JPH04125282U - 建設用昇降機 - Google Patents

建設用昇降機

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JPH04125282U JP4140191U JP4140191U JPH04125282U JP H04125282 U JPH04125282 U JP H04125282U JP 4140191 U JP4140191 U JP 4140191U JP 4140191 U JP4140191 U JP 4140191U JP H04125282 U JPH04125282 U JP H04125282U
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    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B7/00Other common features of elevators
    • B66B7/02Guideways; Guides
    • B66B7/04Riding means, e.g. Shoes, Rollers, between car and guiding means, e.g. rails, ropes
    • B66B7/046Rollers

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  • Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 建設用昇降機の搬器がタワーのガイドレール
に沿って、昇降速度を早めても円滑に昇降できるよう
に、昇降フレーム付設のガイドローラが設けられた建設
用昇降機である。 【構成】 昇降用のタワー3 に付設のガイドレール5 に
対して、搬器1 の昇降フレーム10の上下両端部に付設さ
れるガイドローラの取付金具20には、ガイドレール5 に
対して、それぞれ中間部をピン24支持されるローラ支持
具27の両端部にガイドローラ25,25'が取り付けられ、昇
降フレーム10の上下両端部のガイドローラは、いずれも
昇降時に少なくとも1個のガイドローラ25または25' が
ガイドレール5 のフランジ部5'もしくは5"に接触して案
内できる構成にされている。 【効果】 搬器昇降時に、昇降フレームに付設されてい
る上下両端部のガイドローラが、確実にガイドレールに
接触して移動されるので、搬器は昇降速度を早めても円
滑な昇降ができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は建設用昇降機の改良に係わり、詳しくはタワーのガイドレールに案内 される搬器の昇降フレームが、そのガイドローラを常時ガイドレールの案内面に 正しく接触されて円滑に移動できるようにされた建設用昇降機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、建造物を建設するのに使用されている建設用昇降機は、建造物の躯体か らの支持体に支えられて立設されたタワー付設のガイドレールに沿って、昇降荷 台またはケージ(以下搬器と云う)を昇降させる形式のものが汎用されている。 このような建設用昇降機は、一般に例えば実公昭56−10779号、あるいは 特開平2−75590号公報などによつて知られているように、ガイドレールに 対して搬器の昇降フレームに付設されるガイドローラが、この昇降フレームの上 下両端部でそれぞれ前後方向の案内を受け持つガイドローラを左右1個づつと、 横方向の負荷を受け持つガイドローラを左右1個づつと、配されて、ガイドレー ルに沿い昇降移動されるように設けられている。もっとも、このような構成のほ かに、ガイドレールを前後方向から挟むようにガイドローラを当てがって案内支 持される形式のものも知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前述のように従来の建設用昇降機にあっては、その搬器の昇降駆動手段が、吊 索による方式やラック・ピニオンの噛み合い駆動方式のように、その駆動方式が 異なっても、ガイドレールに対する搬器側ガイドローラの配置対応関係は殆ど変 わりなく構成されている。ところが、建設用の昇降機、言い換えれば仮設の昇降 機では、本設エレベータのように恒久設備として設けられるものと異なり、一場 所での使用期間が短いことと、精度を高くして設置されないことから、あるいは 昇降速度が本設エレベータに比べて格段に遅いため、ガイドレールに対して搬器 のガイドローラを精度の高い状態で組み合わせることが困難である。そのような いわばラフな構成になっている。
【0004】 したがって、構成上従来の建設用昇降機では、搬器の昇降速度を高めようとす れば、ガイドレールとガイドローラとの接触状態が不安定になり、言い換えれば 、常時全ガイドローラがガイドレールの案内面に対して確実に接触させて案内さ れるようにすることができず、その結果、ガイドレールによる搬器の案内が円滑 性を欠くことになる。特に、昇降フレームの上下両端部でガイドレールに対し前 後の方向に接するガイドローラが搬器上に搭載される負荷によって、原則的には 上側ガイドローラが、溝形のガイドレールにおける前内側の案内面に接し、また 下側ガイドローラがガイドレール後内側の案内面に接して、搬器が全体的に前倒 れ状態になって昇降される。したがって、搬器に搭載負荷が作用した状態で上昇 させる際は、一応各ガイドローラがガイドレールの案内面にそれぞれ接して転動 されることになるので、上昇時通常の速度10〜15m/min 程度で上昇させる 場合は各ガイドローラが案内面に常時接してほぼ安定する。しかし、搬器を下降 させる際、その下降速度を早めると重力の加速度が作用してガイドローラとガイ ドレール案内面との接触が不安定になる。
【0005】 しかしながら、近時建設作業の合理化促進に伴い、建設用昇降機においても昇 降速度の高速化が要望され、搬器の昇降が高速になっても常時ガイドローラが上 下両配設部でガイドレールに対して常時接触され、円滑に昇降させ得ることが必 要となった。
【0006】 本考案では、このような問題点を解決して、従来以上の早い速度で搬器を円滑 に昇降させ得るように改良された案内機構を備える建設用昇降機の提案を目的と している。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は前記のような目的を達成するために、所要高さに立設されたタワーの 側面に付設されるガイドレールに案内されて搬器を昇降させる建設用昇降機にお いて、前記搬器に付設される前後方向のガイドローラは、昇降フレームの両側に 取り付けられた上下各ガイドローラ取付金具に、それぞれ中間位置をピン支持さ れるローラ支持具の上下両端部にて支持されて、ガイドレールの案内面に当接さ れるように設けられていることを特徴とする建設用昇降機である。
【0008】
【作用】
本考案の建設用昇降機は、ガイドローラが昇降フレームの上下両端部で搬器の 前後方向に対しそれぞれ2個を1組として設けられ、かつ中間位置をピン支持さ れるローラ支持具の上下両端部にて支持されているから、搬器の昇降に際して常 態では2個のローラがそれぞれの位置でガイドレールの案内面に当接して案内さ れる。また、下降時にあってもローラ支持具が中間位置でピン支持されて回動自 在にされているから、少なくとも1方のガイドローラがガイドレールの案内面に 接して案内されることになる。したがつて、昇降速度が高められても搬器の昇降 が円滑に行われ得る。
【0009】
【実施例】
次に、本考案建設用昇降機について、一実施例の図面に基づき詳細に説明する 。図1に示すのは本考案の建設用昇降機の一実施例を示す搬器部分の一部を省略 された正面図であり、図2は搬器部分の側面図である。これらの図に示されてい る昇降機の搬器1 は、吊索2 によって昇降される形式のものであり、ラック・ピ ニオンの噛み合い駆動方式のものにあっても、昇降機の駆動形式が異なるだけで 昇降フレーム10とタワー3 付設のガイドレール5 との位置関係については変わり がない。
【0010】 搬器1 の昇降フレーム10には、その両側で上端部と下端部とに、それぞれこの 昇降フレーム10の前後方向に対する案内を行う2個のガイドローラ25,25'と、横 幅方向に対する案内を行う1個のガイドローラ26とを1組として、取付金具20に よって付設されている。なお、これらのガイドローラ25,25'と横幅方向のガイド ローラ26とは、図2に示されるように上下対称に配されている。
【0011】 前記取付金具20によるガイドローラ25,25'の昇降フレーム10の側部に対する取 付要領は、図3および図4によって示されるように、昇降フレーム10側面に取り 付けられる取付座板21から支持片22が突出され、この支持片22に中間部をピン24 支持されたローラ支持具27の両端に、前後方向の案内をさせるガイドローラ25,2 5'が回転自在に取り付けられる。また、横幅方向のガイドローラ26は、前記取付 座板21から突き出して設けられたブラケット23に、図4にて示されるように、前 記ガイドローラ25と適宜寸法離れた位置でガイドレール5 のウエブに対して直交 して出入り調節可能な支持脚28を介し取り付けられている。なお、図中符号11は 搬器の荷台、12は手摺り、13は吊下げ滑車、15はリンク機構を用いた安全装置で ある。
【0012】 このように構成された本考案の昇降機によれば、吊索2 によって搬器1 が昇降 操作される際、昇降フレーム10両側に設けられたガイドローラ25,25'は、ガイド レール5 のフランジ部5',5" の内側面にて案内され、昇降フレーム10の前側に設 けられる荷台11上の荷重によって上側が前倒れになるのに対し下側はその反対方 向に変位して、言い換えれば上側のガイドローラ25,25'はガイドレール5 の前側 のフランジ部5'内側面に接し、下側のガイドローラ25,25'はガイドレール5 の後 側のフランジ部5"内側面に接して案内される。そしていずれもローラ支持具27の 中間部でピン24支持されて図示のように、いずれも2個のガイドローラ25,25'が 案内面に接触して昇降案内されるから、1個のガイドローラ形式よりもより安定 した状態で移動できる。
【0013】 搬器1 の昇降速度を従来以上に早くして、あるいは搬器1 に対する負荷の作用 状態が変わって、ガイドローラ25,25'とガイドレール5 の前後両フランジ部5',5 " との位置関係にずれが生じても、上下両端部においてそれぞれのガイドローラ 25,25'組は、ローラ支持具27の中間位置にて昇降フレーム10側の支持片22にピン 24支持されているので、そのローラ支持具27が回動可能であるから、例えば当該 ローラ支持具27が回動変位しても上下いずれか一方のガイドローラ25または25' がガイドレール5 の案内面に接して案内される。したがつて、昇降に際して昇降 フレーム10がガイドレール5 で案内される際の円滑性が損なわれることはない。
【0014】 また、横幅方向のガイドローラ26と前後方向のガイドローラ25,25'とが1個の 取付座板21に取り付く支持片22並びにブラケット23によって昇降フレーム10に取 り付けられる構造になっているから、組立・分解などが容易に行い得る。
【0015】
【考案の効果】
本考案の建設用昇降機は、前述したような構成にされているので、ガイドレー ルに沿って搬器が昇降するに際し、昇降フレームの上下両端部に配されるガイド ローラが必ずガイドレールに接して移動され、特に2個のガイドローラが、案内 面に接触して転動されることで円滑な昇降ができ、昇降速度を高めても支障なく 運転できることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の建設用昇降機の一実施例を示す搬器部
分の一部を省略された正面図である。
【図2】搬器部分の側面図である。
【図3】要部であるガイドローラの取付部分を表してい
る図である。
【図4】図3のIV−IV視図である。
【符号の説明】
1 搬器 2 吊索 3 タワー 5 ガイドレール 5’,5” ガイドレールのフランジ部 10 昇降フレーム 11 搬器の荷台 20 ガイドローラの取付金具 21 取付座板 22 支持片 23 ブラケット 24 ピン 25,25’,26 ガイドローラ 27 ローラ支持具 28 支持脚

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所要高さに立設されたタワーの側面に付
    設されるガイドレールに案内されて搬器を昇降させる建
    設用昇降機において、前記搬器に付設される前後方向の
    ガイドローラは、昇降フレームの両側に取り付けられた
    上下各ガイドローラ取付金具に、それぞれ中間位置をピ
    ン支持されるローラ支持具の上下両端部にて支持され
    て、ガイドレールの案内面に当接されるように設けられ
    ていることを特徴とする建設用昇降機。
JP1991041401U 1991-05-07 1991-05-07 建設用昇降機 Expired - Lifetime JP2573854Y2 (ja)

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JPH04125282U true JPH04125282U (ja) 1992-11-16
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003025900A (ja) * 2001-07-17 2003-01-29 Shinmeiwa Auto Engineering Ltd 格納式荷受台昇降装置におけるスライド機構

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003025900A (ja) * 2001-07-17 2003-01-29 Shinmeiwa Auto Engineering Ltd 格納式荷受台昇降装置におけるスライド機構
JP4480303B2 (ja) * 2001-07-17 2010-06-16 新明和工業株式会社 格納式荷受台昇降装置におけるスライド機構

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