JPH04127713U - バケツトコンベヤ - Google Patents

バケツトコンベヤ

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JPH04127713U
JPH04127713U JP3504891U JP3504891U JPH04127713U JP H04127713 U JPH04127713 U JP H04127713U JP 3504891 U JP3504891 U JP 3504891U JP 3504891 U JP3504891 U JP 3504891U JP H04127713 U JPH04127713 U JP H04127713U
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bucket
connecting pipe
buckets
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connecting rod
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JP3504891U
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Inventor
尚 渡部
Original Assignee
菅原輸機工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】連結ロッドで連結して複数のバケットを無端状
に構成してなるバケットコンベヤにおいて、連結ロッド
の撓みを抑えることである。 【構成】函体5の前壁3の上端に横方向に伸びる連結管
6を形成し、後壁4の上端を横方向にわたって下側に湾
曲して断面略半円形の掛止部7を形成する。函体5の両
側面9,9にはその後方に連結板10,10を延設し、
その連結板10,10の外面にスプロケットと係合する
回転板11,11を軸着した支軸12,12を突設し、
一方前方外面には上記連結管6と同軸状で、かつ所定間
隔を有して位置する支持アーム13を突設する。そし
て、バケット1,1を前後に隣接せしめ、前方のバケッ
ト1の掛止部7を後方のバケット1の連結管6上に、そ
の弾性に抗して掛止し、そして支持アーム13,13の
支持孔13a,13aと、支軸12,12及び連結管6
とを同一軸線上に配し、連結ロッド15を貫挿して連結
する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、隣接する前後のバケット同士を連結ロッドで夫々連結して無端状に 構成し、バケット側面の支軸に取り付けた回転板をスプロケットに係合して駆動 する連続式のバケットコンベヤに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、図7に示す如くバケット101,101 ′…を前後に所望数隣接せしめ、前方 のバケット101 の掛止部103 を後方のバケット101 ′の連結管102 ′上に掛止す ると共に、上記連結管102 ′と前方のバケット101 の両側の連結板104,104 に設 けた支軸105 ,105 とを連結ロッド106 で連結して無端状に構成してなるもので あり、その連結時には後方のバケット101 ′の連結管102 ′上に前方のバケット 101 の掛止部103 が密着状に掛止して、バケット101,101 ′間から搬送物がこぼ れ落ちたり、バケット101,101 ′間に挾まったりしないよう防止しようとしてい るものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、バケット101,101 ′を連結している連結ロッド106 は上記せる如く後 方のバケット101 ′の連結管102 ′内を挿通すると共に、その両端106a,106a を 前方のバケット101 の支軸105,105 に挿通してバケット101,101 ′の張力及び重 量を受けているものであるため、特にバケット幅が広いものにあっては、バケッ ト作動時に連結部分に掛かる張力や、バケットそのものの重量と共に搬送物の重 量が掛かると連結ロッド106 は全長にわたって大きく撓むこととなる。
【0004】 したがって、バケット101,101 ′の連結部分、あるいは連結ロッド106 そのも のの耐久性に支障を来すばかりか、バケット101 の掛止部103 がバケット101 ′ の連結管102 ′上から外れて両者間に隙間107 を作り、バケット101,101 ′同士 の密着性を損なうこととなる虞があった。
【0005】 本考案は、従来技術の有するこのような問題点に鑑みなされたものであり、そ の目的とするところは、バケット同士を連結する連結ロッドの撓みを抑えること である。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本考案がなした技術的手段は、前壁の上端に連結管 を、後壁の上端に掛止部を夫々設けると共に、後壁側の側面の連結板外面に支軸 を設けてバケットを形成し、該バケットを前後に所望数隣接せしめて前方のバケ ット後壁の掛止部を後方のバケット前壁の連結管上に掛止すると共に、上記連結 管と前方のバケットの両側の支軸とを連結ロッドで連結して無端状に構成してな るバケットコンベヤにおいて、上記バケットはその前壁の連結管と同軸状で、か つ所定間隔を有して位置する支持アームを夫々両側面の外面に突設したことであ る。
【0007】
【作用】
上記せる技術的手段により、連結ロッドは支持アームと連結管との間で僅かに 撓むだけに抑えられる。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図に基づいて説明すると、図中Aはバケットコンベ ヤを示し、該バケットコンベヤAは、バケット1…を前後に隙間なく無端状で、 かつ回動可能に多数連設せしめたものであり、従来周知のコンベヤケースB内に 設けた駆動スプロケットaとバケットターン用スプロケットb及びアイドラスプ ロケットcとにわたって掛け渡し、該バケット1…の支軸12に取り付けた回転 板11に前記スプロケットaを係合して該スプロケットaの回転駆動により、バ ケット1…が水平,垂直,水平などといった具合に順次移行してこれらバケット 1…内の搬送物を移送するものである。
【0009】 バケット1は、アルミニウム等の一体的形成可能な金属あるいは硬質合成樹脂 で搬送物収容部2の前壁3及び後壁4が上方向に向かって外側に傾斜した函体5 に一体的に形成され、前壁3の上端には横方向に伸びる連結管6を一体的に突設 すると共に、後壁4の上端を横方向にわたって下側に弯曲して断面略半円形の掛 止部7を形成し、該掛止部7の上部には搬送物収容部2の後半部上を覆うように 上方向に向かう傾斜状の覆い板8を設け、そして、函体5の両側面9,9の後方 に連結板10,10を延設し、該連結板10,10の外面に前記スプロケットと 係合するローラー,コロ等の回転板11,11を軸着した支軸12,12を突設 し、一方両側面9,9の前方外面には、上記連結管6と同軸状で、かつ所定間隔 を有して位置する支持アーム13,13を突設する。
【0010】 支軸12は、後方のバケット1の連結管6上に前方のバケット1における掛止 部7を重ねあわせた場合に、該連結管6の両貫挿孔6a,6aが当接する位置に おける連結板10,10の両側外面に突設する。
【0011】 支持アーム13は、先端に支持孔13aを穿設した平面略L字形状に形成され 、上記連結管6の貫挿孔6aとの間に所定の間隔、すなわち上記支軸12を突設 した連結板10が嵌まる程度の差し込み空間14をあけて上記支持孔13aが連 結管6と同一軸線上に位置するように函体5の側面9の前方外面9aに一体ある いは別体的に形成される。
【0012】 よって、前後に隣接せしめたバケット1,1…同士を連結せしめて無端状のバ ケットコンベヤAを形成するには、前方のバケット1の掛止部7を後方のバケッ ト1の連結間6上にその弾性に抗して重ね合わせて隙間無く密着状に掛止し、そ して上記連結間6と支持アーム13,13との間の差し込み空間14に、前方の バケット1の支軸12,12を同一軸線状に配すると共に連結ロッド15を貫挿 して回動可能に連結し、同様に前後に隣接するバケット1,1…同士を多数連結 する。
【0013】 したがって、各バケット1…の搬送物収容部2に所望な搬送物を投入して搬送 する際に、各バケット1,1…間を連結する連結ロッド15…は両側の支持アー ム13,13によってその支持アーム13と連結間6との間の空間14内だけの 撓みにおさえられ(図4参照)、搬送物を投入している函体5を支持しているロ ッド部分の撓みは極めて少ない。
【0014】
【考案の効果】
本考案は、前壁の連結管と同軸状で、かつ所定間隔を有して位置する支持アー ムを夫々両側面の外面に突設したため、前後に隣接したバケット同士を連結する 連結ロッドは、支持アームと連結管との間で僅かに撓むだけに抑えられることと なる。
【0015】 従って、バケット幅の広狭に係わらず連結ロッドの撓みを抑えることができる ため、バケットの連結部分あるいは連結ロッドそのものの耐久性に支障を来す虞 がなくなりバケットコンベヤとしての商品寿命が向上し、また、前方のバケット の掛止部と後方のバケットの連結管とにおける掛止部分の密着性を十分に維持で きるため、バケット同士の連結部分からの搬送物のこぼれ落ちや、バケット間へ の物の挾まり防止が十分に達成でき商品的価値が向上する。
【提出日】平成3年5月30日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】 支軸12は、後方のバケット1の連結管6上に前方のバケット1における掛止 部7を重ね合わせた場合に、該連結管6の両貫挿孔6a,6aが当接する位置に おける連結板10,10の両側外面に突設する。尚、支軸12は連結板10と一 体成型されていてもよいことはいうまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案バケットコンベヤの一部拡大平面図であ
る。
【図2】図1のx−x線拡大端面図である。
【図3】連結ロッドの撓み状態を示す拡大図である。
【図4】バケットの一部を切欠した状態の拡大側面図で
ある。
【図5】バケットコンベヤの全体概略図である。
【図6】バケットコンベヤの分解斜視図である。
【図7】従来のバケットコンベヤを構成するバケット同
士の連結状態の要部を拡大して示す縦断正面図である。
【符号の説明】
A:バケットコンベヤ 1:バケット 3:前壁 4:後壁 6:連結管 7:掛止部 9:側面 10:連結板 11:回転板 12:支軸 13:支持アーム

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】前壁の上端に連結管を、後壁の上端に掛止
    部を夫々設けると共に、後壁側の側面の連結板外面に支
    軸を設けてバケットを形成し、該バケットを前後に所望
    数隣接せしめて前方のバケット後壁の掛止部を後方のバ
    ケット前壁の連結管上に掛止すると共に、上記連結管と
    前方のバケットの両側の支軸とを連結ロッドで連結して
    無端状に構成してなるバケットコンベヤにおいて、上記
    バケットはその前壁の連結管と同軸状で、かつ所定間隔
    を有して位置する支持アームを夫々両側面の外面に突設
    したことを特徴とするバケットコンベヤ。
JP1991035048U 1991-05-17 1991-05-17 バケットコンベヤ Expired - Lifetime JPH0638014Y2 (ja)

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JP1991035048U JPH0638014Y2 (ja) 1991-05-17 1991-05-17 バケットコンベヤ

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Publications (2)

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JPH04127713U true JPH04127713U (ja) 1992-11-20
JPH0638014Y2 JPH0638014Y2 (ja) 1994-10-05

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017014002A (ja) * 2015-07-06 2017-01-19 エステック株式会社 バケットコンベヤ及びバケット

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JPS594505A (ja) * 1982-06-01 1984-01-11 カ−ル・ビクタ−・パルメア− プラスチツクコンベヤベルト

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JPH0638014Y2 (ja) 1994-10-05

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