JPH0212117Y2 - - Google Patents

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JPH0212117Y2
JPH0212117Y2 JP15635683U JP15635683U JPH0212117Y2 JP H0212117 Y2 JPH0212117 Y2 JP H0212117Y2 JP 15635683 U JP15635683 U JP 15635683U JP 15635683 U JP15635683 U JP 15635683U JP H0212117 Y2 JPH0212117 Y2 JP H0212117Y2
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JP
Japan
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footwear
support plate
sliding door
vehicle
plate
Prior art date
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JP15635683U
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JPS6064157U (ja
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  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、スライドドアの開放時には車外へ
突出していわゆる靴脱ぎとして機能する一方、ス
ライドドアの閉止時には車内に納まつてあたかも
下駄箱の如くに機能する車両用履物収納装置に関
するものである。
近年、ワゴン車の室内にカーペツトその他の上
敷きを敷き、車室内へは靴を脱いで乗り込むとい
う利用者が増えつつある。
ところが、既存のワゴン車にあつては、第1図
に示すように、ワゴン車床面6を可能な限り広く
確保する目的で、ステツプ2の幅を必要最小限の
ものとしているため、ステツプ上で脱いだ靴はそ
こから車室外へはみ出すことになり、そのまゝで
はスライドドア1を閉止することができなかつ
た。そこで通常は、ステツプ上の靴を車室内に準
備した下駄箱内へ移し変えることによつてスライ
ドドア1の閉止を担保することが多かつた。
このため従来のワゴン車には、車両への乗り降
りに際し、その都度履物を移動させなければなら
ない煩わしさがあり、しかも車室内に準備した下
駄箱によつてワゴン車床面6が狭められる問題が
あつた。
この考案は、従来技術のかかる問題を有利に解
決するものであり、スライドドアの開放時には自
動的に車外へ突出していわゆる靴脱ぎとして機能
し、逆に、スライドドアの閉止時には、自動的に
車内へ納まつて下駄箱の如くに機能する車両用履
物収納装置を提供するものである。
この考案の自動車用履物収納装置は、とくに、
ステツプ上に配置した履物支持プレートを、スラ
イドドアの開閉方向と直交する面内で回動できる
よう枢支し、また、その支持プレートの枢支位置
を、スライドドアを開放したときに支持プレート
がステツプ上で水平位置まで自動的に下向き回動
できるよう選択するとともに、履物支持プレート
の幅を、その水平状態においてスライドドアの内
側面より外側へ突出する寸法、いいかえれば、靴
を安定な状態で載置し得る寸法に選択し、さら
に、履物支持プレートのスライドドア開放方向端
部分に、上向きそり部を、スライドドアの閉止方
向端面に、履物支持プレートの上向きそり部に接
触してその上向き回動をもたらす作動用プレート
をそれぞれ設け、スライドドアの閉止時には、回
動させた履物支持プレートの遊端を、スライドド
アの内側面で支持するよう構成してなる。
この自動車用履物収納装置では、スライドドア
の開放によつて、その内側面に支持されていた履
物支持プレートが下向きに回動して車室外へ突出
するので、車両への乗降に際してその支持プレー
トは、靴脱台もしくは靴はき台として機能するこ
とができ、また、その履物支持プレートは、スラ
イドドアの閉止に際する作動用プレートと、上向
きそり部との接触に基づき、そこに靴を載置した
状態で上向きに回動してスライドドアの内側に納
まるので、スライドドアの閉止時にはあたかも下
駄箱として機能することができる。従つて、車両
への乗降に際する履物の移動が全く不要になると
ともに、ワゴン車床面が狭められることもない。
以下にこの考案を図面に基づいて説明する。
第2,3図はそれぞれこの考案の実施例を示す
斜視図および断面図であり、図中第1図と同様の
部分はそれと同一の番号で示す。
図中3は、ステツプ2上に配置した平面形状が
ほぼ矩形の履物支持プレートを示し、この履物支
持プレート3は、蝶番5によつて、その車内側端
部分をステツプ2に枢支され、スライドドア1の
開閉方向と直交する面内で回動することができ
る。ここでこの履物支持プレート3は、スライド
ドア1の開放状態では、第2図に示すような水平
位置まで下向きに回動し、そこでステツプ2に支
持される。また支持プレート3は、この回動状態
において、スライドドア1の内側面より外側へ突
出する幅を有しており、靴その他の履物を安定な
状態で支持することができる。さらに、履物支持
プレート3のスライドドア開放方向端部分、より
正確には、その端部分の車外側コーナ部に、上向
きそり部を設け、この上向きそり部により、それ
と後述する作動用プレート4との当接に基づく支
持プレート3の上向き回動を可能ならしめる。そ
してさらに好ましくは、支持プレート3の車内側
端部分に、そこからV字状に折れ曲がるストツパ
ーを設け、このストツパーによつて、第3図に示
すような支持プレート3の上向き回動時における
履物、泥その他のステツプ上への落下を防止する
とともに、支持プレート3の過回動を防止する。
一方スライドドア1の閉止方向端面に、支持プ
レート3の上向きそり部に接触する作動用プレー
ト4を設け、前述したように、この作動用プレー
ト4と上向きそり部の協働下で支持プレート3の
上向き回動をもたらす。なおここにおける作動用
プレート4は、第3図から明らかなように、その
中間部が車外側へ幾分張り出すよう形成されてい
るので、支持プレート3の上向き回動の開始に際
し、作動用プレート自身によつても支持プレート
3に上向き方向の分力を作用させることができ、
この結果として、支持プレート3のより円滑なる
上向き回動が行われることになる。
このように構成してなる装置において、スライ
ドドア1を開放した場合には、それまでは第3図
に示すように、遊端をスライドドア1の内側面に
支持されていた履物支持プレート3が、とくに上
向きそり部からの作動用プレート4の離間によ
り、その支持を解かれて下向きに回動し、ついに
は第2図に示すような水平状態となる。
この水平状態では履物支持プレート3は靴脱ぎ
もしくは靴はき台として機能して車両への乗り降
りを助ける。
一方、スライドドアを閉止する場合には、作動
用プレート4と上向きそり部との当接によつて履
物支持プレート3が、そこに履物を乗せたまゝ上
向きに回動され、支持プレート3のこの上向き回
動は、作動用プレート4が上向きそり部を完全に
通過するまで継続される。そしてその通過後は、
スライドドア1はその内側面にて支持プレート3
の遊端を支持しながら閉止され、スライドドア1
の完全なる閉止によつて、履物の簡単にして確実
なる収納が行われる。
従つて、この考案によれば、履物支持プレート
をスライドドアの作動に関連させて回動させ、と
くに、スライドドアの閉止時に履物支持プレート
を下駄箱の如くに機能させることにより、車両へ
の乗り降りに際する履物の移動の煩わしさを除去
し、下駄箱を設置するための特別のスペースを不
要ならしめることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す斜視図、第2図はこの考
案の一実施例を示す斜視図、第3図はスライドド
アの閉止状態を示す第2図の断面図である。 1……スライドドア、2……ステツプ、3……
履物支持プレート、4……作動用プレート、5…
…蝶番、6……ワゴン車床面。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 車内に設けられ、スライドドアによつて車外か
    ら隔離されるステツプを具えた車両において、 ステツプ上に履物支持プレートを配置し、この
    履物支持プレートを、スライドドアの開閉方向と
    直交する面内で回動可能ならしめるとともに、ス
    ライドドアの開放状態にてそのドアの内側面より
    外側へ突出する幅とし、履物支持プレートのスラ
    イドドア開放方向端部分に上向きそり部を設け、
    また、スライドドアの閉止方向端面に、履物支持
    プレートの上向きそり部に接触してその履物支持
    プレートを回動させる作動用プレートを設け、ス
    ライドドアの閉止時には、履物支持プレートの遊
    端をそのドアの内側面で支持してなることを特徴
    とする車両用履物収納装置。
JP15635683U 1983-10-09 1983-10-09 車両用履物収納装置 Granted JPS6064157U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15635683U JPS6064157U (ja) 1983-10-09 1983-10-09 車両用履物収納装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15635683U JPS6064157U (ja) 1983-10-09 1983-10-09 車両用履物収納装置

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Publication Number Publication Date
JPS6064157U JPS6064157U (ja) 1985-05-07
JPH0212117Y2 true JPH0212117Y2 (ja) 1990-04-05

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ID=30345042

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JP15635683U Granted JPS6064157U (ja) 1983-10-09 1983-10-09 車両用履物収納装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015189463A (ja) * 2014-03-31 2015-11-02 株式会社オーテックジャパン 車両の乗降用ステップ

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Publication number Publication date
JPS6064157U (ja) 1985-05-07

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