JPH04126879U - コンパクトデイスク収納部付書籍 - Google Patents

コンパクトデイスク収納部付書籍

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JPH04126879U
JPH04126879U JP4130391U JP4130391U JPH04126879U JP H04126879 U JPH04126879 U JP H04126879U JP 4130391 U JP4130391 U JP 4130391U JP 4130391 U JP4130391 U JP 4130391U JP H04126879 U JPH04126879 U JP H04126879U
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JP
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center
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compact disc
book
storage
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JP4130391U
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Inventor
八郎 高野
Original Assignee
ナカバヤシ株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンパクトディスク収納部付書籍である。 【構成】 表紙(1)の内面に肉厚部(3)を形成し、その中
央部に凹状の収納部(4)を設け、これと連設する一対の
取出用凹部(5)を対設し、収納部の中央に段部(6)を形成
し、その中央に両端開口の円筒状保持部(7)を設け、保
持部内側に設ける連結具(8)は下端を取付具(10)で固着
し、外周には溝(9)を設け、円筒状キャップ主体(11)は
開口した上端縁に鍔(12)を設け、下端には上記連結具の
挿入孔(13)を設け、主体に内装する板バネ製作動部は上
端に膨出部(15)と、その縁部を下方へ折曲して形成した
複数の作動片(16)からなり、各作動片の下端に上記溝と
係合する爪(17)を設けたものである。 【効果】 収納部は肉厚部に設けるため表紙を傷めず長
期使用に耐え、且コンパクトディスクは確実に保持され
る。またコンパクトディスクの着脱は非常に簡単であ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
コンパクトディスクの収納部を設けた書籍に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
書籍の内容と関連した音楽や朗読などを録音したレコード盤やコンパクトディ スクを書籍に一体的に収納可能としたものとして、例えば、実開平2−503 62号、実開平2−50363号、実開平2−82567号、実開平2− 82568号、実開平2−82569号、実開平2−82570号、実開 平2−82571号など多数存在する。
【0003】 しかし、上記の考案では、レコード盤の取り出しにその都度カバーを外す 手間を要するだけでなく、固定手段を設けていないので、表紙とカバーの間に飛 出したり、また柔軟なカバー一枚で保護されているに過ぎないから、誤って損傷 を与える虞がある。〜の考案では、コンパクトディスクの裏面と収納部の底 面とが、直接全面的に接触することになる。収納部に残留する塵がある場合は、 コンパクトディスクとで挟持する状態となり、持運びの際の動揺によってコンパ クトディスクに無数の小傷を与える虞がある。また収納部自体が差込み式であっ たり、コンパクトディスクを単に保持部に差込んでいるに過ぎず、何等固定手段 を設けていないので非常に不安定であり、持運びの際、蓋が開いたり、収納部が 脱落したりする危険がつきまとう欠点がある。
【0004】 上記すべての引例は、表紙の内面をくり抜いて収納部を設けているので、表紙 の表面に強度の差があって、長期使用によって収納部との境目部分が傷んだり弱 くなるという欠点がある。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案では上記欠点を改良するために、表紙内面に肉厚部を形成し、この肉厚 部にコンパクトディスクの収納部を設け、この収納部に段部を設けてコンパクト ディスクの保持部を立設し、保持したコンパクトディスクを固定するため固定装 置を設けようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
一側の表紙(1)の内面に、発泡スチロールなどで肉厚部(3)を形成し、その中央 部に凹部を設けてコンパクトディスク(19)の収納部(4)とし、その対角線上の縁 部に取出用凹部(5)を設け、収納部の中央に段部(6)を設け、その中央部に両端を 開口した円筒状保持部(7)を取付けて、その外周でコンパクトディスクを保持す る。保持部(7)の中心部に取付ける連結具(8)は、外周に溝(9)を設け、下端を取 付具(10)で収納部に固着する。円筒状の固定用キャップ主体(11)は開口した上端 縁に鍔(12)を設け、下端には上記連結具(8)の挿入孔(13)を設け、主体に内装す る板バネ製の作動部(14)は上端を上方へ膨らまして膨出部(15)とし、その縁部を 下方へ折曲して複数の作動片(16)を形成し、その端部を内方へ折曲して爪(17)と する。他側の表紙(2)には書籍(18)を取付ける。
【0007】
【作用】
保持部(7)にコンパクトディスク(19)の中央部の穴を嵌合して取付ける。この 時収納部(4)の中央の段部(6)上で保持されるから、コンパクトディスクの裏面と 収納部の底面との間には段部の厚みに相当する間隙が形成されるので、収納部底 面の塵は付着しない。嵌合を終えたらキャップ主体の膨出部(15)を指で押圧して 下方へ凹ますと、下側の作動片(16)が連動して爪(17)は後退する。このように爪 の後退したキャップの鍔(12)を持って保持部内の連結具(8)を挿入孔(13)を介し て押し下げると、連結具の上端で上記下方へ凹んだ膨出部は押圧され、復帰して 上方へ膨らみ、作動片の爪(17)は連動して前進し連結具(8)の溝(9)と係合するの で安定した保持が出来る。
【0008】 コンパクトディスクを取り出す場合は、キャップ主体の膨出部(15)を押圧して 下方へ凹まし、作動片(16)の爪(17)を後退させて連結具(8)の溝(9)との係合を解 いて、キャップ主体を取り除き、指先を収納部(4)に設けた取出用凹部(5)に差込 んで容易に取り出すことができる。
【0009】
【実施例】
図面について実施例を述べると、一側の表紙(1)の内面に、発泡スチロールな どで肉厚部(3)を形成して、その中央部に凹部を設けてコンパクトディスクの収 納部(4)とし、その対角線上の縁部に一対の取出用凹部(5)を連設し、収納部の中 央に段部(6)を形成してその中央に両端を開口した円筒状保持部(7)を設け、保持 部の内側に下端を取付具(10)で固着する連結具(8)は外周に溝(9)を設け、円筒状 の固定用キャップ主体(11)は開口した上端縁に鍔(12)を設け、下端には上記連結 具の挿入孔(13)を設け、主体に内装する板バネ製作動部(14)は、上端に上方へ膨 らました膨出部(15)を設け、その縁部を下方へ折曲して複数の作動片(16)を形成 し、その端部に内方へ折曲した爪(17)を設け、他側の表紙(2)の内面に書籍(18) を取付ける。
【0010】
【考案の効果】
本考案は上記構成で示す通り、収納部は肉厚部に設けるために、長期使用して も表紙が傷まず耐久性があり、コンパクトディスクは段部に設けた保持部で保持 されるので塵などの付着する虞がなく、しかも作動片の爪と連結具の溝との結合 により固定されるので脱落して損傷することはない。またコンパクトディスクの 着脱操作が非常に簡単であるなど優れた利点を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本案品の斜視図である。
【図2】図1のA−A線一部切欠拡大断面図である。
【図3】保持部に於ける作動片の爪の動きを示す説明図
で、(A)は溝と係合した時の図で、(B)は係合を解
いてキャップを抜取った時の図である。
【符号の説明】
3 肉厚部 4 収納部 6 段部 7 保持部 8 連結具 9 溝 11 キャップ主体 12 鍔 15 膨出部 16 作動片 17 爪

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表紙(1)の内面に発泡スチロールなどで
    肉厚部(3)を形成し、その中央部に凹部からなる収納部
    (4)を設け、これに連設する一対の取出用凹部(5)を対角
    線上に対設し、上記収納部の中央に段部(6)を形成し、
    その中央に両端を開口した円筒状保持部(7)を設け、保
    持部内側に設ける連結具(8)は下端を取付具(10)で固着
    し、外周には溝(9)を設け、円筒状キャップ主体(11)は
    開口した上端縁に鍔(12)を設け、下端には上記連結具の
    挿入孔(13)を設け、キャップ主体に内装する板バネ製作
    動部(14)は上端に上方へ膨らんだ膨出部(15)とその縁部
    を下方へ折曲して複数の作動片(16)とを形成し、各作動
    片の下端に上記溝と係合する爪(17)を設けたことを特徴
    とするコンパクトディスク収納部付書籍。
JP4130391U 1991-05-08 1991-05-08 コンパクトディスク収納部付書籍 Expired - Lifetime JP2525773Y2 (ja)

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JPH04126879U true JPH04126879U (ja) 1992-11-18
JP2525773Y2 JP2525773Y2 (ja) 1997-02-12

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