JPH04126633A - エンジンマウントのダイナミックダンパ構造 - Google Patents
エンジンマウントのダイナミックダンパ構造Info
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- JPH04126633A JPH04126633A JP24795590A JP24795590A JPH04126633A JP H04126633 A JPH04126633 A JP H04126633A JP 24795590 A JP24795590 A JP 24795590A JP 24795590 A JP24795590 A JP 24795590A JP H04126633 A JPH04126633 A JP H04126633A
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- damper
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- dynamic
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- 238000010276 construction Methods 0.000 title 1
- 238000013016 damping Methods 0.000 claims description 4
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 5
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 241000945534 Hamana Species 0.000 description 1
- 241001590997 Moolgarda engeli Species 0.000 description 1
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
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- Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野コ
この発明はエンジンマウントのダイナミックダンパ構造
に係り、特にダイナミックダンパをレイアウトの制約を
受けることなく設けるとともに、騒音を効果的に低減し
得るエンジンマウントのダイナミックダンパ構造に関す
る。
に係り、特にダイナミックダンパをレイアウトの制約を
受けることなく設けるとともに、騒音を効果的に低減し
得るエンジンマウントのダイナミックダンパ構造に関す
る。
[従来の技術]
車両においては、エンジンの振動等を遮断するために、
エンジンと車体フレーム間にマウンチング等の部材を介
してエンジンを支持する構造かある。
エンジンと車体フレーム間にマウンチング等の部材を介
してエンジンを支持する構造かある。
このような構造としては、例えば、第9.10図に示す
ものがある。即ち、第9.10図に示す如く、102は
車両104の前部に設けられたエンジンであり、このエ
ンジン102は、該エンジン102の左右の側面に突設
した右側エンジンブラケット106、左側エンジンブラ
ケット108と、左右の車体フレームである右側車体フ
レーム110、左側車体フレーム112に突設した右側
フレームブラケット114、左側フレームブラケット1
16との間に右側エンジンマウンチング118、左(I
t11エンジンマウンチング120を介設し、この右側
エンジンマウンチング118、左側エンジンマウンチン
グ120には制振機能を有する右側ダイナミックダンパ
122、左側ダイナミックダンパ124を設けている。
ものがある。即ち、第9.10図に示す如く、102は
車両104の前部に設けられたエンジンであり、このエ
ンジン102は、該エンジン102の左右の側面に突設
した右側エンジンブラケット106、左側エンジンブラ
ケット108と、左右の車体フレームである右側車体フ
レーム110、左側車体フレーム112に突設した右側
フレームブラケット114、左側フレームブラケット1
16との間に右側エンジンマウンチング118、左(I
t11エンジンマウンチング120を介設し、この右側
エンジンマウンチング118、左側エンジンマウンチン
グ120には制振機能を有する右側ダイナミックダンパ
122、左側ダイナミックダンパ124を設けている。
この右側、左側ダイナミックダンパ122)124は、
右側、左側ダンパ弾性体126.128と右側、左側ダ
ンパ質量体1301132とからなり、右側、左側ダン
パ弾性体126.128が右側、左側エンジンマウンチ
ング118.120の右側、左側マウンチング本体13
4.136の右側、左側マウンチング本体上部138.
140に固着されることにより、右側、左側エンジンマ
ウンチング118.120に取付けられ、エンジン10
2の制振を果すものである。
右側、左側ダンパ弾性体126.128と右側、左側ダ
ンパ質量体1301132とからなり、右側、左側ダン
パ弾性体126.128が右側、左側エンジンマウンチ
ング118.120の右側、左側マウンチング本体13
4.136の右側、左側マウンチング本体上部138.
140に固着されることにより、右側、左側エンジンマ
ウンチング118.120に取付けられ、エンジン10
2の制振を果すものである。
また、このようなダイナミックダンパを設けたエンジン
の支持構造としては、例えば、実開平1−87029号
公報に開示されている。この公報に記載のものは、左右
のダイナミックダンパが左右のマウントブラケットの下
部に取付けられている。
の支持構造としては、例えば、実開平1−87029号
公報に開示されている。この公報に記載のものは、左右
のダイナミックダンパが左右のマウントブラケットの下
部に取付けられている。
[発明が解決しようとする問題点]
ところが、上述の如く、右側、左側ダイナミックダンパ
がエンジンに対して対称位置に設けられていると、左右
のエンジンマウンチングが共通に使用されているので、
例えば左側ダイナミックダンパの取付けの際に、左側ダ
イナミックダンパが排気マニホルド142(第9.10
図参照)、付近に位置して熱害を受けたり、他の部品と
の干渉等でレイアウトに制約を受けるという不都合があ
った。
がエンジンに対して対称位置に設けられていると、左右
のエンジンマウンチングが共通に使用されているので、
例えば左側ダイナミックダンパの取付けの際に、左側ダ
イナミックダンパが排気マニホルド142(第9.10
図参照)、付近に位置して熱害を受けたり、他の部品と
の干渉等でレイアウトに制約を受けるという不都合があ
った。
また、ダイナミックダンパのチューニングによる周波数
が単一周動数のみ可能であり、このため、騒音を充分に
低減させることができなくなるという不都合があった。
が単一周動数のみ可能であり、このため、騒音を充分に
低減させることができなくなるという不都合があった。
[発明の目的]
そこでこの発明の目的は、上述の不都合を除去すべく、
左右のダイナミックダンパをエンジンの左右のエンジン
マウンチングにおいて異なる位置に取付けることにより
、レイアウトの制約を受けることなくダイナミックダン
パを取付けることができるとともに、左右のダイナミッ
クダンパの周波数を別々にチューニングさせ、エンジン
の左右において最適な周波数によって騒音を効果的に低
減し得るエンジンマウントのダイナミックダンパ構造を
実現するにある。
左右のダイナミックダンパをエンジンの左右のエンジン
マウンチングにおいて異なる位置に取付けることにより
、レイアウトの制約を受けることなくダイナミックダン
パを取付けることができるとともに、左右のダイナミッ
クダンパの周波数を別々にチューニングさせ、エンジン
の左右において最適な周波数によって騒音を効果的に低
減し得るエンジンマウントのダイナミックダンパ構造を
実現するにある。
[問題点を解決するための手段]
この目的を達成するためにこの発明は、エンジンに突設
した左右のエンジンブラケットと左右の車体フレームに
突設した左右のフレームブラケットとの間に左右のエン
ジンマウンチングを介設し、この左右のエンジンマウン
チングには制振機能を有する左右のダイナミックダンパ
を設けたエンジンマウントのダイナミックダンパ構造に
おいて、前記右側のエンジンマウンチングへの前記右側
のダイナミックダンパと前記左側のエンジンマウンチン
グへの前記左側のダイナミックダンパとを異なる位置に
設けたことを特徴とする。
した左右のエンジンブラケットと左右の車体フレームに
突設した左右のフレームブラケットとの間に左右のエン
ジンマウンチングを介設し、この左右のエンジンマウン
チングには制振機能を有する左右のダイナミックダンパ
を設けたエンジンマウントのダイナミックダンパ構造に
おいて、前記右側のエンジンマウンチングへの前記右側
のダイナミックダンパと前記左側のエンジンマウンチン
グへの前記左側のダイナミックダンパとを異なる位置に
設けたことを特徴とする。
[作用]
この発明の構成によれば、ダイナミックダンパをエンジ
ンマウンチングに取付ける際に、例えば、右側のダイナ
ミックダンパを右側のマウンチング本体上部に取付ける
とともに、左側のダイナミックダンパを左側のマウンチ
ング本体下部に取付けると、左側のダイナミックダンパ
がレイアウトの制約を受けず、これにより、熱害の影響
を受けたり、他の部品と干渉するのを防止することがで
き、また、左右のダイナミックダンパの周波数を異なら
しめ、エンジンの左右で最適な周波数によって騒音を効
果的に低減させることができる。
ンマウンチングに取付ける際に、例えば、右側のダイナ
ミックダンパを右側のマウンチング本体上部に取付ける
とともに、左側のダイナミックダンパを左側のマウンチ
ング本体下部に取付けると、左側のダイナミックダンパ
がレイアウトの制約を受けず、これにより、熱害の影響
を受けたり、他の部品と干渉するのを防止することがで
き、また、左右のダイナミックダンパの周波数を異なら
しめ、エンジンの左右で最適な周波数によって騒音を効
果的に低減させることができる。
[実施例コ
以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細且つ具体的
に説明する。
に説明する。
第1〜8図は、この発明の実施例を示すものである。図
において、2は車両のエンジン、4はシリンダブロック
、6はシリンダヘッド、8はシリンダヘッドカバー、1
0はオイルパンである。
において、2は車両のエンジン、4はシリンダブロック
、6はシリンダヘッド、8はシリンダヘッドカバー、1
0はオイルパンである。
前記シリンダヘッド6には、エンジン2の右側、つまり
第1図において左側に吸気マニホルド12が付設されて
いるとともに、エンジン2の左側、つまり第1図におい
て右側に排気マニホルド14が付設されている。
第1図において左側に吸気マニホルド12が付設されて
いるとともに、エンジン2の左側、つまり第1図におい
て右側に排気マニホルド14が付設されている。
また、シリンダブロック4には、エンジン2の右側面に
右側エンジンブラケット16が突設されているとともに
、エンジン2の左側面に左側エンジンブラケット18が
突設されている。
右側エンジンブラケット16が突設されているとともに
、エンジン2の左側面に左側エンジンブラケット18が
突設されている。
エンジン2の右側において、車両の前後方向に指向する
右側車体フレーム20には、右側エンジンブラケット1
6の方向に突出した右側フレームブラケット22が設け
られている。
右側車体フレーム20には、右側エンジンブラケット1
6の方向に突出した右側フレームブラケット22が設け
られている。
一方、エンジン2の左側において、車両の前後方向に指
向する左側車体フレーム24には、左側エンジンブラケ
ット18の方向に突出した左側フレームブラケット26
が設けられている。
向する左側車体フレーム24には、左側エンジンブラケ
ット18の方向に突出した左側フレームブラケット26
が設けられている。
前記右側エンジンブラケット16と右側フレームブラケ
ット22間には、右側エンジンマウンチング28が介設
される。
ット22間には、右側エンジンマウンチング28が介設
される。
この右側エンジンマウンチング28は、第3〜5図に示
す如く、右側マウンチング本体30の内面に右側マウン
チング弾性体32の一面が固着され、この右側マウンチ
ング弾性体32の他面に右側移動阻止体34が固着され
ている。
す如く、右側マウンチング本体30の内面に右側マウン
チング弾性体32の一面が固着され、この右側マウンチ
ング弾性体32の他面に右側移動阻止体34が固着され
ている。
前記右側マウンチング弾性体32は、右側マウンチング
本体30の内面に沿った右側弾性縁部32aを有する。
本体30の内面に沿った右側弾性縁部32aを有する。
前記右側マウンチング本体30には、右側エンジンブラ
ケット16に取付けられる右側エンジンブラケットボル
ト36と、右側エンジンブラケットピン38とが組付け
られている。
ケット16に取付けられる右側エンジンブラケットボル
ト36と、右側エンジンブラケットピン38とが組付け
られている。
前記右側移動阻止体34には、右側フレームブラケット
22に付設した右側支持用ブラケット40に取付けられ
る右側フレームブラケットボルト42と、右側フレーム
ブラケットピン44とが組付けられている。
22に付設した右側支持用ブラケット40に取付けられ
る右側フレームブラケットボルト42と、右側フレーム
ブラケットピン44とが組付けられている。
一方、前記左側エンジンブラケット18と左側フレーム
ブラケット26間には、左側エンジンマウンチング46
が介設される。
ブラケット26間には、左側エンジンマウンチング46
が介設される。
この左側エンジンマウンチング46は、第6〜8図に示
す如く、左側マウンチング本体48の内面に左側マウン
チング弾性体50の一面が固着され、この左側マウンチ
ング弾性体50の他面に左側移動阻止体52が固着され
ている。
す如く、左側マウンチング本体48の内面に左側マウン
チング弾性体50の一面が固着され、この左側マウンチ
ング弾性体50の他面に左側移動阻止体52が固着され
ている。
前記左側マウンチング弾性体50は、左側マウンチング
本体48の内面に沿った左側弾性縁部50aを有する。
本体48の内面に沿った左側弾性縁部50aを有する。
前記左側マウンチング本体48には、左側エンジンブラ
ケット18に取付けられる左側エンジンブラケットボル
ト54と、左側エンジンブラケットピン56とが組付け
られている。
ケット18に取付けられる左側エンジンブラケットボル
ト54と、左側エンジンブラケットピン56とが組付け
られている。
前記左側振動阻止体52には、左側フレームブラケット
26に付設した左側支持用ブラケット57に取付けられ
る左側フレームブラケットボルト58と、左側フレーム
ブラケットピン60とが組付けられている。
26に付設した左側支持用ブラケット57に取付けられ
る左側フレームブラケットボルト58と、左側フレーム
ブラケットピン60とが組付けられている。
前記右側エンジンマウンチング28と左側エンジンマウ
ンチング46とは、右側、左側マウンチング弾性体32
.50の形状を変更したり、右側マウンチング本体30
の立上り部30aと右側移動阻止体34の立上り部34
a間の隙間、左側マウンチング本体48の立上り部48
aと左側移動阻止体52の立上り部52a間の隙間を夫
々変更することによりばね特性が別々に設定可能なもの
である。
ンチング46とは、右側、左側マウンチング弾性体32
.50の形状を変更したり、右側マウンチング本体30
の立上り部30aと右側移動阻止体34の立上り部34
a間の隙間、左側マウンチング本体48の立上り部48
aと左側移動阻止体52の立上り部52a間の隙間を夫
々変更することによりばね特性が別々に設定可能なもの
である。
また、エンジン2の制振性を向上させるために、前記右
側エンジンマウンチング28及び左側エンジンマウンチ
ング46には、右側ダイナミックダンパ62及び左側ダ
イナミックダンパ64が取付けられる。
側エンジンマウンチング28及び左側エンジンマウンチ
ング46には、右側ダイナミックダンパ62及び左側ダ
イナミックダンパ64が取付けられる。
右側ダイナミックダンパ62は、右側ダンパ弾性体66
と右側ダンパ質量体68とからなり、右側ダンパ弾性体
66が、例えば右側マウンチング本体30の上部30U
に固着されるとともにこの右側ダンパ弾性体66に右側
ダンパ質量体68が固着されることによって、右側エン
ジンマウンチング28に取付けられる。
と右側ダンパ質量体68とからなり、右側ダンパ弾性体
66が、例えば右側マウンチング本体30の上部30U
に固着されるとともにこの右側ダンパ弾性体66に右側
ダンパ質量体68が固着されることによって、右側エン
ジンマウンチング28に取付けられる。
左側ダイナミックダンパ64は、左側ダンパ弾性体70
と左側ダンパ質量体72とからなり、左側ダンパ弾性体
70が、例えば左側マウンチング本体48の下部48D
に固着されるとともにこの左側ダンパ弾性体70に左側
ダンパ質量体72が固着されることによって、左側エン
ジンマウンチング46に取付けられる。
と左側ダンパ質量体72とからなり、左側ダンパ弾性体
70が、例えば左側マウンチング本体48の下部48D
に固着されるとともにこの左側ダンパ弾性体70に左側
ダンパ質量体72が固着されることによって、左側エン
ジンマウンチング46に取付けられる。
前記右側、左側ダイナミックダンパ62.64は、右側
、左側ダンパ弾性体6B、70の形状を変更したり、右
側、左側ダンパ質量体68.72の形状・重さを変更す
ることにより、異なるダンパ周波数に設定可能であり、
最適周波数にチューニングされる。即ち、従来において
は、例えば、右側ダイナミックダンパ62と左側ダイナ
ミックダンパ64とは周波数が同じ550H2にチュー
ニングされていたが、この実施例においては、例えば、
右側ダイナミックダンパ62の周波数を550H2にチ
ューニングする一方、左側ダイナミックダンパ64の周
波数を300Hzにチューニングする。即ち、エンジン
2の振動状況に応じて、これら右側ダイナミックダンパ
62と左側ダイナミックダンパ64との周波数を異なら
しめ、騒音を効果的に低減させる構成である。
、左側ダンパ弾性体6B、70の形状を変更したり、右
側、左側ダンパ質量体68.72の形状・重さを変更す
ることにより、異なるダンパ周波数に設定可能であり、
最適周波数にチューニングされる。即ち、従来において
は、例えば、右側ダイナミックダンパ62と左側ダイナ
ミックダンパ64とは周波数が同じ550H2にチュー
ニングされていたが、この実施例においては、例えば、
右側ダイナミックダンパ62の周波数を550H2にチ
ューニングする一方、左側ダイナミックダンパ64の周
波数を300Hzにチューニングする。即ち、エンジン
2の振動状況に応じて、これら右側ダイナミックダンパ
62と左側ダイナミックダンパ64との周波数を異なら
しめ、騒音を効果的に低減させる構成である。
次に、この実施例の作用を説明する。
右側ダイナミックダンパ62を右側マウンチング本体3
0の」二部30Uに固設し、左側ダイナミックダンパ6
4を左側マウンチング本体48の下部48Dに固設する
ことにより、特に、排気マニホルド14付近の左側ダイ
ナミックダンパ64を熱害から防止させるとともに他の
部品との干渉を防止することができ、従って、左側ダイ
ナミックダンパ64を取付けるのにレイアウトの制約を
受けることがなく、左側ダイナミックダンパ64の機能
劣化を阻止することかできる。
0の」二部30Uに固設し、左側ダイナミックダンパ6
4を左側マウンチング本体48の下部48Dに固設する
ことにより、特に、排気マニホルド14付近の左側ダイ
ナミックダンパ64を熱害から防止させるとともに他の
部品との干渉を防止することができ、従って、左側ダイ
ナミックダンパ64を取付けるのにレイアウトの制約を
受けることがなく、左側ダイナミックダンパ64の機能
劣化を阻止することかできる。
また、右側ダイナミックダンパ62の周波数を例えば5
50H2にチューニングするとともに、左側ダイナミッ
クダンパ64の周波数を例えば300H2にチューニン
グし、更に、右側マウンチング弾性体32と左側マウン
チング弾性体50とのばね特性を、エンジン2の振動状
況等によって左右で最適となるように別々に設定する。
50H2にチューニングするとともに、左側ダイナミッ
クダンパ64の周波数を例えば300H2にチューニン
グし、更に、右側マウンチング弾性体32と左側マウン
チング弾性体50とのばね特性を、エンジン2の振動状
況等によって左右で最適となるように別々に設定する。
このように、右側、左側ダイナミックダンパ62.64
の周波数及び右側、左側マウンチング弾性体32.50
のばね特性を別々に設定することができることにより、
第2図に示す如く、エンジン回転数が400Orpm時
の室内騒音が、従来(破線で示す)に比し、−点鎖線で
示す如き大幅に低減される。
の周波数及び右側、左側マウンチング弾性体32.50
のばね特性を別々に設定することができることにより、
第2図に示す如く、エンジン回転数が400Orpm時
の室内騒音が、従来(破線で示す)に比し、−点鎖線で
示す如き大幅に低減される。
なお、この実施例においては、右側ダイナミックダンパ
64を、左側マウンチング本体48の下部48Dに設け
たが、熱害や他の部品との干渉等の弊害を防止すべく、
左側ダイナミックダンパ64を、左側マウンチング本体
48の上部を除く他部位に設けることが可能である。
64を、左側マウンチング本体48の下部48Dに設け
たが、熱害や他の部品との干渉等の弊害を防止すべく、
左側ダイナミックダンパ64を、左側マウンチング本体
48の上部を除く他部位に設けることが可能である。
[発明の効果コ
以上詳細な説明から明らかなようにこの発明によれば、
左右のダイナミックダンパを左右のエンジンマウンチン
グの異なる位置に夫々設けたことにより、レイアウトの
制約を受けることなくダイナミックダンパを取付けるこ
とができ、熱害等から保護するとともに、左右のダイナ
ミックダンパの周波数を別々にチューニングさせ、エン
ジンの左右において最適なダンパ周波数によって騒音を
効果的に低減し得る。
左右のダイナミックダンパを左右のエンジンマウンチン
グの異なる位置に夫々設けたことにより、レイアウトの
制約を受けることなくダイナミックダンパを取付けるこ
とができ、熱害等から保護するとともに、左右のダイナ
ミックダンパの周波数を別々にチューニングさせ、エン
ジンの左右において最適なダンパ周波数によって騒音を
効果的に低減し得る。
第1〜8図はこの発明の実施例を示し、第1図はダイナ
ミックダンパ構造の構成図、第2図は騒音レベルと周波
数との線図、第3図は右側エンジンマウンチングの平面
図、第4図は第3図のrV−■線による断面図、第5図
は第4図の■−■線による断面図、第6図は左側エンジ
ンマウンチングの平面図、第7図は第6図の■−■線に
よる断面図、第8図は第6図の■−■線による断面図で
ある。 第9図、第10図は従来のダイナミックダンパ構造を示
し、第9図はダイナミックダンパ構造の構成図、第10
図はエンジンを搭載した車両の側面図である。 図において、2はエンジン、16は右側エンジンブラケ
ット、18は左側エンジンブラケット、22は右側フレ
ームブラケット、26は左側フレームブラケット、28
は右側エンジンマウンチング、30は右側マウンチング
本体、46は左側エンジンマウンチング、48は左側マ
ウンチング本体、62は右側ダイナミックダンパ、そし
て64は左側ダイナミックダンパである。 特許出願人 鈴木自動車工業株式会社 代理人 弁理士 西 郷 義 美 第2図 4ooorpmdt’iLy”la’a4;I’Ji−
tGIt十’l=第9図 第10図 手続補正書働式) %式% 1、事件の表示 特願平2−247955号 2、発明の名称 エンジンマウントのダイナミックダンパ構造3、補正を
する者 事件との関係 特許出願人 住 所 静岡県浜名郡可美村高塚300番地名称(2
08)スズキ株式会社 代表者 鈴 木 修 名称変更届:平成2年10月16日 名称変更済(−括) 4、代 理 人 〒101 置 03−292−4
411 (代表)住 所 東京都千代田区神田小川
町2丁目8番地平成2年11月 8日
ミックダンパ構造の構成図、第2図は騒音レベルと周波
数との線図、第3図は右側エンジンマウンチングの平面
図、第4図は第3図のrV−■線による断面図、第5図
は第4図の■−■線による断面図、第6図は左側エンジ
ンマウンチングの平面図、第7図は第6図の■−■線に
よる断面図、第8図は第6図の■−■線による断面図で
ある。 第9図、第10図は従来のダイナミックダンパ構造を示
し、第9図はダイナミックダンパ構造の構成図、第10
図はエンジンを搭載した車両の側面図である。 図において、2はエンジン、16は右側エンジンブラケ
ット、18は左側エンジンブラケット、22は右側フレ
ームブラケット、26は左側フレームブラケット、28
は右側エンジンマウンチング、30は右側マウンチング
本体、46は左側エンジンマウンチング、48は左側マ
ウンチング本体、62は右側ダイナミックダンパ、そし
て64は左側ダイナミックダンパである。 特許出願人 鈴木自動車工業株式会社 代理人 弁理士 西 郷 義 美 第2図 4ooorpmdt’iLy”la’a4;I’Ji−
tGIt十’l=第9図 第10図 手続補正書働式) %式% 1、事件の表示 特願平2−247955号 2、発明の名称 エンジンマウントのダイナミックダンパ構造3、補正を
する者 事件との関係 特許出願人 住 所 静岡県浜名郡可美村高塚300番地名称(2
08)スズキ株式会社 代表者 鈴 木 修 名称変更届:平成2年10月16日 名称変更済(−括) 4、代 理 人 〒101 置 03−292−4
411 (代表)住 所 東京都千代田区神田小川
町2丁目8番地平成2年11月 8日
Claims (1)
- 1、エンジンに突設した左右のエンジンブラケットと左
右の車体フレームに突設した左右のフレームブラケット
との間に左右のエンジンマウンチングを介設し、この左
右のエンジンマウンチングには制振機能を有する左右の
ダイナミックダンパを設けたエンジンマウントのダイナ
ミックダンパ構造において、前記右側のエンジンマウン
チングへの前記右側のダイナミックダンパと前記左側の
エンジンマウンチングへの前記左側のダイナミックダン
パとを異なる位置に設けたことを特徴とするエンジンマ
ウントのダイナミックダンパ構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24795590A JP2897072B2 (ja) | 1990-09-18 | 1990-09-18 | エンジンマウントのダイナミックダンパ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24795590A JP2897072B2 (ja) | 1990-09-18 | 1990-09-18 | エンジンマウントのダイナミックダンパ構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04126633A true JPH04126633A (ja) | 1992-04-27 |
JP2897072B2 JP2897072B2 (ja) | 1999-05-31 |
Family
ID=17171040
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24795590A Expired - Lifetime JP2897072B2 (ja) | 1990-09-18 | 1990-09-18 | エンジンマウントのダイナミックダンパ構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2897072B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2732738A1 (fr) * | 1995-04-07 | 1996-10-11 | Hutchinson | Dispositif de support elastique a batteur |
DE19537462A1 (de) * | 1995-10-07 | 1997-04-10 | Freudenberg Carl Fa | Aggregatelager |
US5837952A (en) * | 1996-06-04 | 1998-11-17 | Combi Corporation | Mat switch |
JP2008303916A (ja) * | 2007-06-05 | 2008-12-18 | Toyota Motor Corp | エンジン用マウント装置 |
-
1990
- 1990-09-18 JP JP24795590A patent/JP2897072B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2732738A1 (fr) * | 1995-04-07 | 1996-10-11 | Hutchinson | Dispositif de support elastique a batteur |
DE19537462A1 (de) * | 1995-10-07 | 1997-04-10 | Freudenberg Carl Fa | Aggregatelager |
DE19537462C2 (de) * | 1995-10-07 | 2003-10-16 | Freudenberg Carl Kg | Aggregatelager |
US5837952A (en) * | 1996-06-04 | 1998-11-17 | Combi Corporation | Mat switch |
JP2008303916A (ja) * | 2007-06-05 | 2008-12-18 | Toyota Motor Corp | エンジン用マウント装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2897072B2 (ja) | 1999-05-31 |
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