JPH0464805B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0464805B2 JPH0464805B2 JP60239575A JP23957585A JPH0464805B2 JP H0464805 B2 JPH0464805 B2 JP H0464805B2 JP 60239575 A JP60239575 A JP 60239575A JP 23957585 A JP23957585 A JP 23957585A JP H0464805 B2 JPH0464805 B2 JP H0464805B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear
- machined
- cutter head
- tool
- shaving
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000003672 processing method Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23F—MAKING GEARS OR TOOTHED RACKS
- B23F19/00—Finishing gear teeth by other tools than those used for manufacturing gear teeth
- B23F19/06—Shaving the faces of gear teeth
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23F—MAKING GEARS OR TOOTHED RACKS
- B23F19/00—Finishing gear teeth by other tools than those used for manufacturing gear teeth
- B23F19/002—Modifying the theoretical tooth flank form, e.g. crowning
- B23F19/007—Modifying the theoretical tooth flank form, e.g. crowning using a gear-shaped tool
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Gear Processing (AREA)
- Machine Tool Units (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明はシエービング盤等の歯車仕上機械に関
する。
する。
〈従来の技術〉
代表的な歯車仕上機械にシエービング盤があ
る。シエービング盤は、歯車形状のシエービング
カツタを被加工歯車に噛み合わせて回転させ、被
加工歯車の歯面を微細に切削するものである。
る。シエービング盤は、歯車形状のシエービング
カツタを被加工歯車に噛み合わせて回転させ、被
加工歯車の歯面を微細に切削するものである。
第４図に従来のシエービング盤のテーブル構造
を示す。図示の如く、ベツド１上には旋回中心を
持つた歯車付台２が取付けられ、歯車付台２上に
は送り台３が固定されている。歯車付台２はベツ
ド１に取付けられたピニオン４と噛み合つてお
り、また四本のボルト５によつてベツド１に固定
される。送り台３は摺動面を有しこの摺動面には
摺動台６が摺動自在に備えられ、摺動台６は送り
ねじ７により駆動される。摺動台６上にはテーブ
ル支え台８が旋回可能に設けられ、通常テーブル
支え台８は四本のボルト９によつて摺動台６に固
定されている。テーブル支え台８上にはテーブル
支点軸１０を介して被加工歯車が載置されるテー
ブル１１が設けられている。一方、テーブル１１
の一端側にはクラウニング加工のための装置とし
て、支え台１２、クラウニング軸１３、ローラ１
４、連結棒１５が備えられ、またテーパ加工のた
めの装置として、テーパ支柱１６、テーパ装置台
１７が備えられている。クラウニング加工用の装
置は、シエービング加工される歯車の歯筋方向に
クラウニングを付けるためテーブル１１を揺動さ
せるためのものであり、テーブル１１が一端側で
は左に傾き、他端側では右に傾く。テーパ加工用
の装置はテーブル１１の傾きを変えるための装置
である。
を示す。図示の如く、ベツド１上には旋回中心を
持つた歯車付台２が取付けられ、歯車付台２上に
は送り台３が固定されている。歯車付台２はベツ
ド１に取付けられたピニオン４と噛み合つてお
り、また四本のボルト５によつてベツド１に固定
される。送り台３は摺動面を有しこの摺動面には
摺動台６が摺動自在に備えられ、摺動台６は送り
ねじ７により駆動される。摺動台６上にはテーブ
ル支え台８が旋回可能に設けられ、通常テーブル
支え台８は四本のボルト９によつて摺動台６に固
定されている。テーブル支え台８上にはテーブル
支点軸１０を介して被加工歯車が載置されるテー
ブル１１が設けられている。一方、テーブル１１
の一端側にはクラウニング加工のための装置とし
て、支え台１２、クラウニング軸１３、ローラ１
４、連結棒１５が備えられ、またテーパ加工のた
めの装置として、テーパ支柱１６、テーパ装置台
１７が備えられている。クラウニング加工用の装
置は、シエービング加工される歯車の歯筋方向に
クラウニングを付けるためテーブル１１を揺動さ
せるためのものであり、テーブル１１が一端側で
は左に傾き、他端側では右に傾く。テーパ加工用
の装置はテーブル１１の傾きを変えるための装置
である。
テーブル１１の重量は、主にテーブル支点軸１
０を介してテーブル支え台８に支えられるが、ク
ラウニング加工用の装置及びテーパ加工用の装置
でもテーブル１１の重量を支えている。テーブル
１１はシエービング加工時にはベツド１の前面と
平行を保持しながら移動する。テーブル１１の移
動方向がベツド１の前面と平行なものをコンベン
シヨナル、ベツド１の前面と直角なものをアンダ
パス、ベツド１の前面と傾斜した方向のものをダ
イヤゴナルという。これらの加工方法はシエービ
ングカツタの種類、被加工歯車の形状等により設
定される。テーブル１１の移動方向の変更は、四
本のボルト５を緩めピニオン４を回転させて歯車
付台２及び摺動台６をベツド１に対して所定量旋
回させると共に、四本のボルト９を緩めベツド支
え台８を摺動台６に対し旋回させてテーブル１１
をベツド１の前面と平行にした後八本のボルト
５，９を締め付けることにより行なう。シエービ
ングの種類、被加工歯車の形状を変更（段取替
え）する場合、八本のボルト５，９を緩めて上述
の旋回操作を行なう。
０を介してテーブル支え台８に支えられるが、ク
ラウニング加工用の装置及びテーパ加工用の装置
でもテーブル１１の重量を支えている。テーブル
１１はシエービング加工時にはベツド１の前面と
平行を保持しながら移動する。テーブル１１の移
動方向がベツド１の前面と平行なものをコンベン
シヨナル、ベツド１の前面と直角なものをアンダ
パス、ベツド１の前面と傾斜した方向のものをダ
イヤゴナルという。これらの加工方法はシエービ
ングカツタの種類、被加工歯車の形状等により設
定される。テーブル１１の移動方向の変更は、四
本のボルト５を緩めピニオン４を回転させて歯車
付台２及び摺動台６をベツド１に対して所定量旋
回させると共に、四本のボルト９を緩めベツド支
え台８を摺動台６に対し旋回させてテーブル１１
をベツド１の前面と平行にした後八本のボルト
５，９を締め付けることにより行なう。シエービ
ングの種類、被加工歯車の形状を変更（段取替
え）する場合、八本のボルト５，９を緩めて上述
の旋回操作を行なう。
〈発明が解決しようとする課題〉
上述したテーブル構造では、段取替えを行なう
場合八本のボルト５，９を緩め送り台３及びテー
ブル１１を所定角度旋回させ、その後八本のボル
ト５，９を締め付ける作業が必要であり、作業が
困難であつた。またテーブル１１の旋回構造が複
雑なためテーブル受けの剛性が低く、段取替えを
行なつた場合テーブル１１の再現性が悪く加工精
度が低下していた。
場合八本のボルト５，９を緩め送り台３及びテー
ブル１１を所定角度旋回させ、その後八本のボル
ト５，９を締め付ける作業が必要であり、作業が
困難であつた。またテーブル１１の旋回構造が複
雑なためテーブル受けの剛性が低く、段取替えを
行なつた場合テーブル１１の再現性が悪く加工精
度が低下していた。
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、被
加工歯車を支持するテーブルの旋回機構を無くし
テーブルの移動方向を変更する場合にテーブル移
動用の段取替え作業を必要としない歯車仕上機械
を提供し、もつて工具や被加工歯車の形状を変更
する場合の段取替え時間短縮とテーブル受けの剛
性向上を図ることを目的とする。
加工歯車を支持するテーブルの旋回機構を無くし
テーブルの移動方向を変更する場合にテーブル移
動用の段取替え作業を必要としない歯車仕上機械
を提供し、もつて工具や被加工歯車の形状を変更
する場合の段取替え時間短縮とテーブル受けの剛
性向上を図ることを目的とする。
〈課題を解決するための手段〉
上記目的を達成するための本発明の構成は、被
加工歯車を買値可能に支持すると共に往復移動可
能なテーブルと、前記被加工歯車に噛み合い可能
な歯車形状工具を回転駆動可能に支持するカツタ
ヘツドとを有し、前記被加工歯車と前記歯車形状
工具とが所定の軸交差角を持つて噛み合つた状態
で、且つ工具軸を含む平面と被加工歯車軸を含む
平面とが平行な状態を保ちながら工具と被加工歯
車を相対的に回転させて被加工歯車の仕上げ加工
を行なう歯車仕上機械であつて、前記カツタヘツ
ドを前記テーブルの移動方向に対して直交し且つ
水平な方向に移動自在とし、前記テーブルの移動
駆動を行なうテーブル駆動装置を設け、前記カツ
タヘツドの移動駆動を行なうと共に前記テーブル
駆動装置と同時制御可能なカツタヘツド駆動装置
を設けたことを特徴とする。
加工歯車を買値可能に支持すると共に往復移動可
能なテーブルと、前記被加工歯車に噛み合い可能
な歯車形状工具を回転駆動可能に支持するカツタ
ヘツドとを有し、前記被加工歯車と前記歯車形状
工具とが所定の軸交差角を持つて噛み合つた状態
で、且つ工具軸を含む平面と被加工歯車軸を含む
平面とが平行な状態を保ちながら工具と被加工歯
車を相対的に回転させて被加工歯車の仕上げ加工
を行なう歯車仕上機械であつて、前記カツタヘツ
ドを前記テーブルの移動方向に対して直交し且つ
水平な方向に移動自在とし、前記テーブルの移動
駆動を行なうテーブル駆動装置を設け、前記カツ
タヘツドの移動駆動を行なうと共に前記テーブル
駆動装置と同時制御可能なカツタヘツド駆動装置
を設けたことを特徴とする。
〈作用〉
被加工歯車の工具に対する移動は、被加工歯車
を支持するテーブルの旋回は行なわずテーブル駆
動装置とカツタヘツド駆動装置を同時制御して二
つの独立した駆動装置の組合せにより被加工歯車
の工具に対する相対位置を変更することにより行
なう。
を支持するテーブルの旋回は行なわずテーブル駆
動装置とカツタヘツド駆動装置を同時制御して二
つの独立した駆動装置の組合せにより被加工歯車
の工具に対する相対位置を変更することにより行
なう。
〈実施例〉
第１，２，３図は本発明の一実施例に係るシエ
ービング盤を表わし、第１図にはそのテーブル構
造を表わす斜視、第２図にはその正面、第３図に
はそのカツタヘツド部の機構概念を示してある。
ービング盤を表わし、第１図にはそのテーブル構
造を表わす斜視、第２図にはその正面、第３図に
はそのカツタヘツド部の機構概念を示してある。
ベツド２１上にはテーブル摺動台２２が固定さ
れ、テーブル摺動台２２上にはテーブル支え台２
３がベツド２１の前面と平行な方向（Ｚ軸方向）
に摺動自在（往復移動可能）に支持されている。
テーブル支え台２３は送りねじ２４により駆動さ
れ、送りねじ２４はテーブル送りモータ２５によ
り駆動回転される。つまり、テーブル駆動装置は
送りねじ２４及びテーブル送りモータ２５で構成
される。テーブル支え台２３にはテーブル支点軸
２６を介してテーブル２７が取付けられている。
テーブル２７の一側部には前後方向に二個のブラ
ケツト２８が設けられ、ブラケツト２８にはクラ
ウニング装置及びテーパ装置が設置されている。
ブラケツト２８にはローラ２９を介してクラウニ
ング軸３０が備えられ、クラウニング軸３０はテ
ーパ支柱３１によりテーパ装置台３２に支えられ
ている。テーパ装置台３２はベツド２１に固定さ
れている。テーブル２７の上面にはヘツドストツ
ク３３とテールストツク３４が取付けられ、ヘツ
ドストツク３３とテールストツク３４との間には
被加工歯車３５が回転自在に支持されている。シ
エービングカツタ３６及び主軸モータ３７が装着
されたカツタヘツド３８は水平面内で旋回可能に
前後送り台３９に取付けられ、シエービングカツ
タ３６と被加工歯車３５とが所定の軸交差角を持
つて噛み合う状態になり、且つシエービングカツ
タ３６の中心軸を含む平面と被加工歯車３５の中
心軸を含む平面とは平行が保たれる。前後送り台
３９はテーブル２７の移動方向に直交する水平方
向に移動可能にヘツドキヤリア４０に設けられて
いる。即ち、第３図に示すように、ヘツドキヤリ
ア４０は上下方向（Ｘ軸方向）にのみ移動可能と
なつており、このヘツドキヤリア４０の下部には
前後送り台３９が前後方向（Ｙ軸方向）に摺動可
能に押え板４５によつて支えられている。ヘツド
キヤリア４０後部には前後送り台３９を動かすた
めのカツタヘツド駆動装置としての前後送りモー
タ４１が取付けられている。前後送り台３９には
中央部に旋回用の穴が加工され、この穴を介して
カツタヘツド３８が旋回可能に取付けられてい
る。カツタヘツド３８には旋回用のウオームホイ
ール４４が固定され、ウオームホイール４４は前
後送り台３９の内部に取付けられたウオーム軸に
噛み合つている。前後送り台３９の後部には旋回
用モータ４３が取付けられ、旋回用モータ４３に
よりカツタヘツド３８を鉛直軸（Ａ軸）回りで旋
回させる。つまり、二つの独立した駆動源はテー
ブル送りモータ２５と前後送りモータ４１とから
なつている。
れ、テーブル摺動台２２上にはテーブル支え台２
３がベツド２１の前面と平行な方向（Ｚ軸方向）
に摺動自在（往復移動可能）に支持されている。
テーブル支え台２３は送りねじ２４により駆動さ
れ、送りねじ２４はテーブル送りモータ２５によ
り駆動回転される。つまり、テーブル駆動装置は
送りねじ２４及びテーブル送りモータ２５で構成
される。テーブル支え台２３にはテーブル支点軸
２６を介してテーブル２７が取付けられている。
テーブル２７の一側部には前後方向に二個のブラ
ケツト２８が設けられ、ブラケツト２８にはクラ
ウニング装置及びテーパ装置が設置されている。
ブラケツト２８にはローラ２９を介してクラウニ
ング軸３０が備えられ、クラウニング軸３０はテ
ーパ支柱３１によりテーパ装置台３２に支えられ
ている。テーパ装置台３２はベツド２１に固定さ
れている。テーブル２７の上面にはヘツドストツ
ク３３とテールストツク３４が取付けられ、ヘツ
ドストツク３３とテールストツク３４との間には
被加工歯車３５が回転自在に支持されている。シ
エービングカツタ３６及び主軸モータ３７が装着
されたカツタヘツド３８は水平面内で旋回可能に
前後送り台３９に取付けられ、シエービングカツ
タ３６と被加工歯車３５とが所定の軸交差角を持
つて噛み合う状態になり、且つシエービングカツ
タ３６の中心軸を含む平面と被加工歯車３５の中
心軸を含む平面とは平行が保たれる。前後送り台
３９はテーブル２７の移動方向に直交する水平方
向に移動可能にヘツドキヤリア４０に設けられて
いる。即ち、第３図に示すように、ヘツドキヤリ
ア４０は上下方向（Ｘ軸方向）にのみ移動可能と
なつており、このヘツドキヤリア４０の下部には
前後送り台３９が前後方向（Ｙ軸方向）に摺動可
能に押え板４５によつて支えられている。ヘツド
キヤリア４０後部には前後送り台３９を動かすた
めのカツタヘツド駆動装置としての前後送りモー
タ４１が取付けられている。前後送り台３９には
中央部に旋回用の穴が加工され、この穴を介して
カツタヘツド３８が旋回可能に取付けられてい
る。カツタヘツド３８には旋回用のウオームホイ
ール４４が固定され、ウオームホイール４４は前
後送り台３９の内部に取付けられたウオーム軸に
噛み合つている。前後送り台３９の後部には旋回
用モータ４３が取付けられ、旋回用モータ４３に
よりカツタヘツド３８を鉛直軸（Ａ軸）回りで旋
回させる。つまり、二つの独立した駆動源はテー
ブル送りモータ２５と前後送りモータ４１とから
なつている。
上記構成のシエービング盤で加工を行なう場
合、旋回用モータ４３の駆動によりウオームホイ
ール４４を介してカツタヘツド３８を前後送り台
３９に対し所定角度旋回させ、シエービングカツ
タ３６と被加工歯車３５とが所定の軸交差角を持
つて噛み合う状態にし、ヘツドキヤリア４０を下
降させてシエービングカツタ３６で被加工歯車３
５の加工を行なう。そして、シエービングカツタ
３６に対して被加工歯車３５をベツド２１の前面
と平行な方向に移動させる場合、テーブル送りモ
ータ２５の駆動を行なつてテーブル２７の移動を
行なう。またシエービングカツタ３６に対して被
加工歯車３５をベツド２１の前面と直角な方向に
移動させる場合、テーブル送りモータ２５の駆動
は行なわず前後送りモータ４１の駆動を行ない、
前後送り台３９と共にカツタヘツド３８を移動さ
せて被加工歯車３５をシエービングカツタ３６に
対し相対的にベツド２１の前面と直角な方向に移
動させる。またシエービングカツタ３６に対して
被加工歯車３５をベツド２１の前面と傾斜した方
向に移動させる場合、テーブル送りモータ２５と
前後送りモータ４１の駆動を傾斜角度に応じたそ
れぞれの送り速度で同時に行ない、被加工歯車３
５とシエービングカツタ３６を同時に移動させて
シエービングカツタ３６に対し被加工歯車３５を
相対的にベツド２１の前面と傾斜した方向に移動
させる。
合、旋回用モータ４３の駆動によりウオームホイ
ール４４を介してカツタヘツド３８を前後送り台
３９に対し所定角度旋回させ、シエービングカツ
タ３６と被加工歯車３５とが所定の軸交差角を持
つて噛み合う状態にし、ヘツドキヤリア４０を下
降させてシエービングカツタ３６で被加工歯車３
５の加工を行なう。そして、シエービングカツタ
３６に対して被加工歯車３５をベツド２１の前面
と平行な方向に移動させる場合、テーブル送りモ
ータ２５の駆動を行なつてテーブル２７の移動を
行なう。またシエービングカツタ３６に対して被
加工歯車３５をベツド２１の前面と直角な方向に
移動させる場合、テーブル送りモータ２５の駆動
は行なわず前後送りモータ４１の駆動を行ない、
前後送り台３９と共にカツタヘツド３８を移動さ
せて被加工歯車３５をシエービングカツタ３６に
対し相対的にベツド２１の前面と直角な方向に移
動させる。またシエービングカツタ３６に対して
被加工歯車３５をベツド２１の前面と傾斜した方
向に移動させる場合、テーブル送りモータ２５と
前後送りモータ４１の駆動を傾斜角度に応じたそ
れぞれの送り速度で同時に行ない、被加工歯車３
５とシエービングカツタ３６を同時に移動させて
シエービングカツタ３６に対し被加工歯車３５を
相対的にベツド２１の前面と傾斜した方向に移動
させる。
従つて、上述したシエービング盤は、従来のも
のに較べてテーブル２７の移動方向を変更する際
の段取替え作業が不要となり、またテーブル２７
の送り方向は一方向だけとなつているのでテーブ
ル２７の支持剛性が向上する。
のに較べてテーブル２７の移動方向を変更する際
の段取替え作業が不要となり、またテーブル２７
の送り方向は一方向だけとなつているのでテーブ
ル２７の支持剛性が向上する。
上記一実施例は歯車仕上機械としてシエービン
グ盤について説明したが、他の歯車仕上機械で本
発明を実施することも可能である。
グ盤について説明したが、他の歯車仕上機械で本
発明を実施することも可能である。
〈発明の効果〉
本発明の歯車仕上機械は、二つの独立したテー
ブル駆動装置とカツタヘツド駆動装置とを同時制
御することにより被加工歯車の工具に対する任意
の方向の相対移動を行なうようにしたので、被加
工歯車を支持するテーブルの移動方向を変更する
場合にテーブル移動用の段取替え作業が不要にな
ると共にテーブルの支持剛性が向上する。その結
果、工具や被削歯車の形状を変更する場合の段取
替え時間を大幅に短縮することが可能となると共
に加工精度の向上が図れる。またテーブルの移動
向を変更した場合の加工精度の再現性が向上す
る。
ブル駆動装置とカツタヘツド駆動装置とを同時制
御することにより被加工歯車の工具に対する任意
の方向の相対移動を行なうようにしたので、被加
工歯車を支持するテーブルの移動方向を変更する
場合にテーブル移動用の段取替え作業が不要にな
ると共にテーブルの支持剛性が向上する。その結
果、工具や被削歯車の形状を変更する場合の段取
替え時間を大幅に短縮することが可能となると共
に加工精度の向上が図れる。またテーブルの移動
向を変更した場合の加工精度の再現性が向上す
る。
第１，２，３図は本発明の一実施例に係るシエ
ービング盤を表わし、第１図はそのテーブル構造
を表わす斜視図、第２図はその正面図、第３図は
そのカツタヘツド部の機構概念図、第４図は従来
のシエービング盤のテーブル構造を表わす斜視図
である。 図面中、２１はベツド、２２はテーブル摺動
台、２３はテーブル支え台、２５はテーブル送り
モータ、２７はテーブル、３５は被加工歯車、３
６はシエービングカツタ、３９は前後送り台、４
１は前後送りモータである。
ービング盤を表わし、第１図はそのテーブル構造
を表わす斜視図、第２図はその正面図、第３図は
そのカツタヘツド部の機構概念図、第４図は従来
のシエービング盤のテーブル構造を表わす斜視図
である。 図面中、２１はベツド、２２はテーブル摺動
台、２３はテーブル支え台、２５はテーブル送り
モータ、２７はテーブル、３５は被加工歯車、３
６はシエービングカツタ、３９は前後送り台、４
１は前後送りモータである。
Claims (1)
- １ 被加工歯車を回転可能に支持すると共に往復
移動可能なテーブルと、前記被加工歯車に噛み合
い可能な歯車形状工具を回転駆動可能に支持する
カツタヘツドとを有し、前記被加工歯車と前記歯
車形状工具とが所定の軸交差角を持つて噛み合つ
た状態で、且つ工具軸を含む平面と被加工歯車軸
を含む平面とが平行な状態を保ちながら工具と被
加工歯車を相対的に回転させて被加工歯車の仕上
げ加工を行なう歯車仕上機械であつて、前記カツ
タヘツドを前記テーブルの移動方向に対して直交
し且つ水平な方向に移動自在とし、前記テーブル
の移動駆動を行なうテーブル駆動装置を設け、前
記カツタヘツドの移動駆動を行なうと共に前記テ
ーブル駆動装置と同時制御可能なカツタヘツド駆
動装置を設けたことを特徴とする歯車仕上機械。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23957585A JPS62102918A (ja) | 1985-10-28 | 1985-10-28 | 歯車仕上機械 |
| DE19863636058 DE3636058A1 (de) | 1985-10-28 | 1986-10-23 | Zahnradzurichtungsmaschine |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23957585A JPS62102918A (ja) | 1985-10-28 | 1985-10-28 | 歯車仕上機械 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62102918A JPS62102918A (ja) | 1987-05-13 |
| JPH0464805B2 true JPH0464805B2 (ja) | 1992-10-16 |
Family
ID=17046833
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23957585A Granted JPS62102918A (ja) | 1985-10-28 | 1985-10-28 | 歯車仕上機械 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62102918A (ja) |
| DE (1) | DE3636058A1 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE8812273U1 (ja) * | 1988-09-28 | 1990-01-25 | Carl Hurth Maschinen- Und Zahnradfabrik Gmbh & Co, 8000 Muenchen, De | |
| EP0857532A4 (en) * | 1995-02-28 | 2002-01-16 | Kanzaki Kokyukoki Mfg Co Ltd | SLEDGING GEAR FINISHING MACHINE WITH SLOPING ANGLE SUSPENSION TOOL ROTATION SPEED CORRECTION |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59152013A (ja) * | 1983-02-14 | 1984-08-30 | Kamizaki Kokyu Koki Seisakusho Kk | カウンタ歯車の加工方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2299935A1 (fr) * | 1975-02-07 | 1976-09-03 | Renault Ind Equip Tech | Nouveau procede de rasage et de roulage differentiel de dentures et machine en faisant applicatio |
-
1985
- 1985-10-28 JP JP23957585A patent/JPS62102918A/ja active Granted
-
1986
- 1986-10-23 DE DE19863636058 patent/DE3636058A1/de not_active Withdrawn
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59152013A (ja) * | 1983-02-14 | 1984-08-30 | Kamizaki Kokyu Koki Seisakusho Kk | カウンタ歯車の加工方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62102918A (ja) | 1987-05-13 |
| DE3636058A1 (de) | 1987-04-30 |
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