JPH04128560U - ベルトテンシヨン調整用ボルト構造 - Google Patents

ベルトテンシヨン調整用ボルト構造

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JPH04128560U
JPH04128560U JP4435991U JP4435991U JPH04128560U JP H04128560 U JPH04128560 U JP H04128560U JP 4435991 U JP4435991 U JP 4435991U JP 4435991 U JP4435991 U JP 4435991U JP H04128560 U JPH04128560 U JP H04128560U
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JP
Japan
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belt tension
belt
adjustment bolt
pulley
tension adjustment
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Withdrawn
Application number
JP4435991U
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English (en)
Inventor
信一 栗田
Original Assignee
三菱自動車工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、エンジンのクランクプーリおよび
エンジン補機用プーリ間に装架されるベルトに当接する
ベルトテンション用プーリを介して、ベルトの張力を調
整するベルトテンション調整用ボルト構造に関し、ベル
トテンション調整用ボルトの調整を斜め方向から工具を
差し込んで行なえるようにすることにより、ベルトテン
ション調整ボルトの上方に障害物がある場合でも、調整
ボルトの調整作業を簡単且つ容易に行なえるようにする
ことを目的とする。 【構成】 ベルトテンション調整用ボルト10の中間部
に、ユニバーサルジョイント部12を設けるように構成
する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、エンジンのクランクプーリおよびエンジン補機用プーリ間に装架さ れるベルトに当接するベルトテンション用プーリを介して、ベルトの張力を調整 するベルトテンション調整用ボルト構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
図3はベルトテンション用プーリがベルトに当接される状態の一例を示す正面 図であり、図4は従来のベルトテンション調整用ボルト構造を示す図3のIV− IV線矢視に相当する断面図である。
【0003】 この図3において、エンジンのクランクプーリ1は、パワーステアリング用オ イルポンププーリ(P/Sプーリ)2,エアコンディショナ用コンプレッサプー リ(A/Cプーリ)3などのエンジン補機用のプーリ2,3とベルト4により連 結されて、これら補機を駆動するようになっており、ベルト4の一か所にはこれ と当接するベルトテンション用プーリ5が介装されて、このプーリ5によりベル ト4の張り具合を調整するようになっている。
【0004】 ベルトテンション用プーリ5は、図4に示すように、図示しないエンジンマウ ントの一部に取り付けられたテンションプーリ用ブラケット6の縦長穴7にベル トテンション用プーリ5の支軸8が嵌挿され、また、この支軸8の基部9にはテ ンションプーリ用ブラケット6の折曲部6aに挿通させたベルトテンション調整 用ボルト10のねじ部10aが螺挿され、この調整用ボルト10を回転させるこ とにより、基部9およびこれと一体のベルトテンション用プーリ5が矢印aのよ うに、ブラケット6を縦方向に移動してベルト4の張り具合が調整されるもので 、このようにして、ベルトテンション調整用ボルト構造が構成されている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】 しかしながら、このような従来のベルトテンション調整用ボルト構造では、調 整用ボルトの頭部方向への軸線延長上に、エンジンルーム内のレイアウトの関係 で、エンジンマウントブラケットなどが突き出ることがあると、調整用ボルトを 回転させるための工具を差し込むことが困難な状態となる場合がある。
【0006】 従って、このような場合、工具を斜め方向から差し込むことになり、これによ り工具の差し込みが容易でなく、回転操作も困難であって、調整作業を行ない難 いという課題がある。
【0007】 本考案は、このような課題に鑑み創案されたもので、調整用ボルトの中間部に ユニバーサルジョイント部を設けて、調整用ボルトの調整を斜め方向から調整で きるようにすることにより、調整作業を簡単且つ容易に行なえるようにした、ベ ルトテンション調用ボルト構造を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
このため、本考案のベルトテンション調整用ボルト構造は、エンジンのクラン クプーリおよびエンジン補機用プーリ間に装架されるベルトに当接するベルトテ ンション用プーリを介して該ベルトの張力を調整するベルトテンション調整用ボ ルトをそなえ、該ベルトテンション調整用ボルトの中間部にユニバーサルジョイ ント部が設けられ、該ベルトテンション調整用ボルトの頭部が該ベルトテンショ ン調整用ボルトのねじ部に対して傾斜した角度から回転調整しうるように形成さ れていることを特徴としている。
【0009】
【作用】
上述の本考案のベルトテンション調整用ボルト構造では、調整用ボルトの中間 部に設けられたユニバーサルジョイント部により、調整用ボルトを斜め方向から 回転調整することができる。
【0010】
【実施例】 以下、図面により、本考案の一実施例について説明すると、図1,図2は本考 案の一実施例としてのベルトテンション調整用ボルト構造を示すもので、図1は 本構造の設置状態を示す一部断面による側視図、図2は本調整用ボルトの頭部支 持構造の一例を示す図1のII−II線矢視による側視図であり、図1,図2中 、図3,図4と同じ符号はほぼ同様の部分を示している。
【0011】 まず、本ベルトテンション調整用ボルト構造も、図3に示すように、エンジン のクランクプーリ1およびエンジン補機用プーリ2,3間に装架されるベルト4 に当接するベルトテンション用プーリ5を介して、ベルト4の張力を調整するも のであることは従来と同じである。
【0012】 さて、図1に示すように、ベルトテンション用プーリ5は、その支軸8がテン ションプーリ用ブラケット6の縦長穴7内に摺動自在に嵌挿され、且つ、支軸8 の基部9がテンションプーリ用ブラケット6の内面に当接されていて、基部8と ともにテンションプーリ用ブラケット6に沿って縦方向に往復移動しうるよう構 成されている。
【0013】 また、この基部8の縦方向のねじ穴9aには、テンションプーリ用ブラケット 6の折曲部6aに挿通されるベルトテンション調整用ボルト10のねじ部10a が螺入されて、ベルトテンション調整用ボルト10の回転により、ベルトテンシ ョン用プーリ5を矢印aのように縦方向に移動させるようになっている。
【0014】 そして、ベルトテンション調整用ボルト10は、中間部にユニバーサルジョイ ント部12が形成され、ベルトテンション調整用ボルト10の頭部10bはねじ 部10aに対して傾斜角度をもった位置からでも、頭部10bを回すことにより 、ねじ部10aが回せるような構造となっている。
【0015】 従って、ベルトテンション調整用ボルト10の軸線延長上に、例えばエンジン マウントブラケット13などが存在している場合は、ボルト頭部10bの支持具 14をエンジンマウントブラケット13の一部に取り付け、ボルト頭部10bが エンジンマウントブラケット13を避けた状態で支持されるよう構成する。
【0016】 この場合の支持具14は、例えば図2に示すように、ボルト挿通穴14aを境 に2分割形態のものとし、一方を鎖線図示のように開閉可能にして、これを閉じ て座部14bを止めるようにすればよいものであり、また、ボルト頭部10bが 回転可能に支持されるのであれば、その他の手段にて支持されてもよい。
【0017】 なお、図1中、15はシリンダブロックを示している。
【0018】 上述の構成により、ベルトテンション調整用ボルト10には、中間部にユニバ ーサルジョイント部12が形成されているので、調整用ボルト10の回転操作を 調整用ボルト10の軸線延長上から外れた傾斜角度のある方向から操作できるた め、エンジンルームのレイアウトの関係上、他の機器の部分が調整用ボルト10 の操作を邪魔する位置にまで突き出されるように配置されることがあっても、こ れを避けて難なく調整用ボルト10の調整が行なえるもので、これにより特殊な 工具を使用することなく、普通のボックスレンチやスパナなどの工具で簡単且つ 容易にベルトテンションを調整できる効果がある。また、エンジンルーム内のレ イアウト設計上でも自由度を増大させることができるものである。
【0019】
【考案の効果】
以上詳述したように、本考案のベルトテンション調整用ボルト構造によれば、 エンジンのクランクプーリおよびエンジン補機用プーリ間に装架されるベルトに 当接するベルトテンション用プーリを介して該ベルトの張力を調整するベルトテ ンション調整用ボルトをそなえ、該ベルトテンション調整用ボルトの中間部にユ ニバーサルジョイント部が設けられ、該ベルトテンション調整用ボルトの頭部が 該ベルトテンション調整用ボルトのねじ部に対して傾斜した角度から回転調整し うるように形成されているので、エンジンレイアウト上ベルトテンション調整用 ボルトの上方に障害物があっても、調整用ボルトの調整作業を簡単且つ容易に行 なうことができ非常に有効である。また、エンジンルーム内のレイアウトの自由 度も増大できるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例としてのベルトテンション調
整用ボルト構造の設置状態を一部断面にて示す側視図で
ある。
【図2】本考案によるベルトテンション調整用ボルトの
頭部支持構造の一例を示す図1のII−II線矢視によ
る側視図である。
【図3】一般的なベルトテンション用プーリのベルトへ
の当接状態の一例を示す正面図である。
【図4】従来例によるベルトテンション調整用ボルト構
造の断面図(図3のIV−IV線矢視に相当する断面
図)である。
【符号の説明】 1 クランクプーリ 2 パワーステアリング用オイルポンププーリ(エンジ
ン補機用プーリ) 3 エアコンディショナ用コンプレッサプーリ(エンジ
ン補機用プーリ) 4 ベルト 5 ベルトテンション用プーリ 6 テンションプーリ用ブラケット 6a 折曲部 7 縦長穴 8 支軸 9 基部 9a ねじ穴 10 ベルトテンション調整用ボルト 10a ねじ部 10b ボルト頭部 11 工具 12 ユニバーサルジョイント部 13 エンジンマウントブラケット 14 支持具 14a 挿通穴 14b 座部 15 シリンダブロック

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンのクランクプーリおよびエンジ
    ン補機用プーリ間に装架されるベルトに当接するベルト
    テンション用プーリを介して該ベルトの張力を調整する
    ベルトテンション調整用ボルトをそなえ、該ベルトテン
    ション調整用ボルトの中間部にユニバーサルジョイント
    部が設けられ、該ベルトテンション調整用ボルトの頭部
    が該ベルトテンション調整用ボルトのねじ部に対して傾
    斜した角度から回転調整しうるように形成されているこ
    とを特徴とする、ベルトテンション調整用ボルト構造。
JP4435991U 1991-05-17 1991-05-17 ベルトテンシヨン調整用ボルト構造 Withdrawn JPH04128560U (ja)

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JP4435991U JPH04128560U (ja) 1991-05-17 1991-05-17 ベルトテンシヨン調整用ボルト構造

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JP4435991U JPH04128560U (ja) 1991-05-17 1991-05-17 ベルトテンシヨン調整用ボルト構造

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JPH04128560U true JPH04128560U (ja) 1992-11-24

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005121568A1 (ja) * 2004-06-10 2005-12-22 Nippon Telegraph And Telephone Corporation ネジ

Cited By (4)

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JPWO2005121568A1 (ja) * 2004-06-10 2008-04-10 日本電信電話株式会社 ネジ
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19950810