JPH04131258A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JPH04131258A
JPH04131258A JP2256097A JP25609790A JPH04131258A JP H04131258 A JPH04131258 A JP H04131258A JP 2256097 A JP2256097 A JP 2256097A JP 25609790 A JP25609790 A JP 25609790A JP H04131258 A JPH04131258 A JP H04131258A
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JP
Japan
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recording
printing
carriage
paper
ink
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JP2256097A
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English (en)
Inventor
Hiroaki Noaki
野秋 裕昭
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/485Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by the process of building-up characters or image elements applicable to two or more kinds of printing or marking processes
    • B41J2/505Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by the process of building-up characters or image elements applicable to two or more kinds of printing or marking processes from an assembly of identical printing elements
    • B41J2/5056Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by the process of building-up characters or image elements applicable to two or more kinds of printing or marking processes from an assembly of identical printing elements using dot arrays providing selective dot disposition modes, e.g. different dot densities for high speed and high-quality printing, array line selections for multi-pass printing, or dot shifts for character inclination
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/46Colour picture communication systems
    • H04N1/56Processing of colour picture signals
    • H04N1/60Colour correction or control
    • H04N1/6097Colour correction or control depending on the characteristics of the output medium, e.g. glossy paper, matt paper, transparency or fabrics

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Ink Jet (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Dot-Matrix Printers And Others (AREA)
  • Handling Of Cut Paper (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、インクジェット記録方式を用いて情報の記録
を行なう情報処理装置に関するものである。
[従来の技術] 従来、情報処理装置のaカ部として、紙、OHP用シー
トなどの記録媒体(以下記録用紙または単に紙ともいう
)に対して記録を行う記録装置は、ワイヤートッド方式
、感熱方式、熱転写方式、インクジェット方式によるも
のなど、種々の記録方式のものが提案されている。
特にインクジェット方式は、配録用紙に直接インクを噴
射するものであるので、ランニングコストが安く、静か
な記録方法として、注目されている。
従来、インクジェット記録装置は、記録ヘッドに設けた
複数のドツト形成素子を、記録情報(画像データ)に基
づいて選択的に駆動しながら、記録用紙上にドツトパタ
ーンを形成するものである。この記録装置の記録情報で
は、第27図(a)。
(b)のごとき文字・画像データのベタ領域は、全てド
ツトパターンで埋められている。
[発明が解決しようとしている課題] ・ しかしながら、このような従来例では、記録シートの種
類、使用環境、記録ヘッドのばらつき等により、記録シ
ート上でのベタ領域内の印字品(1)記録シートの種類
(違い)による影響記録ヘッドノズルより吐き出された
インク滴が、記録シート印字面上に達した時、インクの
吸収、定着性に差が有る。そのため、吸収、定着が悪い
と、ドツトサイズの大小差によりベタ領域内に濃度ムラ
が発生してしまう。また、フェザリング(ケバ立ち)が
起こる。
(2)使用環境による影響 温度などの環境により、記録ヘッドノズルより吐き出さ
れるインク滴量が増減する。そのため、ベタ領域内に濃
度ムラ、またさらにその影響として印字ヨレ、スプラッ
シュ、サテライトなどが発生する。
(3)記録ヘッドのばらつきによる影響記録ヘッドの製
造上のばらつきにより同様にベタ領域内で、印字品位の
劣化が起こる。
本発明は、このような問題に鑑み、ベタ領域の印字品位
を向上させて印刷可能な情報処理装置を提供することを
主たる目的とするものである。
[課題を解決するための手段及び作用]上記課題に鑑み
、本発明情報処理装置は、文字・画像情報を記憶する記
憶手段と、文字・画像情報を印刷出力するための印刷手
段と、印字品質に係わる印刷状況を判定する判定手段と
、前記第1の記憶手段に記憶された文字・画像情報を、
前記印刷手段によって印刷出力する時に、前記判定手段
によって印字品質を劣化させる状況と判定された場合に
、当該文字・画像情報を形成するために利用するドツト
パターンを変更して出力するように制御する制御手段と
を有することを具えることにより、印字品質が劣化する
状況では、劣化の目立たないドツトパターンに変更して
品質の向上を図る。
[実施例] 以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する
第1図(A)および(B)は本発明を適用可能な装置と
してワードプロセッサの外観構成例を示す。
ここで、1はキーボードであり、文字、数字等キャラク
タ入力用のキーやコントロールキー等のキー群2が配列
され、非使用時にはヒンジ3を中心に回動させることに
より第1図(B)に示すように折りたためるようになっ
ている。4は装置内部のプリンタ部にシート状記録媒体
を送給するための給紙トレーであり、同じく非使用時に
は同図FB)に示すようにプリンタ部を覆って収納され
る。5は手動にて記録媒体のセットや排出を行うための
送りノブ、6は入力した文章等を表示するための表示器
、7は本例に係る装置を運搬する際に用いられる把手で
ある。
また8は、本ワードプロセッサのカバーを成し、表示器
6に隣接してタイプライタ上部に設けられ・る窓であり
、後述されるように格納されるインクジェットプリンタ
および記録紙を視ることができる。
第2図は本例に係るプリンタ部の構成例を示す。
ここで9は第3図および第4図につき詳述するインクジ
ェット記録ヘッドを有したヘッドカートリッジ、11は
これを搭載して図中S方向に走査するためのキャリッジ
である。13はヘッドカートリッジ9をキャリッジ11
に取付けるためのフック、15はフック13を操作する
ためのレバーである。このレバー15には、後述するカ
バーに設けられた目盛を指示してヘッドカートリッジの
記録ヘッドによる印字位置や設定位置等を読取り可能と
するためのマーカ17が設けられている。19はヘッド
カートリッジ9に対する電気接続部を支持する支持板で
ある。21はその電気接続部と本体制御部とを接続する
ためのフレキシブルケーブルである。
23は、キャリッジ11をS方向に案内するためのガイ
ド軸であり、キャリッジ11の軸受25に挿通されてい
る。27はキャリッジ11が固着され、これをS方向に
移動させるための動力を伝達するタイミングベルトであ
り、装置両側部に配置されたプーリ29A、 29Bに
張架されている。一方のプーリ29Bには、ギヤ等の伝
導機構を介してキャリッジモータ31より駆動力が伝達
される。
33は紙等の記録媒体(以下記録紙ともいう)の被記録
面を規制するとともに記録等に際してこれを搬送するた
めの搬送ローラであり、搬送モータ35によって駆動さ
れる。37は記録媒体を給紙トレー4側より記録位置に
導くためのベーパーパン、39は記録媒体の送給経路途
中に配設されて記録媒体を搬送ローラ33に向けて押圧
し、これを搬送するためのフィードローラである。34
はヘッドカートリッジ9の吐出口に対向し記録媒体の記
録面を規制するためのプラテンである。41は記録媒体
搬送方向上、記録位置より下流側に配置され、記録媒体
を不図示の排紙口へ向けて排紙するための排紙ローラで
ある。42は排紙ローラ41に対応して設′けられる拍
車であり、記録媒体を介してローラ41を押圧し、排紙
ローラ41による記録媒体の搬送力を生じさせる。43
は記録媒体のセット等に際してフィードローラ39.押
え板452拍車42それぞれの付勢を解除するための解
除レバーである。
45は記録位置近傍において記録媒体の浮上り等を抑制
し、搬送ローラー33に対する密着状態を確保するため
の押え板である。本例においては、記録ヘッドとしてイ
ンク吐出を行うことにより記録を行うインクジェット記
録ヘッドを採用している。
従って記録ヘッドのインク吐出口形成面と記録媒体の被
記録面との距離は比較的微少であり、かつ記録媒体と吐
出口形成面との接触を避けるべくその間隔が厳しく管理
されなければならないので、押え板45の配設が有効で
ある。47は押え板45に設けた目盛、49はこの目盛
に対応してキャリッジ11に設けられたマーカであり、
これらによっても記録ヘッドの印字位置や設定位置が読
取り可能である。
51はホームポジションにおいて記録ヘッドのインク吐
出口形成面と対向するゴム等の弾性材料で形成したキャ
ップであり、記録ヘッドに対し当接/離脱が可能に支持
されている。このキャップ51は、非記録時等の記録ヘ
ッドの保護や、記録ヘッドの吐出回復処理に際して用い
られる。吐出回復処理とは、キャップ51を吐出口形成
面に対向させ、インク吐出口内方に設けられてインク吐
出のために利用されるエネルギ発生素子を駆動すること
により全吐出口からインクを吐出させ、これによって気
泡や塵埃、増粘して記録に適さなくなったインク等の吐
出不良要因を除去する処理予備吐出)や、これとは別に
吐出口形成面とキャップ51で覆った状態で吐出口より
インクを強制的に排出させることにより吐出不良要因を
除去する処理である。
53はインクの強制排出のために吸引力を作用するとと
もに、かかる強制排出による吐出回復処理や予備吐出に
よる吐出回復処理に際してキャップ51に受容されたイ
ンクを吸引するために用いられるポンプである−55は
このポンプ53によって吸引された廃インクを貯留する
ための廃インクタンク、57はポンプ53と廃インクタ
ンク55とを連通ずるチューブである。
59は記録ヘッドの吐出口形成面のワイピングを行うた
めのブレードであり、記録ヘッド側に突出してヘッド移
動の過程でワイピングを行うための位置と、吐出口形成
面に係合しない後退位置とに移動可能に支持されている
。、61はモータ、63はモータ6丁から動力の伝達を
受けてポンプ53の駆動およびキャップ51やブレード
59の移動をそれぞれ行わせるためのカム装置である。
次に、上述したヘッドカートリッジ9の詳細について説
明する。
第3図は、インクジェット記録ヘッド本体をなす吐出ユ
ニット9aとインクタンク9bとを一体としたヘッドカ
ートリッジ9の外観斜視図を示し、図において、906
eは、ヘッドカートリッジ9を装置する際にキャリッジ
11に設けられたフック13によって掛止されるつめで
ある0図から明らかなようにつめ906eは記録ヘッド
全延長の内側に配設される。また、ヘッドカートリッジ
9の前方吐出ユニット9aの近傍には、この図には示さ
れないが位置決め用突き当て部が設けられている。90
6fは、キャリッジ11に立設されフレキシブル基板(
電気接続部)およびゴムパッドを支持するための支持板
が挿入されるヘッド開口部である。
第4図 (A)および(B)は、第3図に示したヘッド
カートリッジの分解斜視図を示し、上述のようにインク
供給源たるインク収容部を一体としたディスポーザブル
タイプのものとしである。
同図 (A)において、911はSi基板上に電気熱変
換素子(吐出ヒータ)と、これに電力を供給するAρ等
の配線とが成膜技術により形成されて成るヒータボード
である。921はヒータボード911に対する配線基板
であり、対応する配線は例えばワイヤボンディングによ
り接続される。
940はインク流路を限界するための隔壁や共通液室等
を設けた天板であり、本例においてはオリフィスプレー
ト部を一体に有した樹脂材料で成る。
930は例えば金属製の支持体、950は押えばねであ
り、両者間にヒータボード 911および天板940を
挟み込んだ状態で両者を係合させることにより、押えば
ね950の付勢力によってヒータボード 910と天板
940とを圧着固定する。なお、支持体930は、配線
基板921も貼着等により設けられるとともに、ヘッド
の走査を行うキャリッジエ1への位置決め基準を有する
ものとすることができる。また、支持体930は駆動に
伴って生じるヒータボード911の熱を放熱冷却する部
材としても機能する。
960は供給タンクであり、インク供給源をなすインク
貯留部9bからインク供給を受け、ヒータボード911
と天板940との接合により形成される共通液室にイン
クを導くサブタンクとして機能する。970は共通液室
へのインク供給口付近の供給タンク960内の部位に配
置されるフィルタ、980は供給タンク960の蓋部材
である。
900はインクを含浸させるための吸収体であり、イン
クタンク本体9b内に配置される。 1200は上記各
部911〜980からなる記録エレメント9aに対して
インクを供給するための供給口であり、当該ユニットを
インクタンク本体9bの部分101Oに配置する前の工
程で供給口1200よりインクを注入することにより吸
収体900のインク含浸を行わせることができる。
1100はカートリッジ本体の蓋部材、1300はカー
トリッジ内部を大気に連通するために蓋部材に設けた大
気連通口である。 1300Aは大気連通口1300の
内方に配置される撥液部材であり、これにより大気連通
口1300からのインク漏洩が防止される。
供給口1200を介してのインクタンク9bへのインク
充填が終了すると、各部911〜980よりなる吐出ユ
ニット9aを部分101Oに位置付けて配設する。
このときの位置決めないし固定は、例えばインクタンク
本体9bに設けた突起1012と、これに対応して支持
体930に設けた穴931とを嵌合させることにより行
うことができ、これによって第4図 (B)に示すヘッ
ドカートリッジ9が完成する。
そして、インクはカートリッジ内部より供給口1200
、支持体930に設けた穴932および供給タンク96
0の第4図(All真裏面側設けた導入口を介して供給
タンク 960内に供給され、その内部を通った後、導
出口より適宜の供給管および天板940のインク導入口
942を介して共通液室内へと流入する0以上における
インク達通用の接続部には、例えばシリコンゴムやブチ
ルゴム等のパツキンが配設され、これによって封止が行
われてインク供給路が確保される。
第5図(A)および(B)は、それぞれ、キャリッジ1
1の詳細を示す上面図および左側面図および右側面図で
ある。
これらの図において、606はキャリッジ11の底部に
立設される支持板であり、可撓性のフレキシブル基板6
04、および基板604に形成される端子パッドに対応
して設けられる突起部605Aを有するゴムパッド60
5を支持する。
607は、キャリッジ11の前方において同様に底部に
立設される突き当て部材である。突き当て部材607は
、ヘッドカートリッジ9およびキャリッジ11の限定さ
れた配設スペース゛の範囲内で可能な限りインクタンク
のスペースを太き(とるために、その肉厚を薄く形成さ
れる。このため、部材607には、強度を確保するため
の3本のリブ608が形成される。このリブ608が延
在する方向は、ヘッドカートリッジ着脱時における旋回
方向の動きに対応した強度を有するようキャリッジ11
の移動方向とする。また、リブ608は、ヘッドカート
リッジ9が装着されたときに、その吐a面より0.1a
u++程度前方へ出るように形成される。これにより、
記録紙が何らかの作用によって言己録ヘッドの移動経路
に突圧した場合でも、記録紙が吐a面を擦って損傷等を
与えることを防止できる。
ヘッドカートリッジの着脱操作を行なうための操作レバ
ー15は、キャリッジ11本体に設けられた軸601d
により回動自在に軸支される。フック13は、操作レバ
ー15の一部と係合した動きにより、その一部を係合さ
せたヘッドカートリッジ9の着脱動作を行なうために用
いられる。フック13は、これに形成される長穴603
cがキャリッジ11本体に設けられるガイド軸601c
に案内されることにより上記着脱にかかる動作を行なう
操作レバー15右よびフック13等からなる着脱操作機
構は、キャリッジ11の側方、すなわち、キャリッジ1
1の移動方向側に設けられるため、キャリッジの移動に
よって着脱操作機構が大きなデッドスペースを形成する
ことは無い。
次に、ヘッドカートリッジ装着の際の位置決めのための
突き当て部について説明する。
601aは左右方向の位置決めのための突き当て部であ
り、突き当て部材607の側部に2ケ所設けられる。な
お、左右方向の位置決めは、突き当て部601aの外に
、支持板606に設けられる突き当て部601fが利用
される。
601bは前後方向位置決めのための突き当て部であり
、突き当て部材607の側方下部に形成される。
601cは上下方向位置決めのための突き当て部であり
、突き当て部材607の側方下部および支持板側方下部
の2ケ所に形成される。
第6図(A)および(B)は、それぞれキャリッジ11
にヘッドカートリッジ9が装着されたときの状態を示す
上面図および左側面図である。
これらの図において、906aは記録ヘッド装着時にキ
ャリッジ11の突き当て部に当接可能なようにヘッドカ
ートリッジ9に設けられる当接部であり、906bj1
5よび906cは、それぞれ同様に突き当て部601b
および601cに対応した当接部である。
ここで、第6図(A)を参照して記録ヘッドが装着され
た際の各部の係合間係を概説する。
ヘッドカートリッジ9の当接部906aは、キャリア6
の突き当て部601aと当接しており、同時にヘッドカ
ートリッジ9のつめ906とは、これに掛止されたフッ
ク13を介したコイルばね610の付勢力によって、図
中左方へ力を受ける。これにより、ヘッドカートリッジ
9は上記当接部を中心とするモーメント力を受ける。こ
のとき、ヘッドに設けられた基板906dは突き当て部
601fに当接し、その結果、ヘッドカートリッジ9の
左右方向の位置決めがなされ、その位置が保持される。
このとき、ゴムパッド605の突起部605Aは、基板
906dとの当接によって、圧縮変形される。この変形
により、フレキシブル基板604の端子パッドと基板9
06dの端子とを圧接する力が生じる。この場合、突き
当て部601fに基板906dが当接しているため、突
起部605Aの変形量は一定となり安定した上記圧接力
を得られる。
なお、上図に右いては、突起部605Aの圧縮変形した
状態は示されていない。
また、ヘッドカートリッジ9の前後および上下方向の位
置決めは、装着の過程においてなされるものである。
第7図(A)は上記キャリッジ11の分解斜視図である
ここで、613は後述のコロばね、615は操作レバー
15をキャリッジll上の取付は部617に取付けるた
めのレバー留めである。619はフレキシブルケーブル
21の一端部をなし、かつ本例ではこれと一体に形成し
たフレキシブル基板604およびゴムパッド605の上
端縁部分を支持板606に固定するための取付は部材、
621は同じく下端縁部分を固定するための取付は部材
である。
以上述べた構成に加え、本例においては、ヘッドカート
リッジ9の未装着時にキャリッジ側フレキシブル基板6
04を覆い、操作者の手等による接触ないしは当該接触
等による破壊や静電気力の作用から、フレキシブル基板
604やこれに結合した本体側回路を保護するための基
板カバー623を設けである。この基板カバー623は
、下縁側基板取付は部材621のビン621Aに対して
回動可能に設けられている。625はフレキシブル基板
604を覆う方向に基板カバー623に回動習性を与え
るばね、627はヘッドカートリッジ9の装着時に基板
カバー623を収納する凹部である。
第7図(B)および(C)を用いて基板カバー623の
動作を説明する。ヘッドカートリッジ9の未装着時には
、同図CB>に示すように、基板カバー623ばばね6
23の付勢力によりフレキシブル基板604を覆った状
態にある。この状態からヘッドカートリッジ9を上方か
ら取付けると、その下面とカバー操作部623Aとの係
合、もしくは操作者の手と操作部623Aとの係合に伴
って、基板カバー623はばね625の付勢力に抗して
ビン621Aを中心に図中時計方向に回動する。そして
、ヘッドカートリッジ9が完全に装着され、基板604
とヘッド側基板906dの当接状態では、第7図(C)
に示すように、カバー623はヘッドカートリッジ9の
下面により押えられて凹部627に収納された状態とな
る。なお、ヘッドカートリッジ9を取外せば、カバー6
23は直ちに同図(B)の状態に復帰するので、基板6
04の保護がなされることになる。
第8図(A)は、第2図等で示した装置の主に記録媒体
搬送系を示す模式的側面図である。
第8図(A)は、通常の記録媒体搬送時における各要素
の配置を示している。不図示の給紙トレイから給紙され
る記録媒体は、搬送ローラ33とペーパーパン37との
間に形成される搬送路に導入される。この搬送経路では
、搬送ローラ33が図中時計廻りに回転するのに伴なっ
てフィードローラ39の押圧力に基づく搬送ローラ33
と記・録媒体との間の摩擦力により記“録媒体が搬送さ
れる。その後、記録媒体は搬送ローラ33と紙押え板4
5との間に導入され、同様に紙押え板45による押圧力
に基づいた搬送ローラ33と記録媒体との摩擦力によっ
て搬送される。さらに、記録媒体は紙押え板45によっ
てその方向を規制されかつプラテン34に沿って排紙ロ
ーラ41と拍車42との間へ搬送され、この間に記録ヘ
ッドカートリッジ9からのインク滴吐出によって記録媒
体上に記録がなされる。
第8図(B)は、ペーパーパン37とこれを搬送ローラ
33方向へ付勢するためのレリーズ板とを装置上方から
見た図であり、説明のための分離した形態で示している
第8図(A)および(B)を参照して、記録媒体搬送に
か−かる機構について説明する。これら図において、4
0はレリーズ板であり、ペーパーパン37を介してフィ
ードローラ39を搬送ローラ33へ押圧し、また、この
押圧を解除するための部材である。すなわち、レリーズ
板40は、これの両端に設けられた軸部40Gが、装置
の底板100に立設されたレリーズ板軸支部材101に
設けられる軸支孔10】Aと係合することにより、回動
可能に軸支される。この結果、レリーズ板40の一端の
2個所で、係合するばね401により、この部分が第8
図(A)において斜め右下方向に付勢されると、レリー
ズ板40は軸部40Gを支点として第8図(A)におい
て時計廻りに回動する。371は、ペーパーパン37の
下側の2個所に設けられたリブである。リブ371は、
レリーズ板40の上記回動においてその押圧部40Aと
当接し、第8図(A)において上方に押圧される。これ
により、リブ371に軸支されるフィードローラ39は
搬送ローラ33を押圧する。
レリーズ板40による押圧の解除は、第9図において後
述されるようにレリーズ板40の一端において延在する
肩部40Bが、ばね401による回動力に逆らって第8
図(A)中下力に押し下げられることによってなされる
。この押圧の解除がなされると、ペーパーパン37およ
びフィードローラ39はこれらの自重によって下方へ移
動し、フィードローラ39と搬送ローラ33との間に所
定量の間隙が形成される。
372は、ペーパーパン37の一部が下方に延在するこ
とによって形成される矩形の突設部である。
突設部372には矩形の孔372Aが設けられてあり、
この孔372Aと、底板100に立設される突起102
とが所定量のガタを有して係合する。この係合により、
ペーパーパン37、従がってフィードローラ39の搬送
ローラ33に対する位置決めがなされる。
上記係合におけるガタを有した構成により、搬送される
記録媒体の後端がフィードローラ39を抜ける際に生じ
る、いわゆるけとばしによる悪影響を排することができ
る。すなわち、第9rIIJ(A)に示すように、記録
媒体後端がフィードローラ39により搬送ローラ33に
押圧される状態から、記録媒体がこの状態を抜は出し第
9図(B)に示すようにフィードローラ39と搬送ロー
ラ33とが当接する状態に至る間に、記録媒体はフィー
ドローラ39と搬送ローラ33との間から押し出される
。従来構成においては、特に記録媒体が封筒や厚紙の場
合この押し圧しの際に各部に作用する力によって、上記
けとばし現象が生ずる。
例えば、第9図(C)に示すような従来のペーパーパン
を支持する構成、すなわち、ペーパーパン37のボス3
71Aが、付勢部材400の係合部40OAによって前
後方向(図中、左右方向)に逃げられないように支持さ
れる構成では、フィードローラ39が記録媒体の押し出
し方向と逆方向に逃げられないため、押し出しに伴なっ
て搬送ローラ33が回転して所定量以上の搬送がなされ
る。この結果、記録媒体における記録位置がずれる等の
問題を生じていた。
これに対して、第8図(A)、第9図(A)および(B
)に示す本例の構成では、記録媒体後端の押し出しに伴
なってペーパーパン37が、上記係合におけるガタdの
分だけ図中右方向に逃げることができるため、配録媒体
および搬送ローラ33には押し出しによる力が作用しな
いため上述のような問題は生じない。
再び、第8図(A)を参照すると、451は紙押え板4
5をプラテン33方向へ付勢するためのばねである。
ばね451はコイル形状部分から延在する一端が紙押え
板45の一部と係合し、他端が装置底板100の一部と
係合する。また、そのコイル形状部分が底板100の一
部に軸支される1紙押え板45は、また、後述されるよ
うにキャリッジ11の前端部に設けられたコロ91を介
してキャリッジ11により押圧されている。これらばね
451とコロ91を介した押圧によりヘッドカートリッ
ジ9の吐出口と記録媒体における記録面との距離が適正
に保たれる。
紙押え板45は、また、上述の押圧力により記録媒体を
介して搬送ローラ33に押圧力を作用し、この押圧力に
基づ(記録媒体と搬送ローラ33との摩擦力により記録
媒体の搬送を行う。
ここで、種々の記録媒体に応じて良好な搬送を行うには
、紙押え板と記録媒体および搬送ローラと記録媒体のそ
れぞれにおいて生ずる摩擦力を適切なものとしなければ
ならない、すなわち、紙押え板と記録媒体との間の摩擦
力はできるだけ小さく、また搬送ローラと記録媒体との
間の摩擦力はできるだけ大きいことが望ましい。
また、紙押え板と搬送ローラとの間の摩擦力はできるだ
け小さいことが望ましい、すなわち、この摩擦力が大き
いと、いわゆる空送りをした場合等にモータ等の負荷が
大きくなるからである。また、これを避けるため紙押え
板と搬送ローラとの間に所定のギャップを設けると、記
録媒体のプラテンへの付勢等に関してその精度管理が困
難なものとなる。
このため、本例では、紙押え板45の材質としてPOM
  (ポリアセクール)を用い、搬送ローラ33として
はCR(クロロブレンゴム、硬度60°/Aスケール)
にナイロン樹脂の単繊維を5〜10%(重量比)混合し
たものを用いた。なお、紙押え板45としてはフッソ樹
脂を用いてもよい。
なお、上記クロロブレンゴムの硬度を60°としたが、
50°〜70°の範囲にあれば、記録紙搬送等には支障
ない、また、上記搬送ローラ33j15よび紙押え板4
5が全て上記材質によって構成されている必要はなく、
当接部位のみが上記材質によって構成されていてもよく
、さらに上記材質の部材をシート状にして本体部にこれ
を貼付することにより紙押え板や搬送ローラを形成する
ようにしてもよい。
以上のような材質で紙押え板および搬送ローラを構成す
ることにより、紙押え板45と記録媒体との間の摩擦係
数を小さくできるため上述したように紙押え板45が搬
送ローラ33に対して押圧する構成とすることができる
。この結果、例えば従来、種々の記録媒体の紙厚に応じ
ることができるよう押圧する構成を採れなかった場合よ
りも、記録媒体とヘッドカートリッジとの距離を容易に
管理できるようになった。また、記録媒体と搬送ローラ
との間の摩擦係数は大であるため、その搬送においてす
べり等が生ぜず、良好な記録媒体搬送を行うことができ
る。
第8図(A)において、46は紙押え板45と平行に延
在しその両端が装置フレームによって軸支されろ軸部材
であり、その断面はD文字形状をなす。
記録媒体搬送時には、同図に示すようにD文字の直線部
分が縦方向(同図中、上下方向)となるようその回転位
置が定められる。一方、紙押え板45による搬送ローラ
33への押圧を解除する場合には、第10図、第11図
に示されるようにその直線部分を横方向(第8図(A)
中、左右方向)とすることによりばね451の一部と当
接してこれを変位させ、ばね451と紙押え板45との
係合を解除する。
これにより紙押え板45は、その位置を変位させずに押
圧力のみが解除される。
この結果、記録媒体挿入等のためにこの押圧力を解除し
た状態でキャリッジ11が動作してもヘッドカートリッ
ジおよびキャリッジと紙押えとが干渉しヘッドカートリ
ッジやキャリッジ等を破損するようなことがない、換言
すれば、紙押え板の押圧力を解除した状態でも、キャリ
ッジを移動させ種々の動作を行うことも可能である。な
お、コロ91を介した紙押え板45への押圧力は、この
際、解除されないが、この押圧力が作用するのは、紙押
え45のキャリッジ11に対向する部分の一点であり、
記録媒体の挿入等には支障がない。
第8図(A)において、41は排紙ローラであり、排紙
ローラ41には拍車42が係合する0拍車42は第10
図、第11図等に示される付勢手段によって排紙ローラ
41に向けて付勢されており、ここでも同様にこの押圧
力に基づく記録媒体と排紙ローラ41との間の摩擦力に
よって記録媒体搬送が行われる。
拍車42は、その保持部材42Aを介して上述のように
排紙ローラ41に向けて付勢されると共に、これを介し
て排紙ローラ41からの離脱動作を行ない、その係合を
解除することもできる。
以上第8図(A>および(B)に示したペーパーパン3
7(フィードローラ39)9紙押え45および拍車42
ば、上述したようにそれぞれの態様で付勢力の解除が行
われる。これらの解除は、第2図に示した解除レバー4
3の操作によって一斉に行なわれるものであり、その結
果、第8図(C)に示す状態となる。
第10図(A)および(B)、第11図(A)および(
B)は、上記付勢力解除のための機構を示す図であり、
第1O図(A)および(B)は記録装置におけるこれら
機構を右側から見た図であり、第11図(A)および(
B)は左側から見た図である。
第10図(A)および第11図(A)は、記録媒体搬送
時等の付勢力が解除されていない状態を示す。このとき
、搬送ローラ33の軸によって回動自在に軸支された解
除レバー43は、後述されるばねの付勢力によりねた状
態にあり、これに伴ないレバー43に固定されるカム部
材431.ギア432およびレバー43が配設される端
部の他方の端部に配され、搬送ローラ33と同心の軸に
固定されたギア432「は、レリーズ板40の肩部40
Bや軸部材46を回転させるギア列と所定の位置関係を
有して係合している。また、拍車保持部材42から延在
し両端部に配される拍車アーム421および421「は
、それぞれレバー43および連結部材433とのそれぞ
れ係合部421Bおよび4218Fでの係合を介しばね
422および422「の引張力によって装置後方に付勢
されている。この付勢状態において、それぞれの拍車ア
ームに設けられた係合部421Aおよび421AIrは
排紙ローラ41の軸と係合することにより、拍車42と
排紙ローラ41との位置、押圧力等が適切な係合がなさ
れる。
上記拍車アーム421と解除レバー43との係合は、所
定量のガタを有してなされるため、拍車アーム421の
形状等の精度をそれ程必要とせずに拍車42と排紙ロー
ラ41との適切な係合を行うことが可能となる。
また、解除レバー43の回動け、ギア432および中間
ギア列を介して軸部材46に伝えられ、さらに軸部材4
6を介し他端部側の中間ギア列およびギア432[r、
連結部材433に伝えられ、最終的に拍車アーム421
「を移動させる。この際、介在するギア間でのバックラ
ッシにおけるガタが、上記解除レバー43と拍車アーム
421とのガタを有した係合によって吸収される。
なお、上記のような構成によって付勢を解除される部材
としては拍車に限られず、記録媒体搬送にがかるローラ
であればどのような形態であってもよい。
第10図(B)および第11図(B)は、拍車421紙
押え板45およびペーパーパン37のそれぞれによる付
勢を解除した状態を示す。これら解除は、解除レバー4
3をばね422の引張力に逆らって装置前方へ回動させ
ることによりなされる。
すなわち、解除レバー43を回動させると、これに伴な
ってギア432が回動する。このとき、上述したように
、ギア432と係合する中間ギア列を介して軸部材46
が回動しそのD文字形状の直線部分を横方向とする。こ
れにより、第8図(A)にて上述したように軸部材46
はばね451を狭める方向に押し、ばね451と紙押え
板45との係合が解除される。この結果、紙押え45の
付勢力が解除される。
また、解除レバー43の回動に伴なって、カム431が
回動する。カム部材431のカム部には、第8図にて上
述したレリーズ板40の肩部4OBが係合しており、レ
リーズ板40はカム部材431の回動に伴なってその位
置を下げ、ペーパーパン37のリブ371との係合が解
除され、リプ371を押圧しなくなる。この結果ペーパ
ーパン37(フィードローラ39)を搬送ローラ33に
付勢する力が解除され、ペーパーパン37は自重により
下方に下がる。解除レバー43の回動により、最終的に
肩部40Bと、カム部材4310段薄状のカム部が係合
することにより、これらの係合位置が固定されると共に
、これによって解除レバー43の回動位置が固定される
さらに、解除レバー43の回動に伴なって、拍車アーム
421が装置前方へ移動すると共に、上述したように、
軸部材46を介した回動の伝達により他端部側の拍車ア
ーム421′も装置前方へ移動する。これにより、これ
ら拍車アーム421.421′に接続する拍車42は排
紙ローラ41との係合が解除される。
このように、解除レバーを1回回動させることにより、
ペーパーパン、紙押えおよび拍車による付勢を解除する
ことができ、しかも、これを簡易な構成で行うことがで
きる。
なお、ペーパーパンの支持は、上側では、レリーズ板の
付勢、および装置底板に設けられた突起とペーパーパン
の長穴との係合により構成されるが、例えば第9図(C
)に示されるような構成を用い、係合部400の形状を
長大とし、この長大の方向にペーパーパンが逃げること
ができる構成としてもよい。
第12図は、搬送ローラ33の軸に固定されるノブと、
上記解除レバーの組立て状態を示す模式的正面図であり
、第13図は、その模式的な分解図である。
第12図において、搬送ローラ33を回転駆動するだめ
の被駆動ギア321は、搬送ローラ33の軸333に固
定され、また、ノブ5は、軸333に打ち込まれたスプ
リングビン332によって、軸333に固定される。解
除レバー43は、これらの間にあって回動自在に軸支さ
れるが、上述したようにばね等によってその回動が規制
されている。
第13図は、上記構成の組立順序を説明するための図で
ある。同図に示されるように、軸333には予めスプリ
ングビン332が打ち込まれ、また、ギア331が固定
されている。この状態の軸333に、解除レバー43を
その開口部43Aを介して挿入する。開口部43Aは、
図に示されるように軸333およびスプリングビン33
2が通過できる形状を有しており、これにより、解除レ
バー43はスプリングビン332が打ち込まれた位置を
越えて、ギア331側へ移動できる。その後、ノブ5を
軸333に挿入しながら、スプリングビン332を留め
穴5Aに嵌合させることにより、ノブ44を軸333に
固定する。
以上のような構成とすることにより、解除レバー43の
軸方向の動きをギア331とノブ5とによって規制し、
ノブ44の固定をスプリングビン332によって行うこ
とができる。また、あらかじめスプリングビン332を
軸333に打ち込むため、レバーを挿入した後、スプリ
ングビンを打ち込むのに比較して組立が容易となる。
第14図および第15図は、第2図等に示したヘッドカ
ートリッジ周辺の機構を示すそれぞれ側面図および上面
図である。
これら図において、91は、前述したようにキャリッジ
11の前端部において、回動自在に軸支されるコロであ
る。コロ91は、その一部がヘッドカートリッジの吐出
口面より前方に突出するように設けられるものであり、
紙押え板45と当接しこの上を回動する。また、613
はキャリッジ11の後端部に設けられたコロばねである
。コロばね613は、コロ613A、コロ613Aを軸
支する連結部材613B、および連結部材613Bを所
定の回転方向に付勢するばね613Cからなる。コロ6
13Aは、装置の底板100の前端部において前述のガ
イド軸と平行に延在するよう立設された前端板105と
当接し、この上を回動する。連結部材613Bはキャリ
ッジ11の所定の軸113により回動自在に軸支され、
また、ばね613Cは、キャリッジ11の所定の軸に支
持され連結部材613Bを軸113の廻りに反時計方向
に回転させるような付勢な行う。以上のようなコロばね
613の構成により、キャリッジ11は、常に紙押え板
45の方向へ付勢される。
25は、ガイド軸23と係合する軸受けであり、キャリ
ッジ11の両側端部に装着される。軸受25は後に詳述
されるように、その装着にかかるケースに対して軸受部
が偏心したものであり、2つの軸受25は、その偏心方
向が反対になるよう装着される。また第14図に示され
る側の軸受25は、キャリッジ11に設けられたボス1
12を軸として揺動可能に設けられている。すなわち、
キャリッジ11においてこの軸受25が装着される部分
は長穴となっており、また、軸受25の2つの突起25
Aがボス112により前後方向(第14図中、左右方向
)の動きを規制される。この結果後述されるようなキャ
リッジ11の動きに応じて、この軸受25はキャリッジ
11に相対的に揺動する。なお、このとき、この軸受2
5のガイド軸23方向の動きは、軸受25に設けられた
突起25Bがキャリッジ11の一部(例えば、第7図(
A)参照)に規制される。
以上説明したコロ91.コロばね613および軸受25
の構成に基づく記録媒体とヘッドカートリッジの吐出口
面との間隔(以下、ギャップともいう)の自動調整につ
いて、第16図および第17図を参照して説明する。
ギャップの自動調整は、紙押え板45とプラテンローラ
33との間に挿入される記録媒体の厚さに応じてなされ
るものである。第16図(A)に示すような比較的薄い
通常用いられる記録媒体に記録を行なう場合、第16図
中左側の軸受25は長大における相対的位置がほぼ中央
に位置する。すなわち、コロばね613が前端板105
を押圧することによる前端板105からの反力によって
キャリッジ11は紙押え板45の方向に付勢され、これ
によりコロ91が紙押え板45を押圧する。このコロ9
1が紙押え板45を押圧する力および上述のコロばね6
13が前端板105を押圧する力のそれぞれの反力は、
第16図中右側の軸受を支点とするモーメントを構成し
、この2つのモーメントが釣り合うことによって、上述
した軸受25の長穴における位置が定まる。換言すれば
、装置本体に固定されるガイド軸23、従って軸受25
に相対的なキャリッジ11の位置が定まり、これに搭載
されるヘッドカートリッジ9の吐出口と記録媒体とのギ
ャップdが定まる。
第16図(B)は封筒等の比較的厚い記録媒体に記録を
行う場合のキャリッジ11の位置を示している。この場
合、コロ91、従ってキャリッジ11は、第16図(A
)の場合と比較したとき記録媒体の厚みに応じて同図中
下方へ後退する。これにより、コロばね613によって
生じる前端板105からの反力が変化し、これに応じて
上記モーメントの釣り合う位置が変化する。この結果、
図中左側の軸受25とキャリッジ11との相対的位置が
変化し、キャリッジ11は、その前端部が第16図中で
左側が開いた位置となり、吐出口と記録媒体とのギャッ
プは、第16図(A)の場合とほぼ等しいギャップdと
なる。この際、左側の軸受25は、相対的に第17図中
矢印で示されるような揺動を行ない長穴内での位置を変
化させる。
なお、コロ91を設ける位置によっては、例えば通常の
厚紙よりさらに厚い記録媒体に対応できる。すなわち、
コロ91を設ける位置によっては、このような厚紙に対
応して紙押え板45を大きく逃がすことができると共に
ギャップを一定に保つことができる。
上記構成において、コロばね613は、第17図に詳細
に示されるように、コロ613Aが前端板105の折れ
曲がった斜めの部分と当接するため、コロ613Aが同
図中、下方に押圧され、これにより、キャリッジ11全
体が下方に押えられる−0この結果、キャリッジ11の
浮き等が防止され、搭載されるヘッドカートリッジ9に
よるインク滴吐出の方向が安定する。
再び第15図を参照すると、111はキャリッジ11の
左側方下部に設けた切欠き部であり、ホームポジション
近傍に設けられたブーり軸290Aと係合する。この係
合はキャリッジ11が吐出口面のキャップ位置へ移動す
るのに伴なってなされるものであり、この係合位置にお
いてキャップ51(第2図参照)による吐出口面のキャ
ッピングが行なわれる。
この係合により、例えば記録装置に振動等が加えられた
場合にも、キャリッジエ1はその前後方向に移動するこ
とができないためキャップ51とヘッドカートリッジ9
の吐80面とは離反せず、キャッピングを確実に行うこ
とができる。
また、キャリッジ11の切欠き部111と係合する部材
としてブーり軸290Aを兼用するため、この係合のた
めの特別な部材を必要とせず、簡潔かつ低コストな構成
とすることができる。
さらに、切欠き部111はブーり軸290との係合が容
易になるよう、その導入部を面取りした形状としである
。これにより、紙厚に応じてキャリッジ11が変位して
いる場合にも、容易にその係合を行うことができる。
第18図は、ヘッドカートリッジ9およびキャリッジ1
1を記録媒体側から見た模式的立面図である。
同図から明らかなように、ガイド軸23に対して、従が
ってキャリッジ11の移動方向に対して、キャリッジ1
1およびこれに搭載されるヘッドカートリッジ9が傾い
た構成となっている。これにより、吐出口配列の方向も
同様に傾く。
この傾きは、上述したように軸受部が偏心した2つの軸
受25を用いることによって構成される。
すなわち、左側の軸受25(第18図では右側)は、第
14図、第17図等で参照されるようにその偏心位置が
下方に位置するように装着され、右側の軸受25(第1
8図では左側)は、同種の軸受を用いその偏心位置が上
方に位置するように装着される。
以上示したような吐出口配列が傾いた構成は、複数の吐
出口について時分割駆動する場合に採る構成である。す
なわち、−射的にインクジェット記録ヘッドの駆動にお
いては、記録速度や駆動電力を太き(できない等の観点
に立って、時分割駆動を行なうものであるが、例えば、
縦方向に配列する64個の吐出口を8ブロツクに分けて
時分割駆動した場合、吐出口配列を傾けない構成ではキ
ャリッジ移動を考慮すれば第19図(A)に示すような
記録がなされ、これを巨視的に視た場合、斜めの線にな
る。これに対して、本例のように、吐出口配列を傾けて
記録した場合、第19図(B)に示すような記録がなさ
れ、これは巨視的に視た場合、縦線となる。なお、この
傾きの構成が有効なのは、上側で示したブロック毎の時
分割駆動に限られず、吐出口毎の時分割駆動にも有効で
あることは勿論である。
本例による傾きは、キャリッジ11の両側端に装着した
軸受25によって構成するため、これら軸受間の距離が
比較的長いことから傾きの精度を出し易い、また、一種
類の軸受を上下逆方向に装着するだけでよいため傾きの
構成が簡潔なものとなる。さらに、キャリッジ速度等に
より時分割駆動のタイミングが異なる場合には、キャリ
ッジや記録ヘッド等の変更無しで軸受のみ変更すること
により、上記タイミングに応じた傾きを構成することが
できる。この結果、キャリッジ等を共通化することも可
能である。
第20図(A)および(Blは、キャリッジを移動させ
るためのタイミングベルトを駆動する2つのブーりのう
ち装置右端に配設されるプーリ29Bの周辺の詳細を示
すそれぞれ上面図および立面図である。
プーリ29Bには、これと同軸に被駆動ギア291が固
定され、ギア291はキャリッジモータ31の回転軸に
固定された駆動ギア294と噛合する。プーリ29Bお
よびギア291を固定する軸は、ブラケット292によ
り回動自在に軸支されている。
ブラケット292には、ばね293の一端が接続し、ば
ね293の他端は底板100に立設される突起106と
接続する。これにより、ブラケット293は、タイミン
グベルト27が延在する方向と所定の角度を有した方向
に付勢される。このとき、ブラケット292(およびこ
れに軸支されるギア291゜プーリ29B)は、底板1
00に立設されるL型部材295Aおよび295Bによ
り上下方向および底板100に沿った所定方向の動きが
規制される以外はフリーである。従がって、ばね293
による上記付勢力により、その分力に応じてタイミング
ベルト27におけるテンションおよびギア291とギア
274との噛合力を得ることができる。
第21図および第22図は、本例のインクジェット記録
装置における記録位置指示モードの制御手順を示すそれ
ぞれタイミングチャートおよびフローチャートである。
本例に係わる記録位置指示モードとは、本例記録位置が
用いられるワードプロセッサのように、フォーマット紙
や既に一部記録のなされた記録紙に記録を行う場合等に
起動される制御手順である。すなわち、キャリッジ(配
録ヘッド)を移動させながら、記録位置の確認、設定や
記録範囲の設定を行うが、この間インク滴は吐出されな
い。
このため、インク増粘や不吐8を防止するために予備吐
出やキャッピングを行うが、これら処理をキャリッジに
よる記録位置設定等の処理を中断して所定時間毎に予備
吐出等のための位置へキャリッジを移動させるものであ
る。
以下、第22図のフローチャートに基づき、第21図の
タイミングチャートを参照しながら記録位置指示モード
の制御手順について説明する。
所定のキー人力によって記録位置指示命令があると、本
制御手順が起動され、ステップ5201でキャップ51
をオーブンしく第21図9時点■以下、時点のみ記す)
、ステップ5202で、例えばスペースキーの入力に応
じ指示位置へ向けてキャリッジ11を移動させる(時点
■)。この間、ステップ5203では、キャリッジ11
が指示位置に至った結果所定のキー人力によってこの位
置の設定が有ったか否かを判断し、否定判断であればス
テップ5204でキャップオーブンから所定時間T秒経
過したか否かを判断する。
1秒経過した場合には、ステップ5205でキャリッジ
11の現在の位置な言己憶し、ステップ5206でキャ
リッジ11を予備吐出位置へ移動させる(時点■)。さ
らに、ステップ5207で所定量(A回吐出)の予備吐
出を行う(時点■)、その後、ステップ5208で前回
記憶した位置までキャリッジ11を移動させ、ステップ
5209で上記と同様にして指示位置への移動を行う。
この間、ステップ5210では、上記と同様に指示位置
設定の入力が有ったか否かを判断し、否定判断であれば
ステップ5211で位置指示命令から、すなわち本制御
手順が起動されてから所定時間α秒経過したか否かの判
断を行う。この0秒は、通常には指示位置の設定が終了
して然るべき時間であり、また、この時間を経過して記
録ヘッドをキャップオーブンのままにしておくことはイ
ンク滴吐畠に重大な支障を招くものとして設定されたも
のである。
ステップ5211で否定判断の場合は、ステップ521
2で、前回の予備吐出から所定時間を秒経過したか否か
を判断し、を秒経過した場合には、上記と同様のステッ
プ5213.5214の処理を経て、ステップ5215
でB回吐8の予備吐出を行ない、ステップ5208の処
理へ戻る。
ステップ5203または5210で指示位置設定入力が
あった場合は、それぞれステップ5216または521
7でその位置を記憶し、また、ステップ5211でa秒
経過したと判断した場合は、処理はステップ5218へ
進む。
ステップ5218では、キャリッジ11をキャップ位置
へ移動させ(時点■)、ステップ5219でキャッピン
グしく時点■)、ステップ5220で指示モードをリセ
ットして本処理手順を終了する。
なお、上記経過時間T秒、を秒、0秒はそれぞれ例えば
雰囲気の温度や湿度に応じて設定することもできるし、
また、温度等のセンサを設け、これらセンサによる検出
に応じて経過時間を自動的に設定するようにしてもよい
上記制御手順における指示位置へ移動は、操作者がスペ
ースキーを押下しながら行うものであるが、この際、第
2図および第15図に示されるキャリッジll上のマー
カ49と紙押え板45上の目盛47とを併用することに
より、記録媒体におけるキャリッジ11の位置、すなわ
ち吐80の位置を知ることができる。なお、マーカ49
の位置と吐出口の位置とはずれているが、このオフセッ
ト量は予め記憶されており、記録動作等においては自動
的に修正されるものである。目盛47は、紙押え板45
といったインクジェット方式の記録装置に特有の部材上
に記されるため、極めて近接して目盛を記録媒体に合わ
せることができる。
また、同様に指示位置への移動等にかかる操作において
は、同様に第2図および第15図に示されるレバー上の
マーカ17と、第1図に示される装置カバーの窓8に配
された目盛(不図示)とにより、特にキャリッジ11の
移動量を知ることができる。
このように、マーカ49.1?およびこれらと併用され
る構成は、本例記録装置がインクジェット方式であって
、予備吐出等のためにキャリッジ移動による位置確認操
作が中断される場合には、再び中断時の位置にキャリッ
ジを戻す場合等に特に有効である。
第23図は、本発明の情報処理装置の構成例を示す図で
ある。
この図で、1001はCPU (中央処理装置)であり
、ROM (リード・オンリー・メモリ)1006に記
憶された、例えば第22図、第24図のフローチャート
に示すような処理手順や、種々のプログラムに従い、パ
スラインを介して、接続される各装置を制御する。
このパスラインには文字入力や各種指示のためのキーボ
ード1が接続されていて、このキーボードlから入力さ
れた文字情報は、パスラインを介して、RAM (ラン
ダム・アクセス・メモリ)1007の一部にある文書メ
モリに供給され、配憶される。
また、1003はイメージリーダーで、印刷された画像
情報を取り込み、RAM1007に記憶することができ
る。
RA、M1007に記憶された文字画像情報は、CPU
100Iの指示に従い、パスラインを介してデイスプレ
ィ6に表示される。また、これらの文字画像情報は、プ
リンタ10o5により印刷される。また、RAM100
7に記憶された文書画像情報は、FD、HD等の外部メ
モリ1008にファイル形式で記憶可能である。
第24図は、本発明の情報処理装置に文書保存処理のフ
ローチャートである。
同図を参照しながら本装置におけるイラスト編集・印刷
処理の1実施例として、イメージリーダーにより読み取
った画像をイラストとして保存し、文書データと合成し
て出力する場合の処理の流れを説明する。
先ず初めに、ステップ52401でイラスト編集機能を
起動し、ステップ52402.2403で、利用したい
画像データをイメージリーダーにより読み込み、イラス
トデータとして本体RAMに記憶する。このイラストデ
ータな、ステップ52404で、FDやHD等の外部メ
モリ1008にファイル形式で保存する。このようにし
て作成されたイラストデータは、他の文書データ中に呼
び出して合成することができるようになる。
次に、以上のようにして作成され保存されたイラストデ
ータ、または、装置上の作図機能等地の方法により作成
され保存されたイラストデータを、他の文書データと合
成して印刷するには、合成しようとする文書データの編
集時に、所望のイラストデータを外部メモリ1008よ
り呼び出して、デイスプレィ1002の画面上で合成し
くステップ52405) 、合成されてできた文書デー
タを印刷(ステップ52406)すれば良い。
第25図は言己録シートの種類による印字品位劣化を改
善して印刷する第1の実施例に係わるフローチャートで
ある。同図を用いてその処理を説明する。
画像・文字の印刷動作に入ると、まずステップ5250
1にて、本発明の目的とする印字品位の向上のために、
印刷用紙の種類の判断を行う。本実施例では、用紙サイ
ズが葉書サイズかどうか判別する。
葉書は、普通紙に比ベインクの定着性が悪いため、同一
べ夕領域内でも早くインクが乾く部分ができてしまい、
その部分にインクが吸収され濃くなる。一方、インクが
他の領域に引っ張られた領域は、インクが減るため、濃
度が淡くなってしまう。これにより濃度ムラが発生する
。また、環境が高温下と低温下とで、インクの吐圧量が
増減するため、濃度ムラ、ヨレ、スプラッシュ等の影響
を更に受ける。
そのため、ここでは臼字品位上、ベタ部の濃度不均一を
自立だな(する目的で、処理を用紙の種類が葉書の場合
と普通紙の場合とで分け、その区別を印刷設定上のサイ
ズ情報により行っている。
ステップ52501で葉書サイズでない場合は普通紙と
判断し、ステップ52504に進んで、そのままベタ印
字を行う。
葉書印刷の場合は、続いてステップ52502で、次の
ステップ52503の処理を行うことに対するユーザの
了解を得る。ステップ52503では、上記印字品位向
上の目的のため、予め上記濃度ムラ等の欠点の目立たな
い代替パターン(間引きパターン)をFD等にデータと
して準備しておき、ベタの代わりにこのパターンを用い
て印刷を行う。代替パターンによる印刷結果の例を第2
9図(a)、(b)に示す。
なお、ステップ52502のユーザの判断の過程は、印
字パターンとして、ベタが代替パターンに変更となるた
め、ユーザの了解を得る目的で加えられている。
葉書印刷であっても、ユーザにより、印刷対象となるデ
ータにベタ部分が少ない、環境がよくムラが余り出ない
等と判断された場合は、ステップ52504からステッ
プ52504に進んで、ベタのパターンによって印刷す
ることができる。
第30図に、代替パターンの例を示す。図中、(a)、
(b)が、それぞれ第29図(a)、(b)に用いたも
のである。
第26図は本発明の他の実施例を示すフローチャートで
ある。
本実施例は、第25図の実施例のステップ52503の
部分のみを変えたものである。ステップ52503にお
いては、代替パターンを記憶しておき、これを読み出し
て印刷を行ったが、本実施例では、ステップ82603
において、印刷しようとするベタのイラスト・文字デー
タ内を自動的に間引く処理を行い、印刷するものである
また、第25図に係わる実施例では、ステップ5250
3における印刷のために用意された代替パターンは、1
種類であったが、代替パターンによる印刷時に指定可能
なパターンを複数種類(例えば、第30図(a)〜(d
))用意し、ユーザが、第25図のステップ52502
のユーザ判断時に、そのうちの1つを選択するようにし
たり、普段は複数種の内の1つをデフォルト値として選
択し、特に指示することによって、他のものを選択でき
るようにしてもよい。同様に、第26図に係わる実施例
でも、ステップ52603においても、複数の間引き方
式を実行可能として、その1つを選択するようにしても
よい。
また、印刷用のドツトパターンの変更の条件として、呼
び出したイラスト編集データに白でない部分が多いかど
うかを判別し、白でない、画像の部分が多いときにドツ
トパターンの変更を行なうようにしてもよい。そのため
の具体的な方法としては、例えば、白黒2値画像であれ
ば、イラストデータを呼び出した時点で、全データの内
とれだけがビット“1” (黒)であるかを、ビットの
値の和を全ビット数で割るなどして計算し、設定した基
準値を超える割合のものを黒が多いとし、その場合に、
ドツトパターンの変更を行なうようにしてもよい。
なお、本発明は、特にインクジェット記録方式の中でも
バブルジェット方式の記録ヘッド、記録装置において優
れた効果をもたらすものである。
その代表的な構成や原理については、例えば、米国特許
第4723129号明細書、同第4740796号明細
書に開示されている基本的な原理を用いて行うものが好
ましい。この方式は所謂オンデマンド型、コンティニュ
アス型のいずれにも適用可能であるが、特に、オンデマ
ンド型の場合には、液体(インク)が保持されているシ
ートや液路に対応して配置されている電気熱変換体に、
記録情報に対応していて核沸騰を越える急速な温度上昇
を与える少なくとも1つの駆動信号を印加することによ
って、電気熱変換体に熱エネルギを発生せしめ、記録ヘ
ッドの熱作用面に膜沸騰を生じさせて、結果的にこの駆
動信号に一対一で対応した液体(インク)内の気泡を形
成できるので有効である。この気泡の成長、収縮により
吐出用開口を介して液体(インク)を吐出させて、少な
くとも1つの滴を形成する。この駆動信号をパルス形状
とすると、即時適切に気泡の成長収縮が行われるので、
特に応答性に優れた液体(インク)の吐出が達成でき、
より好ましい。このパルス形状の駆動信号としては、米
国特許第4463359号明細書、同第4345262
号明細書に記載されているようなものが適している。な
お、上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米国特許
第4313124号明細書に記載されている条件を採用
すると、さらに優れた記録を行うことができる。
記録ヘッドの構成としては、上述の各明細書に開示され
ているような吐出口、液路、電気熱変換体の組合せ構成
(直線状液流路または直角液流路)の他に、熱作用部が
屈曲する領域に配置されている構成を開示する米国特許
第4558333号明細書、米国特許第4459600
号明細書で用いた構成も本発明装置に利用可能である。
加えて、複数の電気熱変換体に対して、共通するスリッ
トを電気熱変換体の吐出部とする構成を開示する特開昭
59−123670号公報や熱エネルギの圧力波を吸収
する開孔を吐出部に対応させる構成を開示する特開昭5
9−138461号公報に基いた構成としてもよい。
さらに、記録装置が記録できる記録媒体の最大幅に対応
した長さを有するフルラインタイプの記録ヘッドに対し
ても本発明は有効に適用できる。
そのような記録ヘッドとしては、複数記録ヘッドの組合
せによってその長さを瀾たす構成や、一体的に形成され
た1個の記録ヘッドとしての構成のいずれでもよい。
加えて、上側のようなシリアルタイプのものでも、装置
本体に固定された記録ヘッド、あるいは装置本体に装着
されることで装置本体との電気的な接続や装置本体から
のインクの供給が可能になる交換自在のチップタイプの
記録ヘッド、あるいは記録ヘッド自体に一体的にインク
タンクが設けられたカートリッジタイプの記録ヘッドを
用いた場合にも本発明は有効である。
また、本発明に記録装置の構成として設けられる、記録
ヘッドに対しての回復手段、予備約な補助手段等を付加
することは本発明の効果を一層安定できるので、好まし
いものである。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッド
に対してのキャッピング手段、クリーニング手段、加圧
或は吸引手段、電気熱変換体或はこれとは別の加熱素子
或はこれらの組み合わせによる予備加熱手段、記録とは
別の吐出を行なう予備吐出モードを行なうことも安定し
た記録を行なうために有効である。
また、搭載される記録ヘッドの種類ないし個数について
も、例えば単色のインクに対応して1個のみが設けられ
たものの他、記録色や濃度を異にする複数のインクに対
応して複数個数設けられるものであってもよい。すなわ
ち、例えば記録装置の記録モードとしては黒色等の主流
色のみの記録モードだけではなく、記録ヘッドを一体的
に構成するか複数個の組み合わせによるかいずれでもよ
いが、異なる色の複色カラー または混色によるフルカ
ラーの少なくとも一つを備えた装置にも本発明は極めて
有効である。
さらに加えて、以上説明した本発明実施例においては、
インクを液体として説明しているが、室温やそれ以下で
固化するインクであって、室温で軟化もしくは液化する
もの、あるいはインクジェット方式ではインク自体を3
0℃以上70℃以下の範囲内で温度調整を行ってインク
の粘性を安定吐出範囲にあるように温度制御するものが
一般的であるから、使用記録信号付与時にインクが液状
をなすものであればよい。加えて、積極的に熱エネルギ
による昇温をインクの固形状態から液体状態への状態変
化のエネルギとして使用せしめることで防止するか、ま
たはインクの蒸発防止を目的として放置状態で固化する
インクを用いるかして、いずれにしても熱エネルギの記
録信号に応じた付与によってインクが液化し、液状イン
クが吐出されるものや、記録媒体に到達する時点ではす
でに固化し始めるもの等のような、熱エネルギによって
初めて液化する性質のインクを使用する場合も本発明は
適用可能である。このような場合のインクは、特開昭5
4−5684.7号公報あるいは特開昭60−71.2
60号公報に記載されるような、多孔質シート凹部また
は貫通孔に液状又は固形物として保持された状態で、電
気熱変換体に対して対向するような形態としてもよい。
本発明においては、上述した各インクに対して最も有効
なものは、上述した膜沸騰方式を実行するものである。
[発明の効果] 以上説明したごと(本発明によれば、イラスト等の印刷
において、紙質、環境、印刷対象データに適した美しい
印刷が実現可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)およびCB)は、本発明の一実施例に係わ
る装置としてのワードプロセッサの使用時および収納時
の外観斜視図、 第2図は、本発明に適用可能なプリンタの一構成例を示
す斜視図、 第3図は、第2図に示したヘッドカートリッジの外観斜
視図、 第4図(A)および(B)は、第3図に示したヘッドカ
ートリッジの分解斜視図および外観斜視図、 第S図(A)および(B)は、第2図に示したキャリッ
ジの上面図および側面図、 第6図(A)および(B)は、上記ヘッドカートリッジ
を上記キャリッジに搭載した状態を示す上面図および側
面図、 第7図(A) 、 CB)および(C)は、上記キャリ
ッジの分解斜視図、 同様にキャリッジの側面図、およびキャリッジにヘッド
カートリッジを搭載した状態を示す側面図、 第8図(A)および(B)は、第2図に示したプリンタ
における記録媒体搬送系の側断面図および分解上面図、 第8図(C)は、上記搬送系において各付勢力を解除し
た状態を示す側断面図、 第9図(A)および(B)は、上記搬送系におけるフィ
ードローラの逃げの構成を示す模式的側面図、 第9図(C)は、フィードローラの付勢砿構の一従来例
を示す模式的側面図、 第10図(A)およびCB)は、上記搬送系におけるフ
ィードローラ、紙押え板および拍車の付勢を解除する機
構のうち装置右側に配設される部分における解除前後の
側面図、 第11図(A)および(B)は、同機構の装置左側に配
設される部分における解除前後の側面図、第12図は、
上記付勢解除のためのレバーとノブの係合状態を示す模
式的正面図、 第13図は、第12図に示した機構の分解斜視図、 第14図および第15図は、第2図等に示したキャリッ
ジの他の要素との係合間係を説明するための側面図およ
び上面図、 第16図(A)および(B)は、上記キャリッジが記録
媒体の厚さに応じてその位置を変化させる様子を示す模
式的上面図、 第17図は、上記変化に伴なうガイド軸受の変化を説明
するための模式的側面図、 第18図は、第2図等に示したキャリッジにおいて、こ
のキャリッジの移動方向に対して吐出口配列を傾ける機
構を示す模式的正面図、 第19図(A)および(B)は上記傾ける構成の無い場
合および有る場合の記録例を示す模式的平面図、 第20図(A)および(B)は、第2図に示したキャリ
ッジ駆動のためのベルトのテンション機構およびその駆
動機構を示す上面図および正面図、第21図および第2
2図は、第2図等で示した記録装置における記録位置指
示モードのそれぞれタイミングチャートおよびフローチ
ャート、第23図は、本発明情報処理装置のブロック構
成図、 第24図は、イラスト編集・印刷処理のフローチャート
、 第25図は、代替パターンを利用可能な印刷処理のフロ
ーチャート、 第26図は、パターンの間引き処理を利用可能な印刷処
理のフローチャート、 第27図(a)、 (b)は、ベタ部分を含む文字・画
像の例を示す図、 第28図(aL(b)は、濃度ムラを起こした文字・画
像の印刷出力例を示す図、 第29図(a)、(b)は、代替パターンによる文字・
画像の印刷出力例を示す図、 第30図は、代替パターンの例を示す図である。 1・・・キーボード 6・・・表示器 1001・・・CPU 1003・・・イメージリーダー 1005・・・プリンタ 1006・・・ROM 1007・・・RAM 1008・・・外部メモリ 第1図 第3図 第5図(A) 第6図(B) 第7図(B) 第 図(C) 42八 第 図 (C) ス;1pツ+f:I(地名り) 第 図(A) ス) イ01 TID しソース1にへ) 第 10図 (B) 友卸1rfn(レリース′) 第 図 (B) 第 図 (△) 第12 図 (A) CB) 第19 図 第23図 第2 5図 どノ 第24図 第2 6図 第27図 第29図 第28図 (a) (b ) 第30図

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)文字・画像情報を記憶する記憶手段と、文字・画
    像情報を印刷出力するための印刷手段と、 印字品質に係わる印刷状況を判定する判定手段と、 前記第1の記憶手段に記憶された文字・画像情報を、前
    記印刷手段によって印刷出力する時に、前記判定手段に
    よって印字品質を劣化させる状況と判定された場合に、
    当該文字・画像情報を形成するために利用するドットパ
    ターンを変更して出力するように制御する制御手段とを
    有することを特徴とする情報処理装置。
  2. (2)文字・画像情報を形成するために利用可能なドッ
    トパターンを記憶するパターン情報記憶手段を有するこ
    とを特徴とする請求項第1項記載の情報処理装置。
  3. (3)文字・画像情報を形成するために利用するドット
    パターンを他のパターンに変換する変換手段を有するこ
    とを特徴とする請求項第1項記載の情報処理装置。
  4. (4)前記判定手段が、用紙サイズが葉書か否かを判定
    する手段を備えることを特徴とする請求項第1項記載の
    情報処理装置。
  5. (5)前記判定手段が、印刷対象情報中の空白部分の割
    合を判定する手段を備えることを特徴とする請求項第1
    項記載の情報処理装置。
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