JPH04129339U - コンソールボツクスにおけるリツドの開度規正装置 - Google Patents

コンソールボツクスにおけるリツドの開度規正装置

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JPH04129339U
JPH04129339U JP848791U JP848791U JPH04129339U JP H04129339 U JPH04129339 U JP H04129339U JP 848791 U JP848791 U JP 848791U JP 848791 U JP848791 U JP 848791U JP H04129339 U JPH04129339 U JP H04129339U
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stopper
lid
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console
tip
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光久 藤野
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三菱自動車工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 リッド3の開き角度を大きくする。 【構成】 ストッパ5の基端をリッド3にピン8によっ
て枢支するとともにその先端に穴9と係合する係合部5
d、5eを設け、ストッパ5の基端の近傍においてその内
周縁に穴9の外縁9aと摺接してストッパ5をピン8まわ
りに内方に回動させるカム面5aを形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は自動車のフロアコンソール等に配設されたコンソールボックスにおけ るリッドの開度規制装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の装置の1例が図2に示されている。 図2において、1はフロアコンソール、2はフロアコンソール1の頂板1aに埋 設されたコンソールボックス、3はリッドで、ヒンジ4によってフロアコンソー ル1の頂板1aの1側に枢支され、コンソールボックス2の開口を掩蓋する。6は フロアコンソール1の後壁1cに埋設された後席用灰皿である。 5は可撓性合成樹脂からなり全体として弧状を呈するストッパで、リッド3の 裏面にこれと一体に成形されて突出せしめられている。そして、このストッパ5 の先端はフロアコンソール1の頂板1aに穿設された穴9を貫通してフロアコンソ ール1の内部に挿入されている。 リッド3をヒンジ4のまわりに回動して図示の全開状態としたとき、ストッパ 5の先端に形成された図示しない係合部が穴9に係合してリッド3がこれ以上開 くのを規制し、かつ、リッド3を全開状態に保持するようになっている。
【0003】
【考案を解決しようとする課題】
上記従来装置においては、リッド3を大きく開くことができるようにストッパ 5の長さを長くすると、リッド3を閉じたとき、ストッパ5の先端がフロアコン ソール1の側壁1bの内面に当接する。これに対処するため、穴9を側壁1bから遠 ざかるようにずらすと、フロアコンソール1の内部でストッパ5が後席用灰皿9 に干渉する。 この結果、従来装置においては、リッド3を90°以上開くことができず、従っ て、コンソールボックス2内への物品の出し入れが不便であるという問題があっ た。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記課題を解決するために提案されたものであって、その要旨とする ところは、ヒンジまわりに回動してコンソールボックスの開口を掩蓋するリッド に弧状ストッパの基端を回動自在に枢支し、このストッパの先端にコンソールに 穿設された穴に係合する係合部を形成するとともにこのストッパの基端の近傍に おいてその内周縁に上記穴の外縁と摺接してこのストッパを上記枢支点まわりに 外方に向かって回動させるカム面を形成したことを特徴とするコンソールボック スにおけるリッドの開度規制装置にある。
【0005】
【作用】
本考案においては、上記構成を具えているため、リッドを閉じる場合、その初 期行程ではストッパの外周縁が上記穴の内縁と摺接し、ストッパは枢支点まわり に内方に向かって回動する。そして、その終行程においてはカム面が穴の外縁に 摺接してストッパを枢支点まわりに外方に向かって回動させるので、ストッパの 先端がコンソールの側壁内面に衝突することがない。
【0006】
【実施例】
本考案の1実施例が図1に示されている。 ストッパ5の基端はリッド3の裏面に突設されたブラケット7にピン8を介し て回動可能に枢支されている。そして、このストッパ5の内周縁には基端の近傍 に外方に向かって突出するカム面5aが形成され、このカム面5aはリッド3を閉じ る際穴9の外縁9aと摺接してストッパ5をピン9まわりに内方に回動させるよう になっている。そして、ストッパ5の先端には穴9の外縁9aの背面に係合してリ ッド3の開度を規制する係合部5eと、穴9の内縁9bと係合してリッド3を開状態 に保持する係合部5dとが設けられている。また、ストッパ5の先端からその長手 方向に沿ってスリット5cが形成され、このスリット5cによりストッパ5の先端の 可撓性を向上することによって係合部5dが内縁9bに容易に係合できるようになっ ている。 他の構成は図2に示す従来のものと同様であり、対応する部材には同じ符号が 付されている。 しかして、リッド3の全開時は、ストッパ5は実線の位置を占め、係合部5eが 穴9の外縁9aの裏面に係合してリッド3がこれ以上開くのを規制し、係合部5dが 穴9の内縁9bに係合してリッド3を全開状態に保持している。 この全開状態からリッド3を閉じる場合、リッド3をB矢方向に押すと、スト ッパ5の先端の二股部が互いに近接するように撓み、係合部5dが穴9の内縁9bよ り外れる。そして、リッド3が閉じるに従って、ストッパ5が穴9内に次第に没 入するがこの過程において、ストッパ5の外周縁5fが穴9の内縁9bに摺接するこ とによってストッパ5はピン8まわりに外方、即ち、C矢方向に回動するので、 ストッパ5の先端が後席用灰皿6と干渉することはない。リッド3が全開に近く なると、カム面5aが穴9の外縁9aに摺接するのでストッパ5はピン8まわりに内 方、即ち、A矢方向に回動し、ストッパ5の先端がコンソール1の側面1bの内面 に衝突するのを阻止する。
【0007】
【考案の効果】
本考案においては、弧状ストッパの基端をリッドに回動自在に枢支するととも にその先端にコンソールに穿設された穴に係合する係合部を形成したため、リッ ドを閉じる場合その初期行程ではストッパの外周縁が上記穴の内縁と摺接してス トッパを枢支点まわりに外方に向かって回動させるので、ストッパの先端が後席 用灰皿等に干渉するのを回避できる。また、ストッパの基端の近傍においてその 内周縁に穴の外縁と摺接するカム面を設けたため、リッドの閉行程の終期におい てストッパは枢支点まわりに内方に向かって回動するので、ストッパの先端がコ ンソールの側壁内面等に衝突することがない。従って、ストッパの長さを長くで きるのでリッドの開度を大きくすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の1実施例を示す要部の部分的断面図で
ある。
【図2】従来装置の1例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 コンソール 3 リッド 8 ピン 9 穴 5 ストッパ 5a カム面 5e 係合部 5d 係合部 5f 外周縁

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒンジまわりに回動してコンソールボッ
    クスの開口を掩蓋するリッドに弧状ストッパの基端を回
    動自在に枢支し、このストッパの先端にコンソールに穿
    設された穴に係合する係合部を形成するとともにこのス
    トッパの基端の近傍においてその内周縁に上記穴の外縁
    と摺接してこのストッパを上記枢支点まわりに外方に向
    かって回動させるカム面を形成したことを特徴とするコ
    ンソールボックスにおけるリッドの開度規制装置。
JP1991008487U 1991-01-31 1991-01-31 コンソールボックスにおけるリッドの開度規制装置 Expired - Lifetime JP2543896Y2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6267068U (ja) * 1985-10-15 1987-04-25
JPS62124048U (ja) * 1986-01-31 1987-08-06

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6267068U (ja) * 1985-10-15 1987-04-25
JPS62124048U (ja) * 1986-01-31 1987-08-06

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