JPH0237583A

JPH0237583A - 磁気ヘッド組立体

Info

Publication number: JPH0237583A
Application number: JP18710988A
Authority: JP
Inventors: Tadaharu Yamada; 忠治山田
Original assignee: NEC Corp
Current assignee: NEC Corp
Priority date: 1988-07-26
Filing date: 1988-07-26
Publication date: 1990-02-07
Anticipated expiration: 2009-12-12
Also published as: JPH06101214B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は磁気ディスク装置に便用する磁気ヘッド組立体
に関する。

〔従来の技術〕

回転する剛性または可撓性の磁気ディスク媒体に対して
情報の読書きを行５磁気ヘッド組立体のへラドスライダ
は、磁気ディスク媒体の表面の不規則性に追従すると共
に、磁気ディスク媒体の所定のトラック上に高速かつ正
確に位置決めされる必要がある。このようなヘッドスラ
イダの磁気ディスク媒体の所定のトラック上への位置決
め動作ｆ）方式ＶＣは、ヘッドスライダが円弧を描いて
移動するロータリシーク方式があり、このロータリシー
タ方式は、ヘッドスライダをｉ線的に移動させるリニア
シーク方式に比較して空間を効率的に利用できることの
丸め、小形の磁気ディスク装置に広く採用されている。

この中で、特に磁気ヘッド組立体をその方口圧支持部の
長手方向に対してほば直角の方向にシークさせるロータ
リーシータ方式（これをインライン形シータ方式と称す
る）は、可動部の質’Ｉｌｌを小さくすることができる
ため、高速のシーク動作を可能にする技術として広く使
用されている。

このインライン形シータ方式の磁気ディスク装置に使用
される従来の磁気ヘッド組立体は、第４図に示すような
構成を有している。すなわち、磁気ヘッド組立体をアー
ム（図示省略）に取付ける九めのマウント６１と、その
末端部を溶接されたロードビーム２０と、ロードビーム
２０の先端に溶接されてヘッドスライダ７０全保持する
ジンパルスプリング４０と、ヘッドスライダ７０とを有
して構成されている。ジンバルスブ＋）；＃４０Ｆ’Ｌ
、ロードビーム２０の長手方向に平行な二つの可撓性の
外９１１フィンガ４２８および４２ｂと、ヘッドスライ
ダ７（ｌ固着する中央フィンガ４６１に有している。ヘ
ッドスライダ７０は、その浮上面７２と反対側の面７６
において中央フィンガ４６に固着されている。

従ってこのような従来の磁気ヘッド組立体は、シーク動
作時のへラドスライダ７０への作用点は、浮上面７２と
反対側の面７６となシ、ヘッドスライダ７０の重心位＆
ｔ７５と離れ次位置となる。この几め、シーク動作時に
ヘッドスライダ７０にモーメントを生じてロール方向の
浮上バランスが損われるという欠点があり、特に大きな
力が加わる高速シーク動作のときは、ヘッドスライダの
エツジが磁気ディスク媒体に接触する危険が増大する九
めに高速シーク動作の実現を阻んでいる。

また、従来の磁気ヘッド組立体で使用している加圧支持
Ｓは、片持ち梁の横這である九め、ロードビーム２０の
長手方向には剛性があるが、長手方向に直角な方向（横
方向）の剛性が乏しく、シ一り動作時の横方向の力がヘ
ッドスライダと加圧支持部とに対して有害な機械撮動を
誘発するため、この点からも高速シーク動作の実現が困
難である。

さらに従来の磁気ヘッド組立体は、ヘッドスライダと加
圧支持部の淳さの寸法の和がそのまま磁気ヘッド組立体
の高さとなるため、それぞれの部品の厚さを薄くする以
外に磁気ヘッド組立体の厚さを薄くすることができず、
従って磁気ディスク装置の薄形化の実現をも阻んでいる
。

〔発明が解決しよりとする課題〕

本発明が解決しよりとする問題点すなわち本発明の目的
は、上述のよりな従来の磁気ヘッド組立体が有するヘッ
ドスライダへのシーク動作時における作用点とへラドス
ライダの重心とのずれおよび横方向の剛性不足を解消す
ることである。

すなわち、ヘッドスライダの重心とシーク動作時の作用
点全近接させることによりて高速シーク動作を行っても
ヘッドクララシーの危険が少なく参、またへラドスライ
ダと加圧支持部の振動特性を改善し友磁気ヘノド組豆体
を提供することにある。さらに、ヘッドスライダまたは
加圧支持部目体を薄くしないで磁気ヘッド組立体の淳さ
を薄くすることができ、従って磁気ディスク装置の薄形
化を可能にする磁気ヘッド組立体を提供することにある
。

〔課題全解決するための手段〕

本発明の磁気ヘッド組立体は、固定点を回動の中心とす
るヘッドアームと、前記ヘッドアームの先端に結合する
マウントと、末端部に前記マウント’６固着しそれに連
続する部分を円筒状に成形した加圧ばね部とし前記加圧
はね部に連続する部分をロードビームとし前記ロードビ
ームの先端部分に環状の五角形の環状部を形成して前記
環状部の中に中９部を設は几加圧支持部と、平行な２個
の外側フィンガおよび１個の中央フィンガを有し前記中
央フィンガの中央部に設は次突起において前記環状部の
先端の辺の中央部に設は次台形部と接触し前記平行な外
側フィンガおよび前記中央フィンガをシータ方向と＃１
ソ平行に配設してその末端ｓｔ−前記環状部に取付けた
ジンパルスプリングと、浮上面と反対１１１＋１の面に
前記ジンパルスプリングの前記外側フィンガおよび中央
フィンガを収容できる溝を有しリーディング側ブロック
を前記環状部の前記中空部の甲に挿入できる大きさとし
て前記溝の中央部において前記中央フィンガに取付けた
ヘッドスライダとを備えている。

〔実施例〕

次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する
。

第１図（ａＪおよび（ｂｌは本発明の第一の実施例の平
面図および正面図である。

第１図の実施例の磁気ヘッド組立体は、ヘッドスライダ
５０と、これを搭載する加圧支持ｓ１とを有している。

７ＪＯ圧支持部１は、ロードビーム１０と、ヘッドアー
ム６２に装着する几めのマウント６０と、ロードビーム
１０の先端に設は次ジンパルスプリング３０とを有し、
ロードビーム１０の−ｍＫマクント６０が溶接によって
取付けられている。ロードビーム１０のマウント６０側
の一部は加圧ばね２０となるより円筒状に加工されてお
シ、またマウント６０と反対側の端部はほぼ五角形の環
状の環状部１８となっている。ジンパルス未プリング３０は、そのＩ端部をこの環状部１８に溶接に
よって取付けられており、２個の外側フィンガ３２ａお
よび３２ｂ（第２図参照）と、これらの中間にあってヘ
ッドスライダ５０を増付ける中央フィンガ３６とを有し
て構成されている。

第２図（ａｌおよび（ｂＪは、第１図の実施例のへラド
スライダ５０およびジンパルスプリング３ｏおよびロー
ドスプリング１０の環状！１８ｔ−含む部分を拡大して
示し次子面図および正面図である。

第１図の実施例の加圧支持部ｌは、第２図に示すよりに
、ジンパルスプリング３ｏの平行な２個の外側フィンガ
３２ａおよび３２ｂならびに中央フィンガ３６が、ロー
ドビーム１０の長手方向とほぼ直角をなすように配置さ
れている。ま比ヘッドスライダ５０の浮上面５２に対し
て反対側の面５６には、ジンパルスプリング３０ｔ−収
容できる＠を有する溝５８が形成しである。さらに、ロ
ードビームｌ０Ｃ）環状部１８に囲まれ次中窒都１９は
、ヘッドスライダ５０のリーディング側ブロック５７が
収容できる寸法となっている。このようにして、本実施
例の磁気ヘッド組立体は、ヘッドスライダ５０の加圧支
持部１への取付けｓｔ溝郭の中に収容することができ、
シーク動作時の作用点をヘッドスライダ５０の重心位置
５５に近接させることができる。この几め、この磁気ヘ
ッド組二体は、高速シーク動作時においても、ヘッドス
ライダに発生するモーメントが小さく、シーク動作時の
ヘッドクラッシュの危険を軽減することができる。

第３図（ａＪおよび（ｂｌおよび（ＣＪは第１図の実施
例のロードスプリング１０先端の環状部１８とジンパル
スプリング３０ｔ−含む部分をディスク板９０の側から
見几千面図および正面図および側面図である。

第３図に示すように、ジンパルスプリング３０のへラド
スライダ５０を取付ける中央フィンガ３６の中央部には
、突起３７が形成されており、この突起３７がロードビ
ーム１０の環状部１８の先端の中央に形成しである台形
部１９と接触することによってヘッドスライダ５０に加
圧力を伝達する。

さらにこの突起３７は、ヘッドスライダ５０がその浮上
面５２の長手方向の軸およびそれに直角方向の軸の２軸
の回ジに回動する友めの回動中心となる。中央フィンガ
３６とこれと平行な２個の外側フィンガ３２ａおよび３
２ｂは、ロードビーム１０の長手方向にほぼ直角な方向
、すなわちほぼ磁気ヘッド組立体のシータ方向に一致す
るように配意しである。この几め、ジンパルスプリング
の中央フィンガおよび外側フィンガがシータ方向に対し
てほぼ直角方向となっている従来の磁気ヘッド組立体（
第４図参照）にくらべてシーク方向に対する剛性を高く
することができる。さらに、第１図の実施例における加
圧支持ｓ１のロードビーム１０の先端は上述のよ５に環
状部１８となっており、ヘッドスライダ５０をシータ方
向の前後で支持する形となっているため、この点におい
てもシーク方向に対する剛性の改善に寄与している。

このように、本実施例は加圧支持部のシータ方向（すな
わち横方向）の剛性が改善されているため、シーク時に
発生する摂動を除去して高速のシーク動作に耐えること
ができる構造となっている。

また、本実施例は、ヘッドスライダ５０の浮上面５２と
反対側の面に形成し交情５８の中において加圧支持部１
に取り付けることができるため、高さ方向の９間全有効
に活用することができる。すなわち加圧支持部１または
へラドスライダ５０を薄くせずに磁気ヘッド組立体の高
さを低くすることができる几め、磁気ディスク装置の薄
形化を容易に実現することができる。

第５図は本発明の第二の実施例を示す平面図である。第
５図の実施例は、磁気ヘッド組立体のシーク方向がディ
スク板の中心方向となっていない九め、ヘッドスライダ
８０の長手方向を加圧支持＠２の長手方向に対して傾斜
して取付けたものである。本実施例は、ヘッドスライダ
８０の浮上面と反対側の面に溝全形成してこの溝の中に
おいて加圧支持部２にヘッドスライダ８を取付けること
と、加圧支持一部２のジンパルスプリング２０の中央フ
ィンガと２個の外側フィンガとｔ−ｆｔぼシータ方向と
一致させることとによって、第１図の実施例と同等の効
果が得られるようにしたものである。

〔発明の効果〕

以上説明したよりに、本発明の磁気ヘッド組立体は、加
圧支持部のロードビームの先端を五角形の環状の環状部
とし、ヘッドスライダの媒体対向面と反対側の面に＊を
形成し、ヘッドスライダをこの溝の中においてロードビ
ームの環状部にジンパルスプリング′ＩＩｃ取り付ける
ことによジ、ヘッドスライダの重心にシーク動作時の作
用点を近接させることができるという効果があり、ま几
横方向の剛性をも高めることができるためインライン形
シータ方式において高速シーク動作を実現できるという
効果がある。さらに、ヘッドスライダに形成した溝の中
でヘッドスライダを加圧支持部に取付けることができる
ため、ヘッドスライダや加圧支持部自体の高さ寸＠ヲ変
えずに磁気ヘッド組立体を薄くできるという効果がある
。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａＪおよび（ｂｌは本発明の第一の実施例を示
す平面図および正面図、第２図（ａＪおよび（ｂ）は第
１図の実施例のへラドスライダ部の拡大平面図および正
面図、第３図（ａｌおよび（ｂｌおよび（Ｃｌは第１図
の実施例の加圧支持部のロードビーム先趨部の拡大平面
図および正面図および側面図、第４図（ａｌおよびｔｂ
＋は従来の磁気ヘッド組立体の一例を示す平面図および
正面図、第５図は本発明の第二の実施例を示す平面図で
ある。ｌ・・・加圧支持部、１０・・・ロードビーム、１８・
・・環状部、３０・・・ジンバルスゲリング、３２ａ・
３２ｂ・・・外側フィンガ、３６・・・中央フィンガ、
５０・・・ヘッドスライダ、５２・・・浮上面、５８・
・・溝。（ｂ）代理人　弁理士　　内　原　　　晋第　１　図（Ｉ２）（ｂ）第？圀第づ図

Claims

【特許請求の範囲】

固定点を回動の中心とするヘッドアームと、前記ヘッド
アームの先端に結合するマウントと、末端部に前記マウ
ントを固着しそれに連続する部分を円筒状に成形した加
圧ばね部とし前記加圧ばね部に連続する部分をロードビ
ームとし前記ロードビームの先端部分に環状の五角形の
環状部を形成して前記環状部の中に中空部を設けた加圧
支持部と、平行な２個の外側フィンガおよび１個の中央
フィンガを有し前記中央フィンガの中央部に設けた突起
において前記環状部の先端の辺の中央部に設けた台形部
と接触し前記平行な外側フィンガおよび前記中央フィン
ガをシーク方向とほぼ平行に配設してその末端部を前記
環状部に取付けたジンパルスプリングと、浮上面と反対
側の面に前記ジンパルスプリングの前記外側フィンガお
よび中央フィンガを収容できる溝を有しリーディング側
ブロックを前記環状部の前記中空部の中に挿入できる大
きさとして前記溝の中央部において前記中央フィンガに
取付けたヘッドスライダとを備えることを特徴とする磁
気ヘッド組立体。