JPH04132454U - 燃料噴射ポンプの進角装置 - Google Patents

燃料噴射ポンプの進角装置

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JPH04132454U
JPH04132454U JP4703891U JP4703891U JPH04132454U JP H04132454 U JPH04132454 U JP H04132454U JP 4703891 U JP4703891 U JP 4703891U JP 4703891 U JP4703891 U JP 4703891U JP H04132454 U JPH04132454 U JP H04132454U
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JP
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plunger
fuel
hole
fuel injection
suction
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JP4703891U
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浩光 藤田
Original Assignee
株式会社ゼクセル
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Abstract

(57)【要約】 【目的】進角装置の構造を簡単にし、燃料噴射系を小型
にする。 【構成】プランジャバレル10にリーク通路13を設け
て、リーク通路13によって燃料溜まり室30とプラン
ジャバレル10の貫通孔11とを連通可能にする。プラ
ンジャ40の縦溝41bの下方延長上に連通溝41cを
設ける。リーク通路13の環状溝13aと連通溝41c
とを、プランジャ40の上昇工程において吸排孔12が
閉じられても、若干重複するように配しておく。 【効果】タイマがなくても進角させることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、燃料噴射ポンプの進角装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ディーゼル機関における燃料噴射系には燃料噴射ポンプが用いられている。周 知のようにこの燃料噴射系には、機関の回転速度が低速の場合には燃料の噴射時 期が早く、回転速度が高速の場合には噴射時期が遅くなるという、機関性能上好 ましくない特性がある。この不具合を解消すべく、機関の回転数に応じて自動的 に噴射時期を変え最適な燃焼を得るようにする装置が、実開昭62ー6439号 公報に開示されたようなオートマチックタイマ(自動進角装置)である。ディーゼ ル機関の燃料噴射系には一般にこの種のオートマチックタイマが装備されている 。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のオートマチックタイマは、構造が複雑で高価である という欠点があった。又、オートマチックタイマを装備することにより燃料噴射 系が大きくなるという欠点があった。 この考案は上述従来の技術の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的と するところは、構造が簡単で、安価にでき、燃料噴射系の小型化を図ることがで きる燃料噴射ポンプの進角装置を提供しようとするところにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この考案は上述目的を達成するためになされたもので、その要旨は、 (イ)燃料溜まり室と、 (ロ)加圧室と、 (ハ)上記加圧室に連なるリードを外周面に有し、軸心方向へ往復動するプランジ ャと、 (ニ)上記プランジャを摺動自在に貫通させる貫通孔と、この貫通孔と上記燃料溜 まり室を接続する吸排孔とを有するプランジャバレル、 とを具備し、上記プランジャが往動して上記プランジャバレルの吸排孔を閉じ、 上記加圧室の燃料を加圧し、加圧後にプランジャのリードがプランジャバレルの 吸排孔に通じて加圧室の燃料が減圧される燃料噴射ポンプの進角装置において、 上記プランジャバレルに設けられていて上記貫通孔と上記燃料溜まり室とを接 続するリーク通路と、プランジャの外周面に設けられていて上記リードに連なる 連通路とから構成され、これらリーク通路と連通路が、プランジャが往動して上 記吸排孔が閉じる時点で対向しその開口の少なくとも一部を重ねるように配され ていることを特徴とする燃料噴射ポンプの進角装置にある。
【0005】
【作用】
プランジャが往動して吸排孔が閉じられても、プランジャバレルのリーク通路 とプランジャの連通路とが重なっている間は、リーク通路と連通路とリードとを 介して燃料溜まり室と加圧室が連通している。そして、吸排孔が閉じられた後、 引き続いてプランジャが往動してリーク通路と連通路とが離間した時に、燃料溜 まり室と加圧室は完全に遮断される。
【0006】 機関が低速回転の場合は、リーク通路と連通路とが重なっている間に、この流 路を通って加圧室の燃料が燃料溜まり室に流れ出る。したがって、この間は加圧 室の燃料は圧縮されない。即ち、低速回転の時には、リーク通路と連通路が離間 してから燃料が圧縮される。 一方、機関が高速回転の場合は、リーク通路と連通路とが重なっていても、こ の流路を流れる燃料の流速が速いため抵抗が増大し、流れにくくなる。したがっ て、高速回転の場合にはリーク通路と連通路とが重なっていても、吸排孔が閉じ られた瞬間から加圧室の燃料が圧縮される。 つまり、機関の回転速度が高速の場合には低速の場合よりも、吸排孔が閉じた 時点からリーク通路と連通路が離間するまでに要するカムの回転角度分だけ、燃 料の噴射時期を速めることとなり、換言すれば進角させることとなる。
【0007】
【実施例】
以下、この考案の実施例を図1から図13までの図面に基づいて説明する。 初めに、図1から図3の図面に基づいて、燃料噴射ポンプの進角装置の第1実 施例を説明する。 図1は列型燃料噴射ポンプの加圧部を示す部分縦断面図である。図中、符号1 はポンプ本体であり、ポンプ本体1の内部にはプランジャバレル10とデリバリ バルブシート20が固定されている。そして、プランジャバレル10及びデリバ リバルブシート20とポンプ本体1との間には燃料溜まり室30が形成されてい る。
【0008】 上記プランジャバレル10の貫通孔11には、軸心方向(図中、上下方向)へ往 復動するプランジャ40が摺動自在に挿通されている。プランジャ40は図示し ないカムによって上方に押し上げられ、図示しないプランジャスプリングによっ て下方に押し戻されるようになっている。又、プランジャ40は図示しないコン トロールロッドによって回動できるようになっており、プランジャ40を回動さ せることにより燃料噴射量を変えることができるようになっている。
【0009】 一方、デリバリバルブシート20の貫通孔21には、軸心方向(図中、上下方 向)へ往復動するデリバリバルブ50が摺動自在に収容されている。そして、上 記プランジャバレル10の貫通孔11とバルブシート20の貫通孔21において 、プランジャ40とデリバリバルブ50によって挟まれた空間が加圧室60にな っている。
【0010】 デリバリバルブ50は図示しないバルブスプリングによって下方に付勢されて おり、通常は閉じた状態(図1の状態)に保たれている。そして、プランジャ40 の上昇によって加圧室60内の燃料が加圧されると、バルブスプリングの付勢力 に抗してデリバリバルブ50が押し上げられ、デリバリバルブ50は開状態にな る。
【0011】 プランジャバレル10にはその上部に吸排孔12が設けられている。この吸排 孔12の一端は貫通孔11に開口し、他端は燃料溜まり室30に臨む外周面に開 口している。吸排孔12はプランジャ40の外周面によって開閉される。図1は 吸排孔12の開と閉の境界の状態を示しており、プランジャ40が図1の状態よ りも下方に位置すると吸排孔12は開かれ、吸排孔12を介して燃料溜まり室3 0と加圧室60が連通される。
【0012】 又、このプランジャバレル10は、上記吸排孔12とは別に、貫通孔11と燃 料溜まり室30とを接続するリーク通路13を有している。リーク通路13は、 貫通孔11の内周面に設けられた環状溝13aと、貫通孔11の内周面に設けら れ環状溝13aから上方に延びる縦溝13bと、縦溝13bから外方に延びプラ ンジャバレル10の外周面に開口する横孔13cとから構成されている。尚、環 状溝13a及び縦溝13bはどちらも吸排孔12よりも下方に位置している。
【0013】 一方、プランジャ40の上部外周面にはコントロールグルーブ41が設けられ ている。コントロールグルーブ41は、プランジャ40の外周面に傾斜して設け られたリード41aと、プランジャ40の先端面40aから下方に延びてリード 41aに至る縦溝41bと、縦溝41bからその延長上に下延する連通溝(連通 路)41cとから構成されている。
【0014】 上記プランジャバレル10の環状溝13aと上記プランジャ40の連通溝41 cは、図1に示すようにプランジャ40の先端面40aとプランジャバレル10 の吸排孔12の上縁とが同レベルになった時に、図2に示すように連通溝41c の下端が環状溝13aの途中に位置して、両者がL寸法だけ重なるように配置さ れている。 尚、この実施例においては、プランジャバレル10のリーク通路13とプラン ジャ40の連通溝41cによって進角装置が構成されている。
【0015】 次に、上記燃料噴射ポンプの動作を説明する。 プランジャ40が下降して吸排孔12が開くと、燃料が燃料溜まり室30から 吸排孔12を通って加圧室60に流入する。この燃料の流入はプランジャ40が 最下点に達するまで続き、この後、プランジャ40は上昇する。
【0016】 プランジャ40が上昇して図1に示す位置に至った時に吸排孔12は閉じられ るが、プランジャバレル10の環状溝13aとプランジャ40の連通溝41cが 一部重なるので、この時点では燃料溜まり室30と加圧室60はリーク通路13 及びコントロールグルーブ41を介して連通している。
【0017】 図1の時点からプランジャ40がL寸法だけ上昇すると、図3に示すように環 状溝13aと連通溝41cが重ならなくなり、両者の間が遮断される。したがっ て、この時点で燃料溜まり室30と加圧室60の間が完全に遮断される。
【0018】 更にプランジャ40が上昇しリード41aが吸排孔12に重なると、吸排孔1 2及びコントロールグルーブ41を介して、燃料溜まり室30と加圧室60が再 び連通する。
【0019】 次に、上記進角装置の作用について説明する。 初めに、機関の回転速度が低速の場合について説明する。機関を低速回転させ た場合には、プランジャ40の上昇工程においてプランジャ40が図1の状態か ら図3の状態に至るまでの間に、加圧室60の燃料がコントロールグルーブ41 及びリーク通路13を通って燃料溜まり室30に逃げるので、この間には加圧室 60の燃料は圧縮されない。したがって、機関が低速回転の場合には、加圧室6 0の燃料に対する圧縮は図3の状態に至ってから始まり、それに伴いデリバリバ ルブ50の開動作が始まる。
【0020】 次に、機関の回転速度が高速の場合について説明する。機関を高速回転させた 場合にも、プランジャ40の上昇工程においてプランジャ40が図1の状態から 図3の状態に至るまでの間、加圧室60の燃料はコントロールグルーブ41及び リーク通路13を通って燃料溜まり室30へ逃げようとする。しかしながら、高 速回転の場合には低速回転の場合よりも燃料の流速が速くなり、その結果、上記 流路における抵抗が非常に大きくなって、加圧室60から燃料溜まり室30へ燃 料が逃げにくくなる。したがって、機関が高速回転の場合には、図1の状態に至 るとほぼ同時に、加圧室60の燃料に対する圧縮が始まり、それに伴いデリバリ バルブ50の開動作が始まる。
【0021】 つまり、機関の回転速度が高速の場合には低速の場合よりも、プランジャ40 をL寸法だけ上昇させるのに要するカムの回転角度分だけ燃料の噴射時期を速め ることができる。これは従来のオートマチックタイマと同様の機能であり、機関 の回転速度に応じて燃料の噴射時期を最適に設定することができ、機関性能を向 上せしめることができる。そして、燃料噴射系に従来のオートマチックタイマが 不要になる結果、燃料噴射系を小型化することが可能になる。しかも、この進角 装置はプランジャバレル10のリーク通路13とプランジャ40の連通溝41c から構成されているので、オートマチックタイマに比し構造が非常に簡単で、安 価であるという利点もある。
【0022】 上記リーク通路13は、プランジャバレル10とプランジャ40との間を通っ てリークしてきた加圧室60の燃料を燃料溜まり室30に戻す通路も兼ねている 。
【0023】 尚、リーク通路13の断面形状や幅寸法や深さ寸法や長さを変えることにより 、あるいは、連通溝41cの断面形状や幅寸法や深さ寸法や長さを変えることに より、あるいは、リーク通路13の環状溝13aと連通溝41cとの重複長さL を変えることにより、進角特性を種々設定することができる。
【0024】 上述第1実施例ではリーク通路13において連通溝41cと重なる部分を環状 溝13aとしたが、これは必ずしも全周に設ける必要はない。例えば、図4のプ ランジャバレル10における貫通孔11の内周面展開図に示すように、環状溝1 3aに相当する溝を円弧溝13dとし、不連続部14を設けるようにしてもよい 。このようにすると、特に進角を必要としない燃料噴射量の時の連通溝41cを この不連続部14に位置するようにさせて、進角させないようにすることも可能 である。
【0025】 又、上述第1実施例では連通溝41cを縦溝41bの延長上に配したが、図5 に示すように、連通溝41cをリード41aの途中から下延させるようにしても よい。 あるいは、図6に示すように、連通溝41cをリード41aの右端下縁から三 角形状に下延させるようにしてもよい。 又は、図7に示すように、リード41aの上下幅寸法を下方に広げてリード4 1aの右端下部を環状溝13aと重なるようにしてもよい。この場合には、リー ド41aが連通溝41cを兼ねることになる。 尚、図6及び図7の各態様においては、プランジャ40の外周面に縦溝41b を設ける代わりに、一端をプランジャ40の先端面40aに開口させ他端をリー ド41aに開口させた連通孔42を設け、連通孔42によって加圧室60とリー ド41aを連通させている。
【0026】 次に、図8及び図9の図面に基づいて、進角装置の第2実施例を説明する。尚 、以下の説明においては前述第1実施例との相違点についてだけ述べ、同一部分 には図面に同一符号を付して説明を省略する。 プランジャバレル10には、一端を環状溝13aに開口させ他端を外周面に開 口させた傾斜孔13dが設けられており、環状溝13aと傾斜孔13dによって リーク通路13が構成されている。プランジャ40には、連通溝41cの下端に 連なる環状溝41dが設けられており、連通溝41cと環状溝41dによって進 角装置の一部をなす連通路が構成される。
【0027】 この第2実施例の場合には、プランジャ40の先端面40aとプランジャバレ ル10の吸排孔12の上縁とが同レベルになった時に、図9に示すように、プラ ンジャバレル10の環状溝13aとプランジャ40の環状溝41dがL寸法だけ 重なり合うように配されている。したがって、第2実施例の場合にも第1実施例 と同様の作用効果が奏される。尚、第2実施例においては、環状溝41dの断面 形状や深さ寸法を変えることによっても、進角特性を種々設定することができる 。
【0028】 図10は上述第2実施例の変形例である。この態様においては、プランジャバ レル10に環状溝13aがなく、傾斜孔13dの一端が貫通孔11の内周面に直 接開口して、この開口13eがプランジャ10の環状溝41dと重なるようにな っている。即ち、傾斜孔13dのみからリーク通路13が構成された例である。
【0029】 図11及び図12も第2実施例の変形例である。この態様においては、プラン ジャバレル10の環状溝13aとプランジャ40の環状溝41dがともにプラン ジャ40の軸心に対して傾斜して設けられている。そして、プランジャ40の先 端面40aとプランジャバレル10の吸排孔12の上縁とが同レベルになった時 に、図11に示すように、プランジャバレル10の環状溝13aの一部とプラン ジャ40の環状溝41dの一部がL寸法だけ重なり合うように配されている。
【0030】 このように、環状溝13aと環状溝41dを傾斜させると、図12に示すよう に特に進角を必要としない燃料噴射量の時に環状溝13aと環状溝41dが重な らないように設定でき、進角させないようにすることも可能である。
【0031】 図13は、前述した図10の態様の変形例であり、プランジャ40の環状溝4 1dを傾斜させたものである。そして、プランジャ40の先端面40aとプラン ジャバレル10の吸排孔12の上縁とが同レベルになった時に、この環状溝41 dの一部と傾斜孔13dの開口13eとが重なるように配されている。この場合 も、上述の図11及び図12の態様と同様に、進角させないようにすることが可 能である。
【0032】 この考案は上述実施例に制約されず種々の態様が採用可能である。例えば、上 述実施例は進角装置を列型燃料噴射ポンプに採用した例であるが、他のタイプの 燃料噴射ポンプに採用することも可能である。
【0033】
【考案の効果】
以上説明したように、この考案によれば、進角装置が、プランジャバレルに設 けたリーク通路とプランジャに設けた連通路から構成されるため、構造が非常に 簡単であり、安価にできるという優れた効果が奏される。しかも、従来、進角さ せるために必要としていたタイマーが不要になるので、燃料噴射系を従来よりも 小型にすることができるという優れた効果も奏される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の第1実施例の進角装置を装備した燃
料噴射ポンプの要部縦断面図であり、進角装置のリーク
通路と連通路が連通した状態を示している。
【図2】この考案における進角装置の要部拡大正面図で
ある。
【図3】リーク通路と連通路が遮断された状態を示す燃
料噴射ポンプの要部縦断面図である。
【図4】第1実施例の変形例におけるプランジャバレル
の内周面の展開図である。
【図5】第1実施例の他の変形例を示す燃料噴射ポンプ
の要部縦断面図である。
【図6】第1実施例の別の変形例を示す燃料噴射ポンプ
の要部縦断面図である。
【図7】第1実施例の更に他の変形例を示す燃料噴射ポ
ンプの要部縦断面図である。
【図8】この考案の第2実施例の進角装置を装備した燃
料噴射ポンプの要部縦断面図である。
【図9】第2実施例の要部拡大図である。
【図10】第2実施例の変形例を示す燃料噴射ポンプの
要部縦断面図である。
【図11】第2実施例の別の変形例を示す燃料噴射ポン
プの要部縦断面図であり、進角させる場合を示してい
る。
【図12】上記別の変形例において、進角させない場合
示す燃料噴射ポンプの要部縦断面図である。
【図13】第2実施例の更に他の変形例を示す燃料噴射
ポンプの要部縦断面図である。
【符号の説明】
10 プランジャバレル 11 貫通孔 12 吸排孔 13 リーク通路 30 燃料溜まり室 40 プランジャ 41 コントロールグルーブ 41a リード 41c 連通溝(連通路) 41d 環状溝(連通路) 60 加圧室

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】(イ)燃料溜まり室と、(ロ)加圧室と、(ハ)
    上記加圧室に連なるリードを外周面に有し、軸心方向へ
    往復動するプランジャと、(ニ)上記プランジャを摺動自
    在に貫通させる貫通孔と、この貫通孔と上記燃料溜まり
    室を接続する吸排孔とを有するプランジャバレル、とを
    具備し、上記プランジャが往動して上記プランジャバレ
    ルの吸排孔を閉じ、上記加圧室の燃料を加圧し、加圧後
    にプランジャのリードがプランジャバレルの吸排孔に通
    じて加圧室の燃料が減圧される燃料噴射ポンプの進角装
    置において、上記プランジャバレルに設けられていて上
    記貫通孔と上記燃料溜まり室とを接続するリーク通路
    と、プランジャの外周面に設けられていて上記リードに
    連なる連通路とから構成され、これらリーク通路と連通
    路が、プランジャが往動して上記吸排孔が閉じる時点で
    対向しその開口の少なくとも一部を重ねるように配され
    ていることを特徴とする燃料噴射ポンプの進角装置。
JP4703891U 1991-05-24 1991-05-24 燃料噴射ポンプの進角装置 Pending JPH04132454U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999032787A1 (fr) * 1997-12-19 1999-07-01 Yanmar Diesel Engine Co., Ltd. Pompe d'injection de carburant

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5620062B2 (ja) * 1974-05-03 1981-05-11

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