JPH04129386U - スペアタイヤの昇降装置 - Google Patents
スペアタイヤの昇降装置Info
- Publication number
- JPH04129386U JPH04129386U JP4510091U JP4510091U JPH04129386U JP H04129386 U JPH04129386 U JP H04129386U JP 4510091 U JP4510091 U JP 4510091U JP 4510091 U JP4510091 U JP 4510091U JP H04129386 U JPH04129386 U JP H04129386U
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- JP
- Japan
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- spare tire
- chain
- cross member
- operating shaft
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- Pending
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
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- Body Structure For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】格納したスペアタイヤと路面との間隔を狭める
ことなく、スペアタイヤの昇降作業をスムーズに行う。 【構成】一対のサイドメンバ11,12に架設されたク
ロスメンバ13のほぼ中央下面にチェーン19を介して
スペアタイヤ18が格納され、チェーン19の巻取り又
は繰出し用の操作軸22を有するスペアタイヤキャリア
21がその操作軸22を車両の後方に向けてリヤバンパ
14の内側に取付けられる。先端が操作軸22に係合す
る操作ハンドルのハンドル挿入孔14aがリヤバンパ1
4に設けられ、チェーン19がサイドメンバ11,12
の一方11に取付けられた第1滑車31とクロスメンバ
13のほぼ中央に取付けられた第2滑車32を通ってス
ペアタイヤ18に接続される。
ことなく、スペアタイヤの昇降作業をスムーズに行う。 【構成】一対のサイドメンバ11,12に架設されたク
ロスメンバ13のほぼ中央下面にチェーン19を介して
スペアタイヤ18が格納され、チェーン19の巻取り又
は繰出し用の操作軸22を有するスペアタイヤキャリア
21がその操作軸22を車両の後方に向けてリヤバンパ
14の内側に取付けられる。先端が操作軸22に係合す
る操作ハンドルのハンドル挿入孔14aがリヤバンパ1
4に設けられ、チェーン19がサイドメンバ11,12
の一方11に取付けられた第1滑車31とクロスメンバ
13のほぼ中央に取付けられた第2滑車32を通ってス
ペアタイヤ18に接続される。
Description
【0001】
本考案は車両のスペアタイヤに接続されたチェーンをスペアタイヤキャリアに
より巻取り又は繰出してスペアタイヤを昇降する装置に関するものである。
【0002】
この種の昇降装置として、スペアタイヤに接続されるチェーンとこのチェーン
を操作軸の操作により巻取り又は繰出し可能なスペアタイヤキャリアとを備え、
スペアタイヤキャリアがその操作軸を車両の後方に向けてシャシフレームの一対
のサイドメンバに架設されたクロスメンバのほぼ中央に取付けられたものが知ら
れている。この装置はリヤバンパに設けられたハンドル挿入孔に操作ハンドルを
挿入してその先端を操作軸に係合させ、このハンドルを操作して操作軸を回転さ
せることによりスペアタイヤをクロスメンバの下方のスペアタイヤキャリアの下
面に格納したり、格納したスペアタイヤを路面に降ろしたりしている。
【0003】
しかし、クロスメンバのほぼ中央にスペアタイヤキャリアを取付け、そこにス
ペアタイヤを格納する従来の装置は、キャリアが大型化したり、或いはスペアタ
イヤが幅広になると、スペアタイヤと路面との間隔が狭まり、車両が段差を有す
る路面を通過する場合にスペアタイヤの下面が路面に接触する恐れがあった。
また上記装置はリヤバンパのハンドル挿入孔とスペアタイヤキャリアの操作軸
が離れているため、ハンドル挿入孔から挿入した操作ハンドルの先端が操作軸に
なかなか係合せず、スペアタイヤの昇降作業時間を増大させる不具合があった。
【0004】
本考案の目的は、格納したスペアタイヤと路面との間隔を狭めることなく、ス
ペアタイヤの昇降作業をスムーズに行うことができるスペアタイヤの昇降装置を
提供することにある。
【0005】
上記目的を達成するための本考案の構成を、実施例に対応する図1、図3及び
図4を用いて説明する。
本考案は、シャシフレーム9の一対のサイドメンバ11,12に架設されたク
ロスメンバ13のほぼ中央下面に格納されるスペアタイヤ18に接続されるチェ
ーン19と、チェーン19の巻取り又は繰出し用の操作軸22を有するスペアタ
イヤキャリア21とを備えたスペアタイヤの昇降装置の改良である。
その特徴ある構成は、キャリア21が操作軸22を車両10の後方に向けてリ
ヤバンパ14の内側に取付けられ、先端が操作軸22に係合する操作ハンドル2
3のハンドル挿入孔14aがリヤバンパ14に設けられ、チェーン19がサイド
メンバ11,12の一方11に取付けられた第1滑車31とクロスメンバ13の
ほぼ中央に取付けられた第2滑車32を通ってスペアタイヤ18に接続されたと
ころにある。
【0006】
リヤバンパ14のハンドル挿入孔14aの至近位置にあるスペアタイヤキャリ
ア21の操作軸22に操作ハンドル23の先端を係合させ、このハンドル23に
より操作軸22を回転させると、スペアタイヤ18はクロスメンバ13の下面ま
で上昇又は路面まで下降する。
【0007】
次に本考案の一実施例を図面に基づいて詳しく説明する。
図1〜図4に示すように、バン型の車両10はシャシフレーム9を備える。シ
ャシフレーム9は車両10の進行方向に平行に設けられた一対のサイドメンバ1
1,12と、これらのメンバ11,12の後部に架設され断面がハット状のクロ
スメンバ13とを有する。車両10の後部には車幅方向にリヤバンパ14が設け
られ、このバンパ14はサイドメンバ11,12の上方に設けられたフロアパネ
ル15の下面にバンパステー16,17により支持される(図1)。クロスメン
バ13のほぼ中央下面にはスペアタイヤ18がチェーン19を用いて格納される
。このチェーン19の先端はスペアタイヤ18に係合する係合フランジ20に接
続され(図2)、チェーン19の基端はこのチェーン19を巻取り又は繰出し可
能なスペアタイヤキャリア21に接続される。キャリア21は突出した操作軸2
2を有し、この操作軸22を回転させて図示しない内部のチェーンホイルを回転
させると、チェーン19が巻取られ又は繰出されるようになっている。操作軸2
2の先端には凹溝22aとこの凹溝22aの幅より大径の穴22bが軸22の中
心に設けられ、操作軸22を回転させる操作ハンドル23は略L字状に形成され
る。またハンドル23の先端は略鍵状に形成され、操作軸22の凹溝22a及び
穴22bに係合可能に形成される(図3)。
【0008】
キャリア21は操作軸22を車両10の後方に向けてリヤバンパ14の内側の
ほぼ中央にブラケット24を介して取付けられ、リヤバンパ14の操作軸22に
対向する位置にはハンドル23を挿入するハンドル挿入孔14aが設けられる(
図1及び図3)。一方のサイドメンバ11の後端側面にはブラケット26を介し
て第1滑車31が取付けられ、クロスメンバ13のほぼ中央の内側にはブラケッ
ト27を介して第2滑車32が取付けられる(図1及び図2)。キャリア21か
ら繰出されたチェーン19は第1滑車31と第2滑車32を通ってスペアタイヤ
18に接続される。
【0009】
このように構成されたスペアタイヤの昇降装置の使用方法を説明する。
タイヤがパンクしてスペアタイヤ18に交換するときには、リヤバンパ14の
ハンドル挿入孔14aから操作ハンドル23を挿入し、ハンドル23の先端をス
ペアタイヤキャリア21の操作軸22に係合させる。このハンドル23により操
作軸22を回転させると、チェーン19が第1滑車31及び第2滑車32を介し
て繰出され、スペアタイヤ18は路面に降ろされる。チェーン19の先端に取付
けられた係合フランジ20をスペアタイヤ18から外せばパンクしたタイヤをス
ペアタイヤ18に交換することができる。
【0010】
またスペアタイヤ18をクロスメンバ13の下面に格納するときには、スペア
タイヤ18を路面に置き、チェーン19の先端を係合フランジ20を介してスペ
アタイヤ18に接続する。ハンドル挿入孔14aからハンドル23を挿入し、ハ
ンドル23の先端を操作軸22に係合させる。ハンドル23を操作して操作軸2
2を回転させると、スペアタイヤ18はクロスメンバ13の下面まで上昇する。
このように、操作軸22がハンドル挿入孔14aの至近位置にあるため、ハンド
ル23の先端を操作軸22に容易に係合させることができる。
【0011】
なお、実施例ではスペアタイヤキャリアをリヤバンパの内側のほぼ中央に取付
けたが、これは一例であってキャリアと第1滑車との間にチェーンを掛け渡せれ
ばリヤバンパの内側のどこに取付けてもよい。
また、バン型の車両を挙げたが、これに限らずスペアタイヤをスペアタイヤキ
ャリアを用いて昇降する車両であればトラックその他の車両でもよい。
【0012】
以上述べたように、本考案によれば、リヤバンパの内側にスペアタイヤキャリ
アを取付けたので、リヤバンパのハンドル挿入孔の近くに操作軸を設けることが
できる。この結果、操作ハンドルの先端を容易にスペアタイヤキャリアの操作軸
に係合させることができ、スペアタイヤの昇降作業をスムーズに行うことができ
る。またスペアタイヤをクロスメンバの下面に密着して格納できるため、スペア
タイヤキャリアが大型化しても、或いはスペアタイヤが幅広であっても、格納し
たスペアタイヤと路面との間隔を狭めることはない。
【図1】本考案一実施例スペアタイヤの昇降装置の図4
のA−A線断面図。
のA−A線断面図。
【図2】その第1滑車及び第2滑車を含む要部拡大斜視
図。
図。
【図3】そのスペアタイヤキャリアを含む要部拡大斜視
図。
図。
【図4】その装置を搭載した車両の斜視図。
9 シャシフレーム
10 車両
11,12 サイドメンバ
13 クロスメンバ
14 リヤバンパ
14a ハンドル挿入孔
18 スペアタイヤ
19 チェーン
21 スペアタイヤキャリア
22 操作軸
23 操作ハンドル
31 第1滑車
32 第2滑車
Claims (1)
- 【請求項1】 シャシフレーム(9)の一対のサイドメン
バ(11,12)に架設されたクロスメンバ(13)のほぼ中央下
面に格納されるスペアタイヤ(18)に接続されるチェーン
(19)と、前記チェーン(19)の巻取り又は繰出し用の操作
軸(22)を有するスペアタイヤキャリア(21)とを備えたス
ペアタイヤの昇降装置において、前記キャリア(21)が前
記操作軸(22)を車両(10)の後方に向けてリヤバンパ(14)
の内側に取付けられ、先端が前記操作軸(22)に係合する
操作ハンドル(23)のハンドル挿入孔(14a)が前記リヤバ
ンパ(14)に設けられ、前記チェーン(19)が前記サイドメ
ンバ(11,12)の一方(11)に取付けられた第1滑車(31)と
前記クロスメンバ(13)のほぼ中央に取付けられた第2滑
車(32)を通って前記スペアタイヤ(18)に接続されたこと
を特徴とするスペアタイヤの昇降装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4510091U JPH04129386U (ja) | 1991-05-20 | 1991-05-20 | スペアタイヤの昇降装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4510091U JPH04129386U (ja) | 1991-05-20 | 1991-05-20 | スペアタイヤの昇降装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04129386U true JPH04129386U (ja) | 1992-11-26 |
Family
ID=31925061
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4510091U Pending JPH04129386U (ja) | 1991-05-20 | 1991-05-20 | スペアタイヤの昇降装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04129386U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018016271A1 (ja) * | 2016-07-22 | 2018-01-25 | いすゞ自動車株式会社 | スペアタイヤ保持機構 |
-
1991
- 1991-05-20 JP JP4510091U patent/JPH04129386U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018016271A1 (ja) * | 2016-07-22 | 2018-01-25 | いすゞ自動車株式会社 | スペアタイヤ保持機構 |
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