JPH0413079Y2 - - Google Patents

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JPH0413079Y2
JPH0413079Y2 JP19593384U JP19593384U JPH0413079Y2 JP H0413079 Y2 JPH0413079 Y2 JP H0413079Y2 JP 19593384 U JP19593384 U JP 19593384U JP 19593384 U JP19593384 U JP 19593384U JP H0413079 Y2 JPH0413079 Y2 JP H0413079Y2
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shaft
axis
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grinding
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  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、研削装置に係り、さらに詳細に
は、例えば円筒形状の被加工物の端面を、波形で
かつ円筒の軸心に対して傾斜した態様のねじれ面
を有する端面に加工することのできる研削装置に
関する。
(従来技術) 例えば金型等を製造するために、被加工物の端
部を研削加工する研削装置としては光倣い研削装
置が良く知られている。公知の光倣い研削装置3
は、概略的には第7図に示すごとく構成してあ
る。
すなわち、被加工物Wを支持すべく研削装置本
体に設けたテーブル7は、砥石車9の水平な軸心
と平行なY軸方向(第7図において紙面に垂直な
方向)およびY軸に対して直交するX軸方向へ水
平に移動自在に設けられており、このテーブル7
のX軸方向およびY軸方向への移動は、それぞれ
サーボモータ(図示省略)によつて制御されてい
る。
上記被加工物Wを研削加工すべく前記テーブル
7に対向して前記研削装置本体にテーブル7とは
別個に装着された砥石車9は、Y軸と平行な軸心
回りに回転自在に設けられており、かつ垂直なガ
イド面に沿つて上下動自在に設けられている。ま
た、上記砥石車9は、前記X軸、Y軸方向に位置
調節自在に設けられていると共に、前記ガイド面
を、第7図において右下り、あるいは左下りに傾
斜して設定することにより斜めに上下動するよう
に設けられている。
また、光倣い研削装置3には、前記砥石車9に
よる被加工物Wの加工位置部分において垂直に光
軸11を設定した光学系を備えて、前記加工位置
を拡大表示する投影器17が設けられている。上
記投影器17は、光学系として、投光器、被加工
物Wの加工位置の垂直上方位置において光軸11
を垂直とした複数の反射鏡13を備えてなり、前
記被加工物Wと砥石車9を陰影として拡大して写
し出すものである。
上記構成のごとき光倣い研削装置3は公知であ
るので、より詳細な説明は省略する。
(考案が解決しようとする問題点) ところで、前記構成のごとき光倣い研削装置3
においては、回転し乍ら上下動する砥石車9に対
してテーブル7がX軸、Y軸方向に水平に移動す
るのみであるから、例えば、第6図に示すごとき
波形ワツシヤー1を、プレス成形する金型の加圧
面を加工することが困難であつた。すなわち、例
えば円筒形の端面に凹凸の波形を形成するのみで
なく、円筒の軸心に対し傾斜した態様のねじれ面
を端面に加工することが困難であつた。
(問題を解決するための手段) この考案は、上記のごとき従来の問題に鑑みて
なされたもので、概略的には、第1図に示すよう
に、研削装置本体にX軸、Y軸方向へ水平に移動
自在に設けたテーブル7に固着されたブラケツト
21に、上記Y軸方向に平行な第1軸23を、上
記テーブル7に連動してX軸、Y軸方向へ移動自
在かつ上記ブラケツト21に対して回動自在に設
け、この第1軸23に基部側を支持された揺動腕
部材37の先端部側に軸承部37Aを、前記第1
軸23の軸心に対して直交する方向に延伸して設
けると共に、上記揺動腕部材37を、前記第1軸
23の軸心回りに上下に揺動自在に設け、この軸
承部37Aに設けた第2軸47の軸心を、前記第
1軸23の軸心に対して直交する方向に設けると
共に、上記第2軸47自体を自身の軸心回りに回
転自在に設け、上記第2軸47の前記第1軸23
方向の端部に設けたチヤツク本体45Aに備えら
れたチヤツク45に着脱可能に保持された被加工
物Wの先端部を、前記第1軸23の軸心の延長部
付近に設け、前記被加工物Wの前記先端部の研削
加工を行なう砥石車9を、前記Y軸と平行な軸心
回りに回転自在かつ上下に往復動自在に前記研削
装置本体に前記テーブル7とは別個に装着してな
るものである。
(作用) 上記構成により、例えばチヤツク45に円筒形
の被加工物Wを取付けて、砥石車9により被加工
物Wの端面を研削するとき、揺動腕部材37を上
下方向へ適宜に揺動せしめると共に、チヤツク4
5を適宜に回転し、かつテーブル7を必要に応じ
てX軸、Y軸方向へ適宜に位置することにより、
円筒形の被加工物Wの端部を凹凸の波形に形成で
きることは勿論のこと、軸心に対し傾斜した態様
のねじれ面を端面に形成することができることと
なる。
(実施例) 次に、実施例について説明するに、この実施例
に係る研削装置の全体的構成は、第7図に示した
前記研削装置3の構成と同じであり、その相違点
は、テーブル7上において被加工物Wを支持する
構成にある。したがつて、従来装置のテーブル7
と関連づけて説明することとする。
第1図は本考案の実施例の主要部分を示す概略
的な斜視説明図であり、第2図は平断面図で、第
7図における−線部の断面図に相当する。こ
の主要部分は、前記テーブル7上に設けてある。
すなわち、X軸、Y軸方向へ水平に移動自在な前
記テーブル7の上面には、ブラケツト21が取付
けてあり、このブラケツト21には、軸心がY軸
方向に平行で水平な第1軸23が軸受(図示省
略)を介して回転自在に支承されている。
さらに上記ブラケツト21には、前記第1軸2
3を回動するためのサーボモータ25が設けてあ
つて、その出力軸27(第5図参照)から一対の
ギヤー29,31でウオームギヤー33が駆動さ
れ、ウオームホイール35を介して前記第1軸2
3が回動するように構成してある。
上記第1軸23の砥石車9側の端部には揺動腕
部材37の基部側がボルト39によつて一体に取
付けてあり、この揺動腕部材37の先端部側に設
けた軸承部37Aは第1軸23の軸心に対し直交
する方向に延伸して設けてある。そして、揺動腕
部材37は第1軸23の軸心回りに上下に揺動自
在に設けてある。この揺動腕部材37の先端部側
に設けた前記軸承部37Aには、第1軸23の軸
心に対し直交する方向の第2軸47が軸受(図示
省略)を介して回転自在に設けてあると共に、第
2軸47を回転するための第2サーボモータ41
(第3図参照)が適宜に設けてある。
第1図、第2図より理解されるように、前記第
2軸47の前記第1軸23方向の耐部に設けたチ
ヤツク本体45Aにチヤツク45が設けられてお
り、このチヤツク45に着脱可能に保持された被
加工物Wの先端部は第1軸23の軸心の延伸部付
近に設けてある。
前記第2サーボモータ41もサーボモータ25
と同様に、減速ギヤーやウオームギヤー(図示省
略)を経て、ウオームホイール43を回動し、前
記第2軸47を回動駆動する。
かくて、第1図に示すように、サーボモータ2
5の駆動によつて第1軸23を回動することによ
り、揺動腕部材37は矢印A方向に上下に揺動さ
れ、第2軸47は水平状態から上下に例えば15度
揺動される。第2サーボモータ41の駆動により
第2軸47は矢印B方向の所望の角度に回転さ
れ、チヤツク45に把持された被加工物Wは適宜
に回動される。
既に明らかなように揺動腕部材37は第1軸2
3の軸心まわりを上下に揺動するものであり、第
2軸47は砥石車9、光軸11の方向に指向し
て、第1軸23と第2軸47とはそれぞれの延長
線が光軸11の位置で常時直交することが望まし
いものである。
前記第1軸23、第2軸47はいずれも砥石車
9より遠い端部にドグ49,51を備え、対応す
る検出装置53,55によつて揺動や回動の起動
原点ごとに信号を発するように構成してある。
以上のごとき構成において、第6図に例示した
波形ワツシヤー1を製造する金型を研削する場合
について説明する。
第6図Aの水平中心線位置の板部分が平坦位置
を占めた部分で、この位置から60度ピツチで平坦
部分があり、各平坦部の間の30度ごとに最大凸部
が最大凹部が交互に配置されて、全体として凹凸
が繰り返される波形になつていて、最大凸部や最
大凹部が最もねじれている(軸心に対し傾斜した
面となつている)。
このような波形ワツシヤー1を製作する金型
は、図示を省略したコンピユータなどを含む数値
制御装置により、前記平坦部を起動原点として、
例えば第1軸23の回動を開始すると同時に第2
軸47の回動を開始し、第2軸47が30度回動す
る間に揺動腕部材37を水平状態からプラスの15
度に揺動させ、次に第2軸47がさらに30度回動
する間に揺動腕部材37を元の水平状態にもどる
ように指令する。この間、砥石車19は回転しつ
つ垂直に上下動して被加工物の端面の研削作用を
行なつているものである。
第2軸47がまたさらに30度回動する間に、揺
動腕部材37に水平状態からマイナス15度の揺動
を行わせ、さらにその後に第2軸47がさらに30
度回動する間に揺動腕部材37を元の水平状態に
もどるように制御するものである。
上述のごとく、第1軸23を中心として揺動腕
部材37を上下に揺動することにより、第2軸4
7に保持された被加工物Wの端面を、垂直面に対
して適宜に傾斜することができ、かつ第2軸47
を適宜に回動することにより、砥石車9に対して
被加工物の端面の加工位置を割出すことができ
る。そして、テーブル7をX軸方向に移動制御す
ることにより、被加工物の端面に対する砥石車9
の相対的な切込量を制御することができる。
したがつて、複数の軸を適宜に制御することに
より、例えば円筒形状の被加工物の端面を軸心に
対して適宜に傾斜し、かつ凹凸を有する波形等に
研削加工することができるものである。
既に理解されるように、例えば第1軸23を一
定角度に設定したまま(第2軸47を水平に対し
て傾斜した状態に保持して)第2軸47の回動を
続けて、砥石車9との相対距離を接近離反すれ
ば、被加工物の端面をテーパ状かつテーパ面が凹
凸を有する波形のテーパ面であるように研削する
ことができ、例えば、皿ばねの成形金型等の研削
も可能である。また第2軸47を水平のままで円
筒形状の被加工物端面に対する砥石車9の切込量
を回動角度に関連して適宜に変化させると、面カ
ムを研削できるなどの応用加工も可能である。
(考案の効果) 以上のごとき実施例の説明より理解されるよう
に、要するにこの考案は、研削装置本体にX軸、
Y軸方向へ水平に移動自在に設けたテーブル7に
固着されたブラケツト21に、上記Y軸方向に平
行な第1軸23を、上記テーブル7に連動してX
軸、Y軸方向へ移動自在かつ上記ブラケツト21
に対して回動自在に設け、この第1軸23に基部
側を支持された揺動腕部材37の先端部側に軸承
部37Aを、前記第1軸23の軸心に対し直交す
る方向に延伸して設けると共に、上記揺動腕部材
37を、前記第1軸23の軸心回りに上下に揺動
自在に設け、この軸承部37Aに設けた第2軸4
7の軸心を、前記第1軸23の軸心に対して直交
する方向に設けると共に、上記第2軸47自体を
自身の軸心回りに回転自在に設け、上記第2軸4
7の前記第1軸23方向の端部に設けたチヤツク
本体45Aに備えられたチヤツク45に着脱可能
に保持された被加工物Wの先端部を、前記第1軸
23の軸心の延長部付近に設け、前記被加工物W
の前記先端部の研削加工を行なう砥石車9を、前
記Y軸と平行な軸心回りに回動自在かつ上下に往
復動自在に前記研削装置本体に前記テーブル7と
は別個に装着してなるものである。
したがつて本考案によれば、例えばチヤツク4
5に円筒形の被加工物Wを取付けて、砥石車9を
回動し乍ら上下動して被加工物Wの端面を研削す
るとき、揺動腕部材37を適宜に上下に揺動せし
めると共に、チヤツク45を適宜に回転し、かつ
必要によりテーブル7をX軸、Y軸方向へ適宜に
位置することにより、円筒形の被加工物Wの端部
を凹凸の波形に形成することは勿論のこと、軸心
に対して傾斜した態様のねじれた端面に形成する
ことができることとなる。すなわち、従来困難と
されていた加工をも容易に行うことができるもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る装置の主要部分を概略的
に示した斜視図である。第2図は本考案に係る装
置の主要部分を断面して示した断面平面図で、第
7図における−線の断面に相当する。第3図
は第2図における−線の矢視図である。第4
図は第2図の−線側から見た右側面図であ
る。第5図は第2図の−線に沿つた断面に相
当する断面図である。第6図は波形ワツシヤーの
説明図、第7図は従来の光倣い研削盤の説明図で
ある。 図面の主要部を表わす符号の説明、7……テー
ブル、9……砥石車、21……ブラケツト、23
……第1軸、37……揺動腕部材、45……チヤ
ツク、47……第2軸、W……被加工物。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 研削装置本体にX軸、Y軸方向へ水平に移動自
    在に設けたテーブル7に固着されたブラケツト2
    1に、上記Y軸方向に平行な第1軸23を、上記
    テーブル7に連動してX軸、Y軸方向へ移動自在
    かつ上記ブラケツト21に対して回動自在に設
    け、この第1軸23に基部側を支持された揺動腕
    部材37の先端部側に軸承部37Aを、前記第1
    軸23の軸心に対し直交する方向に延伸して設け
    ると共に、上記揺動腕部材37を、前記第1軸2
    3の軸心回りに上下に揺動自在に設け、この軸承
    部37Aに設けた第2軸47の軸心を、前記第1
    軸23の軸心に対して直交する方向に設けると共
    に、上記第2軸47自体を自身の軸心回りに回転
    自在に設け、上記第2軸47の前記第1軸23方
    向の端部に設けたチヤツク本体45Aに備えられ
    たチヤツク45に着脱可能に保持された被加工物
    Wの先端部を、前記第1軸23の軸心の延長部付
    近に設け、前記被加工物Wの前記先端部の研削加
    工を行なう砥石車9を、前記Y軸と平行な軸心回
    りに回転自在かつ上下に往復動自在に前記研削装
    置本体に前記テーブル7とは別個に装着してなる
    ことを特徴とする研削装置。
JP19593384U 1984-12-26 1984-12-26 Expired JPH0413079Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP19593384U JPH0413079Y2 (ja) 1984-12-26 1984-12-26

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JP19593384U JPH0413079Y2 (ja) 1984-12-26 1984-12-26

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Publication Number Publication Date
JPS61112853U JPS61112853U (ja) 1986-07-17
JPH0413079Y2 true JPH0413079Y2 (ja) 1992-03-27

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JP19593384U Expired JPH0413079Y2 (ja) 1984-12-26 1984-12-26

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