動用シリンダの伸縮ロッドを縮退してリフター2
3を繰り下げ位置側に横移動する。
■第9図(d)に示すように、ワーク加工後の第1パレ
ツトF1を繰り下げ、また第4パレツトF4および第5
パレツトF5を順送りするために、往復台2を反転移動
すると同時にリフター23を上昇、横移動する。この間
に、繰り上げ用シリンダ40はその伸縮ロッドを伸長し
て、第4パレ・7トF4の図示しないフックとスライド
ガイドの嵌合を待機する。また、繰り下げ用シリンダ3
0も伸縮ロッドを縮退して、第1パレツトF1の図示し
ないフックとスライドガイドの嵌合を待機する。
■第9図(e)に示すように、ワーク加工後の第1パレ
ツトF1を繰り下げるために、繰り下げ用シリンダ30
の伸縮ロッドを伸長して、往復台2の第1パレツトF1
を中空状態の繰り下げ位置14にスライド移動する。
■第9図げ)に示すように、第2パレツトF 2のワー
クの加工が終わるまで待機するために、往復台2を反転
移動して往復台の空域を加工側に位置させる。
[相]第9図(員に示すように、ワーク加工後の第2パ
レツトを戻すために、パレット前後進機構によって加工
台Eの第2パレツトF2を往復台2にスライド移動する
■第9図(5)に示すように、第3パレツトF3を加工
するために、往復台2を反転移動して第3パレットF、
を加工側に位置させる。
以上、第1バレッl−F、と第2パレツトF2が加工さ
れる際のパレットチェンジサイクルを示したが、第8図
(a)から(d)で示す第1パレットF、が加工される
際のチェンジサイクルを除いては、第9図(ハ)の第3
パレツ)F3.第1O図の第4パレットF4.第11図
の第5バレツ)Fsのそれぞれは、第9図(a)から(
ハ)で示す第2バレツ)Fzと同様のチェンジサイクル
が行われ、各パレットは時計回りに順送りされることに
なる。
なお、上記ローテーションに代えて、第12図に示すよ
うにしてもよい。すなわち、往復台2が繰り下げ待機側
に移動しているときを開始工程として、第1バレッl−
F、を往復台2の加工側に、繰り下げ待機側に第5パレ
ットF、を配列し、第2バレツ)Fzは繰り上げ位置1
3、第3パレツトF3は中間位置18、そして第4パレ
ツトF aを繰り下げ位置14にそれぞれ配列する。こ
のローテーションの場合のチェンジサイクルは、上記実
施例の第9図(a)から的までのチェンジサイクルの繰
り返しであり、各パレットは時計回りに順送りされる。
〔発明の効果〕
この発明は以上のように構成したので、次のような効果
を奏する。
三枚のパレットを効率の良いチェンジサイクルで、加工
機に循環供給することが可能となったので、加工機の長
時間自動運転が達成され、休日をはさんだ無人化運転を
可能にした。また、加工機の休止時間が短縮され、大幅
な設備投資を必要とせず、さらに設置スペースも大きく
必要としないで、作業者の増員も必要ないので、加工機
−台当たりの機械稼働率が向上した。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の一実施例に係り、第1図は自動パレッ
ト交換装置の概要とNC工作機械を示す全体平面図、第
2図は自動パレット交換装置の側面図、第3図は同自動
パレット交換装置の平面図、第4図は同自動パレット交
換装置の後面図、第5図は繰り下げ用シリンダとバレ・
ントの関係を示す平面図、第6図は同繰り下げ用シリン
ダとパレットの関係を示す側面図、第7図は第6図■−
■線断面図、第8図および第9図は自動パレット交換装
置の作動とパレットのチェンジサイクルの関係を示す説
明図、第10図は第4パレツトのサイクル開始時の状態
を示す説明図、第11図は第5パレツトのサイクル開始
時の状態を示す説明図、第12図はパレットローテーシ
ョンを変えた例を示す説明図である。 A・・・自動パレット交換装置 B・・・NC工作機械 C・・・パレット前列部 D・・・パレット後列部 E・・・加工台 F・・・パレット Fl・・・第1パレツト F2・・・第2パレツト F3・・・第3パレツト F4・・・第4パレツト F、・・・第5パレツト 2・・・往復台 4・・・前列部ガイドレール 5・・・パレット案内溝 6・・・フック lO・・・後列部ベツド 11・・・架台 12・・・後列部ガイドレール 13・・・繰り上げ位置 14・・・繰り下げ位置 15・・・中間ガイドレール 20・・・横移動用シリンダ 21・・・移動台 22・・・昇降機 23・・・リフター 23a・・・リフター本体 30・・・繰り下げ用シリンダ 31・・・スライドガイド 34・・・案内レール 35・・・フックプレート 40・・・繰り上げ用シリ ンダ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)加工機の作業側に設けられるパレット前列部と、
    その後方のパレット後列部からなり、 前記パレット前列部は、左右に配列される二枚のパレッ
    トを前後に案内するそれぞれのガイドレールを設けた往
    復台と、この往復台を左右に反転移動させて両パレット
    を加工側と左右の繰り上げ待機側、繰り下げ待機側に交
    互に位置換えする往復動機構と、前記往復台の加工側パ
    レットを前記加工機の作業位置に送り込み、かつワーク
    加工後のパレットを前記往復台の加工側空域に戻すため
    に、パレットを前後にスライド移動させるパレット前後
    進機構を備え、 さらに、前記パレット後列部は、左右方向に配列される
    三枚のパレットを前後に案内するそれぞれのガイドレー
    ルを設け、その一側と他側を繰り上げ位置および繰り下
    げ位置とするパレット載置部と、前記往復台の空域が繰
    り上げ待機側に位置しているときに、前記繰り上げ位置
    のパレットを前記往復台の繰り上げ待機側にスライド移
    動させる繰り上げ機構と、前記パレット後列部に残留す
    る二枚のパレットを順送りするため、その二枚のパレッ
    トを同期して持ち上げ支持し前記繰り上げ位置側に順送
    りする昇降、横移動可能な位置詰め機構と、ワーク加工
    後のパレットが繰り下げ待機側に位置しているときに、
    空域となった前記繰り下げ位置にこのワーク加工後のパ
    レットをスライド移動させる繰り下げ機構を備え、 前記五枚のパレットを加工機に循環供給させることを特
    徴とする自動パレット交換装置。(2)加工機の作業側
    に位置するパレット前列部で、往復動手段によって加工
    側と左右の繰り上げ待機側、繰り下げ待機側に交互に位
    置換えする往復台に配列した二枚のパレットのうち、加
    工側パレットをパレット前後進手段で前記加工機の作業
    側にスライド移動させて送り込む第1工程と、 前記往復台の後方で、左右方向に三枚配列されるパレッ
    ト後列部の繰り上げ位置のパレットを繰り上げるため、
    前記往復台を反転移動して往復台の空域を一側の繰り上
    げ待機側に移動する第2工程と、 前記繰り上げ位置のパレットを繰り上げ手段によって前
    記往復台空域の繰り上げ待機側にスライド移動する第3
    工程と、 前記往復台の加工側パレットを繰り下げるため前記往復
    台を反転移動するとともに、前記パレット後列部に残留
    する二枚のパレットを順送りするため位置詰め手段によ
    って上昇、横送りして前記繰り上げ位置側に移動する第
    4工程と、 前記往復台の繰り下げ待機側のパレットを繰り下げ手段
    によって前記パレット後列部の空域となった繰り下げ位
    置に移動する第5工程と、 前記往復台を反転移動して、空域状態の往復台加工側に
    前記第1工程で送り込んだワーク加工後のパレットを戻
    す第6工程と、 前記往復台を反転移動して、前記第3工程で繰り上げた
    パレットを往復台の加工側に位置させる第7工程とから
    なり、 前記第1ないし第7工程を繰り返して、5枚のパレット
    を加工機に循環供給することを特徴とする自動パレット
    交換方法。
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