JPH04130700A - 電磁波シールドパネル - Google Patents
電磁波シールドパネルInfo
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- JPH04130700A JPH04130700A JP25071890A JP25071890A JPH04130700A JP H04130700 A JPH04130700 A JP H04130700A JP 25071890 A JP25071890 A JP 25071890A JP 25071890 A JP25071890 A JP 25071890A JP H04130700 A JPH04130700 A JP H04130700A
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- 229920000049 Carbon (fiber) Polymers 0.000 claims abstract description 12
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Landscapes
- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は構造物等の電磁波シールドに用いられるパネ
ルに関する。
ルに関する。
外部からの電磁波の影響を受けて電子機器などに誤動作
が起ることがわかり、最近その影響を防止するために、
電磁波シールド構造物が構築されてきている。
が起ることがわかり、最近その影響を防止するために、
電磁波シールド構造物が構築されてきている。
現在、構築されている電磁波シールド構造物は、一般に
電子機器を設置する建物全体をシールドする方法と、電
子機器を設置する部屋のみをシールドする方法とがある
。
電子機器を設置する建物全体をシールドする方法と、電
子機器を設置する部屋のみをシールドする方法とがある
。
部屋のみをシールドするには、従来は導電性の優れた銅
板等の金属板を硅酸カルシウム板等の下地板に貼りつけ
、これを施工現場においてボルト接合するか、ハンダ付
けするかして施工されていた。この方法は高い遮蔽率と
するには適しているが、施工コストが高くなる。このた
め遮蔽率40〜60dB程度の比較的低い電磁波シール
ドが求められる部屋等にはより低コスト、短期に施工で
きる手段が求められていた。
板等の金属板を硅酸カルシウム板等の下地板に貼りつけ
、これを施工現場においてボルト接合するか、ハンダ付
けするかして施工されていた。この方法は高い遮蔽率と
するには適しているが、施工コストが高くなる。このた
め遮蔽率40〜60dB程度の比較的低い電磁波シール
ドが求められる部屋等にはより低コスト、短期に施工で
きる手段が求められていた。
この発明は上記問題点に着目しなされたものである。そ
の目的は、遮蔽率が比較的低いレベルの電磁波シールド
を施した部屋等の構築に用い好適であり、施工性が優れ
、低コスト短期の施工を可能とする電磁波シールドパネ
ルを提案するにある。
の目的は、遮蔽率が比較的低いレベルの電磁波シールド
を施した部屋等の構築に用い好適であり、施工性が優れ
、低コスト短期の施工を可能とする電磁波シールドパネ
ルを提案するにある。
この電磁波シールドパネルは、2枚の板材とその板材間
に配した導電性シートから構成され、導電性シートは表
面に金属メッキを施した炭素繊維不織布からなり、その
不織布の縁部は板材縁より張出していることを特徴とす
る。
に配した導電性シートから構成され、導電性シートは表
面に金属メッキを施した炭素繊維不織布からなり、その
不織布の縁部は板材縁より張出していることを特徴とす
る。
このパネルで用いる板材は、ガラス板、コンクリート板
、硅酸カルシウム板等の無機質板、合板等の木材板ある
いはFRP板等のプラスチック板等である。
、硅酸カルシウム板等の無機質板、合板等の木材板ある
いはFRP板等のプラスチック板等である。
導電性シートとしては、例えばニッケル等をメッキした
炭素繊維の不織布を用いる。炭素繊維は導電性であるが
、これにメッキ金属の導電性が加わることにより、より
良好な導電性となる。不織布はバインダーを用い固着し
たものでも、あるいはメッキ金属が溶着してなったもの
であってもよい。その目付けは通常、10〜100g/
m2程度であり、極細炭素繊維を用いることにより、緻
密な組織となし良好な電磁波遮蔽機能を付与でき、同時
に柔軟で透視性とすることができる。
炭素繊維の不織布を用いる。炭素繊維は導電性であるが
、これにメッキ金属の導電性が加わることにより、より
良好な導電性となる。不織布はバインダーを用い固着し
たものでも、あるいはメッキ金属が溶着してなったもの
であってもよい。その目付けは通常、10〜100g/
m2程度であり、極細炭素繊維を用いることにより、緻
密な組織となし良好な電磁波遮蔽機能を付与でき、同時
に柔軟で透視性とすることができる。
2枚の板材間に配した不織布の縁部は、数Cm程度の幅
にわたり、板材縁から張出させ、パネル相互間、あるい
はパネルと構築物躯体導電体部間を電気的に接合し導通
せしめる接合部となしである。
にわたり、板材縁から張出させ、パネル相互間、あるい
はパネルと構築物躯体導電体部間を電気的に接合し導通
せしめる接合部となしである。
以下、図示する実施例により説明する。
第1図は2枚の方形の合板からなる板材1゜1間に導電
性シートであるニッケルメッキを施した炭素繊維不織布
2を配し、その四辺縁部を合板1縁より張出させ接合部
3を設けてなった電磁波シールドパネル4である。なお
パネル4を構成する合板1および不織布2間は接着剤に
より接着しなっている。
性シートであるニッケルメッキを施した炭素繊維不織布
2を配し、その四辺縁部を合板1縁より張出させ接合部
3を設けてなった電磁波シールドパネル4である。なお
パネル4を構成する合板1および不織布2間は接着剤に
より接着しなっている。
第2図は、このパネル4をコンクリート構造物50床5
−1、壁5−2、天井5−3に貼って敷並べてなった電
磁波シールドを施工した部屋である。各パネル4はそれ
ぞれコンクリート構造物5面にビス6を締付は取付けて
あり、ビス6の先端はコンクリート構造物5に埋込んだ
プラスチックのインサート7にねじ込み固定しである。
−1、壁5−2、天井5−3に貼って敷並べてなった電
磁波シールドを施工した部屋である。各パネル4はそれ
ぞれコンクリート構造物5面にビス6を締付は取付けて
あり、ビス6の先端はコンクリート構造物5に埋込んだ
プラスチックのインサート7にねじ込み固定しである。
端面を突合せたパネル4.4間、および端面と縁部を突
合せたコーナ一部のパネル4.4間は、いずれも接合部
3.3を屋内側に折曲して重ね合せ接着剤等を用い電気
的に接合してあり、敷並べたパネル4は全体が一体に電
気的に連結しである。さらにこのパネル4群はコンクリ
ート構造物躯体を構成する鉄骨あるいは鉄骨梁等の導電
部分に電気的に連結しなっている。
合せたコーナ一部のパネル4.4間は、いずれも接合部
3.3を屋内側に折曲して重ね合せ接着剤等を用い電気
的に接合してあり、敷並べたパネル4は全体が一体に電
気的に連結しである。さらにこのパネル4群はコンクリ
ート構造物躯体を構成する鉄骨あるいは鉄骨梁等の導電
部分に電気的に連結しなっている。
第3.4図も実施例の電磁波シールドパネル4である。
このパネルは2枚の方形の合板からなる板材1.1間に
、ニッケルメッキを施した炭素繊維不織布2を配し、材
料層間を接着剤接合し構成されている。2枚の板材1.
1は相互に一方の対角線方向に僅かずらせ位置せしめて
あり、不織布2の2組の隣合う2辺の縁部は、それぞれ
板材1の隣合う2辺縁部と重なり、ずらせ位置した他の
板材1の縁から張出し、接合部3を形成している。
、ニッケルメッキを施した炭素繊維不織布2を配し、材
料層間を接着剤接合し構成されている。2枚の板材1.
1は相互に一方の対角線方向に僅かずらせ位置せしめて
あり、不織布2の2組の隣合う2辺の縁部は、それぞれ
板材1の隣合う2辺縁部と重なり、ずらせ位置した他の
板材1の縁から張出し、接合部3を形成している。
このパネル4を電気的に接合し、例えばコンクリート構
造物5面に敷並べるには、第5.6図のごとくパネル4
−1のコーナ一部2辺上面に張出した接合部3−1上に
パネル4−2およびパネル4−3のコーナ一部下面に張
出した接合部3−2゜3−3を接着剤を塗布して重ね合
せ、さらにパネル4−2.4−3の1辺上面に張出した
接合部3−2.33上にパネル4−4のコーナ一部2辺
下面に張出した接合部3−4を接着剤を塗布して重ね合
せ、それぞれのパネル4をビス6で締結しコンクリート
構造物5に固定する。
造物5面に敷並べるには、第5.6図のごとくパネル4
−1のコーナ一部2辺上面に張出した接合部3−1上に
パネル4−2およびパネル4−3のコーナ一部下面に張
出した接合部3−2゜3−3を接着剤を塗布して重ね合
せ、さらにパネル4−2.4−3の1辺上面に張出した
接合部3−2.33上にパネル4−4のコーナ一部2辺
下面に張出した接合部3−4を接着剤を塗布して重ね合
せ、それぞれのパネル4をビス6で締結しコンクリート
構造物5に固定する。
第7図は敷並べたパネルの断面図であり、4枚のパネル
4は重なり合った接合部3.3間において電気的に接合
し敷並べられ、電磁波の漏洩する欠陥を残すことなく遮
蔽面を形成している。
4は重なり合った接合部3.3間において電気的に接合
し敷並べられ、電磁波の漏洩する欠陥を残すことなく遮
蔽面を形成している。
第8図に示す実施例は、2枚のガラス板の板材1.1間
にニッケルメッキ炭素繊維不織布2を配してなる電磁波
シールドパネル4をコンクリート構造物5の開口部に取
付け、開口部からの電磁波の浸入の遮断を図った例であ
る。このパネル4は周囲に金属製の額縁8を取付け、バ
ネル4縁から張出した不織布の接合部3を額縁8に接合
導通し、さらに額縁8を構造物の金属製開口部枠9に接
合してアースをとった構造となしである。
にニッケルメッキ炭素繊維不織布2を配してなる電磁波
シールドパネル4をコンクリート構造物5の開口部に取
付け、開口部からの電磁波の浸入の遮断を図った例であ
る。このパネル4は周囲に金属製の額縁8を取付け、バ
ネル4縁から張出した不織布の接合部3を額縁8に接合
導通し、さらに額縁8を構造物の金属製開口部枠9に接
合してアースをとった構造となしである。
この電磁波シールドパネルは、導電性シートとして金属
メッキを施した炭素繊維不織布が挟み込まれたいるが、
この不織布は薄く軽量であっても緻密な組織となし、パ
ネルに良好な電磁波シールド機能を付与できる。不織布
は結露しないので、金属板を導電材料としたパネルに起
る結露による湿潤を防止でき、柔軟で加工性がよく、様
々なパネルの形状に対応できる。
メッキを施した炭素繊維不織布が挟み込まれたいるが、
この不織布は薄く軽量であっても緻密な組織となし、パ
ネルに良好な電磁波シールド機能を付与できる。不織布
は結露しないので、金属板を導電材料としたパネルに起
る結露による湿潤を防止でき、柔軟で加工性がよく、様
々なパネルの形状に対応できる。
このパネルは縁から不織布が張出して接合部が設けであ
るので、敷並べる際にパネル間あるいはパネルと建物導
電部分との間をこの接合部で接合し、容易に導通せしめ
ることができる。
るので、敷並べる際にパネル間あるいはパネルと建物導
電部分との間をこの接合部で接合し、容易に導通せしめ
ることができる。
接合は接着剤固定ができるので施工に手間がかからない
。
。
実施例のごとく、透明なガラス板間に不織布を配しパネ
ルを構成すると、電磁波シールドと透視性の両機能を付
与することができる。
ルを構成すると、電磁波シールドと透視性の両機能を付
与することができる。
〔発明の効果]
以上の通りこの電磁波シールドパネルを用いることによ
り、電磁波シールドした空間を簡易な材料を用い、欠陥
部を残すことなく、短期、低コストで施工することがで
きる。
り、電磁波シールドした空間を簡易な材料を用い、欠陥
部を残すことなく、短期、低コストで施工することがで
きる。
図面はこの発明の実施例を示すものであり、第1.2図
は電磁波シールドパネルの一部断面で示す斜視図、およ
びこのパネルをコンクリ−ト構造物面に敷並べた電磁波
シールドした部屋の断面図、第3.4図は別の電磁波シ
ールドパネルの平面図および側面図、第5.6.7図は
4つのパネルコーナ一部の平面図、敷並べた4つのパネ
ルコーナ一部の平面図、およびA−A断面図第8図はガ
ラス板材を用いた電磁波シールドパネルを取付けた構造
物開口部の断面図である。 1・・・板材、2・・・炭素繊維不織布、3・・・接合
部、4・・・電磁波シールドパネル、5・・・コンクリ
ート構造物、 6・・・ビス、 7・・・インサート、 8・・・額縁、 9・・・開口部枠。 第 図 第 図 第 図 3イ 第 図 へ鴫− 第 図
は電磁波シールドパネルの一部断面で示す斜視図、およ
びこのパネルをコンクリ−ト構造物面に敷並べた電磁波
シールドした部屋の断面図、第3.4図は別の電磁波シ
ールドパネルの平面図および側面図、第5.6.7図は
4つのパネルコーナ一部の平面図、敷並べた4つのパネ
ルコーナ一部の平面図、およびA−A断面図第8図はガ
ラス板材を用いた電磁波シールドパネルを取付けた構造
物開口部の断面図である。 1・・・板材、2・・・炭素繊維不織布、3・・・接合
部、4・・・電磁波シールドパネル、5・・・コンクリ
ート構造物、 6・・・ビス、 7・・・インサート、 8・・・額縁、 9・・・開口部枠。 第 図 第 図 第 図 3イ 第 図 へ鴫− 第 図
Claims (1)
- (1)2枚の板材と、その板材間に配した導電性シート
から構成され、導電性シートは表面に金属メッキを施し
た炭素繊維不織布からなり、その不織布の縁部は板材縁
より張出していることを特徴とする電磁波シールドパネ
ル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25071890A JP2634484B2 (ja) | 1990-09-20 | 1990-09-20 | 電磁波シールドパネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25071890A JP2634484B2 (ja) | 1990-09-20 | 1990-09-20 | 電磁波シールドパネル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04130700A true JPH04130700A (ja) | 1992-05-01 |
JP2634484B2 JP2634484B2 (ja) | 1997-07-23 |
Family
ID=17212021
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25071890A Expired - Lifetime JP2634484B2 (ja) | 1990-09-20 | 1990-09-20 | 電磁波シールドパネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2634484B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2800230A1 (fr) * | 1999-10-25 | 2001-04-27 | Francoise Zerr Tritsch | Dispositif pour la protection contre le rayonnement non ionisant et construction comportant un tel dispositif |
EP1253815A1 (fr) * | 2001-04-23 | 2002-10-30 | Françoise Zerr | Dispositif pour la protection contre le rayonnement non ionisant et construction comportant un tel dispositif |
JP2003060385A (ja) * | 2001-08-09 | 2003-02-28 | Toyo Tire & Rubber Co Ltd | 電磁波シールド用シート及び電磁波シールド施工方法 |
JP2024035774A (ja) * | 2022-09-04 | 2024-03-14 | 信男 中川 | 部屋構造および施工方法 |
-
1990
- 1990-09-20 JP JP25071890A patent/JP2634484B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2800230A1 (fr) * | 1999-10-25 | 2001-04-27 | Francoise Zerr Tritsch | Dispositif pour la protection contre le rayonnement non ionisant et construction comportant un tel dispositif |
EP1253815A1 (fr) * | 2001-04-23 | 2002-10-30 | Françoise Zerr | Dispositif pour la protection contre le rayonnement non ionisant et construction comportant un tel dispositif |
JP2003060385A (ja) * | 2001-08-09 | 2003-02-28 | Toyo Tire & Rubber Co Ltd | 電磁波シールド用シート及び電磁波シールド施工方法 |
JP2024035774A (ja) * | 2022-09-04 | 2024-03-14 | 信男 中川 | 部屋構造および施工方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2634484B2 (ja) | 1997-07-23 |
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