JPH04127317A - 入出力装置に対する書込み／読出し方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 入出力装置のデータ消失や入出力サブシステムの処理能
力低下を防止する入出力装置に対する書込み／読出し方
法に関し、 データの消失と処理能力低下を防止することを目的とし
、 上位装置に接続された制御装置と、該制御装置の制御に
基づき、該上位装置とデータの転送を行う複数の入出力
装置とから構成された入出力サブシステムにおいて、該
複数の入出力装置には少なくとも一つのチャネルコマン
ド語で読出されるデータを格納する容量を備えたバッフ
ァメモリを夫々設け、該制御装置は上位装置からデータ
の書込みを指示された時、該データを複数の入出力装置
に夫々同時に書込ませ、上位装置からデータの読出しを
指示された時、該複数の入出力装置から夫々同時に読出
させたデータを前記バッファメモリに夫々格納させ、一
つの入出力装置のバッファメモリから読出されたデータ
を上位装置に転送中に、該データ転送が中断された時、
他の入出力装置のバッファメモリからデータを読出して
上位装置に転送する構成とする。

〔産業上の利用分野〕

本発明は計算機システムに接続されてデータ転送を行う
入出力サブシステムに係り、特に入出力装置内のデータ
消失や入出力サブシステムの処理能力低下を防止する入
出力装置に対する書込み／読出し方法に関する。

計算機システムの外部記憶装置として磁気ディスク装置
が使用されているが、磁気ディスク装置の大容量化、小
型化等の性能面での著しい進歩に比し、その信頼性が必
ずしも追いついていない面がある。

このため、磁気ディスクサブシステムとして、信較性を
向上させることが望まれている。

〔従来の技術〕

第４図は従来技術の一例を説明するブロック図である。

第４図は磁気ディスクサブシステムの一例を示し、１は
チャネルの如き上位装置、２．３は制御装置、４はアダ
プタ、５は磁気ディスク装置である。

上位装置１は制御装置２に入出力命令を送出し、制御装
置２は、この入出力命令がデータの書込みを指示してい
ると、アダプタ４を経て磁気ディスク装置５のヘッドを
指定されたシリンダに位置付けさせ、上位装置１が送出
するデータを書込ませる。

又、入出力命令がデータの読出しを指示していると、ア
ダプタ４を経て磁気ディスク装置５のヘッドを指定され
たシリンダに位置付けさせ、データを読出させて上位装
置ｌに送出する。

図示省略した中央処理装置は、上位装置ｌを経て磁気デ
ィスク装置５との間のデータ転送が出来なくなると、リ
トライによる経路切替えを行い、前記同様に上位装置１
と制御装置３を経由し、アダプタ４を経て磁気ディスク
装置５との間のデータ転送を行う。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記の如く、従来はアダプタ４と上位装置ｌの間の経路
は二重化されており、何方かの経路に障害が発生した場
合、健全な経路を介してデータ転送を行うことが出来る
が、磁気ディスク装置５に障害が発生した場合は、制御
装置２又は３が実行する磁気ディスクサブシステム内の
りトライによって、救われる場合もあるが、更新データ
の書込み等で、リトライが失敗すると、磁気ディスク芸
置５内のデータが消失することがあるという問題がある
。

又、磁気ディスクサブシステム内のりトライによって、
救われる場合でも、リトライによる命令のオーバーヘッ
ドにより、磁気ディスクサブシステムの処理能力が大幅
に低下するという問題がある。

本発明はこのような問題点に鑑み、二つの磁気ディスク
装置に同一のデータを同時に書込んでおき、データの読
出しに際しては、夫々の磁気ディスク装置に備えたバッ
ファメモリに同時にデータを読出させ、一方のバッファ
メモリからデータを読出して転送中に障害となった場合
、他方のバッファメモリからデータを読出させることで
、データの消失と処理能力低下を防止することを目的と
している。

〔課題を解決するための手段〕

第１図は本発明の詳細な説明するブロック図である。

上位装置ｌに接続された制御装置６と、この制御装置６
の制御により上位装置１との間でデータ転送を行う複数
の入出力装置７と８は、入出力サブシステムを構成する
。そして、この入出力装置７と８には少なくとも一つの
チャネルコマンド語で読出されるデータを格納する容量
を備えたバッファメモリ９と１０が夫々設けられている
。

そして制御部Ｗ６は、上位袋Ｗ１からデータの書込みを
指示された時、該データを複数の入出力装置７と８に夫
々同時に書込ませ、上位装置１からデータの読出しを指
示された時、該複数の入出力装置７と８から夫々同時に
読出させたデータを前記バッファメモリ９と１０に夫々
格納させ、一つの入出力装置、例えば入出力装置７のバ
ッファメモリ９から読出されたデータを上位装置１に転
送中に、該データ転送が中断された時、他の入出力装置
８のバッファメモリ１０からデータを読出して上位装置
１に転送する。

〔作用〕

上記の如く構成することにより、データの書込み時に一
つの入出力装置が障害となっても、他の入出力装置にデ
ータが書込めるため、データの消失は防止し得る。又、
一つの入出力装置からデータを読出している最中に、こ
の入出力装置の障害で、データの読出しが中断した時、
他の入出力装置のバッファメモリから直ちにデータを読
出して転送し得るため、入出力サブシステム内のりトラ
イを行う必要が無く、このリトライによる処理能力低下
も防止することが出来る。

（実施例〕 第２図は本発明の一実施例を示す回路のブロック図で、
第３図は第２図の動作を説明する図である。

第４図と同一符号は同一機能のものを示す。上位装置１
は制御装置２に対し、データの書込み命令を送出して、
制御装置２がデータ送出を要求するとデータの転送を開
始する。

制御装置２は書込み命令を受信したことにより、アダプ
タ１１のインタフェース回路１２を経て補助制御部１４
に対し、データの書込みを指示する。

補助制御部１４はデータの書込みを指示されると、磁気
ディスク装置１５と１６を制御して、磁気ディスク１７
と１８のヘッドを指定されたシリンダに位置付けさせる
と共に、マルチプレクサ１３を制御して、インタフェー
ス回路１２の出力側をバッファメモリ９と１０に接続す
る。

補助制御部１４は磁気ディスク装置１５と１６のデータ
受信準備が完了すると、インタフェース回路１２を経て
制御装置２に通知し、制御装置２は上位装置ｌにデータ
転送を要求して、上位装置１が送出するデータをアダプ
タ１１に転送する。

アダプタ１１は第３図（ａ）に示す如く、上位装置１か
ら制御装置２を経て転送されるデータをインタフェース
回路１２の転送バッファメモリ１９に一旦格納し、マル
チプレクサＩ３を経て、磁気ディスク装置１５と１６の
バッファメモリ９と１０に転送し、磁気ディスク１７と
１８に夫々書込ませる。

若し、データの書込み最中に、磁気ディスク装置１５又
は１６が障害を発生すると、補助制御部１４はマルチプ
レクサ１３を制御して、障害の発生した例えば磁気ディ
スク装置１６への経路を切離し、磁気ディスク装置Ｉ５
にのみデータの転送を継続する。

そして、インタフェース回路１２を経て制御装置２に障
害発生を通知し、制御装置２は上位装置１に磁気ディス
ク装置１６の障害発生を通知する。

上位装置１が制御装置２に対し、データの読出し命令を
送出すると、制御装置２はアダプタ１１のインタフェー
ス回路１２を経て補助制御部１４にデータの読出しを指
示する。

補助制御部１４はデータの読出しを指示されると、磁気
ディスク装置１５と１６を制御して、磁気ディスク１７
と１８のヘッドを指定されたシリンダに位置付けさせ、
指定されたトラックのセクタからデータの読出しを行わ
せ、バッファメモリ９と１０に夫々格納させる。

バッファメモリ９と１０はＩトラック分以上のデータを
格納し得る容量を備え、磁気ディスク１７と１８から夫
々読出されるデータを第３図（ｂ）に示す如く夫々格納
する。

アダプタ１１の補助制御部Ｉ４は、マルチプレ１すＩ３
を制御して、第３図ｂ）に示す如く、例えば磁気ディス
ク装置１５を選択し、バッファメモリ９に格納されたデ
ータを読出させ、転送バッファメモリ１９に一旦格納さ
せてから、制御装置２を経て上位装置１に転送させる。

この時、補助制御部１４は転送済のデータのセクタ番号
を順次更新して記憶する。

このデータ転送中に、磁気ディスク装置１５が障害を発
生すると、アダプタ１１の補助制御部１４は制御装置２
に障害発注を通知すると共に、マルチプレクサ１３を制
御して、第３図（Ｃ）に示す如く、磁気ディスク装置１
５を切離し、磁気ディスク装置１６のバッファメモリ１
０側に接続させ、バッファメモリ１０に格納されている
データを読出させると、転送バッファメモリ１９に一旦
格納させてから、制御装置２を経て上位装置１に転送す
る。

この時、補助制御部１４は、磁気ディスク装置１５のバ
ッファメモリ９から、既に読出されて転送が完了してい
るセクタ番号の次のセクタ番号のデータから、バッファ
メモリ１０のデータを読出させる。

磁気ディスク装置１５の障害発生を通知された制御装置
２は、リトライ動作を行わず、上位装置１に対し、磁気
ディスク装置１５の障害発生の通知と、障害発生時点に
転送中であったセクタ番号のデータから、データの再送
が行われることを通知する。

〔発明の効果〕

以上説明した如く、本発明はデータ転送中の入出力装置
の障害発生により、入出力装置内のデータが消失するこ
とを防止すると共に、入出力サブシステム内のりトライ
動作による処理効率の低下を防止することが出来る。

従って、入出力サブシステムの信φＲ性を向上させるこ
とが出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の詳細な説明するブロック図、第２図は
本発明の一実施例を示すブロック図、第３図は第２図の
動作を説明する図、 第４図は従来技術の一例を説明するプロ・ツク図である
。 図において、 ｌは上位装置、　　２，３．６は制御装置、４．１１は
アダプタ、　５．１５．１６は磁気ディスク装置、７．
８は入出力装置、９，１０はバッファメモリ、１２はイ
ンタフェース回路、 １３はマルチプレクサ、 １４は補助制御部、　１７．１８は磁気ディスク、１９
は転送バッファメモリである。 本発明の詳細な説明するブロック閃 第 閃 本発明の 夫Ｍｌｊふホナブロック圀 第 圓 （ａ） 第２四の動作ｒ説明する口 廊３図（′ｒｊ：の１） （ｂ） 第２図の動作に説明する図 第３図（での１） （Ｇ） 第２凶の動作を説明する囚 第３図〔℃の３〕

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 　上位装置（１）に接続された制御装置（６）と、該制
   御装置（６）の制御に基づき、該上位装置（１）とデー
   タの転送を行う複数の入出力装置（７）（８）とから構
   成された入出力サブシステムにおいて、 該複数の入出力装置（７）（８）には少なくとも一つの
   チャネルコマンド語で読出されるデータを格納する容量
   を備えたバッファメモリ（９）（１０）を夫々設け、該
   制御装置（６）は上位装置（１）からデータの書込みを
   指示された時、該データを複数の入出力装置（７）（８
   ）に夫々同時に書込ませ、上位装置（１）からデータの
   読出しを指示された時、該複数の入出力装置（７）（８
   ）から夫々同時に読出させたデータを前記バッファメモ
   リ（９）（１０）に夫々格納させ、一つの入出力装置の
   バッファメモリから読出されたデータを上位装置（１）
   に転送中に、該データ転送が中断された時、他の入出力
   装置のバッファメモリからデータを読出して上位装置（
   １）に転送することを特徴とする入出力装置に対する書
   込み／読出し方法。