JPH04129337U - 自動車用仕切りカーテン - Google Patents

自動車用仕切りカーテン

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JPH04129337U
JPH04129337U JP4607991U JP4607991U JPH04129337U JP H04129337 U JPH04129337 U JP H04129337U JP 4607991 U JP4607991 U JP 4607991U JP 4607991 U JP4607991 U JP 4607991U JP H04129337 U JPH04129337 U JP H04129337U
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JP
Japan
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curtain
pole
vehicle
interior
vehicle interior
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Application number
JP4607991U
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English (en)
Inventor
勝義 角谷
Original Assignee
エムエイシイサンコー株式会社
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車室内の空間を前後の仕切ることによって、
車室内の前部の送風口から送出される冷風あるいは温風
を、必要とする車室内の前部にのみ送出させて、短時間
に効果的な冷暖房効果を得るものである。 【構成】 座席1,1の後側の左右側壁間上部に架設す
るために2本のパイプ2a,2bがテレスコッピック状
態に嵌め込まれて構成されたポール2と、少なくとも一
部に透明箇所を有するカーテン本体3,3と、該カーテ
ン本体3,3をポール2に吊り下げる吊下具4…とから
なり、前記ポール2には伸長する方向への付勢力を有せ
しめてある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車の車室空間を前後に仕切る自動車用仕切りカーテンに関する 。
【0002】
【従来の技術】
車室空間が後方に広く形成されたいわゆるワンボックスカーにおいて、車室内 の暖房及び冷房をなすエアーコンデイショナー、クーラー、ヒーターなどの空調 装置の送風口は、乗車人員と必要性と経済性などとを考慮して、車室内の前部に のみ配設したものが少なくない。
【0003】 しかし、ワンボックスカーは、一般に、運転席のある前座席にのみ乗車する機 会が多く、この周辺のみを冷暖房させれば良いのであるが、車室内全体が一つの 広い空間となっているために、人のいない車室内の後方にまで冷暖房させていた 。このために、車室内を快適な温度にするまでには相当の時間を要し、またこの 温度を維持させることは容易ではなかった。 そこで、従来においては、空調装置をフル稼働させて、車室内を急速に冷暖房 させるなどの方策が採られていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
然るに、上記のように、空調装置をフル稼働させて、車室内を急速に冷暖房す ると、運転者など前部側の座席に着座している人はいつまでも強い冷風や温風を 足元や体の前面で受けるために、決して快適なものとはいえず、また車室内全体 を冷暖房するために不経済なものとなっていた。
【0005】 本考案は斯かる事情に鑑みてなされたものであって、必要に応じて、車室内の 空間を前後に仕切り、車室内の前部の送風口から送出される冷風あるいは温風を 車室内の前部の空間にのみ送出させて、短時間に効果的な冷暖房効果が得られる ようにしたのである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案の自動車用仕切りカーテンは、座席の後側の左右側壁間上部に架設する ために2本のパイプがテレスコッピック状態に嵌め込まれて構成されたポールと 、少なくとも一部に透明箇所を有するカーテン本体と、該カーテン本体をポール に吊り下げる吊下具とからなり、前記ポールには伸長する方向への付勢力を有せ しめてあることを特徴とする。
【0007】
【作用】
本考案の自動車用仕切りカーテンを自動車の車室内に装着させるには、まず、 ポールの長さを架設する車室内の幅よりも僅かに長く調節しておき、吊下具を通 したポールを軸方向に圧縮させたまま座席の後側の左右側壁間上部に位置させ、 その後にポールの圧縮を開放させると、ポールには伸長する方向への付勢力が働 いているために、該側壁を押し付けた状態でポールは支持される。そして吊下具 によりカーテン本体の上端を挟着して、カーテン本体を吊り下げるのである。
【0008】 そこで、車室内の運転席側の空間のみを冷暖房させるには、該カーテン本体を 閉じ、車室内を運転席側の空間とその後方の空間とに仕切ればよいのであって、 これにより前方から送出される冷風あるいは温風は、運転席側の空間内を循環す るために、該空間内は短時間で快適な温度に達する。なお、このように車室内を 仕切っても、カーテン本体が透明であるために、バックミラーによってカーテン を透して後方の確認をすることもできる。
【0009】 また、車室内を冷暖房する必要がないとき、あるいは車室内の後方をも冷暖房 するときには、該カーテン本体を左右に引いて開放させるだけで、簡単に車室の 空間の仕切りをなくすことができる他、ポールを圧縮させるだけで、簡単にカー テン全体を取り外すこともできる。
【0010】
【実施例】
図1は、自動車用仕切りカーテンの使用例を示した車室内の後面図、図2は自 動車用仕切りカーテンの開放状態を示した車室内の後面図、図3は自動車用仕切 りカーテンの使用例を示した自動車の側面断面図、図4は自動車用仕切りカーテ ンの斜視図である。
【0011】 図1,図3に示すように、本考案の自動車用仕切りカーテンは、ワンボックス カーAの車室B内の座席1,1の後側に装備して、車室B内の空間を座席1,1 とその後方とに仕切るものであり、座席1,1の後側の左右側壁間上部に架設す るポール2と、該ポール2によって吊り下げられる透明のカーテン本体3,3と 、該カーテン本体3,3の吊下具4…との各構成部材からなる。5はエアーコン デイショナー、クーラー、ヒーターなどの空調装置の送風口である。
【0012】 なお、車室B内の冷暖房は一定の時期においてのみ利用されるために、また従 来の自動車にも簡単に利用できるように、ポール2を含めたカーテン全体を簡単 に着脱することができるようにされている。さらに後側の座席6,6も含めた車 室B内全体を冷暖房をする場合のために、図2に示すように、カーテン本体3, 3を側方に開放させて、車室B内の仕切りをなくすことができるようにもされて いる。
【0013】 図5乃至図7に示すように、ポール2は、簡単に車室B内に架設することがで き、また車室B内の横幅に合わせて架設することができるように、更に必要に応 じて簡単に取り外すことができるように、径の異なった2本の軽金属あるいは硬 質樹脂等によって形成された略同程度の長さをもつパイプ2a,2bがテレスコ ッピック状態に嵌め込まれている。このうちの大径のパイプ2a内には、該パイ プ2aと同程度の長さをもつ螺旋バネ2cが、回転しないように一端が支持され た状態で収納されており、また小径のパイプ2b内の一端には、該螺旋バネ2c に引っ掛かるピン2dが支持されている。7,7はポール2の接当面である車室 B内の左右側壁を傷つけないようにするためのゴム製の蓋である。
【0014】 よって、小径のパイプ2bの開放端を、大径のパイプ2aの開放端から回転さ せながら収納させていくと、ピン2dは螺旋バネ2cの開放端からバネ間に入り 込んで、小径のパイプ2bと大径のパイプ2aとが係止された状態となる。なお 、ポール2の長さを調節は、パイプ2a,2bの何れか一方を回転させて、ピン 2dを螺旋バネ2cのバネ間に沿って移動させることによって行う。このように 小径のパイプ2bと大径のパイプ2aとは螺旋バネ2cを介して係止されている ために、ポール2に軸方向への強い圧縮力を加えると、ポール2には伸長する方 向への付勢力が生じる。
【0015】 図1乃至図4に示すように、車室B内を仕切るカーテン本体3は、車室B内の 幅に合わせた塩化ビニール樹脂などによって形成された柔らかいシートで形成さ れており、その高さは車室B内を仕切るのに十分なものとされている。カーテン 本体3は、運転中に該カーテン本体3を透してバックミラー10で後方を確認す ることができるように、また車室B内を仕切ることによって狭く感じさせないよ うに透明になっている。なお、カーテン本体3を後方の確認に必要な一部のみを 透明にするとともに、車室B内の後部に積まれた煩雑な荷物等が見えないように することも可能である。
【0016】 またカーテン本体3は、開放し易いように2枚のものからなり、図1及び図8 に示すように、2枚のカーテン本体3,3のそれぞれの対面する側端に貼着され たホック8…によって一枚のシートとなるようにされている。また、該カーテン 本体3の上端の横方向の複数箇所には、カーテン本体3を吊り下げるための吊下 具4…の係止穴3a…が開口されている。
【0017】 吊下具4…は、図1,図9及び図10に示すように、上部に前記パイプ2に通 すための環体が形成されており、その下部にはカーテン本体3上端の係止穴3a への挟着部4aが形成されている。また挟着部4aには、カーテン本体3の係止 穴2aに挿入する突起4bが形成されているために、挟着されたカーテン本体3 が容易に外れることはない。
【0018】 以上のようにポール2と透明のカーテン本体3,3と、吊下具4…とからなる 自動車用仕切りカーテンは、図4に示すように、使用しないときにはポール2も 含めて収納袋9内に折り畳んで収めて、場所をとることなく、また汚すことなく 保管することができるようにしてある。
【0019】
【考案の効果】
以上詳述した如く本考案の自動車用仕切りカーテンによって自動車の車室内の 空間を前後に仕切ると、車室内の前部の送風口から送出される冷風あるいは温風 は、必要とされる車室内の前部の空間内のみを循環するために、短時間で効果的 な冷暖房効果が得ることができる。
【0020】 またカーテン本体を吊り下げるポールは、テレスコッピック状態にて構成され ているために、車室内の幅の異なった自動車にも対応させて架設することができ る他、該ポールには伸長方向への付勢力を有せしめてあるために、確実にポール を架設することができる。
【0021】 また車室内の後方にも冷暖房させるには、カーテン本体を引いて開放させるだ けで、簡単に仕切りをなくすことができる他、該カーテンを長期間使用しないと きには、ポールとカーテンとを簡単に取り外して収納させることができる。
【0022】 さらにカーテン本体が全体が透明である場合には、車室内をカーテン本体で仕 切った状態にあっても、該カーテン本体を透して容易の後方を見ることができる ため、より安全な運転をもたらすことができ、車室内に圧迫感をもたらすことも なく、カーテン本体の一部が透明である場合には、後方の車室内に積載した荷物 を見えないようにして煩雑な感じを与えないようにもしたのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動車用仕切りカーテンの使用例を示した車室
内の後面図である。
【図2】自動車用仕切りカーテンの開放状態を示した車
室内の後面図である。
【図3】自動車用仕切りカーテンの使用例を示した自動
車の側面断面図である。
【図4】自動車用仕切りカーテンの斜視図である。
【図5】ポールを架設した状態を示した車室内の後面上
部断面図である。
【図6】ポールの側面断面図である。
【図7】図6におけるX−X線断面図である。
【図8】カーテン本体に貼着されたホックの側面断面図
である。
【図9】吊下具の正面図である。
【図10】吊下具の側面図である。
【符号の説明】
1 前部座席 2 ポール 2a パイプ 2b パイプ 3 カーテン本体 4 吊下具

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 座席の後側の左右側壁間上部に架設する
    ために2本のパイプがテレスコッピック状態に嵌め込ま
    れて構成されたポールと、少なくとも一部に透明箇所を
    有するカーテン本体と、該カーテン本体をポールに吊り
    下げる吊下具とからなり、前記ポールには伸長する方向
    への付勢力を有せしめてあることを特徴とする自動車用
    仕切りカーテン。
JP4607991U 1991-05-21 1991-05-21 自動車用仕切りカーテン Pending JPH04129337U (ja)

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JP4607991U JPH04129337U (ja) 1991-05-21 1991-05-21 自動車用仕切りカーテン

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JP4607991U JPH04129337U (ja) 1991-05-21 1991-05-21 自動車用仕切りカーテン

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JPH04129337U true JPH04129337U (ja) 1992-11-26

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ID=31925774

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JP4607991U Pending JPH04129337U (ja) 1991-05-21 1991-05-21 自動車用仕切りカーテン

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6131873U (ja) * 1984-07-31 1986-02-26 ぺんてる株式会社 ボ−ルペン用中芯

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6131873U (ja) * 1984-07-31 1986-02-26 ぺんてる株式会社 ボ−ルペン用中芯

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