JP2000328958A - エンジン用ベルトのテンション装置 - Google Patents

エンジン用ベルトのテンション装置

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JP2000328958A JP11136589A JP13658999A JP2000328958A JP 2000328958 A JP2000328958 A JP 2000328958A JP 11136589 A JP11136589 A JP 11136589A JP 13658999 A JP13658999 A JP 13658999A JP 2000328958 A JP2000328958 A JP 2000328958A
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belt
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Kazuyoshi Morioka
和良 森岡
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Kubota Corp
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H7/00Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
    • F16H7/08Means for varying tension of belts, ropes, or chains
    • F16H2007/0802Actuators for final output members
    • F16H2007/0806Compression coil springs
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H7/00Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
    • F16H7/08Means for varying tension of belts, ropes, or chains
    • F16H2007/0876Control or adjustment of actuators
    • F16H2007/088Manual adjustment

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  • Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 テンション装置及びエンジン全体のコンパク
ト化を図る。 【解決手段】 エンジン本体(1)の前面に設けたプー
リ支持部(16)の案内孔(19)に、移動体(15)
をスライド移動自在に嵌合する。テンションプーリ(1
3)を支軸体(14)を介して移動体(15)に連結す
る。プーリ支持部(16)の案内孔(19)に沿って配
置した調節ボルト(20)の中間部を、移動体(15)
のねじ部(15b)に螺合させる。その調節ボルト(2
0)を、その軸方向への移動が規制された状態で回転可
能なように、プーリ支持部(16)に支持する。そし
て、上記調節ボルト(20)を回すことにより、案内孔
(19)に沿ってテンションプーリ(13)が移動し、
駆動輪と従動輪との間に架け渡したベルト(9)の張力
が調節される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンに用いる
ベルトに張力を付与するテンション装置の改良に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】上述のエンジンの本体の前面には、クラ
ンク軸に連結された駆動輪と、ウォータポンプなどに連
結された従動輪とを配置してあり、それらの駆動輪と従
動輪との間にベルトを架け渡してある。そのベルトは、
テンション装置によって適正な張力が付与されており、
そのテンション装置は、例えば図3に示すように、次の
ように構成される。即ち、エンジン本体(1)にプーリ支
持部(41)をボルトで固定してあり、そのプーリ支持部(4
1)に設けた長孔状の案内孔(42)に、テンションプーリ(4
3)を支持する支軸体(44)をスライド移動自在[図3中で
は左右方向]に嵌合してある。
【0003】その支軸体(44)には、軸受(45)を介して上
記テンションプーリ(43)を外嵌してあり、その支軸体(4
4)にナット(46)を締め込むことによって、上記テンショ
ンプーリ(43)が、上記支軸体(44)に回転自在に取り付け
られる。そして、スプリング(47)の付勢力によって、上
記テンションプーリ(43)が、上記支軸体(44)と共に上記
プーリ支持部材(41)の案内孔(42)に沿ってスライド移動
することにより[図3中では右方向]、テンションプーリ
(43)がベルト(48)に押し当てられて、そのベルト(48)に
張力が付与される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来のテンショ
ン装置では、ベルト交換などの際に、例えば上記テンシ
ョンプーリ(43)を手で掴んで、上記スプリング(47)の付
勢力に抗して移動させて[図3中では左方向]、ベルト(4
8)を緩めなければならない。ところが、テンション装置
の前方[図3中では上方]には、エンジン冷却ファンやラ
ジエータなどが配置されるため、そのラジエータなどが
邪魔になって、上述のようにテンションプーリ(43)を手
で掴んで移動させることは容易ではない。
【0005】本発明は、テンション装置及びエンジン全
体のコンパクト化を図ることを目的とする。また、本発
明は、テンションプーリの振動を低減できるようにする
ことを目的とする。さらに、本発明は、エンジンの設置
に必要なスペースを小さくできるようにすることを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】[請求項1の発明]請求項
1の発明は、上記の目的を達成するために、例えば図1
と図2とに示すように、次のように構成したものであ
る。エンジン本体(1)に駆動輪(7)と従動輪(8)とを配
置し、駆動輪(7)と従動輪(8)との間にベルト(9)を架
け渡し、テンションプーリ(13)でベルト(9)に張力を付
与するエンジン用ベルトのテンション装置において、エ
ンジン本体(1)にプーリ支持部(16)を設け、プーリ支持
部(16)に設けた案内孔(19)に移動体(15)を嵌合すること
で、移動体(15)を案内孔(19)に沿って移動可能に構成
し、移動体(15)にテンションプーリ(13)を連結し、プー
リ支持部(16)の案内孔(19)に沿って調節ボルト(20)を配
置し、調節ボルト(20)を移動体(15)に設けたねじ部(15
b)に螺合させ、調節ボルト(20)を、その軸方向への移
動が規制された状態で回転可能なように、プーリ支持部
(16)に係合させたものである。
【0007】[請求項2の発明]また、請求項2の発明
は、上記請求項1の発明の構成において、さらに次のよ
うに構成したものである。調節ボルト(20)の軸方向の両
端部をプーリ支持部(16)にそれぞれ係合させたものであ
る。
【0008】[請求項3の発明]請求項の発明は、上記請
求項1又は2の発明の構成において、さらに次のように
構成したものである。調節ボルト(20)のボルト頭(20a)
が、エンジン本体(1)のメンテナンス用側面(1a)側に向
くように構成したものである。
【0009】
【発明の作用及び効果】[請求項1]上記請求項1の発
明は、例えば図1と図2とに示すように、次の作用・効
果を奏する。エンジンの長期運転によってベルト(9)が
延びたときには、例えば次のようにしてベルト(9)の張
力が適正になるように調節する。即ち、調節ボルト(20)
のボルト頭(20a)を工具などを使って回し、移動体(15)
を、ねじ作用でプーリ支持部(16)の案内孔(19)に沿って
移動させ、テンションプーリ(13)をベルト(9)の張力の
増加側[図2中では右側]へ移動させる。そして、ベルト
(9)の張力調節完了後に、調節ボルト(20)を、例えばロ
ックナット(23)によって回り止めして、テンションプー
リ(13)をプーリ支持部(16)に係止する。
【0010】また、上記ベルト(9)を交換するときに
は、調節ボルト(20)のボルト頭(20a)を回して、テンシ
ョンプーリ(13)をベルト(9)の張力の減少側[図2中で
は左側]へ移動させる。すると、ベルト(9)が緩まって
ベルト(9)が交換可能になる。そのベルト交換後には、
上述のように調節ボルト(20)のボルト頭(20a)を回し
て、テンションプーリ(13)をベルト(9)の張力の増加側
へ移動させて、ベルト(9)の張力を適正に調節する。そ
のベルト(9)の張力調節完了後には、上述のように調節
ボルト(20)を回り止めする。
【0011】このように、調節ボルト(20)を回すこと
で、テンションプーリ(13)を移動できるので、テンショ
ンプーリ(13)を移動させるための構造が簡単になり、そ
の分だけ、テンション装置(11)のコンパクト化や低コス
ト化が図れる。また、テンション装置(11)にラジエータ
などを接近させて配置してあっても、調節ボルト(20)を
回せるだけの間隔があれば、テンションプーリ(13)を移
動させてベルト(9)の張力調節を行えるので、上記ラジ
エータなどをエンジン本体(1)に接近させることがで
き、その分だけ、エンジン全体のコンパクト化を図れ
る。
【0012】[請求項2]上記請求項2の発明は、上記
請求項1の発明の作用・効果に加え、さらに次の作用・
効果を奏する。調節ボルト(20)の軸方向の両端部をプー
リ支持部(16)にそれぞれ係合することにより、調節ボル
ト(20)がプーリ支持部(16)に対して2点支持される。従
って、調節ボルト(20)がプーリ支持部(16)にしっかりと
支持され、その分だけ、調節ボルト(20)のがたつきを低
減できる。その結果、調節ボルト(20)に移動体(15)を介
して連結されたテンションプーリ(13)が、上記調節ボル
ト(20)のがたつきによって振動することが防止され、そ
のテンションプーリ(13)の振動による騒音を低減でき
る。
【0013】[請求項3]上記請求項3の発明は、上記
請求項1又は2の発明の作用・効果に加え、さらに次の
作用・効果を奏する。調節ボルト(20)のボルト頭(20a)
を、エンジン本体(1)のメンテナンス用側面(1a)側に向
けたことにより、そのメンテナンス用側面(1a)側から、
エンジン本体(1)の各部のメンテナンスだけではなく、
上述のベルト(9)の張力調節やベルト交換などのメンテ
ナンスをも行うことができる。つまり、上記メンテナン
ス用側面(1a)の側方のみにメンテナンス用のスペースを
設けておけば、そのメンテナンス用側面(1a)以外のエン
ジン本体(1)の側面の側方には、メンテナンス用のスペ
ースを設けなくても済み、その分だけ、エンジンの設置
に必要なスペースを小さくできる。即ち、上記メンテナ
ンス用側面(1a)以外のエンジン本体(1)の側面に、他の
機器などを接近させて配置することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかるエンジンに
用いるベルトのテンション装置の実施の一形態について
図1と図2とを用いて説明する。図1は、上記テンショ
ン装置の要部を示す図2中のI−I線矢視断面図、図2
は、上記エンジンの要部を示す正面図である。なお、以
下の説明では、ディーゼルエンジンを例にしてある。
【0015】図2に示すように、エンジン本体(1)に
は、シリンダブロック(2)の上側にシリンダヘッド(3)
を取り付けてあり、そのシリンダヘッド(3)の上側にヘ
ッドカバー(4)を取り付けてある。また、シリンダブロ
ック(2)の下側にはオイルパン(5)を取り付けてある。
そのオイルパン(5)の一方の側[図2中では左側]には、
オイルパン(5)内へ潤滑油を供給するためのオイル供給
部(30)を設けてある。上記エンジン本体(1)の前面に
は、クランク軸(6)に連結された駆動輪(7)と、ウォー
タポンプ[図示せず]などに連結された従動輪(8)とを配
置してあり、それらの駆動輪(7)と従動輪(8)との間に
ベルト(9)を架け渡してある。また、上記エンジン本体
(1)の前面にはテンション装置(11)を配置してあり、そ
のテンション装置(11)によって上記ベルト(9)に張力が
付与されるようにしてある。
【0016】上記テンション装置(11)は、図1に示すよ
うに、次のように構成される。即ち、上記テンション装
置(11)は、玉軸受(12)を介してテンションプーリ(13)を
回転自在に支持する支軸体(14)と、その支軸体(14)を移
動体(15)を介して上記ベルト(9)の張力の増減方向[図
1中では左右方向]に案内するプーリ支持部(16)とを有
している。そのプーリ支持部(16)は、上記エンジン本体
(1)の前面にボルトで固定される[図2参照]。
【0017】上記支軸体(14)の軸方向の前端部[図1中
では上側]には、工具嵌合孔(18)を凹設してある。その
工具嵌合孔(18)としては、例えば、六角レンチ[工具]が
嵌合可能な六角穴に形成してある。一方、上記支軸体(1
4)の軸方向の後部[図1中では下側]には、左ねじに形成
された雄ねじ部(14a)を設けてあり、また、上記移動体
(15)の前部[図1中では上側]には、左ねじに形成された
雌ねじ部(15a)を設けてある。そして、上記支軸体(14)
の工具嵌合孔(18)に、上記六角レンチを嵌合させて上記
支軸体(14)を左方向に回すことで、上記支軸体(14)の雄
ねじ部(14a)が上記移動体(15)の雌ねじ部(15a)に締め
込まれる。これにより、上記支軸体(14)と上記移動体(1
5)とが一体に連結されるとともに、上記玉軸受(12)の内
輪(12a)が、支軸体(14)の前端に設けた鍔部(14b)と、
移動体(15)の前側に配置したカラー(24)との間に挟持さ
れる。
【0018】なお、上記駆動輪(7)は、図2中で右方向
に回転するようになっており、これに伴って上記テンシ
ョンプーリ(13)が左方向に回転する。このため、そのテ
ンションプーリ(13)の回転によって上記支軸体(14)に
は、上記玉軸受(12)を介して左方向の回転力が伝達さ
れ、その左方向の回転によって支軸体(14)の左ねじのね
じ部(14a)が上記移動体(15)のねじ部(15a)に締め込ま
れようとする。つまり、上記テンションプーリ(13)の回
転によって支軸体(14)と移動体(15)とがよりしっかりと
螺着され、支軸体(14)が緩むことを確実に防止できる。
【0019】上記プーリ支持部(16)には長孔状の案内孔
(19)を設けてあり、その案内孔(19)に、上記移動体(15)
の前部がスライド移動[図1中では左右方向]自在に嵌合
してある。さらに、上記プーリ支持部(16)の両側部[図
1中では左右両側]には貫通孔(21)(21)をそれぞれ設け
てあり、それらの貫通孔(21)(21)に調節ボルト(20)を横
向きに貫通させてある。そして、その調節ボルト(20)の
中間部を、上記移動体(15)に横向きに形成した雌ねじ部
(15b)に螺合してある。
【0020】また、上記調節ボルト(20)の一端部[図1
中では右側]には、一対の止めナット(22)(22)を固定し
てあり、これらの止めナット(22)(22)によって調節ボル
ト(20)の軸方向[図1中では左右方向]への移動を規制し
て、上記調節ボルト(20)を回しても、その調節ボルト(2
0)が貫通孔(21)から抜け落ちないようにしてある。さら
に、上記調節ボルト(20)の他端部[図1中では左側]に
は、ロックナット(23)を螺合してある。また、上記貫通
孔(21)(21)の内径は、それぞれ調節ボルト(20)の外径よ
りも大きくしてある。つまり、調節ボルト(20)は、その
軸方向への移動が規制されたうえで回転可能な状態で、
プーリ支持部(16)に支持[係合]される。
【0021】上記テンション装置(11)は、次のように作
用する。例えば、エンジンの長期運転によって上記ベル
ト(9)が延びたときには、次のようにしてベルト(9)の
張力が適正になるように調節する。即ち、工具などを使
って上記ロックナット(23)を緩めるとともに上記調節ボ
ルト(20)のボルト頭(20a)を回し、上記移動体(15)を、
ねじ作用で上記支軸体(14)と一体に上記案内孔(19)に沿
ってスライド移動させ、上記テンションプーリ(13)をベ
ルト(9)の張力の増加側[図2中では右側]へ移動させ
る。そして、ベルト(9)の張力調節完了後に、上記ロッ
クナット(23)を締め込んで調節ボルト(20)を回り止めし
て、テンションプーリ(13)を係止する。
【0022】また、上記ベルト(9)を交換するときに
は、ロックナット(23)を緩めて調節ボルト(20)のボルト
頭(20a)を回し、テンションプーリ(13)をベルト(9)の
張力の減少側[図2中では左側]へ移動させる。すると、
ベルト(9)が緩まってベルト(9)が交換可能になる。そ
のベルト交換後には、上述と同様にテンションプーリ(1
3)をベルト(9)の張力の増加側へ移動させて、ベルト
(9)の張力を調節する。そのベルト(9)の張力調節完了
後には、上述のように調節ボルト(20)を回り止めする。
【0023】また、上記調節ボルト(20)のボルト頭(20
a)は、エンジン本体(1)の前後左右及び上下の各側面
のうち、エンジン本体(1)のメンテナンス用の側面(1a)
[図2中では左側の面]側に向くようにしてある。つま
り、上記メンテナンス用側面(1a)側には、上記オイル供
給部(30)や、燃料噴射ポンプ(31)、燃料噴射ノズル(32)
及びスタータ(33)などが配置されており、これにより、
上記メンテナンス用側面(1a)側から、オイルパン(5)内
への潤滑油供給や、上記燃料噴射ポンプ(31)などの点検
などのメンテナンスが行えるうえ、上記調節ボルト(20)
を回して上述のベルト(9)の張力調節やベルト交換など
のメンテナンスも行える。
【0024】上記実施の形態は、次のように変更可能で
ある。即ち、上記説明では、上記テンションプーリ(13)
が上記ベルト(9)の外周面を押してベルト(9)に張力を
付与しているが、これに限られるものではなく、テンシ
ョンプーリ(13)がベルト(9)の内周面を押してベルト
(9)に張力を付与するように構成してもよい。
【0025】また、上記説明では、調節ボルト(20)の一
端部に2個の止めナット(22)(22)を固定して、調節ボル
ト(20)の軸方向への移動を規制したが、これに限られる
ものではなく、上記調節ボルト(20)の軸方向への移動を
規制できるものであればよい。即ち、例えば、1個のナ
ットを上記調節ボルト(20)の一端部に溶接などで固定し
たものであってもよく、あるいは、上記調節ボルト(20)
の一端部を円盤状につぶしたものであってもよい。
【0026】さらに、上記説明では、ロックナット(23)
によって調節ボルト(20)を回り止めして、テンションプ
ーリ(13)をプーリ支持部(16)に係止したが、これに限ら
れるものではなく、例えば、支軸体(14)の雄ねじ部(14
a)を移動体(15)の雌ねじ部(15a)に締め込んだとき
に、上記玉軸受(12)の内輪(12a)を介して上記カラー(2
4)がプーリ支持部(16)の前面に圧接されて、支軸体(14)
がプーリ支持部(16)に係止されるようにしてもよい。
【0027】また、上記説明では、上記支軸体(14)の工
具嵌合孔(18)を六角穴に凹設してあるが、これに限られ
るものではなく、上記工具嵌合孔(18)は、例えば、十字
状や−字状であってもよく、あるいは四角穴や五角穴な
どであってもよい。さらに、上記説明では、上記支軸体
(14)のねじ部(14a)を雄ねじに、上記移動体(15)のねじ
部(15a)を雌ねじに形成したが、これに限られるもので
はなく、支軸体(14)のねじ部(14a)を雌ねじに、上記移
動体(15)のねじ部(15a)を雄ねじに形成してもよい。ま
た、本発明の適用は、ディーゼルエンジンに限られるも
のではなく、ガソリンエンジンなどにも適用可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるエンジンに用いるベルトのテン
ション装置の実施の一形態を示すものであり、上記テン
ション装置の要部を示す図2中のI−I線矢視断面図で
ある。
【図2】上記エンジンの要部を示す正面図である。
【図3】従来のテンション装置を示す図1相当図であ
る。
【符号の説明】
1…エンジン本体、1a…エンジン本体のメンテナンス用
側面、7…駆動輪、8…従動輪、9…ベルト、13…テン
ションプーリ、15…移動体、16…プーリ支持部、19…案
内孔、20…調節ボルト、20a…調節ボルトのボルト頭。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジン本体(1)に駆動輪(7)と従動輪
    (8)とを配置し、それらの駆動輪(7)と従動輪(8)との
    間にベルト(9)を架け渡し、テンションプーリ(13)で上
    記ベルト(9)に張力を付与するエンジン用ベルトのテン
    ション装置において、 上記エンジン本体(1)にプーリ支持部(16)を設け、その
    プーリ支持部(16)に設けた案内孔(19)に移動体(15)を嵌
    合することで、その移動体(15)を上記案内孔(19)に沿っ
    て移動可能に構成し、上記移動体(15)に上記テンション
    プーリ(13)を連結し、 上記プーリ支持部(16)の案内孔(19)に沿って調節ボルト
    (20)を配置し、その調節ボルト(20)を上記移動体(15)に
    設けたねじ部(15b)に螺合させ、上記調節ボルト(20)
    を、その軸方向への移動が規制された状態で回転可能な
    ように、上記プーリ支持部(16)に係合させた、 ことを特徴とするエンジン用ベルトのテンション装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のエンジン用ベルトのテ
    ンション装置において、 前記調節ボルト(20)の軸方向の両端部を前記プーリ支持
    部(16)にそれぞれ係合させた、 ことを特徴とするエンジン用ベルトのテンション装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載のエンジン用ベル
    トのテンション装置において、 前記調節ボルト(20)のボルト頭(20a)が、前記エンジン
    本体(1)のメンテナンス用側面(1a)側に向くように構成
    した、 ことを特徴とするエンジン用ベルトのテンション装置。
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