JPH04126453A - ファクシミリ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野コ この発明は、指定部数だけ受信画情報をプリントアウト
することができるようになされたファクシミリ装置に関
する。

［発明の背景］ ファクシミリ装！において、受信した受信画情報（１ペ
ージ若しくは複数ページ）を複数部数必要な場合がある
。このような場合には。

（１）受信側で、プリントアウトされた受信画情報から
人の手を借りて複数部コピーする。

（２）非標準手順によって送信側より受信側に対し、例
えばリモートマルチコピー指定を行い、必要な部数の受
信画情報を、このファクシミリ装置を使用してプリント
アウトする。

のような方法が考えられる。

［発明が解決しようとする課題］ ところで、上述した手段のうち、　（１）においてはプ
リントアウトされた受信画情報を使用して、複写機など
により必要部数だけコピーするわけてあるから画質が劣
化する。また、受信側で余分な操作をしてコピーしなけ
ればならないので、その操作が面倒である。

また、　（２）の手段においては、送信機が標準手順の
みを装備したファクシミリ装置である場合には、　リモ
ートマルチコピー指定ができないので、受信側での部数
調整が不可能になるなどの諸種の欠点を有する。

そこで、この発明では、このような従来の課題を解決し
たものであって、ファクシミリ装置の受信側サイドで画
質劣化なしに厘便な操作によって必要な部数だけのコピ
ーができるようにしたファクシミリ装置を提案するもの
である。

［課題を解決するための手段］ 上述の課題を解決するため、この発明においては、受信
画情報をメモリする手段と、 受信画情報をプリントアウトする手段と、受信画情報の
受信ナンバーを１通信ごとに付与する手段と、 プリントアウトすべき部数を指定する手段とを有し、 受信画情報はメモリ手段にメモリされると同時に、受信
ナンバーが付与された状態で１部プリントアウトされる
と共に、 受信ナンバーと共にプリントアウトすべき部数が指定さ
れたときには、メモリ手段にメモリされている受信ナン
バーと同一の受信画情報がリードされて、これが指定部
数だけプリントアウトされるようになされたことを特徴
とするものである。

［作　用〕 受信画情報は、第１図に示すようにメモリ手段１３にお
いてメモリされると同時に、受信ナンバー付与手段３２
の作用で受信した受信画情報に対し通信ごとに別個の受
信ナンバーが付与される。

メモリ手段１３にメモリされた受信画情報は、このメモ
リ処理と同時に対応する受信ナンバーが付与された状態
で１部だけプリントアウトされる。

そして、受信ナンバー／部数指定手段３４がら受信ナン
バーと共にプリントアウトすべき部数が指定されたとき
には、メモリ手段１３にメモリされている受信ナンバー
と同一の受信画情報がリードされて、これがプリントア
ウト手段１８に供給されることにより、指定部数だけそ
の受信画情報がプリントアウトされる。

この処理はいずれも受信側のファクシミリ装置において
操作されるものであり、また、メモリ手段１３にメモリ
された受信画情報を逐次読み出してプリントアウトする
ものであるから画質の劣化がない。

また、必要な部数のコピー処理は、ファクシミリ装置本
体に設けられた操作部、すなわち受信ナンバーと部数の
指定手段３４を操作するだけでよい ［実　施　例］ 続いて、上述した機能を達成するこの発明に係るファク
シミリ装！の一例につき、第１図以下を参照して詳細に
説明する。

第１図は、この発明に係るファクシミリ装置のｍ能ブロ
ック図を示すものであって、　１３は受信画情報のメモ
リ手段である。　１８はメモリ手段１３よりリードされ
た受信画情報をプリントアウトする手段である。

３２はメモリ手段１３にストアされる受信画情報に対し
、特定の受信ナンバーを付与するための手段であって、
１通信ごとに受信ナンバーは更新される。

３４は受信ナンバーとコピーすべき部数を指定するため
の指定手段である。

ファクシミリ装！では、周知のように画情報の読み取り
やそのプリントアウト処理、相手先との回線の接続１回
線接続後の画情報通信処理などの基本的な機能を実現す
るため、第２図に示すような通信１制御手段１０が設け
られている。

この通信制御手段１０において、　１１はファクシミリ
装置の種々の制御を司る制御部（ＣＰＵ）である。

１２はＲＯＭであり、ここではファクシミリ装置の基本
的な処理を実行するための制御プログラムや、この発明
に係るプリントアウト処理のための制御プログラムなど
が格納されている。１３は受信画情報の蓄積用として使
用されるＲＡＭであり、これは第１１２１に示すメモリ
手段１３として機能する。

画像読取部１４で読み取られた画情報は、インタフェー
ス１５を介してＲＡＭ１３に格納されたり、モデムおよ
びＩＩ！４ｆｔＩＩｊ４回路（ＮＣＬＩ）１６を通じて
通信回線側に送出される。

通信回線より入力した受信画情報は、このモデムおよび
ＮＣＵを経て一旦ＲＡＭ１３に格納されたのち、インタ
フェース１７を経て記録部１８に供給されてプリントア
ウト（印字）される。

従って、記録部１８はプリントアウト手段としてＩｓ能
する。

送信相手先の電話番号などは、インタフェース１９を介
して表示部２０に供給されることによりてこれが表示さ
れる。２１は電話番号などを入力する操作部、２２はそ
のインタフェースである。

従って、操作部２１は第１図に示す受信ナンバーおよび
部数の指定手段３４としても機能する。

ここで、受信画情報は１通信ごとに対応するメモリ手段
１３のエリアにストアされると共に、　１通信ごとにそ
れに対応した受信ナンバーが付与される。

受信画情報はメモリ手段であるＲＡＭ１３にメモリされ
ると同時に、後述するように１通信ごとに付与された受
信ナンバーと共に１！プリントアウトされる。

第３図は、プリントアウトされた状態の一例を示す。こ
の例では同図Ａ、　　Ｂに示すように、各通信ごとに例
えば受信画情報に影響されない領域、図では右下端部側
にその受信画情報に対応した受信ナンバー（００ｎ、Ｏ
Ｏｍなど）の他に、受信画情報の全ページ数と共にその
記録ページ数が表示されるようになされている。

ユーザーは、ｎ通信口の記録画情報を複数部数必要とす
る場合には、このｎ通信口の記録画情報に記録されてい
る受信ナンバーを指定すると共に、記録部数を指定する
。そうすると、この入力情報をＣＰＵＩＩが解析して、
その受信ナンバーに対応した受信画情報がリードされる
と共に、これが必要部数だけプリントアウトされる。

第４図は、このような一連のプリントアウト処理を達成
するための処理フローの一例を示すものであって、この
プリントアウト処理フローが起動されると、まず受信状
態が確認される（ステップ４１）。この受信モードは、
オペレータによる手動受信モードであっても自動受信モ
ードであってもよい。

画情報の受信があったときには、受信ナンバー用のカウ
ンタがインクリメントされると共に（ステップ４２）、
ＲＡＭ１３のメモリ容量が一杯になったかどうかをチエ
ツクする（ステップ４３）。

もしメモリ容量以上の情報が入力しているときには、最
も古い受信ナンバーに対応した受信画情報が消去される
と共に、その消去されたエリアに現在受信中の画情報が
メモリされる（ステップ４４）、この状態で、受信した
１ペ一ジ分の画情報をＲＡＭ１３に記憶し、これが最終
受信ページに至るまで順次繰り返される（ステップ４５
．４６）。

そして、最終ページの受信画情報をメモリしたのちは、
その受信画情報の全ページ数をＴＰとし、受信ナンバー
をＲとすると共に、対応するカウンタＣＴＰ、ＣＲにそ
の情報がストアされる（ステップ４７．４８）。

さらに、プリントアウトすべき部数を指定するカウンタ
ＣＣが１にセットされる（ステップ４８）。

その後、ページカウンタＰが１にセットされると共に、
直前にメモリした受信画情報のうち１ページ目の画情報
がＲＡＭ１３よりリードされてこれがプリントアウトさ
れる（ステップ４９．５０）、この１ペ一ジ分の画情報
のプリントアウト処理を行うのに際して、受信画情報の
記録領域には邪魔とならない部分、例えば第３図に示す
ように、用紙の右下部に受信ナンバーＣＲと共に、本例
ではプリントアウトされているページ番号Ｐおよび全ペ
ージ数ＣＴＰがそれぞれ読み出されて同時にプリントア
ウトされる（ステラ７５１）。

その後、ページカウンタがインクリメントされた後、全
ページ数に至るまで、このプリントアウト処理が実行さ
れる（ステップ５２．５３）、　　受信画情報の最終ペ
ージがプリントアウトされたときには（ステ・ツブ５３
）、指定部数用のカウンタＣＣの値がディクリメントさ
れると共に、ディクリメントされた指定部数用のカウン
タＣＣの値が０になったかどうかがチエツクされる（ス
テップ５４５５）、指定部数カウンタＣＣの値が０にな
ったとき、上述した一連のプリントアウト処理が終了す
る。

これによって１例えば受信ナンバーとして００ｎが指定
されると共に、指定部数ＣＣとして３が指定された場合
には、受信ナンバー〇Ｏｎの受信画情報が１部ずつ読み
出されて、これがプリントアウト処理されると共に、３
部プリントアウト処理されたときに、このプリントアウ
ト処理フローを抜けることになる。

このようなことから、オペレータはプリントアウトされ
た受信画情報のうち、必要とすべき受信画情報の受信ナ
ンバーと、必要なプリントアウトすべき部数を操作部２
１に設けられたテンキーなどを利用して入力するだけで
、同一の画情報を必要部数だけプリントアウトすること
ができる。

この入力処理がステ・・ノブ６１以降となる。

まず、受信中でないことを確認した上で（ステ・・Ｉプ
４１）コピーモードが指定される（ステ・ツブ６１）、
そうすると、表示部２０上には受信ナンバー指定のため
の内容が表示され（ステップ６２）、これを確認した上
でオペレータはコピーすべき受信画情報の受信ナンバー
を指定する（ステップ６３）。

受信ナンバーはすでにプリントアウトされている用紙に
記録されている（第３図参照）。

指定された受信ナンバーに対応する画情報がＲＡＭ１３
に記憶されているか判別し、もしなければステップ６２
に戻る（ステップ６４）。

次に、表示部２０上にはコピ一部数指定のための内容が
表示され（ステップ６５）、これを確認した上でオペレ
ータはコピーすべき部数を指定する（ステップ６６）。

そうすると、指定受信ナンバーをＣＲとし、指定部数を
ＣＣとするセット処理が行われると共に（ステップ６７
）、指定受信ナンバーＣＲをサーチして、その画情報の
全ページ数をＣＴＰにセットする（ステップ６８）。

その後、ステップ４９以降のプリントアウト処理ステッ
プに遷移し、リードされた受信画情報の全ページ数がプ
リントアウトされ、これが指定部数となるまで（ＣＣ＝
０）続行される（ステップ４９〜５５）。

指定部数となったとき、このコピーモードが終了する。

なお、上述において、プリントアウトすべき受信画情報
と共に受信ナンバー以外の情報を記録したが、これは受
信ナンバーのみを記録するようにしてもよい。

さらに、第３図のように受信ナンバー、ページおよび全
ページ数をプリントアウトする他に、受信時間情報（年
月日、−時、分、秒）や相手先の情報（電話番号、相手
先名）などをＲＡＭ１３に記憶しておき、必要なときこ
れを受信画情報のプリントアウト操作と同時に読み出し
てプリントアウトすることも可能である。

［発明の効果］ 以上説明したように、この発明においては、受信ナンバ
ーと共にプリンアウトすべき部数が指定されたときには
、メモリ手段であるＲＡＭにメモリされている受信ナン
バーと同一の受信画情報がリードされて、これが指定部
数だけプリントアウトされるように構成したものである
。

この構成によれば、メモリ手段にメモリされている受信
画情報を指定部数だけプリントアウトするものであるか
ら、画質は劣化しない。従って、画質のよい記録画情報
を得ることができる。また、操作部上に設けられたテン
キーなどを利用して、受信ナンバーと共にプリントアウ
トすべき部数を指定するだけでその指定部数だけ受信画
情報をプリントアウトすることができるため、操作が極
めて簡便であるなどの特徴を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明に係るファクシミリ装置の−例を示す
機能ブロック図、第２図はこれに設けられた通信制御手
段の一例を示すプロ・ツク図、第３図は受信記録画情報
の一例を示す図、第４図は指定部数をプリントアウトす
るときの処理フローの一例を示すフローチャートである
。 ・　・　・　ＣＰ　Ｕ メモリ手段（ＲＡＭ） 画像読取部 プリントアウト手段（記録部） ・・受信ナンバー付与手段 受信ナンバーおよび部数の指定手段 （操作部） 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）受信画情報をメモリする手段と、 上記受信画情報をプリントアウトする手段と、上記受信
   画情報の受信ナンバーを１通信ごとに付与する手段と、 プリントアウトすべき部数を指定する手段とを有し、 上記受信画情報は上記メモリ手段にメモリされると同時
   に、上記受信ナンバーが付与された状態で１部プリント
   アウトされると共に、 受信ナンバーと共にプリントアウトすべき部数が指定さ
   れたときには、上記メモリ手段にメモリされている上記
   受信ナンバーと同一の受信画情報がリードされて、これ
   が指定部数だけプリントアウトされるようになされたこ
   とを特徴とするファクシミリ装置。