JPH0772986A - ディスクアレイにおける高速書き込みi/o処理の方法 - Google Patents

ディスクアレイにおける高速書き込みi/o処理の方法

Info

Publication number
JPH0772986A
JPH0772986A JP5286278A JP28627893A JPH0772986A JP H0772986 A JPH0772986 A JP H0772986A JP 5286278 A JP5286278 A JP 5286278A JP 28627893 A JP28627893 A JP 28627893A JP H0772986 A JPH0772986 A JP H0772986A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
drive
array
disk
write
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5286278A
Other languages
English (en)
Inventor
Robert A Demoss
エイ.デモス ロバート
Keith B Dulac
ビー.デュラーク キース
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NCR International Inc
NCR Voyix Corp
Original Assignee
AT&T Global Information Solutions Co
AT&T Global Information Solutions International Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by AT&T Global Information Solutions Co, AT&T Global Information Solutions International Inc filed Critical AT&T Global Information Solutions Co
Publication of JPH0772986A publication Critical patent/JPH0772986A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F11/00Error detection; Error correction; Monitoring
    • G06F11/07Responding to the occurrence of a fault, e.g. fault tolerance
    • G06F11/08Error detection or correction by redundancy in data representation, e.g. by using checking codes
    • G06F11/10Adding special bits or symbols to the coded information, e.g. parity check, casting out 9's or 11's
    • G06F11/1076Parity data used in redundant arrays of independent storages, e.g. in RAID systems
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F11/00Error detection; Error correction; Monitoring
    • G06F11/07Responding to the occurrence of a fault, e.g. fault tolerance
    • G06F11/08Error detection or correction by redundancy in data representation, e.g. by using checking codes
    • G06F11/10Adding special bits or symbols to the coded information, e.g. parity check, casting out 9's or 11's
    • G06F11/1008Adding special bits or symbols to the coded information, e.g. parity check, casting out 9's or 11's in individual solid state devices

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】予備ディスクドライブを含むRAIDレベルディス
クアレイにホストシステムが開始する書き込みI/Oオ
ペレーションの外見上の応答時間を低減する。 【構成】(1)ディスクアレイがホストシステム147
から受信したデータを直接に予備ドライブFに保存する
ステップと、(2)ホスト書き込みI/Oオペレーショ
ンの完了を示す書き込み完了ステータス信号をホストシ
ステムに返すことによりホストが他の機能を果たすこと
ができるようにするステップと、(3)予備ドライブに
保存されたデータをアクティブドライブに転送するステ
ップとを含む。第三ステップは第二ステップの後、任意
時刻に実行できる。ディスクアレイがアレイコントロー
ラ100を含む場合は、アレイオペレーションを最適化
するため、アレイコントローラが第三ステップと他のコ
ントローラもしくはアレイのオペレーションを整合させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコンピューターシステム
のディスクアレイ格納装置に関し、とくに、ディスクア
レイI/Oオペレーションの改良方法に関する。
【0002】
【従来の技術】RAID(Redundant Array of Inexpensive
Disks, 以下 RAID という)格納システムは現今のコン
ピューターシステムアーキテクチャのみならず将来のア
ーキテクチャで使用する高価な大型のディスク ドライ
ブの代わりとして開発されたものである。RAID 格納シ
ステムはパーソナルコンピューターおよびワークステー
ションで現在使用されている5.25インチもしくは
3.5インチ ディスク ドライブのような小型の廉価な
ハードディスクのアレイを含む。ここ数年間、ディスク
アレイ製品が利用されてきたが、小型ディスク ドライ
ブの信頼性と性能が著しく改良され、しかもドライブの
コストが低下したため、近年 RAID システムの用途が一
層強い関心を集めている。
【0003】現在使われているいろいろのディスクアレ
イの設計が「廉価ディスク重複配列(RAID)の例」と題
するデヴィッド エイ.パターソン、ガース ギブソンお
よびランディー エイチ.カッツ共著の記事(ユニヴァ
ーシティー オヴ カリフォルニア レポート UCB/CSD 87
/391 号、1987年12月発行)に記載されている。
この記事をここに参考文献として引用する。この記事は
ディスクアレイについて議論すると共にディスクアレイ
が単一の大型磁気ディスクに比較して与えることのでき
る性能、信頼性、電力消費および拡大縮尺性(scalabil
ity)に関する改良点について議論している。廉価ディ
スク重複配列(RAID)レベルと呼ばれる5個のディスク
アレイの構成が議論されている。最も簡単なアレイはRA
IDレベル1システムと呼ばれているが、これはデータを
格納するための一つ以上のディスクおよびこれと同数
の、データディスクに書き込まれた情報のコピーを格納
するための加重の「鏡像」ディスクを含む。RAIDレベル
2、3、4、5システムと呼ばれる残りのRAIDレベル
は、いくつかのデータディスクにまたがる格納部分にデ
ータを断片化して格納する。パリティ情報は一つ以上の
加重ディスクを使用してエラーチェック情報すなわち格
納される。本発明は主としてRAIDレベル3、4および5
のシステムのオペレーションの改良を目指すものであ
る。
【0004】データ格納に使用するディスクの数をNと
するとき、RAIDレベル3ディスクアレイは(N+1)個
のディスクを含み、加重ディスクはパリティ情報を格納
するのに使用される。RAIDレベル3書き込み機能の実行
中、各データブロックはN個の部分に分割され、N個の
データディスクにまたがって分布するように分解(stri
pping)される。対応するパリティ情報は、Nデータド
ライブにまたってように格納されたデータの対応部分の
ビット単位の排他的OR演算により計算でき、これが専
用のディスクに書き込まれる。従って書き込みオペレー
ションはディスクアレイ内のすべての(N+1)個のド
ライブに関与する。データを読み取るときはN個のデー
タディスクにのみアクセスしなければならない。パリテ
ィディスクはディスクの故障のときに情報を再構築する
のに使用する。
【0005】図1には5個のドライブを含むRAIDレベル
3システムが示されている。ディスクドライブはドライ
ブAないしドライブEと標記してある。データはデスク
ドライブAないしドライブDにまたがって分布され、各
データディスクは保存されたデータの一部を受ける。デ
ータの分解はバイト又はワードレベルのいずれでも行う
ことができる。パリティ情報はドライブAないしドライ
ブD上に格納されているデータのビット単位の排他的O
R演算を通して発生されるが、これはドライブEに保存
される。同図にドライブFと標記してある第六の予備デ
ィスクドライブは、ディスクドライブAないしドライブ
Dの一つが万一故障したときの交換としてアレイ内に含
めてある。アレイコントローラ100がホストシステム
147とアレイ ディスク ドライブとの間のデータ転送
を組織化する。またこのコントローラはパリティ情報の
計算と検査を行う。ブロック145Aないし145Eは
データおよびパリティが5個のアレイドライブ上に格納
される様子を例示している。データブロックは16進数
の番号でブロック00ないしブロック0Fである。パリ
ティブロックはパリティ0ないしパリティ3である。
【0006】データ格納に使用するディスクの数をNと
するとき、RAIDレベル4ディスクアレイは(N+1)個
のディスクを含み、加重ディスクはパリティ情報を格納
するのに使用される。しかし保存すべきデータはディス
クにまたがって格納するため、一つ以上のデータブロッ
クからなるいくかの大きな部分に分割される。書き込み
は特に二つのディスク、すなわちNデータディスクの一
つとパリティディスク、へのアクセスを必要とする。読
み取りオペレーションは通常、読み取るべきデータが各
ディスク上に格納されたブロック長を超えない限り、N
データディスクの内のただ一つにアクセスすれば足り
る。RAIDレベル3システムと同様、パリティディスクは
ディスクの故障が生じた際に情報を再構築するのに使わ
れる。
【0007】RAIDレベル5ディスクアレイはRAIDレベル
4システムと類似するが、データに加えてパリティ情報
が各グループ内の(N+1)ディスクにまたがって分布
される。(N+1)ディスクは各々、データを格納する
ためのいくつかのブロックとパリティ情報を格納するた
めのいくつかのブロックとを含む。パリティ情報がどこ
に格納されるかはユーザーの与えるアルゴリズムにより
制御される。RAIDレベル4システムにおけるように、RA
IDレベル5の書き込みは、通常、二つのディスクへのア
クセスが必要である。しかしRAIDレベル4システムにお
いて当該アレイへの書き込みの度に同じ専用パリティデ
ィスクへアクセスすることはもはや必要ない。この特長
により同時的書き込みオペレーションを行う機会を設け
ることができる。
【0008】RAIDレベル5システムは図2に示すように
5個のデータドライブおよびパリティディスク ドライ
ブとして DRIVE A ないし DRIVE E と予備ディスク ド
ライブである DRIVE F とを含む。アレイコントローラ
100がホストシステム147とアレイ ディスク ドラ
イブとの間のデータ転送を組織化する。このコントロー
ラはまたパリティ情報を計算し、検査する。ブロック1
45Aないし145Eはデータおよびパリティが5個の
アレイドライブ上に格納される様子を例示している。デ
ータブロックはブロック0ないしブロック15と同定す
ることにする。パリティブロックはパリティ0ないしパ
リティ3と同定することにする。
【0009】単一ディスク格納システムに比較して、RA
ID格納システムにより格納容量の増大、高いデータ転送
率、および信頼性オーバーヘッドコストの低下等、多く
の利点が得られるが、RAIDシステムは実行速度の面で損
失を受け得る。特にRAIDレベル4および5では入力/出
力率が低下し、書き込みオペレーションの速度が著しく
減少しかねない。
【0010】パターソンが提唱するRAIDの設計では、い
ずれの場合もアレイ書き込みは二つ以上の個々のディス
クへの書き込みオペレーションを含む。各書き込みオペ
レーションは適当なディスクトラックと読み取るべき適
当なセクターに至るシーク(seek)と回転とを必要とす
る。それゆえすべてのディスクを対象とするシーク時
間、すなわちアレイ書き込みに要するシーク時間、は各
ディスクのシーク時間の最大値である。
【0011】典型的なRAIDレベル4又は5のデバイスは
アレイドライブに新規データおよびパリティ情報を書き
込むのにリード−モディファイ−ライト(read-modify-
write、読み取り-修正-書き込み)プロセスを採用す
る。リード-モディファイ-ライト プロセスは、(a)
旧データおよび旧パリティ情報を収容するディスク ド
ライブから旧データおよび旧パリティ情報を読み取るス
テップと、(b)旧データ、ディスクアレイから受信し
た新規データ、および旧パリティ情報から新規パリティ
情報を発生するステップと、(c)新規データおよび新
規パリティ情報を前記ディスク ドライブに書き込むス
テップとを含む。従ってアレイ書き込みオペレーション
は最小限二つのディスク読み取りと二つのディスク書き
込みとを必要とする。一データブロックを超えるデータ
書き込みオペレーションでは三つ以上のディスク読み取
りと書き込みが必要となる。RAIDレベル4又は5システ
ムはしたがっって単一ディスク格納装置あるいはRAIDレ
ベル1、2、3システムと比較するとき書き込みに顕著
な負担が掛かる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】それゆえ、本発明はデ
ータ処理システム内のディスクアレイに対する平均書き
込みI/O応答時間を低減するための新規かつ有用な方
法を与えることを課題とする。
【0013】本発明のもう一つの課題は、素早くI/O
書き込みデータを暫定的に格納すべく、ディスクドライ
ブの一つ以上の予備ディスクを利用する改良方法を与え
ることである。
【0014】本発明の別の課題はディスクアレイ内で書
き込みオペレーションの完了を立つことなく、書き込み
I/O完了ステータス信号をホストシステムに返す新規
かつ有用な方法を与えることである。
【0015】本発明のさらに別の課題はホストシステム
から受信した書き込みI/Oデータをアレイ予備ドライ
ブに迅速に格納すると共にディスクアレイへの書き込み
オペレーションの完了を立つことなく書き込みI/O完
了ステータス信号をホストシステムに返す新規かつ有用
な方法を与えることである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、予備デ
ィスクドライブを含むディスクアレイに対してホストシ
ステムにより開始される書き込みI/Oオペレーション
の外見上の応答時間を低減する新規かつ有用な方法が与
えられる。この方法は特に、RAIDレベル3および5シス
テムの様ないくつかのアクティブドライブ間にデータお
よびパリティ情報を分布させるアレイを対象とする。本
発明の方法は、(1)当該ディスクアレイがホストシス
テムから受信した書き込みデータを直接に予備ドライブ
に保存するステップと、(2)ホスト書き込みI/Oオ
ペレーションの完了を示す書き込み完了ステータス信号
をホストシステムに発行するステップと、(3)予備ド
ライブに保存されたデータをアレイ内のアクティブディ
スクドライブに転送するステップとを含む。上記第二ス
テップ、すなわち書き込み完了ステータス信号の発行、
が完了すると、ホストシステムは自由に他の機能を果た
すことができる。
【0017】上記第三のステップ、すなわち予備ドライ
ブに保存されたデータをアレイ内のアクティブドライブ
に転送するステップ、は第二ステップの後、任意の便宜
な時期に行うことができる。ホストプロセッサがアレイ
コントローラとして機能するシステムでは、上記第三ス
テップは優先性の高いタスクが実行される間、遅延する
ことができる。ディスクアレイがアレイコントローラを
含むシステムではそのアレイコントローラが第三ステッ
プの実行と他のコントローラやアレイのオペレーション
とを整合させ、アレイオペレーションを最適化する。さ
らに多重書き込みI/Oオペレーションのデータは、予
備ドライブに保存したデータをアレイ内の他のアクティ
ブドライブに転送する前は、予備ドライブに蓄積してお
くことができる。
【0018】本発明はさらに、ステータス表の発生し、
更新を行うステップを含む。このステータス表は、アク
ティブアレイドライブに転送する必要のあるデータを含
んだ予備ディスクドライブ内の格納領域を同定するデー
タを含む。このステータス表は予備ドライブへの書き込
みがある度に更新されると共に予備ドライブから当該ア
レイへの書き込みが完了したときも更新される。
【0019】ここに説明する実施例では情報格納のため
の複数の物理的トラックを含む予備ドライブは、その格
納空間が複数のデータトラックと複数のステータストラ
ックとに分割してある。偶数番に付番したディスクドラ
イブはデータトラックとされ、奇数番に付番したトラッ
クはステータストラックとされる。上記ステータス表は
アレイコントローララムメモリ内に維持され、上記アク
ティブドライブへの転送が必要なデータを含む格納RA
Mトラックの同定データを含む。データはホストシステ
ムから受信されると、まだアレイ中に書き込まなければ
ならないデータを保有してない利用可能な最初のデータ
トラックに、書き込まれる。次いでそのディスクドライ
ブの書き込みヘッドはシーケンス上次のトラック、すな
わちステータストラック、に移転し、時間スタンプと共
にステータス表をそこに保存する。このようにしてステ
ータス表はアレイコントローラの故障が起きた場合でも
失われることがない。
【0020】
【実施例】添付の図面および以下の詳細な説明を通して
本発明の上記課題その他の課題、特徴および利点を明ら
かにする。
【0021】
【アレイコントローラアーキテクチャ】図3には RAID
システムに供するディスクアレイコントローラ100の
アーキテクチャがブロック線図で示してある。このアレ
イコントローラは当該アレイ内の複数ディスク ドライ
ブのオペレーション(動作)を組織化して読み取りおよ
び書き込み、パリティの発生と検査、およびデータの回
復と再構築を果たす。コントローラはホストコンピュー
ターシステム(図示してなし)とホストインターフェー
ス兼CRC論理ブロック200を介してデータを交換す
る。ホストインターフェース論理ブロック200はプロ
セッサ101の制御の下に四つの18ビット幅の内部バ
ッファバスABUF、BBUF、CBUF、DBUFを
使って、ホストシステムに関連する18ビットもしくは
36ビット幅の外部SCSI-2バス107との間のイ
ンターフェースを果たす。バス107はブロック109
Uおよび109Lで表す標準SCSI-2チップおよび
18ビットバス111Uおよび111Lを介してホスト
インターフェース論理ブロック200に接続する。ブロ
ック200とプロセッサ101との間の相互接続はアド
レス/データバス113により与えられる。ブロック2
00の内部構成およびオペレーションは図4を参照して
以下に詳細に説明する。
【0022】内部バッファバスABUF、BBUF、C
BUF、およびDBUFはホストホストインターフェー
ス論理ブロック200をRAMバッファ120と上方バ
ススイッチ400Uおよび下方バススイッチ400Lと
に接続する。RAMバッファ120は上記四つのバスか
ら72ビット幅のワードを読み、かつ書き込み、あるい
は上記バッファバスの一つから個別の18ビット幅ワー
ドを読み、書き込むことができる能力を有する。バス1
13への18又は36ビットのアクセスもトランシーバ
ー115を介してできる。
【0023】バススイッチ400Uおよび400Lは、
バッファバスABUF、BBUF、CBUF、およびD
BUFと六つの18ビット幅ドライブバスADRV、B
DRV、CDRV、DDRV、EDRV、FDRVとの
間の可変バスマッピングを与える。このとき各スイッチ
は一バイト(8ビットデータおよび一ビットパリティ)
の情報に対する経路を与える。バススイッチ400Uお
よび400Lはさらにパリティ情報を発生する能力を有
し、この能力は故障したディスク ドライブ上に格納さ
れている検査パリティ情報および再構築情報を、上記バ
ッファバス又はドライブバスの任意の一つに指向させる
ことができる。下に説明するように、図4にはバススイ
ッチ400Uおよび400Lの構成および動作が詳細に
示してある。
【0024】各ドライブバスADRV、BDRV、CD
RV、DDRV、EDRV、FDRVは130Aないし
130Fと記した関連のSCSI-2デバイスに接続さ
れる。これらのデバイスはディスクアレイを形成してい
る六つのディスク ドライブ(図示してなし)の対応す
るものへの接続を与える。これら六つのドライブを DRI
VE A ないし DRIVE F と命名する。リード−ソロモン
(Reed-Solomon, RS)サイクリック重複チェック(CR
C)論理ブロック500AB、500CD、および50
0EFはそれぞれバスADRVとBDRVの間、CDR
VとDDRVの間、EDRVとFDRVの間を接続して
当該アレイコントローラのためにエラー検出およびリー
ド-ソロモンCRCの発生を行う。
【0025】ホストインターフェース論理ブロック20
0、バススイッチ400Uおよび400L、RSCRC
論理ブロック500AB、500CD、および500E
F、並びにSCSIデバイス109U、109L、13
0Aないし130Fの制御はマイクロプロセッサ101
により行われる。マイクロプロセッサ101、関連プロ
セッサメモリ103、およびプロセッサ制御入力10
5、と上記諸要素との間の通信はアドレス/データバス
113により与えられる。図に示すようにバス113に
はDMA制御論理ブロック300が接続されている。ブ
ロック300内の論理演算がはホストインターフェース
論理ブロック(以下、ホストI/F論理ブロックと言
う)200、バススイッチ400U、400L、SCS
I-2デバイス130Aないし130Fおよびプロセッ
サ101に対するDMA制御を与える。
【0026】
【ホストI/F論理回路アーキテクチャ】図4は図3の
ホストI/F論理回路ブロック200に含まれる論理回
路を例示するブロック線図である。このホストI/F論
理ブロックは六つの型の主要な内部論理ブロックとして
制御兼ステータスレジスタ201、SCSI-2 DMA
バスハンドシェイキング論理回路203、バッファバス
DMAハンドシェイキング論理回路205、FIFOブ
ロック207Aないし207D、パリティチェックブロ
ック209U、209L、およびパリティチェック兼C
RC発生ブロック211Aないし211Dを含む。
【0027】制御兼ステータスレジスタ201はホスト
I/F論理回路ブロック200のコンフィギュレーショ
ン、制御およびリセットを行うのに利用するいくつかの
16ビット制御レジスタを含む。ブロック201はまた
コントローラマイクロプロセッサ101がホストI/F
論理回路ブロックのステータスを決定するのに使うステ
ータスレジスタを含む。マイクロプロセッサによるブロ
ック201内の制御兼ステータスレジスタへのアクセス
は、多重化されたアドレス/データバスAD(0-
7)、データバスD(8-15)、並びにチップ選択信
号CS/、読み取り信号RD/、書き込み信号WR/、
アドレスラッチイネーブル信号ALEおよび中断信号I
NT/を送信するためのいろいろの制御ラインによって
与えられる。バスAD(0-7)およびD(8-15)は
図1に示すようにアドレス/データバス113内に含ま
れる。
【0028】ブロック203はホストI/F論理回路ブ
ロック200とSCSI-2デバイス109Uとの間で
DMA転送を実行するのに必要なSCSI-2 DMAバ
スハンドシェイキング論理回路を含む。このハンドシェ
イキング論理回路はあまたSCSIデバイス109U、
109LとFIFO207Aないし207Dとの間でデ
ータを多重化し、多重化解除を制御する。ブロック20
3はまたFIFOのステータスがエンプティ(empty)
かフル(full)かに応じてリクエスト/アクノレッジ
ハンドシェイキングを変調する。バッファバスDMAハ
ンドシェイキング論理回路205はホストI/F論理回
路ブロック200と外部バッファバスコントローラとの
間のDMA転送を制御するための同様なハンドシェイキ
ング論理回路を含む。
【0029】四つのFIFOブロック207Aないし2
07Dは、ホストI/F論理回路ブロック200とバッ
ファバスABUF、BBUF、CBUF、DBUFとの
間のすべてのハンドシェイキング依存性を解除するのに
使用される。FIFOブロック207A、207Bはそ
れぞれ、バス111UとバッファバスABUF、BBU
Fとの間に接続される。FIFOブロック207C、2
07Dはそれぞれバス111UとバッファバスCBU
F、DBUFとの間に接続される。もしもこのコントロ
ーラアーキテクチャがSCSIバス拡張器デバイス(SC
SI bus extenderdevice)109Lとその関連のバス1
11Lとを含むなら、ブロック207B、207Dもバ
ス111Lに接続される。これらのFIFOブロックの
構成およびオペレーションはブロック201内のレジス
タにより制御される。各FIFOブロックは四つの18
ビットワード(16ビットのデータと2ビットのパリテ
ィ)まで格納することができる。
【0030】ブロック209U、209Lはそれぞれ、
ホストI/F論理回路ブロック200とSCSI-2デ
バイス109U、109Lとの間で送信されたすべての
情報に対するパリティチェックを行う。これらのブロッ
クは当該データ転送についてパリティ情報を発生し、発
生したパリティ情報を、データと共に送信されたパリテ
ィ情報と比較する。
【0031】ブロック211Aないし211Dはホスト
I/F論理回路ブロック200とそれぞれのバッファバ
スとの間のデータ転送に対してパリティチェックを行
う。ブロック211Aないし211DはまたCRCデー
タを発生してこれをDMAデータブロックに添付し、添
付されたCRCデータをチェックし、またDMAデータ
ブロックからCRCデータを除去する機能を果たす。
【0032】オペレーション上、ホストインターフェー
ス論理ブロック200はSCSI-2デバイス109
U、109Lと四つのバッファバスABUF、BBU
F、CBUF、DBUFとの間でデータを多重化するの
に使われる。ブロック200はバス111U、111L
と、(1)4+1RAIDレベル3および高帯域RAIDレベル
5アプリケーションに対する四つのバッファバスすべて
(これは前記四つのバスにまたがるデータを回転シーケ
ンス順にワードストリッピング(word stripping)を行
うことにより行う)、(2)2+1RAIDレベル3アプリ
ケーションに対する2対のバッファバスの一方(これは
当該バッファバス対にまたがるデータを回転シーケンス
順にワードストリッピングすることにより行う)、
(3)RAIDレベル1および単一バスRAIDレベル5のアプ
リケーションに対する任意の一バッファバスとの間で多
重化機能を果たす。
【0033】上述した図3のディスクアレイコントロー
ラおよび図4のホストI/F論理回路アーキテクチャの
構成および動作に関するより詳しい説明は1991年8
月16日付け米国特許出願第 07/746,399 号に記載さ
れており、これを文献としてここに引用する。「ディス
クアレイコントローラアーキテクチャ」と題するこの米
国特許出願はNCRコーポレーションに譲渡されたもの
である。
【0034】
【バススイッチアーキテクチャ】バススイッチ400U
および400L各々に含まれる論理回路は図5のブロッ
ク線図に示してある。図示した構成は単一半導体チップ
上に形成してある。四つのホストポート481ないし4
84はそれぞれ、四つのコントローラバスABUF、B
BUF、CBUF、およびDBUFへの接続を与える。
参照番号491ないし496で同定されるアレイポート
はそれぞれ六つのディスク ドライブバスADRV、B
DRV、CDRV、DDRV、EDRV、FDRVにつ
ながる。バススイッチ400Uおよび400Lは一体的
に動作してコントローラバスABUF、BBUF、CB
UF、およびDBUFの任意の一つと、ドライブバスA
DRV、BDRV、CDRV、DDRV、EDRV、F
DRVの任意の一つとの間の一方向接続を与える。いく
つかのコントローラバスおよびそれと同数のドライブバ
ス間の多重接続も許される。さらに、これらバススイッ
チは任意のコントローラバスから二つ以上のドライブバ
スへの一方向接続を与えることができる。バス453を
介してえられたパリティ情報もまたこれらドライブバス
の任意の一つに出力することができる。
【0035】各バススイッチのアーキテクチャは三つの
主ブロック、すなわちラッチモジュール450、スイッ
チモジュール460およびパリティモジュール470か
ら成る。スイッチモジュール460はコントローラバス
ABUF、BBUF、CBUF、およびDBUFとドラ
イブバスADRV、BDRV、CDRV、DDRV、E
DRV、FDRVとの間に接続される。追加バス453
がパリティモジュール470をスイッチモジュール46
0に接続する。スイッチモジュール460によりいくつ
かの追加的機能が与えられる。第一に、スイッチモジュ
ール460は任意のコントローラバスと任意のドライブ
バスとの間の一方向接続を与える。いくつかのコントロ
ーラバスおよび同数のドライブバス間の多重接続も許さ
れる。
【0036】第二に、このバススイッチモジュールは任
意の二つ以上のドライブバス間の接続を与える。そのよ
うなオペレーションはホストあるいはコントローラのオ
ペレーションに干渉することなくディスクドライブ間で
情報を転送するのに必要である。
【0037】第三に、スイッチモジュール460は任意
の二つ以上のコントローラバス間の接続を与える。この
モードのオペレーションは、一コントローラバスから別
のコントローラバスにデータを伝えることを許すことに
より、当該コントローラ上のデータ再構築をサポートす
る。このモードのターンアラウンド(turnaround)オペ
レーションもまた内蔵自己テスト(Built-In Self Tes
t, BIST)の開発にも有利である。
【0038】最後に、このバススイッチモジュールは任
意のコントローラバスから一つ以上のドライブバスへの
一方向接続を与えることができる。バス453を介して
得られたパリティ情報もまた任意の一ドライブバスに出
力することができる。
【0039】パリティモジュール470はデータ受信用
の接続端を各コントローラバスにつなげており、またス
イッチモジュール460にパリティ情報を与えるバス4
53への接続端をもっている。パリティモジュール47
0は、各アクティブコントローラバスについてビット幅
の的排他的OR演算を行うことによりRAIDレベル3、
4、5オペレーションのためのパリティ情報を発生す
る。このパリティ情報はバス453を介してスイッチモ
ジュール460に与えられる。
【0040】上述し、図5に示したバススイッチ400
Uおよび400Lの構成およびオペレーションに関する
より詳しい説明が1991年5月17日付け米国特許出
願第07/701,921 号に与えられており、これを
ここに文献として引用する。「多重チャンネル データ
およびパリティ 交換デバイス」と題する米国特許出願
第07/701,921 号はNCRコーポレーションに
譲渡されたものである。
【0041】
【高速書き込みI/Oオペレーション】以下に説明する
本発明の一実施例はホストシステムに対する書き込みI
/Oオペレーションの外見上の応答時間を低減するた
め、一つ以上のアレイ予備ドライブを使用する。図1な
いし5に示すシステムの場合、予備ドライブ DRIVE F
がこの目的に使われる。
【0042】図6にはディスクドライブユニット DRIVE
F が例示してある。図示したこのドライブユニットは
例示のため簡単化してあるが、表面を磁化可能な材料で
塗布した磁気ディスクと可動アーム506に装着した読
み取り/書き込みヘッドとを有する。データはトラック
と呼ばれる一組の共心的リングT0ないしT3内でディ
スク上に記録される。各トラックはセクターと呼ぶ区域
に分割されていることが了解できよう。これらセクター
内にデータブロックが格納される。トラックT0、T
1、T2およびT3に対応するセクターはそれぞれ、番
号S0ないしS9、S10ないしS19、S20ないし
S29、およびS30ないしS39にそれぞれ付番され
ている。前に述べたように、図6に示すディスクドライ
ブユニットは一例に過ぎず、実際のディスクドライブユ
ニットは一つ以上の磁気ディスク(プラターともいう)
および各ディスクに対する読み取り/書き込みヘッドを
多重に含むことができる。読み取り/書き込みヘッドは
また、磁気ディスクの底面にアクセスするように設ける
こともできる。各ディスク面は図6に示す四トラック、
40セクターを超える非常に多数のトラックとセクター
を含むこともできる。
【0043】上述したように予備ドライブDRIVE F を高
速書き込みディスクと呼ぶことにするが、これは複数の
トラックT0、T1、T2、T3等に分割された格納空
間を有する。連続するトラック番号は隣接するトラック
に対応する。本発明の方法はデータトラックとして偶数
番トラックT0、T2等、およびステータストラックと
して奇数番トラック、T1、T3等を使う。これについ
てはさらに図7ないし10を参照して後述する。本発明
の目的は、到来する書き込みI/Oブロックをデータト
ラック上の高速書き込みドライブに迅速に格納し、書き
込み完了を待たずにホストシステムに完了ステータスを
迅速に返すことである。
【0044】図7ないし11は、本発明の方法に基づい
て高速書き込みドライブ(fast write drive, FWD)と
呼称するディスクドライブ DRIVE F へ、ホスト147
から受信したデータが書き込まれるようにした高速I/
Oオペレーションを例示する。図7ないし11にはこの
高速書き込みオペレーションを促進するに必要な構成部
のみを示す。
【0045】図7は高速書き込みオペレーションにおけ
る最初のステップを示す。コントローラのプロセッサ1
01(図示してなし)の監督の下に、アレイコントロー
ラ100から受信されてディスクアレイに書き込むべき
各データブロックは、直ちにホストI/F200、バッ
ファバスABUFないしDBUFの一つ、バススイッチ
400、およびドライブバスFDRVを介して、利用可
能な最初のデータトラックに送られる。
【0046】コントローラ101は各FWDデータトラ
ックの現在のステータスを示すステータス表を維持す
る。各ブロック書き込みの完了に続いて、プロセッサ1
01は当該ステータスを更新し、更新した表をRAM1
03に保存し、時間スタンプと併せて後続するステータ
ストラックのFWDに保存する。このステップではこの
アレイコントローラは図8に示すコンフィギュレーショ
ンを与えられる。この後、書き込み完了ステータス信号
がアレイコントローラからホストシステムに与えられ
る。従ってアレイコントローラが独立にこの書き込みオ
ペレーションを完了する間、ホストは自由に他のオペレ
ーションを進めることができる。
【0047】FDW DRIVE F への書き込みに続けてRAI
Dレベル3書き込みオペレーションを完了するため、ア
レイコントローラ内で行うプロセスが、図9に示してあ
る。図10および11にはRAIDレベル5書き込みオペレ
ーションを完了するためのプロセスが例示してある。
【0048】図9に見られるように、アレイコントロー
ラプロセッサ101の監督の下に先にFWD DRIVE F
に保存したデータは DRIVE F からホストI/F論理
回路ブロック200中に読み取られる。ホストシステム
から受信したデータが本発明の高速書き込みI/Oオペ
レーションないときに処理されるのと同様な方法で、こ
のアレイコントローラはFWD DRIVE F から受信し
たデータを処理し、格納する。FWD DRIVE F から
受信したデータはホストI/F論理回路ブロック200
により、多重化され、あるいはバッファバスABUFな
いしDBUFにまたがって分布するように分解され、ド
ライブ DRIVE A ないし DRIVE D 上に格納すべくバス
スイッチ400に送られる。
【0049】
【高速書き込みI/Oオペレーション】図10および1
1は DRIVE A および DRIVE B が関与するRAIDレベル5
の書き込みを例示するもので、この場合、データは DRI
VE B に書き込むべきもの、またパリティ情報は DRIVE
A を更新すべきものである。図示してないコントローラ
プロセッサの監督の下に、旧データおよびパリティ情
報は最初に、図10に示す二つのドライブから読み込ま
れる。この旧データおよびパリティは DRIVE Bおよび D
RIVE A 内の目標領域からそれぞれ読み取られ、バス1
35Bおよび135Aを経てバススイッチ400に送ら
れる。バススイッチ400は受信したデータとパリティ
を結合して排他的OR積である旧データXOR旧パリテ
ィを発生するように構成されている。この積はバッファ
120内の第一領域120Dに格納される。ホストシス
テム147から受信した新規データは同時にバッファ1
20内の第二領域120Aに保存される。
【0050】次いで新規データおよびパリティ情報は図
11に示すように DRIVE B およびDRIVE A に書き込ま
れる。バススイッチ400は再構成されて、格納バッフ
ァ120内の領域120Aから読み出された新規データ
を DRIVE B に送る。バススイッチ400はさらに、先
にバッファ領域120Dに保存された積、すなわち旧デ
ータXOR旧パリティ、と新規データとを結合すること
により、新規パリティ情報を発生するように構成されて
いる。その結果である旧データXOR旧パリティXOR
新規データが DRIVE A に書き込まれる。
【0051】このステータス表は、アレイへの書き込み
が完了すると更新される。このステータス表は各データ
トラック毎に当該トラックが未だディスクアレイ中に書
き込まれていないデータを保持しているか否かを示すデ
ータを含む。アレイ中に書き込まれたデータを保持して
いるデータトラックについてはさらに、ステータス表は
その書き込みに関する論理ブロック番号と対応のホスト
I/O同定データとを含む。FWDへ書き込まれたとき
はステータス表は時間スタンプと共に保存される。この
ためコントローラの故障あるいは停電が起きた場合に
は、すべてのステータストラックを読み取り、最新の時
間スタンプを有する表を保持することにより、最も最近
に保存したステータス表が回復できる。
【0052】以上、ホスト147の各書き込みI/Oリ
クエストは、簡単のためディスクの一セクターを占有す
る単一のデータブロックの書き込みについて説明した。
多重ブロックの書き込みを処理するもっと一般的な技術
方法は上述の単一ブロック書き込みオペレーションの明
白な拡張であり、本発明に含まれる。
【0053】
【効果】アレイディスク内の一つ以上の予備ディスクド
ライブを利用すること、および当該アレイ内の書き込み
オペレーションの完了を待たずにホストシステムに完了
ステータスを返すことにより、データ処理システム内の
ディスクアレイに対する平均書き込みI/O応答時間を
低減することのできる新規、かつ有用な本発明の方法を
示した。すなわち、本発明の方法はデータ処理システム
内のディスクアレイに対する平均書き込みI/O応答時
間を低減することができる。またその際、素早くI/O
書き込みデータを暫定的に格納すべく、ディスクドライ
ブの一つ以上の予備ディスクを利用する改良方法を与え
る。さらにまた本発明はディスクアレイ内で書き込みオ
ペレーションの完了を立つことなく、書き込みI/O完
了ステータス信号をホストシステムに返す新規有用な方
法を与える。さらにまた本発明はホストシステムから受
信した書き込みI/Oデータをアレイ予備ドライブに迅
速に格納すると共にディスクアレイへの書き込みオペレ
ーションの完了を立つことなく書き込みI/O完了ステ
ータス信号をホストシステムに返す新規有用な方法を与
える。
【0054】上記の方法はリード-モディファイ-ライト
アルゴリズムを採用するRAIDレベル4および5ディス
クアレイシステム内で利用するとき、著しくI/O応答
時間を改善する。上述した方法はRAIDレベル1および3
その他のアレイコンフィギュレーションにも利用可能で
あるが、I/O応答時間における利得はRAIDレベル4お
よび5ディスクアレイコンフィギュレーションにおける
利得よりもかなり小さい。
【0055】データ信頼性を保護するため、ステータス
表および高速書き込みデータはコントローラRAMのみ
ならず予備ドライブにも保存することができる。そうす
ることよって予備ドライブもしくはコントローラのうち
の一方の故障があっても、データが失われることはな
い。
【0056】RAIDレベル4または5のディスクアレイシ
ステムでは、本発明をケイス バーナードデュラックお
よびロバートアレンデモスの「RAIDレベル5ディスクア
レイにおけるリード-モディファイ-ライト パリティオ
ペレーション」と題する米国特許第966 ,166号と
共に採用すれば一層のアレイ性能向上の利益が実現され
る。上記米国特許出願の開示をここに参考として引用す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】四つのデータディスクドライブと一つのパリテ
ィディスクドライブとを含むRAIDレベル3アレイを表す
ブロック線図である。
【図2】五個のディスクドライブを含むRAIDれ5を表す
ブロック線図である。
【図3】図1および図2に示すディスクアレイコントロ
ーラ100として可能なアーキテクチャを例示するブロ
ック線図である。
【図4】図3のホストI/F論理回路ブロック200に
含まれる論理回路を例示するブロック線図である。
【図5】図3のバススイッチブロック400Uに含まれ
る論理回路のブロック線図である。
【図6】磁気ディスクの上面図で、ディスク表面上のト
ラックおよびセクター内にデータを組織化する方法を示
す図である。
【図7】図1および2に示す予備ディスクドライブを使
って、本発明の方法によりディスクアレイ書き込みオペ
レーションにおいて外見上の応答時間を低減する方法を
示す図である。
【図8】図1および2に示す予備ディスクドライブを使
って、本発明の方法によりディスクアレイ書き込みオペ
レーションにおいて外見上の応答時間を低減する方法を
示すための別の図である。
【図9】図7および8に示す高速書き込みオペレーショ
ンに続いてRAIDレベル3書き込みオペレーションを完了
させることを示す図である。
【図10】図7および8に示す高速書き込みオペレーシ
ョンに続いてRAIDレベル5リード-モディファイ-ライト
オペレーションを完了させることを示す図である。
【図11】図7および8に示す高速書き込みオペレーシ
ョンに続いてRAIDレベル5リード-モディファイ-ライト
オペレーションを完了させることを示すための別の図
である。
【符号の説明】
100 アレイコントローラ 147 ホストシステム 200 ホストインターフェース兼CRC論理ブロック 101 プロセッサ ABUF-DBUF 内部バッファバス 107 外部SCSI-2バス 109U、109L SCSI-2チップ 113 アドレス/データバス 120 RAMバッファ 400U 上方バススイッチ 400L 下方バススイッチ 115 トランシーバー ADRV-FDRV ドライブバス 130A-130F SCSI-2デバイス 500AB-500EF サイクリック重複チェック
(CRC)論理ブロック 300 DMA制御論理ブロック

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスクアレイがデータおよびパリティ情
    報を格納するための複数のアクティブドライブと予備デ
    ィスクドライブとを含む場合に、ホストシステムにより
    開始される該ディスクアレイへの書き込みI/Oオペレ
    ーションの応答時間を低減する方法であって、 該ディスクアレイが該ホストシステムから受信したデー
    タを該予備ドライブに保存するステップと、 該ホスト書き込みI/Oオペレーションの完了を示す書
    き込み完了ステータス信号を該ホストシステムに発行す
    るステップと、 該予備ドライブに保存されたデータを該アクティブドラ
    イブに転送するステップとを含むディスクアレイにおけ
    る高速書き込みI/O処理の方法。
JP5286278A 1992-10-23 1993-10-22 ディスクアレイにおける高速書き込みi/o処理の方法 Pending JPH0772986A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US966107 1992-10-23
US07/966,107 US5418925A (en) 1992-10-23 1992-10-23 Fast write I/O handling in a disk array using spare drive for buffering

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0772986A true JPH0772986A (ja) 1995-03-17

Family

ID=25510925

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5286278A Pending JPH0772986A (ja) 1992-10-23 1993-10-22 ディスクアレイにおける高速書き込みi/o処理の方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US5418925A (ja)
EP (1) EP0601699A3 (ja)
JP (1) JPH0772986A (ja)

Families Citing this family (47)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3083663B2 (ja) * 1992-12-08 2000-09-04 株式会社日立製作所 ディスクアレイ装置
US5574851A (en) * 1993-04-19 1996-11-12 At&T Global Information Solutions Company Method for performing on-line reconfiguration of a disk array concurrent with execution of disk I/O operations
US5598549A (en) * 1993-06-11 1997-01-28 At&T Global Information Solutions Company Array storage system for returning an I/O complete signal to a virtual I/O daemon that is separated from software array driver and physical device driver
JP2821345B2 (ja) * 1993-09-29 1998-11-05 北海道日本電気ソフトウェア株式会社 非同期i/o制御方式
US5535399A (en) * 1993-09-30 1996-07-09 Quantum Corporation Solid state disk drive unit having on-board backup non-volatile memory
US5583876A (en) * 1993-10-05 1996-12-10 Hitachi, Ltd. Disk array device and method of updating error correction codes by collectively writing new error correction code at sequentially accessible locations
JPH07281840A (ja) * 1994-04-14 1995-10-27 Ibm Japan Ltd 2重化ディスク記録装置
JP3661205B2 (ja) * 1994-09-09 2005-06-15 株式会社日立製作所 ディスクアレイシステムおよびディスクアレイシステムのパリティデータの生成方法
US5548788A (en) * 1994-10-27 1996-08-20 Emc Corporation Disk controller having host processor controls the time for transferring data to disk drive by modifying contents of the memory to indicate data is stored in the memory
US5634033A (en) * 1994-12-16 1997-05-27 At&T Global Information Solutions Company Disk array storage system architecture for parity operations simultaneous with other data operations
US5574882A (en) * 1995-03-03 1996-11-12 International Business Machines Corporation System and method for identifying inconsistent parity in an array of storage
WO1997001139A1 (en) * 1995-06-23 1997-01-09 Elonex Plc Disk array controller with enhanced synchronous write
JP3617879B2 (ja) * 1995-09-12 2005-02-09 株式会社東芝 実時間ストリームサーバのディスク修復方法及びディスク修復装置
US5740397A (en) * 1995-10-11 1998-04-14 Arco Computer Products, Inc. IDE disk drive adapter for computer backup and fault tolerance
US6067635A (en) * 1995-10-27 2000-05-23 Lsi Logic Corporation Preservation of data integrity in a raid storage device
US6334195B1 (en) 1995-12-29 2001-12-25 Lsi Logic Corporation Use of hot spare drives to boost performance during nominal raid operation
US5774682A (en) * 1995-12-11 1998-06-30 International Business Machines Corporation System for concurrent cache data access by maintaining and selectively merging multiple ranked part copies
US5787242A (en) * 1995-12-29 1998-07-28 Symbios Logic Inc. Method and apparatus for treatment of deferred write data for a dead raid device
US5790773A (en) * 1995-12-29 1998-08-04 Symbios, Inc. Method and apparatus for generating snapshot copies for data backup in a raid subsystem
US5838892A (en) * 1995-12-29 1998-11-17 Emc Corporation Method and apparatus for calculating an error detecting code block in a disk drive controller
US5720025A (en) 1996-01-18 1998-02-17 Hewlett-Packard Company Frequently-redundant array of independent disks
US5900010A (en) * 1996-03-05 1999-05-04 Sony Corporation Apparatus for recording magneto-optic disks
US5867736A (en) * 1996-03-29 1999-02-02 Lsi Logic Corporation Methods for simplified integration of host based storage array control functions using read and write operations on a storage array control port
US5996054A (en) * 1996-09-12 1999-11-30 Veritas Software Corp. Efficient virtualized mapping space for log device data storage system
US6021408A (en) * 1996-09-12 2000-02-01 Veritas Software Corp. Methods for operating a log device
US5832515A (en) * 1996-09-12 1998-11-03 Veritas Software Log device layered transparently within a filesystem paradigm
JP3813671B2 (ja) * 1996-10-30 2006-08-23 株式会社東芝 マルチメディアサーバ用ディスクアレイ装置
US6208655B1 (en) 1996-11-27 2001-03-27 Sony Europa, B.V., Method and apparatus for serving data
EP0847216A1 (en) * 1996-11-27 1998-06-10 Sony Europa B.V. Apparatus, system and method for sending/receiving data to/from an ATM-network
US6108724A (en) * 1997-05-29 2000-08-22 Gateway 2000, Inc. Fast IDE drive to drive transfers
US6061822A (en) * 1997-06-23 2000-05-09 Micron Electronics, Inc. System and method for providing a fast and efficient comparison of cyclic redundancy check (CRC/checks sum) values of two mirrored disks
US5953352A (en) * 1997-06-23 1999-09-14 Micron Electronics, Inc. Method of checking data integrity for a raid 1 system
US6148368A (en) * 1997-07-31 2000-11-14 Lsi Logic Corporation Method for accelerating disk array write operations using segmented cache memory and data logging
US6209059B1 (en) * 1997-09-25 2001-03-27 Emc Corporation Method and apparatus for the on-line reconfiguration of the logical volumes of a data storage system
US6105103A (en) * 1997-12-19 2000-08-15 Lsi Logic Corporation Method for mapping in dynamically addressed storage subsystems
US6535949B1 (en) 1999-04-19 2003-03-18 Research In Motion Limited Portable electronic device having a log-structured file system in flash memory
US6842422B1 (en) * 1999-06-15 2005-01-11 Marconi Communications, Inc. Data striping based switching system
US6906999B1 (en) 2000-06-30 2005-06-14 Marconi Intellectual Property (Ringfence), Inc. Receiver decoding algorithm to allow hitless N+1 redundancy in a switch
JP2002351689A (ja) * 2001-05-30 2002-12-06 Nec Corp データ転送システム
US6779058B2 (en) * 2001-07-13 2004-08-17 International Business Machines Corporation Method, system, and program for transferring data between storage devices
US6922833B2 (en) * 2001-10-11 2005-07-26 International Business Machines Corporation Adaptive fast write cache for storage devices
KR100463841B1 (ko) * 2002-02-25 2004-12-29 한국전자통신연구원 레이드 서브 시스템과 이를 이용한 디스크 에러 모드에서데이터 입출력 및 복구 방법
JP2004288078A (ja) * 2003-03-25 2004-10-14 Hitachi Ltd 固定長ディスクを利用したディスクアレイシステム
JP2005122338A (ja) 2003-10-15 2005-05-12 Hitachi Ltd スペアディスクドライブをもつディスクアレイ装置及びデータスペアリング方法
US7171518B2 (en) * 2004-04-02 2007-01-30 Lsi Logic Corporation Data storage system recovery from disk failure during system off-line condition
US9747177B2 (en) 2014-12-30 2017-08-29 International Business Machines Corporation Data storage system employing a hot spare to store and service accesses to data having lower associated wear
CN116185929A (zh) * 2022-12-16 2023-05-30 无锡芯光互连技术研究院有限公司 主从设备间通讯的通讯转换装置

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4942579A (en) * 1987-06-02 1990-07-17 Cab-Tek, Inc. High-speed, high-capacity, fault-tolerant error-correcting storage system
US4914656A (en) * 1988-06-28 1990-04-03 Storage Technology Corporation Disk drive memory
US5195100A (en) * 1990-03-02 1993-03-16 Micro Technology, Inc. Non-volatile memory storage of write operation identifier in data sotrage device
US5124987A (en) * 1990-04-16 1992-06-23 Storage Technology Corporation Logical track write scheduling system for a parallel disk drive array data storage subsystem
US5274799A (en) * 1991-01-04 1993-12-28 Array Technology Corporation Storage device array architecture with copyback cache
US5708668A (en) * 1992-05-06 1998-01-13 International Business Machines Corporation Method and apparatus for operating an array of storage devices

Also Published As

Publication number Publication date
EP0601699A2 (en) 1994-06-15
EP0601699A3 (en) 1998-02-11
US5418925A (en) 1995-05-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0772986A (ja) ディスクアレイにおける高速書き込みi/o処理の方法
US5487160A (en) Concurrent image backup for disk storage system
US5388108A (en) Delayed initiation of read-modify-write parity operations in a raid level 5 disk array
EP0572564B1 (en) Parity calculation in an efficient array of mass storage devices
US5596708A (en) Method and apparatus for the protection of write data in a disk array
US5287462A (en) Bufferless SCSI to SCSI data transfer scheme for disk array applications
EP0508604B1 (en) Disk array controller for data storage system
US5608891A (en) Recording system having a redundant array of storage devices and having read and write circuits with memory buffers
KR100351964B1 (ko) 고성능 패리티 아키텍처를 구비하는 디스크 어레이 저장시스템
US5373512A (en) Memory controller with parity generator for an I/O control unit
US5479611A (en) Disk array apparatus
US6338101B1 (en) Memory initialization method for volatile memory
US5826002A (en) Parity storage unit, in a disk array system for generating updated parity data from received data records
JP3180130B2 (ja) エラーデータ訂正可能なコンピュータ用記憶装置及びディジタルデータの記憶方法
EP0646858A1 (en) Data storage system architecture
US20020184443A1 (en) Disk array device with selectable method for generating redundant data
JPH08328760A (ja) ディスクアレイ装置
US5867640A (en) Apparatus and method for improving write-throughput in a redundant array of mass storage devices
US6678768B1 (en) Method and apparatus for configuring redundant array of independent disks (RAID)
US5787463A (en) Disk array system including a dual-ported staging memory and concurrent redundancy calculation capability
KR0162121B1 (ko) 개선된 데이터 기억장치 및 이 기억장치에 데이터를 기억시키는 방법
KR100205072B1 (ko) 디스크 어레이 제어기에서의 vram 기판 패리티 엔진
US6418508B1 (en) Information storage controller for controlling the reading/writing of information to and from a plurality of magnetic disks and an external device
JPH10312246A (ja) 記憶装置サブシステム
JPH06274282A (ja) 磁気記録装置

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20041227

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050802