JPH0412775B2 - - Google Patents
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- JPH0412775B2 JPH0412775B2 JP62053022A JP5302287A JPH0412775B2 JP H0412775 B2 JPH0412775 B2 JP H0412775B2 JP 62053022 A JP62053022 A JP 62053022A JP 5302287 A JP5302287 A JP 5302287A JP H0412775 B2 JPH0412775 B2 JP H0412775B2
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Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D07—ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
- D07B—ROPES OR CABLES IN GENERAL
- D07B7/00—Details of, or auxiliary devices incorporated in, rope- or cable-making machines; Auxiliary apparatus associated with such machines
- D07B7/16—Auxiliary apparatus
- D07B7/18—Auxiliary apparatus for spreading or untwisting ropes or cables into constituent parts for treatment or splicing purposes
- D07B7/187—Auxiliary apparatus for spreading or untwisting ropes or cables into constituent parts for treatment or splicing purposes for forming bulbs in ropes or cables
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D07—ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
- D07B—ROPES OR CABLES IN GENERAL
- D07B2201/00—Ropes or cables
- D07B2201/20—Rope or cable components
- D07B2201/2071—Spacers
- D07B2201/2073—Spacers in circumferencial direction
-
- D—TEXTILES; PAPER
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- D07B—ROPES OR CABLES IN GENERAL
- D07B2201/00—Ropes or cables
- D07B2201/20—Rope or cable components
- D07B2201/2071—Spacers
- D07B2201/2074—Spacers in radial direction
-
- D—TEXTILES; PAPER
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- D07B2501/00—Application field
- D07B2501/20—Application field related to ropes or cables
- D07B2501/2015—Construction industries
- D07B2501/2023—Concrete enforcements
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D07—ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
- D07B—ROPES OR CABLES IN GENERAL
- D07B5/00—Making ropes or cables from special materials or of particular form
- D07B5/005—Making ropes or cables from special materials or of particular form characterised by their outer shape or surface properties
Landscapes
- Piles And Underground Anchors (AREA)
- Reinforcement Elements For Buildings (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は、アースアンカーなどに使用する引張
材の加工装置に関するものである。
材の加工装置に関するものである。
〈従来の技術〉
アースアンカーの引張材として、複数本の撚線
束をさらに撚込んで製作したPC鋼より線や複合
鋼より線を使用するアンカー工法は広く知られて
いる。
束をさらに撚込んで製作したPC鋼より線や複合
鋼より線を使用するアンカー工法は広く知られて
いる。
このアンカー工法は、第10図に示すように例
えば複数の撚線aを撚つた一本のPC鋼より線ま
たは鋼より線などからなる引張材Aを、アンカー
孔内に充填したモルタルなどの定着グラウトB内
に埋没して固定し、アンカー孔外に露出する引張
材Aの端部を緊張して定着する工法である。
えば複数の撚線aを撚つた一本のPC鋼より線ま
たは鋼より線などからなる引張材Aを、アンカー
孔内に充填したモルタルなどの定着グラウトB内
に埋没して固定し、アンカー孔外に露出する引張
材Aの端部を緊張して定着する工法である。
〈本発明が解決しようとする問題点〉
前記したアンカーの定着技術には次のような問
題点が存在する。
題点が存在する。
(イ) 定着部における引張材Aと定着グラウトBと
の付着状態を観察すると、第11図に示すよう
に定着グラウトBと接触しているのは最外端に
位置する撚線aの一部の周面だけである。
の付着状態を観察すると、第11図に示すよう
に定着グラウトBと接触しているのは最外端に
位置する撚線aの一部の周面だけである。
つまり、定着グラウトBに実際に接触してい
るのは、各撚線aの全表面積のうちの半分以下
である。
るのは、各撚線aの全表面積のうちの半分以下
である。
そのため、定着グラウトBとの付着抵抗が小
さくなり、引張材Aの定着長に対するアンカー
の耐力が低下する傾向にある。
さくなり、引張材Aの定着長に対するアンカー
の耐力が低下する傾向にある。
(ロ) 引張材Aに引張荷重が作用すると、接触抵抗
の小さい中心部に位置する撚線aが抜け出して
空洞部を形成する。
の小さい中心部に位置する撚線aが抜け出して
空洞部を形成する。
引張材Aの中心部に空洞を発生すると、この
空洞内に水が溜つて引張材Aの腐食破断を誘発
する危険性が高い。
空洞内に水が溜つて引張材Aの腐食破断を誘発
する危険性が高い。
(ハ) 前述したように、十分に定着グラウトBとの
付着面積を確保できないから、現在では、アン
カーの付着強度を低く見積もつて、構造物の設
計を行つたり、あるいは引張材Aの定着部長を
必要以上に長く設定するなどの対策を講じてい
る。
付着面積を確保できないから、現在では、アン
カーの付着強度を低く見積もつて、構造物の設
計を行つたり、あるいは引張材Aの定着部長を
必要以上に長く設定するなどの対策を講じてい
る。
しかし、引張材Aの付着強度の不足分を補う
ために、アンカーの造成本数を増やしたり、定
着グラウトBを大量に使用することは施工コス
トを高騰化する結果となり、不経済である。
ために、アンカーの造成本数を増やしたり、定
着グラウトBを大量に使用することは施工コス
トを高騰化する結果となり、不経済である。
〈本発明の目的〉
本発明は以上の問題点を解決するために成され
たもので、引張材の付着抵抗を増大するための引
張材の加工を容易に行える、アースアンカーなど
に使用する引張材の加工装置を提供することを目
的とする。
たもので、引張材の付着抵抗を増大するための引
張材の加工を容易に行える、アースアンカーなど
に使用する引張材の加工装置を提供することを目
的とする。
〈本発明の構成〉
以下、図面を参照しながら本発明の一実施例に
ついて説明する。
ついて説明する。
まず、引張材の加工装置であるところのスペー
サ装着装置について説明する。
サ装着装置について説明する。
〈イ〉 スペーサ装着装置
スペーサ装着装置1は、鋼より線などの引張材
2を構成する各撚線21を一方から順次撚戻しな
がら、引張材2の途上の任意の位置に各撚線21
を広げた状態に保持するスペーサ3を装着するた
めの専用装置である。
2を構成する各撚線21を一方から順次撚戻しな
がら、引張材2の途上の任意の位置に各撚線21
を広げた状態に保持するスペーサ3を装着するた
めの専用装置である。
すなわち、スペーサ装着装置1は、本体4、収
納筒5、押出ばね6、撚戻用ダイス7からなる。
納筒5、押出ばね6、撚戻用ダイス7からなる。
〈ロ〉 収納筒
本体4の中央部に開設した貫通孔内には、収納
筒5を回転自在に収納する。
筒5を回転自在に収納する。
収納筒5内には、複数のスペーサ3を収容し、
さらに収納筒5の奥部には、圧縮状態の押出ばね
6を収容し、押出ばね6の弾力によつてスペーサ
3を押出方向に常時付勢するよう構成する。
さらに収納筒5の奥部には、圧縮状態の押出ばね
6を収容し、押出ばね6の弾力によつてスペーサ
3を押出方向に常時付勢するよう構成する。
スペーサ3の飛び出しは、本体4の背面に設け
た複数の押さえ金具8によつて拘束する。
た複数の押さえ金具8によつて拘束する。
〈ハ〉 撚戻用ダイス
他方、本体4の前面には、撚戻用ダイス7を配
置する。
置する。
このとき、撚戻用ダイス7は、その軸線を収納
筒5の軸芯線と同一線上に位置させて配置する。
筒5の軸芯線と同一線上に位置させて配置する。
撚戻用ダイス7は第3図に示すように、円柱体
の軸芯部に開設した中心孔71と、その周面に等
間隔に凹設した複数の係合溝72とを有してな
り、円柱体の大径側を本体3に向けて設置する。
の軸芯部に開設した中心孔71と、その周面に等
間隔に凹設した複数の係合溝72とを有してな
り、円柱体の大径側を本体3に向けて設置する。
中心孔71や係合溝72の形成数は、引張材2
を構成する撚線21の本数に基づいて決定する。
を構成する撚線21の本数に基づいて決定する。
また、この撚戻用ダイス7は、収納筒5と一体
に回転するよう構成する。
に回転するよう構成する。
〈ニ〉 スペーサ(第2図)
スペーサ3は、収納筒5内に収容可能な径を有
する円板である。
する円板である。
その板面には引張材2を構成する撚線21の数
に応じて複数の貫挿孔31が開設してある。
に応じて複数の貫挿孔31が開設してある。
つぎに、第4,5図を参照しながらスペーサの
装着方法について説明する。
装着方法について説明する。
〈イ〉 引張材の撚戻し
引張材2の先端部を、スペーサ装着装置1の前
面に突出する先鋭な撚戻用ダイス7に押し付け
る。
面に突出する先鋭な撚戻用ダイス7に押し付け
る。
すると引張材2は、撚戻用ダイス7の係合溝7
2に各々が収容されて撚戻される。
2に各々が収容されて撚戻される。
撚戻された各撚線21は、傾斜する各係合溝7
2上を滑動して各撚線21の距離が徐々に離れて
いく。
2上を滑動して各撚線21の距離が徐々に離れて
いく。
また、中心部に位置する撚線21は、撚戻用ダ
イス7の中心孔71内に案内されて撚戻される。
イス7の中心孔71内に案内されて撚戻される。
引張材2の撚戻し作業にあたつては、収納筒5
が自由な回転を許容するよう構成してあるから、
引張材2の撚戻しによつて発生する各撚線21の
ねじれは、収納筒5の回転によつて吸収される。
が自由な回転を許容するよう構成してあるから、
引張材2の撚戻しによつて発生する各撚線21の
ねじれは、収納筒5の回転によつて吸収される。
したがつて、引張材2の撚戻し作業中に、後続
の引張材2を回動操作する必要がまつたくない。
の引張材2を回動操作する必要がまつたくない。
また、収納筒5が回転するので、各撚線21に
不用意なねじれ力を与える必配がなく、したがつ
て、引張材2の撚戻し作業を小さな力でスムーズ
に行える。
不用意なねじれ力を与える必配がなく、したがつ
て、引張材2の撚戻し作業を小さな力でスムーズ
に行える。
〈ロ〉 スペーサのセツト
撚戻した各撚線21は、収納筒7内を通して本
体4の背面側に案内される。
体4の背面側に案内される。
つづいて、各撚線21の自由端が各貫通孔31
を経て、複数のスペーサ3に貫通する。
を経て、複数のスペーサ3に貫通する。
各スペーサ3は、押さえ金具8によつて依然飛
び出しを拘束された状態で収納筒5内に収容され
ている。
び出しを拘束された状態で収納筒5内に収容され
ている。
〈ハ〉 スペーサの装着
スペーサ3の飛び出しを拘束した状態で、引張
材2の撚戻し作業を続行する。
材2の撚戻し作業を続行する。
各撚線21は、撚戻用ダイス7、収納筒5、ス
ペーサ3を経て、撚戻しの全長を延長していく。
ペーサ3を経て、撚戻しの全長を延長していく。
そして、撚線21が所定の撚戻し長さに達した
ら、押さえ金具8を解除して最外端に位置するス
ペーサ3をスペーサ装着装置1から放出する。
ら、押さえ金具8を解除して最外端に位置するス
ペーサ3をスペーサ装着装置1から放出する。
一枚だけスペーサ3を放出したら、押さえ金具
8を元の位置に戻して、後続のスペーサ3の飛び
出しを拘束する。
8を元の位置に戻して、後続のスペーサ3の飛び
出しを拘束する。
以下同様に、撚戻した撚線21の所定の位置に
スペーサ3を装着する。(第1図) スペーサ装着装置1を通過した撚線21群は、
撚込みのためのねじれを保有しているから、スペ
ーサ3の装着されていない範囲は、スペーサ装着
装置1で撚戻す前の1本ものの引張材2に復元す
る。
スペーサ3を装着する。(第1図) スペーサ装着装置1を通過した撚線21群は、
撚込みのためのねじれを保有しているから、スペ
ーサ3の装着されていない範囲は、スペーサ装着
装置1で撚戻す前の1本ものの引張材2に復元す
る。
つまり、第5図に示すようにスペーサ3の装着
されていないところは、複数の撚線21が撚合わ
さつて本来の引張材2を形成し、スペーサ3の装
着してある箇所だけが、引張材2を構成する各撚
線21がばらばらに離れて外方へ突出しているこ
とになる。
されていないところは、複数の撚線21が撚合わ
さつて本来の引張材2を形成し、スペーサ3の装
着してある箇所だけが、引張材2を構成する各撚
線21がばらばらに離れて外方へ突出しているこ
とになる。
つぎに、アンカーの定着状態について説明す
る。
る。
[アンカー耐力について](第5〜7図)
任意の途上にスペーサ3を装置して製作した引
張材2を、モルタルなどの定着グラウト9の充填
されたアンカー孔内に埋設する。
張材2を、モルタルなどの定着グラウト9の充填
されたアンカー孔内に埋設する。
撚合わさつた引張材2の最外周面が定着グラウ
ト9との付着面となることは従来と同様である。
ト9との付着面となることは従来と同様である。
しかし、スペーサ3を装着した箇所は、各燃線
21が相互に離れて間隙を形成するから定着グラ
ウト9の回り込みが容易となり、各撚線21の全
周面が付着面となる。
21が相互に離れて間隙を形成するから定着グラ
ウト9の回り込みが容易となり、各撚線21の全
周面が付着面となる。
したがつて、スペーサ3を装着した箇所の引張
材2の付着面積は、スペーサ3を装着していない
箇所の引張材2に比べて大きくなる。
材2の付着面積は、スペーサ3を装着していない
箇所の引張材2に比べて大きくなる。
また、スペーサ3を装着した引張材2の突出箇
所に、第5図の一点鎖線で示す抵抗面22が形成
されるから、引張材2に作用する引張力の大部分
は、この抵抗面22で支持されることになる。
所に、第5図の一点鎖線で示す抵抗面22が形成
されるから、引張材2に作用する引張力の大部分
は、この抵抗面22で支持されることになる。
このように、定着グラウト9との付着面積の増
大および抵抗面22の形成により、引張材2の引
き抜き抵抗力、すなわち、アンカーの耐力が著し
く向上する。
大および抵抗面22の形成により、引張材2の引
き抜き抵抗力、すなわち、アンカーの耐力が著し
く向上する。
〈その他の実施例1〉
前記実施例は、一枚もののスペーサ3を使用す
る場合について説明したが、第8図に示すような
分割スペーサ32を使用することも可能である。
る場合について説明したが、第8図に示すような
分割スペーサ32を使用することも可能である。
この分割スペーサ32は、円板を二分割して形
成し、この半円状の分割体33の周面に溝34を
凹設して形成したものである。
成し、この半円状の分割体33の周面に溝34を
凹設して形成したものである。
本実施例の場合、前記実施例のようにスペーサ
装着装置1の収納筒5内にスペーサを収納する必
要はない。
装着装置1の収納筒5内にスペーサを収納する必
要はない。
分割スペーサ32を装着するには、収納筒5を
通過した直後の各撚線21群の間に分割体33を
挿入して分割スペーサ32を組立て、分割スペー
サ32の各溝34内に各撚線21を案内する。
通過した直後の各撚線21群の間に分割体33を
挿入して分割スペーサ32を組立て、分割スペー
サ32の各溝34内に各撚線21を案内する。
撚線21の脱落を防止するために、分割スペー
サ32の外周に番線などの各種のバンド材を外装
して挾持する。
サ32の外周に番線などの各種のバンド材を外装
して挾持する。
したがつて、本実施例によれば分割スペーサ3
2の装着数に制限を受けずに装着できるという利
点がある。
2の装着数に制限を受けずに装着できるという利
点がある。
〈その他の実施例2〉
第9図に示すように、アンカーケーブルである
引張材2の基端側(ヘツド側)にもスペーサ3を
装着しておくことも考えられる。
引張材2の基端側(ヘツド側)にもスペーサ3を
装着しておくことも考えられる。
本実施例では、万一アンカーヘツド10側で引
張材2が破断しても、アンカーとしての機能を喪
失することなく維持でき、アンカーの信頼性が向
上する。
張材2が破断しても、アンカーとしての機能を喪
失することなく維持でき、アンカーの信頼性が向
上する。
また、アースアンカーに限らず、例えばPC橋
梁や建築PC梁などのPC構造物に採用した場合で
も、万一アンカーヘツド付近で引張材が破断して
もプレストレスの付与効果を喪失しないで確実に
維持できる。
梁や建築PC梁などのPC構造物に採用した場合で
も、万一アンカーヘツド付近で引張材が破断して
もプレストレスの付与効果を喪失しないで確実に
維持できる。
〈その他の実施例3〉
スペーサ装着装置1を通過した各撚線21に樹
脂製の防錆コーテイングを施すことも可能であ
る。
脂製の防錆コーテイングを施すことも可能であ
る。
この際、防錆コーテイングの形状を波形に形成
すると、定着グラウト9との付着抵抗がより増大
する。
すると、定着グラウト9との付着抵抗がより増大
する。
したがつて、PC構造物における耐食性に優れ
た引張材を提供できる。
た引張材を提供できる。
従来のエポキシ樹脂膜を被覆したPC鋼より線
は、各撚線外周のみにコーテイング膜が施されて
いる。
は、各撚線外周のみにコーテイング膜が施されて
いる。
そのため、撚線を構成している各素線の間隙か
ら水が浸透して各素線を腐食する心配が残る。
ら水が浸透して各素線を腐食する心配が残る。
また、仮に素線の1本毎にコーテイング膜を被
覆したとしても、定着グラウトとの付着強度が低
下する心配がある。
覆したとしても、定着グラウトとの付着強度が低
下する心配がある。
本発明によれば、これらの不安を一挙に解消で
きる。
きる。
〈本発明の効果〉
本発明は以上説明したようになるから、つぎの
ような効果を得ることができる。
ような効果を得ることができる。
(イ) 引張材の任意の途上に、各撚線が離れるよう
スペーサを装着してある。
スペーサを装着してある。
そのため、各撚線間に定着グラウトの回り込
みが容易となる。
みが容易となる。
その結果、定着グラウトとの付着面積が増大
し、かつ、スペーサの装着部に引き抜きの抵抗
面が形成されることと相まつて、従来品と比べ
アンカーの耐力が著しく向上する。
し、かつ、スペーサの装着部に引き抜きの抵抗
面が形成されることと相まつて、従来品と比べ
アンカーの耐力が著しく向上する。
(ロ) 本発明によつて加工された引張材は、引張材
の全長に対する付着抵抗が従来に比べて著しく
増大する。
の全長に対する付着抵抗が従来に比べて著しく
増大する。
したがつて、アンカーの付着強度を低く見積
もつて構造物の設計を行う必要がなくなり、し
かも引張材の定着部長を従来より短くできるか
ら、材料面および施工面で経済性が図れる。
もつて構造物の設計を行う必要がなくなり、し
かも引張材の定着部長を従来より短くできるか
ら、材料面および施工面で経済性が図れる。
(ハ) 引張材を構成するすべての撚線の全周が定着
グラウトと付着するので、引張材に引張荷重が
作用しても、引張材を構成する一部の撚線が抜
け出る心配がない。
グラウトと付着するので、引張材に引張荷重が
作用しても、引張材を構成する一部の撚線が抜
け出る心配がない。
(ニ) 各撚線の間隙には定着グラウトが充填される
ので、この撚線を伝わつて地中の水が上昇して
くるのを防止できる。
ので、この撚線を伝わつて地中の水が上昇して
くるのを防止できる。
(ホ) 引張材の撚戻し作業からスペーサの装着作業
までの一連の作業に手数がかからず、そのうえ
引張材の押込操作または引き抜く操作だけの簡
単な操作で行える。
までの一連の作業に手数がかからず、そのうえ
引張材の押込操作または引き抜く操作だけの簡
単な操作で行える。
第1図:スペーサ装着装置の全体図、第2図:
スペーサ装着装置の一部を破断した説明図、第3
図:撚戻用ダイスの説明図、第4図:スペーサの
装着時の説明図、第5図:スペーサを装着した引
張材の説明図、第6図:施工時の説明図、第7
図:第6図における−の断面図、第8図:他
のスペーサの説明図、第9図:その他の実施例の
説明図、第10図:従来技術の説明図、第11
図:従来技術の定着部における引張材の付着状態
を示す横断面図。
スペーサ装着装置の一部を破断した説明図、第3
図:撚戻用ダイスの説明図、第4図:スペーサの
装着時の説明図、第5図:スペーサを装着した引
張材の説明図、第6図:施工時の説明図、第7
図:第6図における−の断面図、第8図:他
のスペーサの説明図、第9図:その他の実施例の
説明図、第10図:従来技術の説明図、第11
図:従来技術の定着部における引張材の付着状態
を示す横断面図。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 本体の中央に開設した貫通孔内に回転自在に
収容された両端開放形の収納筒と、 円錐体の軸芯および周面に複数の溝を凹設した
撚戻用ダイスとからなり、 撚戻用ダイスの大径側を本体に向け、 かつ、撚戻用ダイスの軸芯を収納筒の軸芯線上
に一致させて配置してなる、 アースアンカーなどに使用する引張材の加工装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62053022A JPS63219723A (ja) | 1987-03-10 | 1987-03-10 | ア−スアンカ−などに使用する引張材の加工装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62053022A JPS63219723A (ja) | 1987-03-10 | 1987-03-10 | ア−スアンカ−などに使用する引張材の加工装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPS63219723A JPS63219723A (ja) | 1988-09-13 |
JPH0412775B2 true JPH0412775B2 (ja) | 1992-03-05 |
Family
ID=12931268
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62053022A Granted JPS63219723A (ja) | 1987-03-10 | 1987-03-10 | ア−スアンカ−などに使用する引張材の加工装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JPS63219723A (ja) |
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WO2018003030A1 (ja) * | 2016-06-29 | 2018-01-04 | 東京製綱株式会社 | 合成繊維ケーブル |
CN110158341B (zh) * | 2019-05-31 | 2021-05-18 | 燕山大学 | 一种钢丝绳自动打散装置 |
-
1987
- 1987-03-10 JP JP62053022A patent/JPS63219723A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPS63219723A (ja) | 1988-09-13 |
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