JPH0141630Y2 - - Google Patents

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JPH0141630Y2
JPH0141630Y2 JP1679283U JP1679283U JPH0141630Y2 JP H0141630 Y2 JPH0141630 Y2 JP H0141630Y2 JP 1679283 U JP1679283 U JP 1679283U JP 1679283 U JP1679283 U JP 1679283U JP H0141630 Y2 JPH0141630 Y2 JP H0141630Y2
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JP
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horizontal rod
rod
horizontal
rods
guard pipe
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JP1679283U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は車室内に仕切り板を移動自在に設けた
車両に関する。
従来の貨客兼用や貨物専用の車両では運転席や
後部座席室と荷室が連らなつて居り、運転者や同
乗者と荷物とが同室にある為、人は荷物から発生
する臭気や走行中の振動によつて生ずる荷物の衝
撃音を避ける事が出来ず、また運転者や同乗者が
車両内の冷暖房装置を使用したい場合でも荷物の
品質によつては暖冷気が当る事が好ましくなく、
冷暖房装置の使用が出来ないと言う問題があつ
た。
これに鑑み本考案は運転席や後部座席と荷室と
の間にガードパイプと共に仕切り板を移動自在に
設置し、従来の問題の解決を計ることを目的とし
た考案である。
本考案の実施の一例をバン型車両を示した図面
について説明すると、筒状の横杆1の一方端部寄
りの周囲を縮径してスプリング止め2を形成し、
この一方の端部内には外方向の弾力を保有したス
プリング3を内装し、更に前記スプリング3の伸
縮に応じて横杆1内を摺動しつつ出入する筒状の
係止杆4を嵌挿し、係止杆4の途中外周にはスラ
スト溝5を突設し、更に横杆1の端部近くに横杆
1の長手方向に交直して螺合したタツプスクリユ
6の脚部6aをスラスト溝5に臨ませて係止杆4
が横杆1から抜け落ちることを防止する。前記ス
ラスト溝5の長さは横杆1を車室内に架設するた
めに係止杆4を横杆1内に引つ込め、また設置し
た後に係止杆4が後述の左側壁13aのブラケツ
ト16の凹部16aに嵌合するために横杆1より
突出するのに必要な間隔lに形成し、横杆1の他
方端部にはプラグ7を嵌着し、更に横杆1に縦杆
8を左右に間隔を介して互いに平行に上方に向け
て固着し、対向した縦杆8,8に補強杆9を連結
してガードパイプ10を形成する。12は荷室1
3cの断面に相似した形状の仕切り板で、上板1
2aと下板12bに2分割可能にし、上板12a
と下板12bの分割箇所にネジ孔12cを複数穿
設しネジ孔12cにボルト19を螺合して連結可
能にし、上板12aにはガラス或いは透明アクリ
ル板を嵌合した窓12dを形成し、上板12aと
下板12bの外周には発泡ラバー等のパツキング
11を気密に囲繞し、上板12aの左右にはU字
形の固定具20とネジ21によつて上板12aを
ガードパイプ10の横杆1に固定する際のネジ孔
12eを穿設する。16は横杆1の左端の係止杆
4及び右端のプラグ7を嵌合出来る凹部16aを
有する断面が略コ字形のブラケツトで、仕切り板
12を設置しようとする運転席14と荷室13c
或いは後部座席15と荷室13cとの夫々の境目
の位置に於ける車体13内の左右側壁13a,1
3aに凹部16a,16aを互いに対向させて固
着する。18は左右の縦杆8の上端を遊嵌出来る
受部18aを有する断面が略帽子形の受具で、天
井13bに車巾方向に取り付けたレインフオース
メント17に穿設した孔に受部18aを下向きに
して嵌着する。
尚、仕切り板12の上板12aと下板12bと
は実施例の他、両者の2分割個所の周縁に、複数
のヒンジを設けて両者を折曲自在に連絡すると共
にゴムパツキングを敷設し上板12aと下板12
bとを展開して仕切り板12を構成した場合に相
互の周縁の接合が気密となるように形成すること
もある。
本考案は上述のように構成したので、仕切り板
12を荷室13c側に居て運転席14又は後部座
席15の後方に設置する場合について説明する
と、横杆1の一方端部のタツプスクリユ6をやや
弛め脚部6aの端面をスラスト溝5の表面から離
し係止杆4を出入可能にした状態で横杆1の左右
端部近くを夫々左右の手で持ち、左右の縦杆8の
上端を天井13bに設けたレインフオースメント
17に取り付けた左右の受具8の受部18aに嵌
合させてガードパイプ10を直立支持し、左手で
スプリング3の弾力に抗して係止杆4を横杆1内
に引つ込め、横杆1をブラケツト16,16に接
近させ、係止杆4の端部とプラグ7をブラケツト
16,16の凹部16a,16aに合わせ係止杆
4を手から離すとスプリング3の弾力によつて係
止杆4は外方向に突出して横杆1の左右端部をブ
ラケツト16に嵌合してガードパイプ10が荷室
3c内に固定される。
次に上板12aをガードパイプ10に当接し横
杆1の左右に跨がせたU字形の固定具20,20
に通したネジ21を上板12aのネジ孔12cに
螺合してガードパイプ10に固定し、更に上板1
2aと下板12bとの分割箇所に穿設した夫々の
ネジ孔12cを互いに合わせてボルト19を螺合
し上板12aと下板12bとを連結して仕切板1
2を組み立てると運転席14或いは後部座席15
と荷室13cとは仕切られ、それと同時に仕切板
12の周縁のパツキング11は荷室13cの左右
側壁13a,13aと天井13bと床13dの
夫々の表面と気密に接触し、運転席14或いは後
部座席15と荷室13cとの通気は遮断される。
次に仕切板12を取り外し又は移動する場合
は、ネジ12cを外して上板12aから下板12
bを分割し、更にネジ21及び固定具20,20
を外して上板12aを横杆1より取り外し、次に
横杆1の左右を手で持ち係止杆4を摘みスプリン
グ3の弾力に抗して横杆1内に少許引つ込めて係
止杆4の端部を一方のブラケツト16の凹部16
aより外したのち、横杆1の他方端部のプラグ7
を他方のブラケツト16より外しこの状態で横杆
1を手前に引き寄せると同時に横杆1を少許下降
させれば左右の縦杆8の上端は左右の受具18よ
り外れる。そして仕切板12を設置しようとする
位置のブラケツト16,16及び受具18,18
に、前記同様の方法によつて横杆1及び縦杆8,
8を夫々嵌着してガードパイプ10を荷室内に設
置してから該ガードパイプ10に仕切板12を取
り付ける。
依つて本考案によれば、ガードパイプ及び仕切
板を車体内に於いて運転席及び後部座席の夫々の
後部に設置又は取り外し移動可能にしたので、積
荷の品質や使用状況により運転室と荷室、又は運
転席と後部座席とを含んだ空間と荷室とに仕切つ
て使用出来、走行中の荷崩れやそれに伴う危検を
防止出来品物を損傷することもないと同時に仕切
板の周縁に囲繞したパツキングによつて仕切り板
と荷室の左右側壁や天井と床とが気密に接合し通
気性が遮断されることによつて、荷物の臭気や走
行中の振動によつて生ずる荷物の衝撃の騒音が運
転者や同乗者に影響を与えることなく軽快に運転
や同乗をすることが出来、また車体に備え付けの
冷暖房装置を必要に応じて使用しても冷気や暖気
が荷室に流入せず、食品その他の品物を腐敗させ
たり冷却させてしまうおそれもなく、衛生的にも
或いはまた品質を損うことなく荷物を搬送出来
る。また荷室内に於けるガードパイプの設置や取
り外しも横杆を握り縦杆の上端を受具に嵌合し係
止杆を出没させて横杆の左右端部をブラケツトに
嵌合すればよく、ガードパイプに対する仕切り板
の固定や取り外しもネジの螺脱によつて行えるの
で簡単迅速であり、車室内の仕切りや連続させる
作業が必要に応じて容易に行う事が出来、取り外
した場合に仕切り板を2分出来るので収納に嵩る
事がない。更に仕切り板の周囲に囲繞したパツキ
ングの弾性と係止杆に設けたスラスト溝の間隔の
範囲で係止杆が横杆内を出没出来ることと相俟つ
て荷室内の巾に多少相違があつても適応性があ
り、仕切り板の移動設置に支障なく、また走行中
の左右振動に対する順応性もあり、逆に必要に応
じてタツプスクリユを締め付けて端面をスラスト
溝の表面に圧接して係止杆の出入を停止させれば
ガードパイプも仕切り板も固定され、乗員の安全
性の確保はより一層大きくなり、係止杆の出入を
自由にした場合と併せて、積荷の多少、種類、荷
重の相違や走行路面の良否に応じて仕切り板やガ
ードパイプの設置状態を自由に選択出来、積荷の
品質により臭気や騒音の発生もなく暖冷気を受け
ることも差し支えない場合には仕切り板を外して
ガードパイプのみを設置して荷崩れの防止のみを
行うというように使用状態を選択することも出来
る。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示すもので、第1図は仕
切り板とガードパイプとの分解斜視図、第2図は
運転室と荷室との境目に仕切り板を設けた車両の
透視斜面図、第3図は後部座席と後部に仕切り板
を設けた場合の車両の透視斜面図、第4図は第2
図の説明図、第5図は第3図の説明図、第6図は
ガードパイプを荷室内に設置した状態の断面図、
第7図イは横杆の一方端部の断面図、ロは横杆の
他方端部の断面図、第8図はブラケツトの側面
図、第9図は受具の側面図である。 符号:1……横杆、2……スプリング止め、3
……スプリング、4……係止杆、5……スラスト
溝、6……タツプスクリユ、6a……脚部、7…
…プラグ、8……縦杆、9……補強杆、10……
ガードパイプ、11……パツキング、12……仕
切り板、12a……上板、12b……下板、12
c……ネジ孔、12b……窓、12e……ネジ
孔、13……車体、13a……側壁、13b……
天井、13c……荷室、13d……床、14……
運転席、15……後部座席、16……ブラケツ
ト、16a……凹部、17……レインフオースメ
ント、18……受具、18a……受部、19……
ボルト、20……固定具、21……ネジ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 筒状の横杆1の一方端部寄りにスプリング止め
    2を形成すると共に端部内に外方向に向う弾力を
    有するスプリング3を介して係止杆4を出入自在
    に嵌合し、該係止杆4の外周に長手方向にスラス
    ト溝5を穿設し、前記スラスト溝5に横杆1の端
    部に螺合したタツプスクリユ6の脚部6aを臨ま
    せ、横杆1の他方端部にはプラグ7を嵌着し、更
    に横杆1に縦杆8を左右に間隔を介して上方に立
    設し、左右の縦杆8に補強杆9を架設してガード
    パイプ10を形成し、これとは別に二分割し且つ
    外周にパツキング11を囲繞した仕切り板12を
    前記ガードパイプ10に着脱自在に取り付け、更
    に車体13の運転席14或いは後部座席15の
    夫々の後部の位置に於ける左右側壁13a,13
    aに横杆1の左右端部を嵌脱させるブラケツト1
    6を左右に対向して固着し、天井13bに設けた
    レインフオースメント17に縦杆8,8の上端部
    を嵌脱させる受具18,18を設けたことを特徴
    とする車室内に仕切り板を移動自在に設けた車
    両。
JP1679283U 1983-02-09 1983-02-09 車室内に仕切り板を移動自在に設けた車両 Granted JPS59140939U (ja)

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JP1679283U JPS59140939U (ja) 1983-02-09 1983-02-09 車室内に仕切り板を移動自在に設けた車両

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JP1679283U JPS59140939U (ja) 1983-02-09 1983-02-09 車室内に仕切り板を移動自在に設けた車両

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Publication Number Publication Date
JPS59140939U JPS59140939U (ja) 1984-09-20
JPH0141630Y2 true JPH0141630Y2 (ja) 1989-12-08

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JP1679283U Granted JPS59140939U (ja) 1983-02-09 1983-02-09 車室内に仕切り板を移動自在に設けた車両

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JPH0428278Y2 (ja) * 1986-05-29 1992-07-08

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JPS59140939U (ja) 1984-09-20

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