JPH0413148Y2 - - Google Patents

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JPH0413148Y2
JPH0413148Y2 JP17751385U JP17751385U JPH0413148Y2 JP H0413148 Y2 JPH0413148 Y2 JP H0413148Y2 JP 17751385 U JP17751385 U JP 17751385U JP 17751385 U JP17751385 U JP 17751385U JP H0413148 Y2 JPH0413148 Y2 JP H0413148Y2
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JP
Japan
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roll
base material
heat roll
laminating
heat
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JP17751385U
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  • Laminated Bodies (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は複数のフイルム或いはシート等の基材
を貼合せるラミネーシヨン装置に関する。
〔従来の技術〕
従来より、プラスチツクフイルム、セロフア
ン、金属箔などの基材に、水性或いは有機溶剤に
溶解させた接着剤を塗布し、乾燥オーブン中で溶
剤分を蒸発、乾燥させ、乾燥粘着状態になつた接
着剤層面に、貼合せるべき他基材を重ね、通常40
〜100℃に加熱した金属ロール(以下ヒートロー
ルという)とそれに押付けられるゴムロール(以
下貼合せロールという)とのニツプ部を通し、圧
着ラミネートする装置が知られている。この装置
において、通常、接着剤層を有する基材がヒート
ロール側から供給され、他の基材が貼合せロール
側から供給されるようになつている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
かかる従来装置では、接着剤層を有する基材は
ニツプ部に到達する前に、ヒートロール外周面に
接触し、予熱されるが、他の基材はヒートロール
では予熱することができない。ところで、基材の
種類によつては、接着剤層を有する基材の代わり
に、他の基材を予熱することが必要な場合がある
が、従来の装置では、他の基材をヒートロールで
予熱することができず、そのため、ヒートロール
の手前にプレヒートロールを設けて他の基材を予
熱していた。このため、装置が複雑化するという
問題点を有していた。
本考案はかかる従来の問題点を解決すべくなさ
れたもので、プレヒートロールを使用することな
く、また、簡単な操作により、貼合せるべき基材
の一方を予熱する場合と、他方を予熱する場合に
切り換えることの可能なラミネーシヨン装置を提
供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、上記問題点を解決するため、単一の
ヒートロールに対して、第一及び第二の貼合せロ
ールを設け、基材圧着用のニツプ部をヒートロー
ルの中心をはさんだ2ケ所に形成し、且つ、前記
ヒートロールを正逆両方向に回転駆動するように
なしたものである。
〔作用〕
上記したように、本考案ではニツプ部がヒート
ロールの中心をはさんだ2ケ所に形成されている
ので、一方のニツプ部を使用した場合には、第一
の基材がヒートロール側となつてヒートロールに
より予熱されることが可能であり、また、他のニ
ツプ部を使用した場合には、第二の基材がヒート
ロール側となり、ヒートロールにより予熱される
ことができる。この時、ヒートロールは正逆両方
向に回転するので、いずれのニツプ部を使用して
も基材を所定方向に送ることができ、ラミネート
に支障はない。このように、ヒートロールに対す
る基材の通過位置を変えるのみで、予熱する基材
を変えること可能となる。
〔実施例〕
以下、図面に示す本考案の好適な実施例を説明
する。
第1図は本考案の一実施例のラミネーシヨン装
置のラミネート部のロール配置を示す概略側面図
である。同図において、1は外周面が所定温度に
加熱されたヒートロールであり、図示しない駆動
装置により回転駆動される。この駆動装置はヒー
トロール1を正逆両方向に回転しうるものが使用
される。ヒートロール1の上方には、支点2を中
心に揺動するアーム3に保持されたゴムロール等
の第一貼合せロール4が設けられる。アーム3に
は空圧シリンダ(図示せず)等の駆動機構が連結
され、第一貼合せロール4をヒートロール1に押
付ける作動位置と、ヒートロール1から離れた非
作動位置とに移動させる。第一貼合ロール4とヒ
ートロール1との間には第一ニツプ部5が形成さ
れる。一方、ヒートロール1の下方には、支点6
を中心に揺動するアーム7に保持されたゴムロー
ル等の第二貼合せロール8が設けられる。アーム
7にも空圧シリンダ(図示せず)等の駆動機構が
連結され、第二貼合せロール8をヒートロール1
に押付ける作動位置と、ヒートロール1から離れ
た非作動位置と、下方のクーリングロール9に押
付ける位置とに移動させる。第二貼合せロール8
とヒートロール1との間には第二ニツプ部10が
形成される。第一ニツプ部5と第二ニツプ部10
とはヒートロール1の中心をはさんだ両側に配置
される。クーリングロール9は定位置で回転する
ように設けられる。ヒートロール1の前方(図面
で左方)には、第一ガイドロール12と第二ガイ
ドロール13が配置され、これらは適当な手段に
より取付位置を上下方向に調整可能に設けられて
いる。なお、図中、符号14〜25で示すもの
は、定位置に設けられたガイドロールである。
次に上記構造の装置によるラミネーシヨン動作
を説明する。今、左方上方より、接着剤層を有す
る第一基材Aが供給され、左方下方より貼合せら
れる第二基材Bが供給されるものとする。第二基
材Bを予熱する場合には、第1図に実線で示すよ
うに、第一貼合せロール4をヒートロール1に押
付け、第二貼合せロール8は二点鎖線で示す非作
動位置とする。第一基材Aはガイドロール14,
12を通り、第一ニツプ部5に供給される。一
方、第二基材Bはガイドロール15,16,1
7,18,13を通り、ヒートロール1の外周面
に接触した後第一ニツプ部5に供給される。従つ
て、第二基材Bはニツプ部5に到達する前にヒー
トロール1により予熱される。この時の予熱量は
第二基材Bのヒートロールに対する接触角で決ま
るので、第二ガイドロール13の位置調整により
変更可能である。第一ニツプ部5により圧着され
た第一基材A及び第二基材Bはその後、ガイドロ
ール20,22を経てクーリングロール9に到
り、冷却された後、ガイドロール23,24,2
5等を経て次工程に送り出される。
第一基材Aを予熱する場合には、第2図に示す
ように、第一貼合せロール4をヒートロール1か
ら離し、第二貼合せロール8をヒートロール1に
押付けておく。この状態で第一基材Aがガイドロ
ール14,12を経てヒートロール1の周面に接
触し、その後第二ニツプ部10に供給される。か
くして、第一基材Aがヒートロール1で予熱され
る。この時の予熱量も第一ガイドロール12の位
置で調整可能である。第二基材Bはガイドロール
15,16,17,18,13を経て直接第二ニ
ツプ部10に供給される。第二ニツプ部10によ
り圧着された第一基材A及び第二基材Bはその
後、ガイドロール21,22を経てクーリングロ
ール9に到り、冷却された後、ガイドロール2
3,24,25等を経て次工程に送り出される。
なお、本実施例のラミネーシヨン装置では第3
図に示すように、第一基材A、第二基材Bを通す
ことにより、貼合せ工程を使用せず、第一基材A
の冷却のみに使用することも可能である。
〔考案の効果〕
以上に説明したように、本考案のラミネーシヨ
ン装置では、ヒートロール1の両側に第一貼合せ
ロール4と第二貼合せロール8とを配置し、且つ
ヒートロール1を正逆両方向に回転駆動する構成
としたので、基材の貼合せに、第一貼合せロール
4を使用した第一ニツプ部5と第二貼合せロール
8を使用した第二ニツプ部10のいずれかを切り
換えて使用することにより、第一基材Aと第二基
材Bの所望の方を予熱することができ、従来のよ
うにプレヒートロールを使用する場合に比べ、装
置を簡略化することが可能である。しかも、簡単
な操作により、予熱する基材を切り換えることが
できるので、種々な基材のラミネーシヨンに好適
な条件に設定でき、装置の融通性が増す等の効果
を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例のラミネーシヨン装
置におけるラミネート部のロール配置を示す概略
側面図、第2図、第3図はその基材走行パスの例
を示す同様な側面図である。 1……ヒートロール、4……第一貼合せロー
ル、5……第一ニツプ部、8……第二貼合せロー
ル、10……第二ニツプ部、12……第一ガイド
ロール、13……第二ガイドロール、14〜25
……ガイドロール、A……第一基材、B……第二
基材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 円周面が加熱されたヒートロールと、このヒー
    トロールを正逆両方向に回転駆動する駆動装置
    と、前記ヒートロールに押付けられて第一ニツプ
    部を形成する第一貼合せロールと、前記ヒートロ
    ールに押付けられて前記第一ニツプ部とは中心に
    対してほぼ反対側に第二ニツプ部を形成する第二
    貼合せロールとを有することを特徴とするラミネ
    ーシヨン装置。
JP17751385U 1985-11-20 1985-11-20 Expired JPH0413148Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17751385U JPH0413148Y2 (ja) 1985-11-20 1985-11-20

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17751385U JPH0413148Y2 (ja) 1985-11-20 1985-11-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6285414U JPS6285414U (ja) 1987-05-30
JPH0413148Y2 true JPH0413148Y2 (ja) 1992-03-27

Family

ID=31118781

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JP17751385U Expired JPH0413148Y2 (ja) 1985-11-20 1985-11-20

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JPS6285414U (ja) 1987-05-30

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