JPH0330447Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0330447Y2
JPH0330447Y2 JP6201585U JP6201585U JPH0330447Y2 JP H0330447 Y2 JPH0330447 Y2 JP H0330447Y2 JP 6201585 U JP6201585 U JP 6201585U JP 6201585 U JP6201585 U JP 6201585U JP H0330447 Y2 JPH0330447 Y2 JP H0330447Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pattern
washing area
layer
stone
waterproof floor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP6201585U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61180263U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP6201585U priority Critical patent/JPH0330447Y2/ja
Publication of JPS61180263U publication Critical patent/JPS61180263U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0330447Y2 publication Critical patent/JPH0330447Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 本考案は石目柄を有する浴室ユニツトの防水床
パンに関するものである。
〔背景技術〕
従来より、浴室の床面をタイル貼、石貼などで
表面仕上げすることが行なわれているが、従来の
石貼などでは冬期などに入浴する際に床面が寒い
という欠点があり、また経時によつて目地間が割
れるという欠点もあり耐久性に劣つているもので
あつた。そこで近時では、浴槽及び洗い場部が
FRP成形品等で一体に形成された防水床パンが
提供されている。しかしながら、従来の防水床パ
ンの洗い場部表面は単に柄模様などが付けられて
いるだけで、石目柄などを表現することはできな
いものであつた。
〔考案の目的〕
本考案は上記の点に鑑みて成されたものであつ
て、洗い場部を石目柄を表現できてデザインを良
くすることができる上に、目地割れを生じるよう
なことがなく、また入浴時に冷たいということも
ない防水床パンを提供することを目的とするもの
である。
〔考案の開示〕
すなわち、本考案の防水床パンは、洗い場部1
が設けられた合成樹脂製の防水床パンであつて、
洗い場部1の表面に透明な表面層3を形成すると
共に表面層3の下面に砕石4が混入された模様層
5を形成し、表面層3に表面が平滑な平滑面6と
表面が凹凸に形成された凹凸面7とを模様状に形
成して成るもので、砕石4が混入された模様層5
の石柄模様を透明な表面層3を通して表現するこ
とにより、上記目的を達成したものである。
以下本考案を実施例に基づいて詳述する。防水
床パン2を製造するにあたつては、以下のように
して行う。防水床パン2の内部の形状を外形とす
る成形時において、成形型の洗い場部を除いて他
の部分を養生紙などで覆つて保護しておき、洗い
場部にクリヤーのゲルコートを吹き付ける。ここ
で、ゲルコートとはポリエステル樹脂などの合成
樹脂材で作成されたもので、硬化して透明な表面
層3を形成するものである。次に、このクリヤー
樹脂に柄付け用石の砕石4を混入し、このものを
モルタルガンなどで上記と同じ洗い場部に吹き付
ける。ここで、砕石4の粒度は0.5〜1.5mmが適当
であり、また砕石4と樹脂との比率は柄付けの内
容にて任意に選択できるが、重量比で1:1〜
1.2程度が好ましい。砕石4の粒度が0.5mm未満の
場合及び1.5mmを超える場合には石目柄模様が表
現でき難いものである。次に、洗い場部1以外の
床ハーフ(防水床パン)に被覆した上記養生紙を
外し、その後床ハーフの色に設定された有色のゲ
ルコートを洗い場部1及び床ハーフの養生紙を外
した部分の全面に吹き付けるものである。次に、
常法に従つて一般の成形と同じく中間層、バツク
層、補強層をこれらの上に積載し、その後成形し
て防水床パン2を作製するものである。なお、図
中8は防水床パン2と一体に成形された浴槽、9
は洗面部である。
しかして、成形型の洗い場部には鏡面を有する
平滑面と石の表面より型取つた微細な凹凸部を有
する凹凸面が設けられており、また平滑面と凹凸
面との間には目地部が形成されていて、成形され
た防水床パン2の洗い場部1には第1図及び第2
図に示すように鏡面を有する四角形の平滑面6と
凹凸を有する八角形の凹凸面7とが模様状に形成
されることになり、またこの平滑面6と凹凸面7
との境界には目地部10が凹設されることにな
る。また、第3図に示すように平滑面6及び凹凸
面7の下面には砕石4が樹脂中に分散された模様
層5が形成されることになるものであり、従つて
クリヤーな表面層3を通して内部の模様層5の石
目柄を見ることができるものである。特に、凹凸
面7にあつては内部の石目柄と表面の凹凸部とが
一致しているために、石貼のようなデザインを呈
することになる。さらに、平滑面6は四角形のタ
イル調となり、洗い場部1には石とタイルが貼ら
れて仕上げされた外観を与えることになる。ま
た、この洗い場部1に凹設された目地部10は従
来の石貼の場合のように目地割れを生じることが
なく耐久性に優れている上に、清掃する場合でも
その目地割れ内にごみ等が入ることがなく清掃し
易いものである。また、洗い場部1は合成樹脂材
で形成されていて軽量であり、施工性に優れてい
る上に、床面を冷たく感じさせることもないもの
である。
〔考案の効果〕
上記のように本考案は、洗い場部の表面に透明
な表面層を形成すると共に表面層の下面に砕石が
混入された模様層を形成し、表面層に表面が平滑
な平滑面と表面が凹凸に形成された凹凸面とを模
様状に形成したので、模様層の砕石を透明な表面
層を通して表面に透過させることができ、しかも
表面層には凹凸面が形成されていて、外観を石貼
に類似させることができ、防水床パンのデザイン
を向上することができるものであり、しかも平滑
面と凹凸面とを模様状に形成するとで種々のデザ
インの防水床パンが作製できるものである。ま
た、従来のタイル貼、石貼等に比べ表面感覚に冷
たさを与える事がなく、しかも目地割れ等の耐久
性に優れ、且つ重量の軽減が図れた防水床パンを
提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案一実施例の平面図、第2図は同
上の要部拡大正面図、第3図は同上の断面図であ
る。 1は洗い場部、2は防水床パン、3は表面層、
4は砕石、5は模様層、6は平滑面、7は凹凸面
である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 洗い場部が設けられた合成樹脂製の防水床パン
    であつて、洗い場部の表面に透明な表面層を形成
    すると共に表面層の下面に砕石が混入された模様
    層を形成し、表面層に表面が平滑な平滑面と表面
    が凹凸に形成された凹凸面とを模様状に形成して
    成る防水床パン。
JP6201585U 1985-04-24 1985-04-24 Expired JPH0330447Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6201585U JPH0330447Y2 (ja) 1985-04-24 1985-04-24

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6201585U JPH0330447Y2 (ja) 1985-04-24 1985-04-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61180263U JPS61180263U (ja) 1986-11-10
JPH0330447Y2 true JPH0330447Y2 (ja) 1991-06-27

Family

ID=30590825

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6201585U Expired JPH0330447Y2 (ja) 1985-04-24 1985-04-24

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0330447Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7336742B2 (ja) * 2019-04-25 2023-09-01 パナソニックIpマネジメント株式会社 水廻り部材及び浴室部材

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61180263U (ja) 1986-11-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0330447Y2 (ja)
JP2877664B2 (ja) 建築用化粧板の塗装方法
GB2118588A (en) Elements for use in landscaping and building
JPH02157357A (ja) エンボス床材
JPS61246430A (ja) 防水床パン
JP2000008589A (ja) 外装形成方法
US3419454A (en) Method of making and reinforcing decorative polyester resin products
JP2698309B2 (ja) 建築用化粧板の塗装方法
JPH07127229A (ja) 目地付き化粧パネル
JP2967258B2 (ja) 浴槽の製造方法
JPH03287901A (ja) エクステリア材及びその製造法
JPS6038273B2 (ja) 模様付成形体
JP2913188B2 (ja) 型枠材及び建築物の表面処理方法
JPH0624735B2 (ja) 模様付樹脂積層成形品の製造方法及び模様付樹脂積層成形品
JPH10102723A (ja) 砂岩割肌模様のある外装材
JPH05163823A (ja) 浴室用床材の製造方法
JP2685913B2 (ja) 建築用板の製造方法
KR0165096B1 (ko) 유리 대리석 제조 방법
JPS58140253A (ja) Frp製建材の製法
JPH0739145B2 (ja) Frp製品の製造方法
JPS6114424Y2 (ja)
JPS6424222U (ja)
JPS6318690Y2 (ja)
JPH05309810A (ja) 柄模様の凹凸成形体
ES2239530B1 (es) Piedra prefabricada, y procedimiento para su elaboracion.