JPH04133708U - 雄掛支具の摘み兼取付部材 - Google Patents

雄掛支具の摘み兼取付部材

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JPH04133708U
JPH04133708U JP5032591U JP5032591U JPH04133708U JP H04133708 U JPH04133708 U JP H04133708U JP 5032591 U JP5032591 U JP 5032591U JP 5032591 U JP5032591 U JP 5032591U JP H04133708 U JPH04133708 U JP H04133708U
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JP
Japan
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knob
hanging support
disc
cylindrical shaft
male
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Pending
Application number
JP5032591U
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English (en)
Inventor
富久雄 大石
Original Assignee
大石金属工業株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 必要部材を連続させて打ち抜いた1枚板を1
工程で屈曲、絞り加工して雄掛支具の摘み兼取付部材を
製作可能とする。 【構成】 円板1の両側に連設した十字形突片の各基部
2aを円板1の片側に点線3の位置から折り曲げるとと
もに円板1の周縁を点線3'の部分からカーリングで環
状縁に形成し、かつ各基部2aに連続した筒軸形成部2
b、2bを曲げ起こし湾曲して取付用筒軸を突設して雄掛
支具の摘み兼取付部材Aを構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、少ない加工工程で構成される被服、袋物などの雄掛支具の摘み兼取 付部材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ズボンのはき口や袋物の蓋などを掛支する雌雄掛支具の一方である雄掛支具の 摘み兼取付部材A'は図6に示すように、摘み部1'と取付部2'とからなり、そ の加工工程は、(1)表板1a'はあらかじめ金属板を打ち抜いてそれぞれ所定大き さの円板の摘み部と取付部とする。(2)取付部2'は該円板を絞り加工して基部 2a'の中央に取付用の筒軸2b'を突設し、(3)摘み部1'はその内面に取付部2' を重ねて周縁を内向きにカーリングして断面円環状の環状縁1b'を形成するとと もに摘み部1'と取付部2'を一体的に結合して構成している。前記(3)の工程に よつて形成した雄掛支具の摘み兼取付部材A'を、図示しない自動取付装置によ つて該装置に定置した被服や袋物などの被取付体C'と雄掛支具B'(仮想線で示 す)を貫通してその突出端部を該雄掛支具B'の基板にかしめつけて該雄掛支具B 'を被取付体の所定箇所に取付けるのである。図中、b'はかしめつけ用治具の貫 通孔である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
解決しようとする問題点は、販売単価の低廉な雄掛支具の摘み兼取付部材の製 作加工工数が多く生産性が余り良くなく製作原価が比較的高いことである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、打ち抜いた金属板を1工程で曲げ、絞り加工して製作することを特 徴とするもので、1枚板からの製作が可能なように、必要部材である摘み部と取 付部を連続形状に打ち抜くことによつてその目的を達成できた。
【0005】
【実施例】
図1〜5の実施例によつて本考案を詳細説明すると、図1は完成した雄掛支具 の摘み兼取付具Aの斜視図を示し、1aは表板、1bは断面円環状の環状縁、2a 、2aは十字形突片の基部、2は取付用の筒軸、2b、2bは筒軸形成部である。 その製作工程は、図2の平面図に示す円板1の両側に前記基部2aと筒軸形成部 2bを十字形に連設した打ち抜き金属板を、加工機によつて円板1を点線3の位 置から内向きにカーリングするとともに両側の基部2a、2aを円板1の内面に重 ねて突き合わせ状に点線3'の部分から折り曲げるとともにその突合わせ中央部 の筒軸形成部2b、2bを曲げ起こし湾曲して筒軸2を形成して完成する1工程で なるものである。図3は完成品の平面図であり、図4は図3のIV―IV断面図であ る。
【0006】 該完成雄掛支具の摘み兼取付部材Aは、前記従来技術と同様手段によつて図5 の断面図に示すとおり、被服などの被取付体Cを貫通して雄掛支具Bにかしめつ けられて該雄掛支具Bを被取付体Cに固定するとともに該雄掛支具Bを操作する ための摘みとなり、その表板1aは表面に彩色しあるいは図形や文字などを刻印 して装飾とすることができ、内面側の基部2aは表板1aを補強してこれとともに 摘み部を形成するとともに取付用筒軸2の基部となるものである。図中符号bは かしめつけ用治具の貫通孔である。
【0007】
【考案の効果】
本考案は上記のように必要部材の摘み部を形成する表板とその内面の基部およ び取付用の筒軸を形成する筒軸形成部とを1連の平板に連続させて打ち抜き構成 したことによつて、これを1工程で絞り、曲げ加工して雄掛支具の摘み兼取付部 材の完成品とすることができ、加工硬化が加わることと、表板の裏側に基部が沿 うことにより強度が著しく向上する。そして、その製作加工はきわめて簡単かつ 迅速であるから生産性が向上した。したがつてその製作加工原価も低減すること となり、しかも摘み部は内面側の基部と1連で構成したから、2部材を結合させ る従来品のように完成後にガタついたりカーリングの際の加工ミスによつて結合 が不完全になるようなおそれはなく、確実に全製品が完成できて所期の目的を達 成でき、実用的価値の多大な考案である。
【図面の簡単な説明】
【図1】雄掛支具の摘み兼取付部材の斜視図である。
【図2】雄掛支具の摘み兼取付部材の展開平面図であ
る。
【図3】雄掛支具の摘み兼取付部材の平面図である。
【図4】図3のIV―IV断面図である。
【図5】雄掛支具の摘み兼取付部材の使用状態の断面図
である。
【図6】従来の雄掛支具の摘み兼取付部材の断面図であ
る。
【符号の説明】
A 雄掛支具の摘み兼取付部材 1a 表板 1b 断面円環状の環状縁 2a 基部 2b 筒軸形成部 2 取付用の筒軸

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円板1の両側に十字形突片の基部2aと
    筒軸形成部2bを連続して設けた金属板を打ち抜いてな
    り、1工程にて該円板1の片側に基部2aを折り曲げる
    とともに該円板の周縁部をカーリングにより断面円環状
    の環状縁1bを形成し、前記十字形突片中央の筒軸形成
    部2b、2bを曲げ起こし湾曲して取付用の筒軸2を突出
    形成してなることを特徴とする雄掛支具の摘み兼取付部
    材。
JP5032591U 1991-06-03 1991-06-03 雄掛支具の摘み兼取付部材 Pending JPH04133708U (ja)

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