JPH04130369U - 周辺部にタイルと同一の模様部を形成した防水パン - Google Patents

周辺部にタイルと同一の模様部を形成した防水パン

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JPH04130369U
JPH04130369U JP6659991U JP6659991U JPH04130369U JP H04130369 U JPH04130369 U JP H04130369U JP 6659991 U JP6659991 U JP 6659991U JP 6659991 U JP6659991 U JP 6659991U JP H04130369 U JPH04130369 U JP H04130369U
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JP
Japan
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tile
waterproof pan
floor
pattern
tiles
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Pending
Application number
JP6659991U
Other languages
English (en)
Inventor
順一 吉田
剛 馬渕
Original Assignee
株式会社イナツクス
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社イナツクス filed Critical 株式会社イナツクス
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 防水パンの床部に貼着されたタイル模様と、
壁面のタイル模様とが連続するようにする。 【構成】 防水パンの床部と、起立部上端に立設された
タイルパネルとの間に、タイルと同一の模様部を形成す
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、防水パンの洗場床面に付着したタイル模様と、防水パンの周縁部に 立設されたタイル壁面のタイル模様とが連続するようにした防水パンに関するも のである。
【0002】
【従来の技術】
従来の一般的な防水パンは、図2の斜視図に示す通りである。この防水パン1 は、排水口2へ向けて所定の排水勾配が付与された床部3と、該床部3の周囲に 形成された起立部4とよりなっている。3aは床部3の浴槽設置部,3bは洗場 である。通常、洗場3bには、図3に示すように、タイル5aが貼着されている 。また起立部4の上端側には、タイルパネル6を立設するための平坦部7が設け られている。 ところが、前期従来の防水パン1は、タイルパネル6を設置した場合に、防水 パン1のFRP樹脂部分である起立部4が見えてしまい、周囲のタイル壁面模様 及びタイル床面模様等との調和が取れないという欠点があった。しかも、この起 立部4は、排水勾配に沿ってその高さ寸法が変化しており、極めて見栄えの悪い ものであった。
【0003】 このような防水パン1の見栄えの問題を解決する方法として、本出願人は既に 実願昭60−12446号において、図4及び図5に示す防水パン10の技術を 出願済みである。この先願技術は、少なくとも洗場3bの床面の周囲に、一枚の タイルの一部が縦方向に入り込むだけの溝8を形成し、該溝8へタイル5bを貼 着することでFRP樹脂部分である起立部4が浴室内から見えないようにしてい る。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、前記先願の防水パン10にあっては、起立部4を隠すためのタイル 5bと洗場3bのタイル5aとの間に充填される目地9が、浴室入口のドアの開 閉に伴う振動や使用者の動きに伴う振動等の影響を受けて目地切れを起こすとい う欠点があった。この目地切れが発生すると、湯垢やゴミ,黴等が付着し易く、 しかも清掃がし難いという欠点があった。またこの目地9の部分は、水平方向の タイル5aと垂直方向のタイル5bとにより形成される直角のコーナーであるこ とも、目地切れ及び清掃がし難い原因の一つとなっていた。 更に、防水パン10自体に、溝8を形成する必要があり、溝幅が狭いので成形 時の樹脂材料の流れが悪く、成形不良の原因となったり、また脱型がし難い等の 製造上の問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は従来の前期課題に鑑みてこれを改良除去したものであって、簡単な方 法で床部のタイル模様と、タイル壁面のタイル模様とを連続させることのできる 防水パンを提供せんとするものである。
【0006】 而して、前期課題を解決するために本考案が採用した手段は、排水勾配を有す る床面にタイルが貼着された領域を有する床部と、該床部の周囲に形成された起 立部とを有し、起立部の床面よりも所定寸法高い位置に、タイルパネルの下端側 を載置するための平坦部を形成した防水パンにおいて、床部のタイル貼着部と、 起立部のタイルパネル載置用の平坦部との間に、タイルと同一の模様部を設けた ことを特徴とする周辺部にタイルと同一の模様部を形成した防水パンである。
【0007】
【作用】
本考案の防水パンにあっては、防水パンの床部とタイルパネルが立設される部 分との間に、タイルと同一の模様部を形成したから、床部と壁面とのタイル模様 が連続し、浴室全体を連続したタイル模様で統一することが可能である。
【0008】
【実施例】
以下に、本考案の構成を図面に示す実施例に基づいて説明すると次の通りであ る。なお、従来の場合と同一符号は同一部材である。
【0009】 図1は、本考案の一実施例に係る防水パン11を示すものである。同図に示す ように、この防水パン11にあっては、洗場3bに貼着されたタイル5aと、起 立部4の平坦部7に立設されたタイルパネル6のタイル5cとの間に、これらの タイル5a及び5cと同じ色調や面状を呈する模様部12を設けている。
【0010】 模様部12の形成は、次のような各種の方法が適用可能である。先ず、FRP 原料によって防水パン11を成形し、然る後に市販品である各種の塗料を防水パ ン11へ直接に塗布し、タイル5a及び5cと同一の模様部12を成形する方法 である。この場合は、刷毛塗りやスプレー塗布が可能であり、極めて手軽に行え るという利点がある。 また模様部12を形成する別な方法として、防水パン11の所定個所に接着剤 を塗布し、タイル原料として用いられる坏土又は砂等を前記接着剤に対して吹き 付けて付着させる技術がある。この場合は、模様部12の表面に細かい凹凸を形 成することができる。もちろん、吹き付ける坏土又は砂等を着色して用いるよう にすることも可能である。 更に、タイル5a及び5cと同一の模様部12を形成する別な手段として、防 水パン11の製造時に、レジンコンクリートを用いて人造大理石模様を形成する ことも可能である。
【0011】 これにより、防水パン11の洗場3bに貼着されたタイル5aの模様と、前記 模様部12と、防水パン11の起立部4の上端に立設されたタイルパネル6のタ イル5cの模様とが連続するようになる。そのため、これらの模様の統一的な調 和を図ることが可能であり、防水パン11の地肌が直接露出することもないので 極めて見栄えの良い浴室を形成することができる。
【0012】 ところで、本考案は上述した実施例に限定されるものではなく、例えば防水パ ンは腰高防水パンであってもよく、平面形状,大きさ等は適宜の変更が可能であ る。また模様部12は、タイル5a及び5cと全く同一の色調や面状でなくても よく、これらのタイル模様に類似し、一体感の得られる程度のものであればよい 。
【0013】
【考案の効果】
以上説明したように本考案にあっては、防水パンの床部とタイルパネルが立設 される部分との間に、タイルと同一の模様部を形成したから、床部に貼着された タイルの模様と、防水パンに形成した模様部と、タイルパネルのタイル模様とが 連続し、浴室全体を統一的なタイル模様に形成でき、極めて見栄えが良い。また 防水パンに形成したタイルと同一の模様部は、塗料を塗布する等の極めて簡単な 方法で行うことができ、便利である。しかも、従来のように、防水パンに溝を形 成する等の特別の加工が不要であり、目地切れの心配や清掃が困難である等の問 題も皆無である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の防水パンを示す部分斜視図である。
【図2】従来の一般的な防水パンの斜視図である。
【図3】従来の防水パンの縦断面図である。
【図4】先願に係る防水パンの斜視図である。
【図5】先願に係る防水パンの縦断面図である。
【符号の説明】
3…床部 4…起立部 5a…床部のタイル 5c…タイルパネルのタイル 6…タイルパネル 11…防水パン 12…模様部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排水勾配を有する床面にタイルが貼着さ
    れた領域を有する床部と、該床部の周囲に形成された起
    立部とを有し、起立部の床面よりも所定寸法高い位置
    に、タイルパネルの下端側を載置するための平坦部を形
    成した防水パンにおいて、床部のタイル貼着部と、起立
    部のタイルパネル載置用の平坦部との間に、タイルと同
    一の模様部を設けたことを特徴とする周辺部にタイルと
    同一の模様部を形成した防水パン。
JP6659991U 1991-05-16 1991-05-16 周辺部にタイルと同一の模様部を形成した防水パン Pending JPH04130369U (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6082803A (ja) * 1983-10-04 1985-05-11 ツエルヴエ−ゲル・ウステル・アクチエンゲゼルシヤフト 糸の断面太さを測定するための光学的測定装置およびその使用方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6082803A (ja) * 1983-10-04 1985-05-11 ツエルヴエ−ゲル・ウステル・アクチエンゲゼルシヤフト 糸の断面太さを測定するための光学的測定装置およびその使用方法

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