JPH0415491Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0415491Y2 JPH0415491Y2 JP3178186U JP3178186U JPH0415491Y2 JP H0415491 Y2 JPH0415491 Y2 JP H0415491Y2 JP 3178186 U JP3178186 U JP 3178186U JP 3178186 U JP3178186 U JP 3178186U JP H0415491 Y2 JPH0415491 Y2 JP H0415491Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- printing
- ink
- impression cylinder
- pressure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 18
- 239000005871 repellent Substances 0.000 claims description 11
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 2
- 230000002940 repellent Effects 0.000 description 5
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 3
- 229920002050 silicone resin Polymers 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
- Rotary Presses (AREA)
- Printing Methods (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は枚葉平版印刷機における印刷光沢向上
化装置に関する。
化装置に関する。
厚肉印刷を行なう凹版あるいは平版印刷におい
て、印刷面の光沢向上化を行うため、表面に撥油
性層をもつ圧胴で押圧を加える装置が、特開昭57
−205194号公報に示すように提案されている。こ
の印刷光沢向上化装置は厚肉の被印刷物が版胴と
第1圧胴間で印刷通過後に第2圧胴で押圧して光
沢向上化を行なうものである。
て、印刷面の光沢向上化を行うため、表面に撥油
性層をもつ圧胴で押圧を加える装置が、特開昭57
−205194号公報に示すように提案されている。こ
の印刷光沢向上化装置は厚肉の被印刷物が版胴と
第1圧胴間で印刷通過後に第2圧胴で押圧して光
沢向上化を行なうものである。
前記従来の印刷光沢向上化装置は、厚肉印刷に
おける画線部であるインキ表面上の凸凹部の平坦
化を行なうため印刷後に新たに圧胴と受胴からな
る押圧を行なう装置及び被印刷物を搬送する装置
を設けたものであり、それらの追加を必要とする
などの問題があつた。
おける画線部であるインキ表面上の凸凹部の平坦
化を行なうため印刷後に新たに圧胴と受胴からな
る押圧を行なう装置及び被印刷物を搬送する装置
を設けたものであり、それらの追加を必要とする
などの問題があつた。
本考案は前記の問題点を解決しようとするもの
で、厚肉印刷のみに限らずすべての枚葉平版印刷
機において、ブランケツト胴と圧胴間にて印刷完
了後、同圧胴にて搬送される被印刷物を同圧胴に
接する押圧ローラにより押圧を行ない被印刷物の
光沢向上化を行なうものである。この押圧ロール
の表面にはインキ反撥性材料で構成されて、また
同押圧ロールは圧胴間との間に押圧可能とするよ
う工夫したものである。
で、厚肉印刷のみに限らずすべての枚葉平版印刷
機において、ブランケツト胴と圧胴間にて印刷完
了後、同圧胴にて搬送される被印刷物を同圧胴に
接する押圧ローラにより押圧を行ない被印刷物の
光沢向上化を行なうものである。この押圧ロール
の表面にはインキ反撥性材料で構成されて、また
同押圧ロールは圧胴間との間に押圧可能とするよ
う工夫したものである。
このため本考案は、枚葉平版印刷機の最終圧胴
におけるブランケツト胴接触位置と排紙胴接触位
置の間に、同圧胴に対して接触圧調整可能な押圧
ロールを設けるとともに同押圧ロールの外周面を
インキ反撥性材料で構成してなるもので、これを
問題点解決のための手段とするものである。
におけるブランケツト胴接触位置と排紙胴接触位
置の間に、同圧胴に対して接触圧調整可能な押圧
ロールを設けるとともに同押圧ロールの外周面を
インキ反撥性材料で構成してなるもので、これを
問題点解決のための手段とするものである。
上記インキ反撥性層をもつ押圧ロールを圧胴と
接触させて同圧胴にて搬送される被印刷物の加圧
を行なうことにより被印刷物の画線部であるイン
キ表面上の凸凹を平坦化し、被印刷物の光沢が向
上する。
接触させて同圧胴にて搬送される被印刷物の加圧
を行なうことにより被印刷物の画線部であるイン
キ表面上の凸凹を平坦化し、被印刷物の光沢が向
上する。
以下、本考案を第1図に示す最も好ましい図示
実施例により説明する。図において、1,2,
3,4,9はそれぞれ版胴、ブランケツト胴、圧
胴、押圧ロール、排紙胴である。この押圧ロール
4は外周にはインキ反撥性層5が取つけられてお
り、また圧胴3への加圧調節を行なうため軸受部
は偏心ブツシユで出来ている。なお、インキ反撥
性層5は、シリコン樹脂などのインキ反撥性材料
で構成されている。7はチエイン、8は被印刷物
である。矢印はそれぞれの胴の回転方向および被
印刷物8の搬送される方向である。
実施例により説明する。図において、1,2,
3,4,9はそれぞれ版胴、ブランケツト胴、圧
胴、押圧ロール、排紙胴である。この押圧ロール
4は外周にはインキ反撥性層5が取つけられてお
り、また圧胴3への加圧調節を行なうため軸受部
は偏心ブツシユで出来ている。なお、インキ反撥
性層5は、シリコン樹脂などのインキ反撥性材料
で構成されている。7はチエイン、8は被印刷物
である。矢印はそれぞれの胴の回転方向および被
印刷物8の搬送される方向である。
次に作用を説明すると版胴1からブランケツト
胴2へ転移されたインキはブランケツト胴2と圧
胴3との間で被印刷物8表面へ転写される。この
被印刷物8表面上に印刷された直後のインキ表面
の形状はインキの粘度等によりレベリングが不完
全でさざ波状の凸凹が形成され、これが光沢不況
の原因となる。この印刷物8表面は押圧ロール4
により加圧されると、インキ表面上の凸凹は平坦
化され光沢が向上する。この押圧ロール4による
インキ表面上の凸凹部を平坦化するに必要な圧力
はインキの種類、膜厚、光沢目標値等により異な
りその調節は押圧ロール4の偏心ブツシユにより
行なわれる。押圧ロール4により加圧されて光沢
の向上した被印刷物8は圧胴3から排紙胴6へ、
さらにチエイン7により搬送される。
胴2へ転移されたインキはブランケツト胴2と圧
胴3との間で被印刷物8表面へ転写される。この
被印刷物8表面上に印刷された直後のインキ表面
の形状はインキの粘度等によりレベリングが不完
全でさざ波状の凸凹が形成され、これが光沢不況
の原因となる。この印刷物8表面は押圧ロール4
により加圧されると、インキ表面上の凸凹は平坦
化され光沢が向上する。この押圧ロール4による
インキ表面上の凸凹部を平坦化するに必要な圧力
はインキの種類、膜厚、光沢目標値等により異な
りその調節は押圧ロール4の偏心ブツシユにより
行なわれる。押圧ロール4により加圧されて光沢
の向上した被印刷物8は圧胴3から排紙胴6へ、
さらにチエイン7により搬送される。
ここで印刷速度:3m/sec
押圧ロールによる押圧:10Kg/cm
インキ反撥性層の材料:シリコン樹脂
の条件で光沢向上効果を試験したところ、押圧の
ない従来の場合は、光沢値(60°)が60であつた
のに対し、本考案のように押圧ロールで上記条件
で押圧した場合は、光沢値(60°)が68であつた。
なお、押圧は5〜40Kg/cmが好ましい。
ない従来の場合は、光沢値(60°)が60であつた
のに対し、本考案のように押圧ロールで上記条件
で押圧した場合は、光沢値(60°)が68であつた。
なお、押圧は5〜40Kg/cmが好ましい。
このように本考案は枚葉平版印刷機において、
圧胴と接触する押圧ロールをとりつけ、また押圧
ロール表面をインキ反撥性材料で構成し、圧胴と
の間で被印刷物に押圧を加えるようにしたので、
被印刷物の光沢を向上させることができる。ま
た、これにより、平滑化されたインキ被膜が形成
されるので、積重ねた時の裏うつり防止に対して
も効果がある。
圧胴と接触する押圧ロールをとりつけ、また押圧
ロール表面をインキ反撥性材料で構成し、圧胴と
の間で被印刷物に押圧を加えるようにしたので、
被印刷物の光沢を向上させることができる。ま
た、これにより、平滑化されたインキ被膜が形成
されるので、積重ねた時の裏うつり防止に対して
も効果がある。
第1図は本考案の一実施例の概略構成を示す側
面説明図である。 3……圧胴、4……押圧ロール、5……インキ
反撥性層。
面説明図である。 3……圧胴、4……押圧ロール、5……インキ
反撥性層。
Claims (1)
- 枚葉平版印刷機の最終圧胴におけるブランケツ
ト胴接触位置と排紙胴接触位置の間に、同圧胴に
対して接触圧調整可能な押圧ロールを設けるとと
もに同押圧ロールの外周面をインキ反撥性材料で
構成したことを特徴とする印刷光沢向上化装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3178186U JPH0415491Y2 (ja) | 1986-03-05 | 1986-03-05 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3178186U JPH0415491Y2 (ja) | 1986-03-05 | 1986-03-05 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62144635U JPS62144635U (ja) | 1987-09-11 |
JPH0415491Y2 true JPH0415491Y2 (ja) | 1992-04-07 |
Family
ID=30837829
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3178186U Expired JPH0415491Y2 (ja) | 1986-03-05 | 1986-03-05 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0415491Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009274432A (ja) * | 2008-04-17 | 2009-11-26 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | オフセット印刷機及び方法並びに印刷物 |
-
1986
- 1986-03-05 JP JP3178186U patent/JPH0415491Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62144635U (ja) | 1987-09-11 |
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