JPH04131115A - 空気清浄器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は空気清浄器、特に自動車用の空気清浄器に関
するものである。

［従来技術］ 従来、自動車用の空気清浄器は第４図に示すようにファ
ン１とモータ８とがケース７内で一体となっていて、ケ
ース７に設けた空気の吸入ダクト５の断面積のかなりの
部分をモータ８が塞いでいる。このため大きな空気抵抗
が吸入ダクト５で発生し、又モータ８の騒音が吸入ダク
ト５を通って直接車室内に侵入し、更にモータ８とファ
ン１との共通軸が長くなるのでモータ８が空気の吸入ダ
クト５内に突出して吸入ダクト５の形状に大きな制約を
与え、引いてはケース７の形状が大きくなると言う問題
かある。

［発明が解決しようとする課題］ この発明は吸入ダクトにおける空気の流通抵抗が少なく
、車室内へのモータの騒音の侵入かなく、ケースの形状
をコンパクトに設定することのできる空気清浄器の提供
を課題とする。なあ、本願の先行技術資料として特開昭
６１−１１９４２０号公報がある。

［課題を解決するための技術的手段］ 上記の課題を解決するためこの発明はフィルタ及びファ
ンをケース内に収容し、ケース外にファンの駆動源を配
置し、ファンの駆動源とファンのシャフトとを動力伝達
機構を介して連結した構成を有している。

［作用］ ファンの駆動源はケースの外に配置されているので、空
気吸入ダクトの空気抵抗は少なく、吸入ダクト内の空気
の流通は円滑になり、又ファンの駆動源の騒音は空気の
吸入ダクトを通って車室に侵入しない。更に吸入ダクト
はその形状に制約を受けることなく、ケースの形状が小
型になる。

［実施例］ 以下実施例を示す図面によりこの発明を説明する。第１
．２図は第１実施例を示す。なお、第４図と同じ構成要
素に対しては同じ符号を付し、その説明を省く。ケース
７はプレスにより成形されたほぼ同形の上部ケース７１
と下部ケース７２とから構成されている。上部ケース７
１は上面板７１ａと側壁板７１ｂとからなり、下部ケー
ス７２は下面板７２ａと側壁板７２ｂとからなっている
。

上面板７１ａと下面板７２ａとは同じ輪郭を有しており
、共に矩形部７１ａ１．７２ａ１と湾曲部７１ａ　　、
７２ａ２とを有している。上部ケース７１の側壁板７１
ｂと下部ケース７２の側壁板７２ｂとは接合されている
。両矩形部７１ａ１．７２ａ１間の空間にはフィルタ９
が傾斜して配置され、両温曲部７１ａ２　．７２ａ２間
の空間はスクロール１２となっていて、ここにファン１
が配置されている。ファン１のシャフト２はベアリング
３．４を介してそれぞれ下面板７２ａ、サポータ１０に
取り付けられている。サポータ１０は上面板７１ａに取
り付けられている。

側壁板７１ｂ、７２ｂには第２図に示すように凹部１３
が形成され、この凹部１３にモータ８が配置されている
。モータ８の駆動軸８ａとファン１のシャフト２とはベ
ルト１１を介して連結されている。上面板７１ａにはフ
ァン１に臨む位置に空気の吸入ダクト５が設けられ、又
フィルタ９に臨む位置に排出ダクト６が設けられている
。

上記の構成において、モータ８の回転により、駆動用ベ
ルト１］を介してファン］が回転し、空気は吸入ダクト
５から矢印の方向にケース７内に流入し、ケース７内を
矢印の方向に流れてフィルタ９を通過し、フィルタ９に
より浄化されて清浄な空気となり排出ダクト６から車室
内に流入する。

本実施例では前述のようにモータ８がケース７の外側に
配置されてあり、ファン１とケース７の上面板７１ａと
の間には従来のモータのような空気の流通を妨げるもの
はないので、吸入ダクト５からケース７内に流入した空
気はファン１によりスムースに吸い込まれ、ファン１か
ら排出される。

従って空気清浄器の浄化効率が従来の空気清浄器より高
くなる。又モータ８がケース７の外側に配置されている
のでモータ音が吸入ダクト５から車室内に入ることがな
い。更にモータ８はケース７外の凹部１３内に収容され
ているため吸入ダクト５はその形状に制約を受けること
がなくなり、ケース７の高さが低くなり、ケース７が小
型になる。

第３図は第２実施例の要部を示す。なあ、第１実施例と
同じ構成要素に対しては同じ符号を付けて説明する。モ
ータ８の軸８ａに傘歯車１４が取り付けられ、ファン１
のシャフト２にも傘歯車１５が取り付けられる。シャフ
ト１６はケース７に回転可能に取り付けられ、シャフト
１６の両端に取り付けた傘歯車１７．１８がそれぞれ傘
歯車１４．１５に噛み合っている。モータ８の回転によ
り前記傘歯車１４．１５．１７．１８及びシャフト１６
を介してファン１が回転する。第２実施例の作用、効果
は第１実施例のそれと同じである。

［効果］ この発明は上記の構成を有するので次のような優れた効
果を有する。

（イ）ケース内において、ファンの前側にファンの駆動
源が配置されていないので吸入ダクトにおける空気の流
通抵抗が少なく、従来と同一のファンの駆動源の出力で
多量の空気が吸入ダクトからケース内に吸い込まれ、除
塵効果が従来の空気清浄器より高くなる。

（ロ）ファンの駆動源がケース外に配置されているので
ファンの駆動源の騒音が吸入ダクトを通って単室内へ侵
入することかない。

（ハ）ファンの駆動源がケース外に配置されているので
吸入ダクトはその形状に制約をうけることなく、空気清
浄器全体が小型になる。

【図面の簡単な説明】

第１図は第１実施例の正断面図を示し、第２図は第１図
のＡ−Ａ線断面図を示す。第３図は第２実施例の要部の
正面図を示す。第４図は従来の空気清浄器の正断面図を
示す。 １・・・ファン ２・・・シャフト ７・・・ケース ８・・・モータ（ファンの駆動源） ９・・・フィルタ ト・・駆動用ベルト（動力伝達機構）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. フイルタ及びフアンをケース内に収容し、ケース外にフ
   アンの駆動源を配置し、フアンの駆動源とフアンのシャ
   フトとを動力伝達機構を介して連結したことを特徴とす
   る空気清浄器。