JPH04135135U - スイツチ装置 - Google Patents

スイツチ装置

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JPH04135135U
JPH04135135U JP5109091U JP5109091U JPH04135135U JP H04135135 U JPH04135135 U JP H04135135U JP 5109091 U JP5109091 U JP 5109091U JP 5109091 U JP5109091 U JP 5109091U JP H04135135 U JPH04135135 U JP H04135135U
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正次 近藤
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小島プレス工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 操作ノブの操作によって可動部材にこじりが
生ずることを防止し、安定したスイッチング作動を確保
する。 【構成】 操作ノブ2の回動操作に応じ可動部材4を介
して接点機構10を駆動するスイッチ装置において、可
動部材4を摺動自在に支持するハウジング1の支持部1
aの上端及び可動部材4の突出部4aの上端が、操作ノ
ブ2のリブ2cと係合する可動部材4の段部4cより上
方に位置するように形成し、可動部材4に対し十分な摺
動支持面積を確保するようにしたもの。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、操作ノブの回動操作に応じ可動部材を介して接点機構を駆動するス イッチ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のスイッチ装置として、例えば実開昭63−60234号公報に開示され たスイッチ装置があり、操作ノブたるキートップの操作に応じてコンタクトラバ ーの可動接点がプリント基板上の固定接点と接触することによってスイッチング 作動を行なうこととしている。このスイッチ装置においては、操作時の節度感は コンタクトラバーのみによって得られるものであることから、操作フィーリング の向上を図るべく更に節度機構を設けたものも知られている。
【0003】 然し乍ら、節度機構を付設すると必然的に操作ノブとコンタクトラバーとの間 の距離が大となる。このため、操作ノブに設けた脚片等を介してコンタクトラバ ーを駆動するスイッチ装置が用いられている。しかし、このようなスイッチ装置 においては、脚片が傾斜した状態でコンタクトラバーに当接することとなるため 、上記公報に記載のスイッチ装置と同様、可動接点と固定接点との間で安定した 導通状態が得られなくなるおそれがある。
【0004】 そこで、操作ノブの操作に応じ可動部材を介して接点機構を駆動するようにし たスイッチ装置が提案されている。例えば、図5及び図6に示すようにシーソ型 の操作ノブ200の一方の回転方向側に接点機構110を備え、操作ノブ200 の操作に応じ、可動部材たるリテーナ300を介して接点機構110を駆動する ように構成されている。リテーナ300はハウジング100の支持部101に摺 動自在に支持され、リテーナ300の上端が操作ノブ200の内側に当接し、操 作ノブ200の回動操作に応じてリテーナ300が上下動するように構成されて いる。尚、操作ノブ200の他方の回転方向側も同様に構成されている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
然し乍ら、図5及び図6に示すようなスイッチ装置においては、リテーナ30 0はハウジング100の支持部101から上方に大きく突出しており、支持部1 01による摺動支持面積が小さくなっている。このため、操作ノブ200を操作 するとリテーナ300に回転モーメントが働き、所謂こじりが生じ安定したスイ ッチング作動を行なうことが困難となる。
【0006】 また、図5及び図6に示すスイッチ装置にあっては、操作ノブ200とリテー ナ300の接触点と、操作ノブ200の回転中心201とが、リテーナ300の 摺動方向に大きく離隔しているため、操作ノブ200の回動操作によってリテー ナ300に付与される操作力は、リテーナ300の摺動方向に対して直交する方 向の分力が大となり、リテーナ300の摺動抵抗が大となる。
【0007】 そこで、本考案は操作ノブの操作に応じ可動部材を介して接点機構を駆動する スイッチ装置において、操作ノブの操作によって可動部材に所謂こじりが生ずる ことを防止し安定したスイッチング作動を確保することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本考案は接点機構を固定するハウジングと、該ハ ウジングに回動自在に支持する操作ノブと、前記ハウジングに摺動自在に支持し 上方側で前記操作ノブと係合すると共に下方側で前記接点機構と係合する可動部 材を備え、前記操作ノブの回動操作に応じ前記可動部材を介して前記接点機構を 駆動するスイッチ装置において、前記可動部材を摺動自在に支持する前記ハウジ ングの支持部の上端及び前記可動部材の摺動部の上端が、前記可動部材の前記操 作ノブとの係合部より上方に位置するように形成したものである。
【0009】 上記スイッチ装置において、前記可動部材の前記操作ノブとの係合部は、前記 操作ノブの回転中心から前記可動部材の摺動軸に対する垂線の足近傍に形成する ことが望ましい。
【0010】
【作用】
上記の構成になるスイッチ装置において、操作ノブを回動操作すると、可動部 材がハウジングの支持部内を摺動し、可動部材を介して接点機構が駆動される。 ハウジングの支持部の上端及び可動部材の摺動部の上端は、可動部材の操作ノブ との係合部より上方に位置しており、可動部材に対し十分な摺動支持面積が確保 されているので、こじりが生ずることなく可動部材は円滑に摺動する。
【0011】 特に、操作ノブの回転中心から可動部材の摺動軸に対する垂線の足近傍に操作 ノブとの係合部を形成した可動部材を備えたものにあっては、操作ノブの操作が 可動部材に直接伝達されるので、摺動軸に直交する方向の分力は極めて小さく、 可動部材の摺動作用の妨げとなることはない。
【0012】
【実施例】
以下、本考案のスイッチ装置の実施例を図面を参照して説明する。 図1乃至図3は本考案の一実施例に係るスイッチ装置を示すもので、操作ノブ 2の押下(プッシュ)及び引上(プルアップ)操作により夫々スイッチ作動を行 ない得るように構成されており、例えば自動車のパワーウインドウスイッチに適 用される。
【0013】 上記プッシュ・プルアップ型の操作ノブ2は、図3に示すようにピン2sによ ってハウジング1に揺動自在に支持されている。即ち、操作ノブ2の把持部2a を上下動することによってピン2sを中心に時計回転方向及び反時計回転方向に 回動し得るように支持されている。
【0014】 操作ノブ2は中空で、内側略中央の底面(図1では上面)に凹部2bが形成さ れており、操作ノブ2の両回転方向に夫々一対のリブが延出形成されている。即 ち、図1の反時計回転方向側には、図2に示すように下方に平行に延出するリブ 2c,2dが形成されている。操作ノブ2の時計回転方向側についても同様に一 対のリブが形成されている。尚、図1には夫々の一方のリブ2c,2eのみが表 われている。
【0015】 ハウジング1は筐体で、その一部をなす蓋体1cによって閉空間が形成され、 この閉空間に接点機構10及び20が収容されている。即ち、蓋体1cに基板6 が固定され、この基板6に接点機構10,20が固定されている。接点機構10 は、可動接点として機能する導電ゴム接点11とこれに対向する固定接点12か ら成る対向接点で、固定接点12が基板6に固着されている。また、接点機構2 0も同様に構成されている。
【0016】 ハウジング1の上部には付勢機構3が設けられており、ロッド3aの先端部の 曲面が操作ノブ2の凹部2b内面に当接するように配置され、このロッド3aが スプリング3bによって凹部2b方向に付勢されている。尚、凹部2bの内面に 段差を形成し、この段差によって操作ノブ2に節度を与えるように構成すること もできる。
【0017】 更に、ハウジング1の上部に本考案にいう可動部材たるリテーナ4,5が摺動 自在に支持されている。リテーナ4は図1及び図2に示すように断面略T字状の 板体で、一方の軸方向端部の中央に突出部4aが形成され、その両側に段部4c ,4dが形成されている。これらリテーナ4の段部4c,4dは操作ノブ2のリ ブ2c,2dに当接して本考案にいう係合部を構成し、リテーナ4の他方の軸方 向端部の大面積端面が接点機構10に当接するように配設されている。
【0018】 ハウジング1には筒状の支持部1aが形成され、これにリテーナ4が収容され 摺動自在に支持されている。支持部1aは、図4に明らかなように操作ノブ2非 操作時にリテーナ4の突出部4a全体を保持し得るように突出形成されている。 従って、支持部1aの上端とリテーナ4aの摺動部上端は同一面となっている。 また、操作ノブ2のリブ2c,2dとリテーナ4の段部4c,4dとの当接位置 は、図1に示すように操作ノブ2の回転中心たるピン2sからリテーナ4の摺動 軸に至る垂線の足近傍となっている。尚、リテーナ5側も同様に構成されている 。
【0019】 次に、上記の構成になるスイッチ装置の作動を説明する。操作ノブ2の上面を 押圧操作し操作ノブ2を図1の位置から反時計回転方向に回動すると、リブ2c ,2dによってリテーナ4が下方に駆動され、接点機構10が閉成する。即ち、 導電ゴム接点11が固定接点12に接触する。
【0020】 この場合において、リテーナ4は前述のようにハウジング1の支持部1aに支 持され十分な摺動支持面積が確保されているので、リテーナ4に対しこじりが生 ずることなく、リテーナ4は円滑に摺動する。また、操作ノブ2の回転中心たる ピン2sからリテーナ4の摺動軸に至る垂線の足近傍でリブ2c,2dがリテー ナ4の段部4c,4dに当接するように構成されているので、操作ノブ2が回動 操作された場合において、リテーナ4に加えられる軸方向と直交する方向の操作 力の分力は極めて小さい値に抑えることができる。操作ノブ2の把持部2aに指 を引掛けて引上操作し操作ノブ2を図1の時計回転方向に回動した場合にも、リ テーナ5を介して接点機構20が同様に作動する。
【0021】 尚、本実施例においてはリテーナ4の中央部に突出部4aが形成され、その両 側に段部4c,4dが形成されているが、段部は一つのみとしこれに当接する一 つのリブを操作ノブ2に形成することとしてもよい。あるいは、操作ノブ2のリ ブと係合する凹部をリテーナ4の中央部に形成すると共に、その両側に突出部を 形成し、これらの突出部を含みリテーナ4をハウジング1の支持部に摺動自在に 支持するように構成することもできる。また、設計上の都合により、支持部1a の上端がリテーナ4aの摺動部上端より突出していてもよいし、その逆の構成と してもよい。
【0022】
【考案の効果】 本考案は上述のように構成されているので以下に記載する効果を奏する。 即ち、本考案のスイッチ装置によれば、ハウジングの支持部の上端及び可動部 材の摺動部の上端は、操作ノブと係合する可動部材の係合部より上方に位置する ように形成され、可動部材に対し十分な摺動支持面積が確保されているので、可 動部材に対するこじりを防止し安定したスイッチング作動を確保することができ る。
【0023】 特に、可動部材の操作ノブとの係合部を操作ノブの回転中心から可動部材の摺 動軸に対する垂線の足近傍に形成したものにあっては、操作ノブの回転方向が可 動部材の摺動方向と略一致するので、可動部材の円滑且つ安定した摺動作用が得 られ、スイッチ装置としての信頼性が一層向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係るスイッチ装置の断面図
である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】本考案の一実施例に係るスイッチ装置の部分断
面図である。
【図4】本考案の一実施例における操作ノブのリブとリ
テーナの係合部との関係を示す一部断面斜視図である。
【図5】従来のスイッチ装置の断面図である。
【図6】図5のB−B線断面図である。
【符号の説明】
1 ハウジング 2 操作ノブ 2c,2d,2e リブ 3 付勢機構 4,5 リテーナ(可動部材) 4a 突出部 4c,4d 段部 6 基板 10 接点機構 11 導電ゴム接点 12 固定接点 20 接点機構

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接点機構を固定するハウジングと、該ハ
    ウジングに回動自在に支持する操作ノブと、前記ハウジ
    ングに摺動自在に支持し上方側で前記操作ノブと係合す
    ると共に下方側で前記接点機構と係合する可動部材を備
    え、前記操作ノブの回動操作に応じ前記可動部材を介し
    て前記接点機構を駆動するスイッチ装置において、前記
    可動部材を摺動自在に支持する前記ハウジングの支持部
    の上端及び前記可動部材の摺動部の上端が、前記可動部
    材の前記操作ノブとの係合部より上方に位置するように
    形成したことを特徴とするスイッチ装置。
  2. 【請求項2】 前記可動部材の前記操作ノブとの係合部
    は、前記操作ノブの回転中心から前記可動部材の摺動軸
    に対する垂線の足近傍に形成したことを特徴とする請求
    項1記載のスイッチ装置。
JP5109091U 1991-06-05 1991-06-05 スイッチ装置 Expired - Lifetime JPH0749708Y2 (ja)

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JP5109091U JPH0749708Y2 (ja) 1991-06-05 1991-06-05 スイッチ装置

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JP5109091U JPH0749708Y2 (ja) 1991-06-05 1991-06-05 スイッチ装置

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JPH04135135U true JPH04135135U (ja) 1992-12-16
JPH0749708Y2 JPH0749708Y2 (ja) 1995-11-13

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH052341U (ja) * 1991-06-26 1993-01-14 自動車電機工業株式会社 シーソー式スイツチ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH052341U (ja) * 1991-06-26 1993-01-14 自動車電機工業株式会社 シーソー式スイツチ

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