JPH04132058A - 磁気ヘッド組立体及びこれを用いた磁気ディスク装置 - Google Patents

磁気ヘッド組立体及びこれを用いた磁気ディスク装置

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JPH04132058A
JPH04132058A JP25259890A JP25259890A JPH04132058A JP H04132058 A JPH04132058 A JP H04132058A JP 25259890 A JP25259890 A JP 25259890A JP 25259890 A JP25259890 A JP 25259890A JP H04132058 A JPH04132058 A JP H04132058A
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JP
Japan
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arm
flat part
head slider
supporting body
mount
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JP25259890A
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Tadaharu Yamada
忠治 山田
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は磁気ディスク装置に使用される磁気ヘッド組立
体に関し、特に磁気ヘッド組立体のジンバルばね及びマ
ウントに関する。
〔従来の技術〕
磁気ヘッド組立体に取付けられているヘッドスライダは
、回転する磁気ディスク媒体に対して情報の書込み拳読
出しを行うものであって、磁気ディスク媒体の表面の不
規則性及び回転によって生じる磁気ディスク媒体面の振
動に追従すると共に、磁気ディスク媒体の所定のトラッ
ク上に高速且つ、正確に位置決めされる必要がある。こ
のようなトラックの位置決め動作の方式には、ヘッドス
ライダが円弧を描いて移動するロータリシーク方式と、
ヘッドスライダが直線的に移動するりニアシーク方式と
があり、前者は後者に比較して空間を効率的に利用でき
るため、小型の磁気ディスク装置に広く採用されている
また、この中で、特に磁気ヘッド組立体をその加圧支持
体の長手方向に対して略直角の方向にシークさせるロー
タリシーク方式(インライン形シータ方式と称する)は
、可動部の質量を小さくすることができるため、高速シ
ーク動作を可能にする技術として広く用いられている。
従来、このインライン形シータ方式の磁気ディスク装置
に使用されている磁気ヘッド組立体は、第4図に示すよ
うに、アーム11.回転軸12゜マウント13.加圧支
持体14.ジンバルばね15及びヘッドスライダ16か
ら構成されている。
次に、磁気ヘッド組立体は第5図(a)〜同図(C)に
示すように、加圧支持体14は両側部にフランジ部14
aを設けた剛性を有する平坦部14bとこれに連続的に
構成され、平坦部14bの変位に伴って変形する弾性平
面部14cを有しており、弾性平面部14cの端部はマ
ウント13を介してアーム11の一端に固着されている
。また、平坦部14bの端部はジンバルばね15が取付
けられている。このジンバルばね15は可撓性を有する
ものであって、加圧支持体14の長手方向に平行な2つ
のフィンガ15b、15cとその中間に位置する中央フ
ィンガ15aとからなり、中央フィンガ15aにはヘッ
ドスライダ16が取付けられている。そして、ヘッドス
ライダ16は加圧支持体14によりディスク媒体20面
に押圧されると共に、アーム11の他端に設けられた回
転軸を中心として矢印Aの方向に回動し、アーム11に
連結された位置決め機構(図示せず)により所定のトラ
ック位置に位置決めされる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来の従来の磁気ヘッド組立体は、第5図(C
)に示すように、シーク動作時におけるヘッドスライダ
16の作用点は、浮揚面teaと反対側の面18bとな
り、このヘッドスライダ16の重心位置16cと離れた
位置となる。このため、シーク動作時にはヘッドスライ
ダ16にモーメントを生じ、ロール方向の浮上バランス
が損われるという欠点がある。また、このとき、特に大
きな力(加速度)が加わる高速のシーク動作を行うと、
ヘッドスライダ16のエツジ部が磁気ディスク媒体(図
示せず)に接触する危険性があるため、高速シーク動作
の実現を組んでいる。
また、従来の磁気ヘッド組立体に使用されている加圧支
持体14は、片持梁の構造であるため、長手方向に対し
ては剛性はあるが、これと直角の方向(横方向)には剛
性が乏しく、従って、シーク動作時の横方向の力がヘッ
ドスライダ16と加圧支持体14とに対して有害な機械
振動を誘発するため、この点からも高速シーク動作の実
現が困難である。
更に、従来の磁気ヘッド組立体は、ヘッドスライダ16
の厚さと加圧支持体14の厚さとの寸法の和が、そのま
ま磁気ヘッド組立体の高さ(厚さ)となるため、これら
の部材の厚さを薄くする以外には磁気ヘッド組立体の厚
さを薄くすることができない。即ち、磁気ディスク装置
の薄型化の実現を阻む要因となっている。
〔課題を解決するための手段〕
(1)本発明の磁気ヘッド組立体は、一端に設けた固定
点を回動の中心とするアームと、このアームの他端に結
合されたマウントと、両側部にフランジを設け、先端部
が環形杖なす平坦部とこれに連続的に構成され、且つ、
平坦部の変位に伴って変形する弾性平面部とを有し、弾
性平面部の先端がマウントに固着された加圧支持体と、
加圧支持体の平坦部の先端部に固着された略長方形状の
枠部及びこれに橋絡して設けられたフィンガを有する可
撓性ジンバル部と、可撓性ジンバル部のフィンガに取付
けたヘッドスライダより構成されている。また、マウン
トがアームの厚みよりも薄い板状部材よりなり、一端が
アームに結合されると共に、他端が加圧支持体の弾性平
面部に固着された構成であってもよい。
(2)本発明の磁気ディスク装置は、前記(1)項記載
の磁気ヘッド組立体を有している。
〔実施例〕
次に、本発明について図面を参照して詳細に説明する。
第1図(a)及び同図(b)は本発明の第1の実施例を
示す平面図及び側面図である。第1図(a)及び同図(
b)において、本発明の第1の実施例は、アーム19回
転軸2.マウント3゜加圧支持体4.ジンバルばね5及
びヘッドスライダ6からなり、加圧支持体4は両側部に
フランジ部4aを設けた剛性を存する平坦部4bと、こ
れに連続的に構成され、平坦部4bの変位に伴って変形
する弾性平面部4cとからなっている。そして、弾性平
面部4cの端部がマウント2を介してアーム1の一端に
取付けられている。また、アーム1の他端には回転軸2
が設けられている。
第2図(a)は第1の実施例のへラドスライダ部の詳細
を示す平面図である。
第2図(b)は同図(a)のA−A線断面図である。
第2図(C)は同図(a)のB−B線断面図である。第
2図(a)〜同図(C)において、加圧支持体4の平坦
部4aには中空部を有する環状部4cが設けられており
、この中空部はへラドスライダ7のリーディングブロッ
ク側7aを収容可能な寸法となっている。そして、環状
部4Cの先端中央部にはジンバルばね5が取付けられて
いる。
ジンバルばね5はステンレス鋼の薄板を用いてプレス加
工あるいはエツチング加工等により製作されたものであ
って可撓性を有し、略長方形吠の枠部5aと、これにそ
れぞれ橋絡して枠部5a内に設けられたフィンガ5b及
び枠部5a外に設けられた2つの取付部5cとからなっ
ており、これら2つの取付部5cは加圧支持体4の長手
方向に直角に位置するよう平坦部4aにスポット溶接等
によって固着されている。また、フィンガ5bと対向す
る平坦部4aは環状部4cを有する形状となっており、
環状部4cの先端部中央には突起θが設けられ、この突
起6はフィンガ5bの中央部に接触している。更に、フ
ィンガ5bにはへラドスライダ7が取付けられている。
そして、ヘッドスライダ7は弾性平面部4dによって押
圧を受けると共に、加圧支持体4の突起6を支点として
応動し、回転する磁気ディスク媒体10面に対して所定
の間隙で浮揚する。そして、従来と同様に、アーム1の
他端には設けられた固定軸2を回動の中心とし、アーム
1に連結された位置決め機構(図示せず)によって、ヘ
ッドスライダ7は磁気ディスク媒体10の所定のトラッ
クに位置決めされる。
このような構成にしたことにより、本発明の磁気ヘッド
組立体は、加圧支持体4の長手方向だけでなくに直角方
向に対しても剛性を持たせることができる。また、上述
したように加圧支持体4の環状部4cの中空部にヘッド
スライダ7のリーディングブロック側7aを収容するの
で、シーク動作時における作用点をヘッドスライダ7の
重心位置8に近接させることができる。従って、この磁
気ヘッド組立体は高速シーク動作時においても、ヘッド
スライダに発生するモーメントが小さく、シーク動作時
のヘッドクラッシュの危FJkを低減することができる
第3図は本発明の第2の実施例を示す平面図である。第
3図において、本発明の第2の実施例は、第1の実施例
におけるマウント3を略り字形のマウント3aに替えた
ものであって、マウント3aの一端はアーム1aに固着
され、他端には加圧支持体4の弾性平面部4dが取付け
られている。また、本実施例のマウント3aはアーム1
aにの厚みよりも薄い板状部材よりなっている。
このような構成にすることにより、ヘッドスライダ7が
磁気ディスク媒体10が最内周のトラックに位置決めさ
れても、板厚の厚いアーム1aが磁気−ディスク媒体1
0面内まで入り込む必要はなく、従って、複数の磁気デ
ィスク媒体を用いる磁気ディスク装置においては、各磁
気ディスク媒体間の配置寸法を狭めることができる。
なお、マウント3aの形状は、磁気ディスク装置内にお
ける磁気ヘッド組立体の配置に適するように所望の形状
にしてもよいことは言うまでもない。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明の磁気ヘッド組立体によれば
、略長方形状の枠部及びこれに橋絡するフィンガを有す
るジンバルばねを用いると共に、加圧支持体の環状部の
中空部にヘッドスライダの一部を収容したことにより、
ヘッドスライダの重心位置にシーク動作時の作用点を近
接させることができるため、ヘッドスライダにモーメン
トを生じることもなく浮揚姿勢が安定する。
また、本発明の磁気ヘッド組立体のジンバルばねは、加
圧支持体の長手方向と直角の方向に対して剛性を高める
ことができるため、有害な機械振動の跣発もなく、高速
シーク動作が実現できる。
更に、ヘッドスライダに形成された溝部の中でヘッドス
ライダを加圧支持体に取付けることが可能となると共に
、マウント形状の延長したものを用いることにより、ア
ームが磁気ディスク媒体面内まで入り込むことを避け、
ヘッドスライダや加圧支持体自体の高さ寸法を変更する
ことなく磁気ヘッド組立体を薄くできる。即ち、磁気デ
ィスク装置の薄型化が容易に実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)及び同図(b)は本発明の第1の実施例を
示す平面図及び側面図、第2図(a)は第1の実施例の
へラドスライダ部の詳細を示す平面図、第2図(b)は
同図(a)のA−A線断面図、第2図(c)は同図(a
)のB−B線断面図、第3図は本発明の第2の実施例を
示す平面図、第4図は従来例を示す平面図、第5図(a
)、同図(b)及び同図(C)は従来の磁気ヘッド組立
体の加圧支持体部分をそれぞれ示す詳細図である。 1・・・アーム、2・・・0aM、8・・・マウント、
4・・・加圧支持体、4a・・・フランジ部、4b・・
・平坦部、4c・・・環状部、4d・・・弾性平面部、
5・・・ジンバルばね、5a・・・枠部、5b・・・フ
ィンガ、5c・・・取付部、6・・・突起、7・・・ヘ
ッドスライダ、7a・・・リーディングブロック側、8
・・・重心位置、10・・・磁気ディスク媒体。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一端に設けた固定点を回動の中心とするアームと、
    前記アームの他端に結合されたマウントと、両側部にフ
    ランジを設け、先端部が環形状なす平坦部とこれに連続
    的に構成され、且つ、前記平坦部の変位に伴って変形す
    る弾性平面部とを有し、前記弾性平面部の先端が前記マ
    ウントに固着された加圧支持体と、前記加圧支持体の前
    記平坦部の先端部に固着された略長方形状の枠部及びこ
    れに橋絡して設けられたフィンガを有する可撓性ジンバ
    ル部と、前記可撓性ジンバル部の前記フィンガに取付け
    たヘッドスライダとを備えたことを特徴とする磁気ヘッ
    ド組立体。 2、前記マウントが前記アームの厚みよりも薄い板状部
    材よりなり、一端が前記アームに結合されると共に、他
    端が前記加圧支持体の前記弾性平面部に固着されている
    ことを特徴とする請求項1記載の磁気ヘッド組立体。 3、請求項1又は2記載の磁気ヘッド組立体を搭載した
    ことを特徴とする磁気ディスク装置。
JP25259890A 1990-09-21 1990-09-21 磁気ヘッド組立体及びこれを用いた磁気ディスク装置 Pending JPH04132058A (ja)

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS48104517A (ja) * 1972-03-31 1973-12-27
JPS63149889A (ja) * 1986-12-15 1988-06-22 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 浮動ヘツドスライダ支持機構
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JPH0291867A (ja) * 1988-09-28 1990-03-30 Fujitsu Ltd ヘッド支持機構

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