JPH0210041Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0210041Y2
JPH0210041Y2 JP5300183U JP5300183U JPH0210041Y2 JP H0210041 Y2 JPH0210041 Y2 JP H0210041Y2 JP 5300183 U JP5300183 U JP 5300183U JP 5300183 U JP5300183 U JP 5300183U JP H0210041 Y2 JPH0210041 Y2 JP H0210041Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inner box
storage chamber
plate
opening
box storage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP5300183U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59157944U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP5300183U priority Critical patent/JPS59157944U/ja
Publication of JPS59157944U publication Critical patent/JPS59157944U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0210041Y2 publication Critical patent/JPH0210041Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、自動車における前側の左右シート間
に設置されるコンソールボツクスに係り、詳しく
はボツクス内に収納される内箱の取付構造に関す
る。
第4図は従来の内箱付きコンソールボツクスを
示したものである。方形状の内箱31は、その上
縁部に形成した鍔32をボツクス本体33に形成
された内箱収納室34の上端開口部の張出部35
上に載置することによつて該内箱収納室34内に
吊下状に収納するとともに、前板及び後板の各外
面における前記鍔32の下部に形成した爪36を
前記張出部35の下面に係止することによつて振
動等によるガタツキを抑えるようにしてある。す
なわち、内箱31は鍔32と爪36とによつて張
出部35を上下から挾持するような取付構造とな
つており、その脱着は箱自体の弾性撓みを利用し
てて行うものである。従つて、内箱31の装着は
爪36に形成した勾配面37を利用して押圧挿入
することにより簡単に行い得る反面、抜脱すると
きは鍔32を内側へ撓ませて両方の爪36を張出
部35から完全に離脱させねばならず厄介であ
り、また抜上げるときには内箱31の外面が張出
部のエツジに引掛かることがあり、抜取りにくい
等の欠点があつた。
本考案の目的は、上述した従来の欠点を除去し
て、内箱の脱着を容易に行うことの可能な自動車
コンソールボツクスを提供することにある。
本考案は、上記の目的を達成するために、次の
ように構成する。すなわち、内箱における前板の
外面上部には内箱収納室の壁板に形成した係止部
に係脱可能の係止爪を形成し、また内箱における
後板の上部とこれに対向する内箱収納室の壁板と
をそれぞれ外向き斜面に形成し、該後板斜面部に
は壁板斜面部に形成した係合部と係脱可能の係合
凸部を突設するとともに、該係合凸部の上面及び
これに対応する係合部の係合面を斜面となしたも
のである。
以下、本考案の実施例を図面に基いて具体的に
説明する。図中1は上端を開口した有底方形状の
内箱収納室2を有するボツクス本体であり、内箱
収納室2の前後の壁板3,4は下狭まり状の傾斜
面に形成され、かつ後の壁板4にはほぼ中程より
上部にかけてほぼ幅一杯の開口部5が形成されて
いる。また、ボツクス本体1には内箱収納室2の
ほぼ上半部を取囲む如くスカート部6が一体に形
成され、後側のスカート部6と後の壁板4との空
間を利用して灰皿7が組付けられている。
内箱収納室2の開口部を開閉する合成樹脂製の
蓋8は、取付板9とこれに薄肉部10を介して折
曲げ可能に連接する蓋板11とからなり、取付板
9は内箱収納室2における後の壁板内面に沿つて
前記開口部5を覆うように配置されるとともに、
下端部を該開口部5を通して壁板外面に弾力的に
係止させた状態で上部が壁板4の上端にボルト1
2にて固着されている。ただし、後の壁板4の上
端は左右の壁板13よりも低く形成されている。
また、取付板9は壁板4の開口部5と対向する部
分を図示の如く内箱収納室2内へ脹ませることに
よつて灰皿7の収容空間を大きくとることが可能
となる。
14は内箱収納室2内に抜脱可能に嵌装される
内箱であり、該内箱14は合成樹脂、アルミニウ
ム又はステイール等の板材から上端開口の有底方
形状に形成され、かつ前板15及び後板16が下
狭まり状の傾斜面に形成されている。内箱14は
上端周縁に鍔17を有し、かつ前側の鍔17aが
他の鍔7よりやや低い位置に設けられており、そ
して後側の鍔17を除く他の鍔17,17aを前
記内箱収納室2の開口部周縁における前側と左右
に形成された受座18上に載置することによつて
内箱収納室2内に吊下保持されるようになつてい
る。
内箱14における前板15のほぼ中央上部の外
面には、内箱収納室2の前の壁板3に形成された
係止片21と係脱可能な3個の係止爪19が幅方
向に並行して突設されており、各係止爪19は前
端面がほぼくの字状をなすように形成され、かつ
突出端には微小の係止段差部19aが形成されて
いる。内箱収納室2における前の壁板3の上部内
面には前記係止爪19が通行し得る凹部20を形
成し、この凹部20の下側を切除して開口するこ
とによつて係止爪19が係止し得る係止片21を
形成してある。また、内箱収納室2における前側
の受座18の上面一側には抜脱用の指差込用凹部
22が形成されている。
一方、内箱14の後板16の上部及びこれに対
応する内箱収納室2の壁板4ならびに蓋8の取付
板9がそれぞれ外向きの斜面とされ、そして後板
16の斜面部外面には取付板9に形成された左右
2個の係合凹部24に係脱可能の係合凸部23が
突設されている。係合凸部23は係合凹部24よ
りもやや小さく形成されており、そして両係合部
23,24はその上面が斜上の係合面とされてい
る。
本実施例は上述のように構成したものであり、
内箱14を装着する場合は、内箱14を内箱収納
室2の開口部から挿入すればよい。すなわち、第
2図仮想線の如く係止爪19の係止段差部19a
を係止片21に係止させるとともに、係合凸部2
3を取付板9の斜面部に当接したもので、内箱1
4を上方より押圧すれば、その進行によつて係止
爪19あるいは係合凸部23が内側への押圧力を
受けて前板15あるいは後板16が内方へ撓み、
そして係合凸部23が係合凹部24に対向する
と、上記押圧力が解除され前板15あるいは後板
16の撓みが復元される。従つて、係止爪19の
係止段差部19aが係止片21に係止されるとと
もに、係合凸部23の上面が係合凹部24の上面
に係合され、このとき内箱14の鍔17,17a
が開口部周縁の受座18上に載置される(第2図
実線参照)。すなわち、内箱14は開口部を通し
て押圧挿入することによつて簡単に装着すること
ができ、かつガタツキのない安定状態に支持され
る。
また、内箱14を内箱収納室2から抜取る場合
は、まず指差込用凹部22から指を挿入して前側
の鍔17aを引上げれば、内箱14には左右の鍔
17の後端を支持点としての回転力が与えられる
ため、前板15あるいは後板16の撓みによつて
係止爪19の係止段差部19aが係止片21から
外れ第3図仮想線で示す如く最高突部が係止片2
1の内面に乗上るとともに、係合凸部23が係合
凹部24から抜出る。そして、係合凸部23が係
合凹部24から抜出ると同時に前板15あるいは
後板16の撓みの復元力によつて内箱14は押上
げられ第3図実線で示す如く浮上つた状態となる
ため、その後は内箱14を簡単に抜上げることが
できる。
なお、本実施例における係合凸部23と係脱可
能の係合凹部24については、これを凸状に形成
しても差支えなく、しかもそれらは蓋8の取付板
9に代え内箱収納室2における後の壁板4に形成
するようにしてもよい。
以上詳述したように、本考案によればボツクス
本体に形成された内箱収納室に対する内箱の装着
は、該内箱を内箱収納室の開口部から押圧挿入す
ることによつてこれを簡単に行うことができ、ま
た抜脱する場合は内箱の前側の鍔に指を掛けてこ
れを引上げるだけで、前板に設けた係止爪及び後
板に設けた係合凸部をそれぞれ外して押圧挿入前
の状態に戻すことができるので、内箱は簡単に持
上る。すなわち、本考案は内箱の脱着をすこぶる
簡便化し得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本考案の実施例を示し、第1
図は斜視図、第2図は内箱を装着した状態の縦断
面図、第3図は内箱の抜脱態様を示す縦断面図、
第4図は従来例を示す縦断面図である。 1……ボツクス本体、2……内箱収納室、3,
4……壁板、8……蓋、14……内箱、15……
前板、16……後板、17……鍔、18……受
座、19……係止爪、21……係止片、23……
係合凸部、24……係合凹部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上端に開口部をもつ内箱収納室と、該内箱収納
    室に着脱可能に収納されかつ前記開口部周縁に載
    置可能の鍔を有する方形状の内箱と、前記開口部
    を開閉する蓋とを備えたコンソールボツクスにお
    いて、前記内箱の前板の上部外面には前記内箱収
    納室の壁板に形成した係止部と係脱可能の爪を突
    設し、内箱の後板上部とこれに対向する内箱収納
    室の壁板とをそれぞれ外向き斜面に形成するとと
    もに、内箱の後板斜面部の外面には内箱収納室の
    壁板斜面部に形成した係合部と係脱可能の係合凸
    部を突設し、かつ該係合凸部の上面及びこれに対
    応する係合部の係合面を斜面となしたことを特徴
    とする自動車用コンソールボツクス。
JP5300183U 1983-04-08 1983-04-08 自動車用コンソ−ルボツクス Granted JPS59157944U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5300183U JPS59157944U (ja) 1983-04-08 1983-04-08 自動車用コンソ−ルボツクス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5300183U JPS59157944U (ja) 1983-04-08 1983-04-08 自動車用コンソ−ルボツクス

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59157944U JPS59157944U (ja) 1984-10-23
JPH0210041Y2 true JPH0210041Y2 (ja) 1990-03-13

Family

ID=30183347

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5300183U Granted JPS59157944U (ja) 1983-04-08 1983-04-08 自動車用コンソ−ルボツクス

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59157944U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59157944U (ja) 1984-10-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000108792A (ja) 車両後部構造
JPS6114806B2 (ja)
US4741669A (en) Shroud
JPH0210041Y2 (ja)
JPH0737804B2 (ja) 保持プレートに構成部分を固定するための保持クランプ
JP3561560B2 (ja) 化粧料容器
JPH0237752Y2 (ja)
JPH0123872Y2 (ja)
JPS6334385Y2 (ja)
JPH0135708Y2 (ja)
JP2602545B2 (ja) Icキャリア
JPH0630101Y2 (ja) 化粧用コンパクト
JP4606542B2 (ja) 容器
JPS6129630Y2 (ja)
JPS625400Y2 (ja)
JPH0524603Y2 (ja)
JPH0630100Y2 (ja) 化粧料容器
JPS6350166Y2 (ja)
JP4052438B2 (ja) 化粧用コンパクトの容器体
JPS5923639Y2 (ja) 車両用小物受け
JP4381503B2 (ja) 化粧料容器
JPH0431259U (ja)
JPS606351Y2 (ja) 自動車用灰皿装置
JP2556708Y2 (ja) 容器におけるカード差し
JPS6121399Y2 (ja)