JPH04133888A - 強制空冷式ユニットスィング型4サイクルエンジン - Google Patents

強制空冷式ユニットスィング型4サイクルエンジン

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JPH04133888A
JPH04133888A JP25173190A JP25173190A JPH04133888A JP H04133888 A JPH04133888 A JP H04133888A JP 25173190 A JP25173190 A JP 25173190A JP 25173190 A JP25173190 A JP 25173190A JP H04133888 A JPH04133888 A JP H04133888A
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JP
Japan
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engine
oil pan
crankcase
oil
suspension brackets
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Koji Kurata
光次 倉田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) この発明はユニットスイング型4サイクルエンジンに係
り、特にオイルパンの配置を改良したユニットスイング
型4サイクルエンジンに関する。
(従来の技術) スクータ−型自動2輪車では、後輪とエンジンとが一体
化されたユニットスイング型エンジンが一般に搭載され
る。このユニットスイング型エンジンは、特に特開昭5
9−96414号公報記載の発明のように、前方に位置
するエンジン懸架ブラケットによって境に上下揺動自在
に軸支され、後方に位置する緩衝ユニットによって緩衝
懸架される。
(発明が解決しようとする課題) ところが、上記公報記載のユニットスイング型4サイク
ルエンジンでは、オイルパンがエンジンケース(クラン
クケース)の下部に位置するので、車両走行中に前輪に
より跳ね上げられた石がオイルパンに当りやすく、さら
に縁石もオイルパンに当りやすい。したがって、最悪の
場合はオイルパンが破損する恐れがある。
また、上記公報記載のユニットスイング型エンジンでは
、エンジン懸架ブラケットとオイルパンとが離れている
ので、エンジンが上下に揺動したときにオイルパン内の
オイルが激しく揺れてしまうことがある。このため、オ
イルパン内のオイルが泡立ち、オイル中にエアが混入し
てしまう恐れがある。
請求項1記載の発明は、上述の事情を考慮してなされた
ものであり、オイルパンの破損を防止できると共に、オ
イルへのエアの混入を回避できるユニットスイング型4
サイクルエンジンを提供することを目的とする。
また、請求項2記載の発明は、更にオイルの冷却効率を
向上させることができるユニットスイング型4サイクル
エンジンを提供することを目的とする。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 請求項1記載の発明は、ピストンを内設するシリンダと
、クランクシャフトを収容するクランクケースと、この
クランクケースに一体成形されてベルト伝導機構および
減速ギア機構を収納するスイングケースとを有するユニ
ットスイング型4サイクルエンジンにおいて、上記クラ
ンクケースには、クランクシャフトの前方に一対のエン
ジン懸架ブラケットが突設されるとともに、この一対の
エンジン懸架ブラケット間にオイルパンが配置されたこ
とを特徴とするものである。
また、請求項2記載の発明は、請求項]記載の発明にお
いて、前記シリンダは強制空冷カバーに覆われて強制空
冷され、前記オイルパンの外壁が上記強制空冷カバーの
取付座面のシールの一部として機能するものである。
(作用) 請求項1記載の発明によれば、オイルパンが一対のエン
ジン懸架ブラケット間に配置されたことから、車両走行
中に車輪によって跳ね上げられた石や、縁石からオイル
パンを保護できる。
また、エンジン懸架ブラケットは、ユニットスイング型
エンジンの揺動中心であり、オイルパンがこのエンジン
懸架ブラケットの近傍に設けられたので、オイルパンに
溜ったオイルの揺動を低減できる。この結果、オイルの
泡立ちを防止でき、オイル中へのエアの混入を回避でき
る。
請求項2記載の発明によれば、強制空冷カバーの取付座
面の一部としてオイルの外壁を利用することから、オイ
ルパンに走行風ばかりか冷却風も当たるので、オイルパ
ン中のオイルの冷却効率を向上させることができる。
(実施例) 以下、この発明の実施例を図面に基いて説明する。
第1図は、この発明に係るユニットスイング型4サイク
ルエンジンの一実施例をスクータ−型自動2輪車に搭載
して示す断面図である。第2図は第1図の■矢視図であ
る。
第1図に示すように、ハンドル3で操舵される前輪1と
エンジン4で駆動される後輪2とが前後に配置され、ハ
ンドル3とシート5の間は低く湾入してステップボード
6が敷かれ、シート5は収納ボックス7を兼ねたリアボ
ディ8上に設置され、このリアボディ8の下にエンジン
4が配置される。
上記収納ボックス7は、少なくともヘルメット9を収納
しうる大きさを有する。
エンジン4は、後輪2と一体化されたユニットスイング
型エンジンであり、図示しないピストンを内設するシリ
ンダ10と、このシリンダ10を連設しクランクシャフ
ト11Aを収容するクランクケース11と、このクラン
クケース11に一体に連設されて後方へ延びるスイング
ケース12と、を有して構成される。このスイングケー
ス12内に図示しないVベルト変速機構及び減速ギア機
構等が収納され、この減速ギア機構に連結された図示し
ないリアアクスルに後輪2が軸支される。
シリンダ10は、第1図に示すように、シリンダブロッ
ク13およびシリンダヘット14を有して構成され、ク
ランクケース11に対し水平に傾斜して設置される。シ
リンダヘッド14には、図示しない燃焼室に連通ずる吸
気ポート及び排気ポート(共に図示せず)が形成され、
この吸気ポートにキャブレタ15及びエアクリーナ16
が順次連結される。また、排気ポートにはエキゾースト
パイプ17が連結され、このエキゾーストパイプ17は
、車両後方へ延びる図示しないマラフに連結される。
また、シリンダヘッド14には、カムスプロケットキャ
ップ18やタペットクリアランス調整用キャップ19が
取付けられる。更に、シリンダブロック13及びシリン
ダヘッド14は強制空冷カバー20に覆われ、クランク
シャフトIIAにより回転される図示しないクーリング
ファンからの強制冷却風が、矢印のように流れることに
より強制的に空冷される。
さて、クランクケース11は、第2図に示すようにL側
りランクケースエレメント21とR側りランクケースエ
レメント22とが接合して構成され、スイングケース1
2はL側りランクケースエレメント21に一体成形され
る。これらL側およびR側りランクケースエレメント2
1及び22の前方下部で、クランクシャフトIIAの前
方にエンジン懸架ブラケット23かそれぞれ突設される
これらのエンジン懸架ブラケット23が第1図に示すよ
うに車体フレーム24に軸支されて、ユニットスイング
型エンジン4が車両上下方向に揺動可能に支持される。
また、スイングケース12の後上部はリアクツションユ
ニット25によす支持されて、ユニットスイング型エン
ジン4が緩衝懸架される。
上記ユニットスイング型エンジン4は4サイクルエンジ
ンであり、クランクケース11の前方下部で、一対のエ
ンジン懸架ブラケット23間にオイルパン26が配置さ
れる。このオイルパン26は第2図に示すように、L側
りランクケースエレメント21に一体成形されたL側オ
イルパンエレメント27と、R側りランクケースエレメ
ント22に一体成形されたR側オイルパンエレメント2
8とが接合して、第3図に示すように、断面はぼL字形
状の一体構造に形成される。このオイルパン26内に、
エンジン4の各部を潤滑したオイルか貯溜される。
また、第1図に示すように、オイルパン26の上部外壁
は、強制空冷カバー20の取付座面のシールの一部を通
して機能する。従って、強制空冷カバー20内を流れる
強制冷却風は、強制空冷カバー20に形成された排風口
30を出てオイルパン26の外壁に当るよう構成される
さらに、カムスプロケットキャップ18の内側に図示し
ない迷路が形成され、このカムスプロケットキャップ1
8にブリーザホース29が取付けられる。このブリーザ
ホース29の先端部は、エアクリーナ16内に挿入され
る。このようなブリーザホース29により、クランクケ
ース11内のクランク室の圧力変動や温度変化が緩和さ
れる。
上記実施例によれば、オイルパン26が一対のエンジン
懸架ブラケット23間に配置されたことから、このエン
ジン懸架ブラケット23が縁石や、車両走行中に車輪に
よって跳ね上げられた石からオイルパンを保護するので
、オイルパン26の破損を防止できる。
また、エンジン懸架ブラケット23はユニットスイング
型エンジン4の揺動中心であり、オイルパン26かこの
エンジン懸架ブラケット23の近傍に設けられたので、
オイルパン26に溜ったオイルの振動を低減できる。こ
の結果、オイルの泡立ちを防止でき、オイル中へのエア
の混入を回避できる。
さらにエンジン懸架ブラケット23及びオイルパン26
はクランクケース11の他の部分より吐8した形状を有
するのでプツトスペースが出来やすい。しかしこの実施
例では、一対のエンジン懸架ブラケット23間のデッド
スペースにオイルパン26を配置したので、デッドスペ
ースを有効利用でき、ユニットスイング型エンジン4の
小型化を図ることができる。
また、オイルパン26はクランクケース11の前方下部
に配置されたので、走行風の当り面積が増大し、オイル
パン26中のオイルの冷却性能を向上させることができ
る。
さらに、強制空冷カバー20の取付座面のシールの一部
としてオイルパン26の外壁を利用したことから、オイ
ルパン26に走行風ばかりか強制冷却風も当るので、オ
イルパン中のオイルの冷却効率をより一層向上させるこ
とができる。
また、シリンダ10のカムスプロケットキャップ18の
内側に迷路か形成され、このカムスプロケットキャップ
18にブリーザホース29が設置されたことから、ブリ
ーザホース29の設置位置がクランク室から遠い位置と
なるので、ピストンによる圧力はクランク室、カムチエ
ーン室およびシリンダヘッド14内で順次減圧される。
この結果、ブリーザホース29からのオイルの噴出を防
止できる。さらに、迷路がカムスプロケットキャップ1
8の内側に形成されたので、迷路の加工も容易に実施で
きる。
なお、上記実施例は、ブリーザホース29がカムスプロ
ケットキャップ18に設置され、このカムスプロケット
キャップ18の内側に迷路か形成されたものを述べたが
、ブリーザホース29がタペットクリアランス調整用キ
ャップ19に設置され、このタペットクリアランス調整
用キャップ19の内側に迷路が形成されたものであって
もよい。
この場合にも、ブリーザホース29かクランク室から遠
い位置にあるので、オイルの噴出を防止でき、しかも迷
路も容易に加工できる。
〔発明の効果〕
以上のように、この請求項第1項記載の発明によれば、
ユニットスイング型4サイクルエンジンのクランクケー
スで、クランクシャフトの前方に一対のエンジン懸架ブ
ラケットが突設されると共に、この一対のエンジン懸架
ブラケット間にオイルパンが配置されたことから、オイ
ルパンの破損を防止できると共に、オイル中へのエアの
混入を回避できる。
また、請求項第2項記載のユニットスイング型4サイク
ルエンジンでは、そのシリンダが強制空冷カバーに覆わ
れて強制空冷され、オイルパンの外壁か上記強制空冷カ
バーの取付座面のシールの一部として機能することから
、オイルパンに貯溜されたオイルの冷却効率をより一層
向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係るユニットスイング型4サイクル
エンジンの一実施例をスクータ−型自動2輪車に搭載し
て示す断面図、第2図は第1図の■矢視図、第3図は第
2図の■−■線に沿う断面図である。 10・・・シリンダ、11・・・クランクケース、11
A・・・クランクシャフト、12.・・スイングケース
、20・・・強制空冷カバー、23・・・エンジン懸架
ブラケット、26・・・オイルパン。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ピストンを内設するシリンダと、クランクシャフト
    を収容するクランクケースと、このクランクケースに一
    体成形されてベルト伝導機構および減速ギア機構を収納
    するスイングケースとを有するユニットスイング型4サ
    イクルエンジンにおいて、上記クランクケースには、ク
    ランクシャフトの前方に一対のエンジン懸架ブラケット
    が突設されるとともに、この一対のエンジン懸架ブラケ
    ット間にオイルパンが配置されたことを特徴とするユニ
    ットスイング型4サイクルエンジン。 2、前記シリンダは強制空冷カバーに覆われて強制空冷
    され、前記オイルパンの外壁が上記強制空冷カバーの取
    付座面のシールの一部として機能する請求項1記載のユ
    ニットスイング型4サイクルエンジン。
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