JPH04124902U - 横型製袋充填包装機の物品供給コンベヤ - Google Patents

横型製袋充填包装機の物品供給コンベヤ

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JPH04124902U
JPH04124902U JP1991039023U JP3902391U JPH04124902U JP H04124902 U JPH04124902 U JP H04124902U JP 1991039023 U JP1991039023 U JP 1991039023U JP 3902391 U JP3902391 U JP 3902391U JP H04124902 U JPH04124902 U JP H04124902U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 物品供給コンベヤを、包装機本体に簡単に着
脱自在に連結する。 【構成】 包装機本体12の装着部18に、駆動モータ
で回転駆動される第1の従動歯車24が配設される。物
品供給コンベヤ16の連結体20に第2の従動軸60が
枢支され、該従動軸60にアタッチメント50を備えた
無端チェン64が巻掛けられる。第2の従動軸60に
は、第1の従動歯車24に噛合および離脱可能な連結歯
車66が配設される。前記連結体20に案内ローラ36
が枢支され、コンベヤ16を包装機本体12に近接移動
させた際に、該ローラ36は装着部18に配設した案内
部材34に係合して所定の位置決めがなされる。このと
き、前記連結歯車66が第1の従動歯車24に噛合して
動力伝達可能となる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、横型製袋充填包装機の物品供給コンベヤに関し、更に詳細には、 包装機本体に対して物品供給コンベヤを着脱自在に連結し得るよう構成し、該コ ンベヤの清掃やメンテナンス等の作業を容易になし得るようにした物品供給コン ベヤに関するものである。
【0002】
【従来技術】
例えば、製袋器を通過して筒状に成形されたフィルム中に被包装物を順次供給 すると共に、この被包装物を封入した筒状フィルムにおける長手方向両端縁部の 重合面に縦方向のセンターシールを施し、更に筒状フィルムの被包装物を挟む前 後に横方向のエンドシール・切断を夫々施して、所要の包装体を連続的に製造す るようにした横型製袋充填包装機が広く知られている。この包装機には、被包装 物を一定間隔毎に包装機本体に供給する物品供給コンベヤが不可欠となっている 。物品供給コンベヤは、例えば無端チェンで構成され、この無端チェンに所定間 隔で取付けた多数のアタッチメントにより、被包装物を一定間隔で包装機本体に 向け順次供給するようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記の横型製袋充填包装機においては、物品供給コンベヤのみが被包装物と直 接接触する個所であるため、殊に食品等の包装に関しては、衛生維持の観点から 供給コンベヤを常に清潔に保つことが不可欠であり、従来より蒸気洗浄や水洗い 等の清掃が頻繁に行なわれている。この場合において、包装機本体に配設される コンベヤを蒸気洗浄または水洗いする際に、該蒸気や水が包装機本体側に飛散す ることは避けられず、これが本体に配設された電気系統や駆動系統にトラブルを 来たす原因となっている。このため、蒸気洗浄や水洗いを頻繁に行なう必要のあ る包装機では、包装機本体に配設される電気系統や駆動系統を防水構造とする対 策が採られる。しかし、蒸気や水が飛散するおそれのある部位の電気系統や駆動 系統に防水対策を施すと、製造コストが大幅に嵩む欠点が指摘される。
【0004】 また、前記アタッチメントにより被包装物を供給する場合、ユーザー側のオー ダ変更によって、搬送するべき被包装物の長さが大きく変化すると、直前のオー ダで使用していたアタッチメント間隔では追従し得なくなる。この場合には、物 品供給コンベヤから無端チェンを取外し、別のアタッチメント間隔に設定した無 端チェンと交換する必要があり、この交換作業の間は包装機の稼動を中止しなけ ればならず、製造能率が低下する問題があった。しかるに現今の如く、煩雑な小 ロット生産に伴なうオーダ変更に対応する必要がある包装業界では、その交換作 業におけるサイクルタイムの短縮化が重要であり、この点において従来の包装機 はその要請に充分に応えるものではなかった。
【0005】
【考案の目的】
この考案は、前述した物品供給コンベヤに内在している前記課題に鑑み、これ を好適に解決するべく提案されたものであって、包装機本体に配設された電気系 統や駆動系統に防水対策を施すことなく、物品供給コンベヤの洗浄を簡単に行な うことができ、併せてオーダ変更に伴なう包装機の休止時間を短縮して製造能率 を向上させ得る物品供給コンベヤを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を克服し、所期の目的を達成するため本考案は、筒状成形されるフィ ルム中に被包装物を順次供給し、この被包装物が封入されたフィルムの長手方向 端縁部を縦シールすると共に、筒状フィルムの被包装物を挟む前後を横シールす る横型製袋充填包装機において、 前記被包装物を一定間隔で包装機本体に向けて供給する搬送体を備え、該本体 と独立して着脱自在に連結される物品供給コンベヤと、 前記物品供給コンベヤに配設され、該コンベヤを包装機本体に連結させるべく 近接移動させた際に、包装機本体に設けた案内部材に係合案内されて所定の位置 決めがなされる案内ローラと、 前記物品供給コンベヤに配設され、該コンベヤを包装機本体に対して位置決め した際に、包装機本体に設けた駆動系と係合して前記搬送体の動力伝達を可能と する駆動伝達手段と、 前記位置決め完了後に包装機本体と物品供給コンベヤとを解除自在に固定する 固定手段とから構成したことを特徴とする。
【0007】
【実施例】
次に、本考案に係る横型製袋充填包装機の物品供給コンベヤにつき、好適な実 施例を挙げて、添付図面を参照しながら以下説明する。なお、説明の便宜上、「 上流」、「下流」とは、物品供給方向に対して指称するものとする。
【0008】 図1および図2に示す如く、横型製袋充填包装機10における本体12の上流 側端部には、本体12に設けた製袋器14により筒状に成形した筒状フィルム中 に被包装物(何れも図示せず)を順次供給する物品供給コンベヤ16が、本体12 と独立して着脱自在に連結されるよう構成されている。
【0009】 包装機本体12の上流側端部には、図4に示す如く、物品供給方向と交差する 方向に所定間隔離間する一対の装着部18,18が形成され、両装着部18,18 間に物品供給コンベヤ16の連結体20が嵌挿位置決めされるよう構成されてい る。一方の装着部18における内側面(他方の装着部18を指向する面)には、図 1に示す如く、他方の装着部18に向けて突出する固定軸22が配設され、この 固定軸22に第1の従動歯車24と第2の従動歯車26とが軸方向に並列的に枢 支され、固定軸22に対して両従動歯車24,26が一体的に回転するよう構成 されている。
【0010】 また、当該装着部18における固定軸22の配設位置の上部に、該固定軸22 と平行な駆動軸28が回転自在に枢支され、この駆動軸28の内側に突出する端 部に、前記第2の従動歯車26と噛合する第3の従動歯車30が一体回転可能に 配設してある。更に、駆動軸28の他方の端部に駆動歯車32が一体回転可能に 配設され、該駆動歯車32は本体12に配設した駆動モータ(図示せず)に適宜の 手段を介して接続されている。すなわち、駆動モータを駆動することにより、駆 動歯車32,第3の従動歯車30を介して第2の従動歯車26および第1の従動 歯車24が回転する。
【0011】 前記装着部18,18の対向面には、図4に示す如く、前記固定軸22の配設 位置より上流側に、物品供給方向に所定長さに亘って延在する案内部材34,3 4が対向的に配設されている。案内部材34の上面には、図6に示す如く、長手 方向の略中央から上流側に向けて下方傾斜するテーパ部34aと、該テーパ部3 4aの傾斜上端から水平に延在する水平部34bとが形成されると共に、案内部 材34の下流側端部には上方に向けて突設した垂直部34cが形成される。そし て、物品供給コンベヤ16に配設したローラ36,36(後述)は、両案内部材3 4,34の上面に沿って垂直部34c,34cに当接する位置まで案内されるよう 構成されている(図4参照)。
【0012】 前記物品供給コンベヤ16は、所定長さ寸法のコンベヤ本体38と、該本体3 8の下流側端部に配設した連結体20とから構成され、連結体20が前記装着部 18,18間に嵌挿されるようになっている。コンベヤ本体38には、図2に示 す如く、物品供給方向に所定間隔離間して脚40,40が垂設され、各脚40の 下端にキャスター42が配設されている。また図示しないが、物品供給方向と交 差する方向にも対応的にキャスター42を備えた脚40,40が配設され、コン ベヤ本体38は4個のキャスター42で移動自在に支持されるようになっている 。なお、下流側に位置する脚40の高さ寸法は、上流側に位置する脚40の高さ 寸法よりも短く設定され、両脚40,40のキャスター42,42が床面に接地し ている状態では、コンベヤ16の物品搬送面は下流側に向かって下方傾斜するよ う構成されている(図3参照)。更に、上流側に位置するキャスター42には、固 定および固定解除可能な公知のストッパー(図示せず)が配設され、包装機本体1 2に物品供給コンベヤ16を連結した際に、該コンベヤ16が容易に移動するの を防止し得るようになっている。
【0013】 図4に示す如く、コンベヤ本体38には、その上面(物品搬送面)中央に物品供 給方向の略全長に亘って通路43が形成され、コンベヤ16に配設した無端チェ ン64のアタッチメント50(後述)は、該通路43から上方に突出した状態で走 行するようになっている。
【0014】 前記連結体20は、図1に示す如く、物品供給方向と交差する方向に所定間隔 離間し、上端部が相互に対向する方向に水平に折曲された一対の側板44,45 から構成される。一方の側板45には、図1に示す如く、他方の側板44に向け て突出する軸受体52が配設され、該軸受体52に、前記包装機本体12に配設 した固定軸22と平行な第1の従動軸54が回転自在に枢支されている。この第 1の従動軸54には、前記通路43の延長線の下方に臨む位置にスプロケット5 6が一体回転可能に配設される。また、軸受体52の底部に別の軸受体58が垂 設され、該軸受体58に第1の従動軸54と平行な第2の従動軸60が回転自在 に枢支されている。第2の従動軸60における軸受体58から他方の側板44に 向けて突出する端部にスプロケット62が一体回転可能に配設され、該スプロケ ット62および前記スプロケット56に無端チェン64が巻掛けられている。な お、この無端チェン64は、コンベヤ本体38の上流側端部に配設したスプロケ ット(図示せず)にも共通的に巻掛けられ、該無端チェン64は、前記通路43の 下方を走行するよう構成されている。
【0015】 図6に示す如く、無端チェン64には、走行方向に一定間隔毎にアタッチメン ト50が配設され、該アタッチメント50は、その上端部が前記通路43から上 方に突出した状態で走行するよう構成されている。すなわち、コンベヤ16の物 品搬送面に載置された被包装物は、通路43から突出するアタッチメント50に より下流側に向けて移送される。
【0016】 前記第2の従動軸60におけるスプロケット62の配設側と反対の端部に、連 結歯車66が一体回転可能に配設され、この連結歯車66は、物品供給コンベヤ 16を包装機本体12に連結した際に、前記第1の従動歯車24に噛合するよう 構成されている(図6参照)。従って、包装機本体12に配設した駆動モータを駆 動することにより、前記ギヤ列を介して第2の従動軸60が回転し、スプロケッ ト62に巻掛けられた無端チェン64が走行する。
【0017】 前記側板44,45の対向面には、前記軸受体52の配設位置より上流側に、 案内ローラ36が夫々回転自在に枢支され、このローラ36,36は、前記装着 部18,18に配設した案内部材34,34の上面に載置されるよう構成されてい る。また両案内ローラ36,36が、図6に示す如く、案内部材34,34の垂直 部34c,34cに当接した際に、前記第1の従動歯車24に連結歯車66が噛 合するよう設定されている。またその際には、図2に示す如く、前記コンベヤ本 体38の下流側に配設したキャスター42が床面から上方に離間すると共に、物 品搬送面が水平となるよう設定してある。なお、下流側のキャスター42が床面 から離間することにより、コンベヤ本体38における下流側の重量はローラ36 ,36で支持される。
【0018】 前記コンベヤ本体38の物品供給方向と交差する両側面には、図4および図5 に示す如く、外方に向かって傾斜状態で突出する固定板68が夫々配設され、こ の固定板68には外端縁で開放するスリット68aが形成されている。また、前 記包装機本体12における各装着部18の上流側端部には、各固定板68と対応 する固定板70が傾斜状態で配設され、前記ローラ36が案内部材34の垂直部 34cに当接した際に、対応する固定板68,70が相互に当接するよう構成さ れている。装着部18の固定板70には、外端縁で開放するスリット70aが形 成されると共に、一端を枢支したボルト72が配設され、該ボルト72を固定板 68,70のスリット68a,70aに挿通してナット74を締付けることにより 、両固定板68,70は強固に固定される。そしてこれにより、包装機本体12 に対して物品供給コンベヤ16を確実に位置決め固定し得るものである。なお、 包装機本体12に配設した固定板70,70は、該本体12の装着部18,18間 にコンベヤ16の連結体20を挿入する際の案内としても機能する。
【0019】 ここで、前記包装機10は、物品供給コンベヤ16を駆動する第1のモータと 、包装用フィルムを繰出す第2のモータと、筒状フィルムに横シールを施すシー ル機構を駆動する第3のモータとを備え、各種の作動機構を個別のモータによっ て同期駆動制御するよう構成されている。この場合において、包装機本体12に 対して物品供給コンベヤ16を着脱した際には、該コンベヤ16による被包装物 の供給タンミングが、包装機本体側の各種の作動機構とズレることがある。そこ で、物品供給コンベヤ16には、物品供給タイミングと各種作動機構との同期を 図る手段が設けられている。すなわち、前記物品供給コンベヤ16の適宜位置に 、図1に示す如く、例えば投光器76aと受光器76bとからなる光電式のタイ ミングセンサ76が配設され、このセンサ76はアタッチメント50の通過を検 出して、その信号を包装機本体12の制御回路(図示せず)に入力するようになっ ている。そして、該信号により被包装物の供給タイミングと、包装機本体側にお ける各種の作動機構(例えば横シール機構)との同期を図る制御が行なわれる。
【0020】 また、物品供給タイミングと各種作動機構との同期を図る別の手段としては、 包装機本体12の所定位置に目印を付しておき、該本体12に物品供給コンベヤ 16を連結する際に、目印の位置に無端チェン64に配設したアタッチメント5 0を一致させるようにする。これにより、各種作動機構とアタッチメント50に よる物品供給タイミングとを同期させることが可能となる。なお、図1において 符号78は、アタッチメント50により移送される被包装物の左右方向の位置規 制を行なうガイドであって、対向する両ガイド78,78は被包装物の寸法によ って位置調節し得るよう構成されている。
【0021】
【実施例の作用】
次に、実施例に係る物品供給コンベヤの作用につき説明する。物品供給コンベ ヤ16が製品カスにより汚れた場合には、先ず包装機本体12の駆動モータを停 止し、図6に示す如く、本体側に配設したギヤ列を介して動力が伝達されている 無端チェン64の走行を停止させる。
【0022】 次に、前記固定板68,70の固定を解除すると共に、コンベヤ本体38の上 流側に配設したキャスター42のストッパーによる固定を解除する。このコンベ ヤ本体38を、包装機本体12から離間する方向に移動させると、図7に示す如 く、前記案内部材34の水平部34bに載置されていた案内ローラ36がテーパ 部34aに移行することにより、該本体38の下流端部は所定高さだけ下降し、 下流側のキャスター42が床面に接地する。これにより、包装機本体12から物 品供給コンベヤ16が取外されるので、該コンベヤ16を所定の洗浄個所まで移 動させて蒸気洗浄や水洗いを行なうことができる。
【0023】 次に、物品供給コンベヤ16の洗浄が完了し、該コンベヤ16を包装機本体1 2に連結する場合は、先ずコンベヤ16における連結体20を、図5に示す如く 、包装機本体12における両装着部18,18の間に臨ませる。この状態で物品 供給コンベヤ16を前進(包装機本体12に向けて移動)させると、連結体20の 側板44,45に配設した一対の案内ローラ36,36が、前記案内部材34,3 4のテーパ部34a,34aに当接する(図7参照)。更に物品供給コンベヤ16 を前進させると、案内ローラ36は対応のテーパ部34aに沿って移動し、水平 部34bに到る。なお、案内ローラ36が水平部34bに位置した状態では、図 2に示す如く、コンベヤ本体38の下流側に配設したキャスター42は床面から 上方に離れ、物品供給コンベヤ16の物品搬送面は水平になる。また、コンベヤ 16の下流側の重量は案内ローラ36,36で支持されることとなる。
【0024】 前記案内ローラ36が案内部材34の水平部34bを移動して前記垂直部34 cに当接すると、物品供給コンベヤ16の移動が阻止され、包装機本体12に対 する物品供給コンベヤ16の位置決めがなされる。また、コンベヤ16に配設し た連結歯車66は、図6に示す如く、包装機本体12の第1の従動歯車24と噛 合し、これにより駆動モータからの動力が無端チェン64に伝達可能となる。
【0025】 このように、包装機本体12に対する物品供給コンベヤ16の位置決めがなさ れた後、前記固定板68,70をボルト72およびナット74により固定すると 共に、コンベヤ16のキャスターをストッパにより固定する。これにより、物品 供給コンベヤ16は包装機本体12に確実に位置決め固定される。
【0026】 次いで、包装機本体12に配設した駆動モータを駆動することにより、前記ギ ヤ列を介してコンベヤ16の無端チェン64に一定間隔毎に配設されたアタッチ メント50が走行し、前記タイミングセンサ76がアタッチメント50の通過を 検出してこれを制御回路に入力する。この結果、コンベヤ16からの被包装物の 供給タイミグと、包装機本体12における各種作動機構との同期調整が行なわれ る。
【0027】 このように、包装機本体に対して物品供給コンベヤを独立して着脱自在に連結 し得るよう構成したので、例えばオーダ変更に伴なって無端チェンのアタッチメ ント間隔を変更する場合は、予めアタッチメント間隔が異なる無端チェンを装着 した別の物品供給コンベヤを準備しておき、オーダ変更に際しては物品供給コン ベヤ自体を交換することにより対応することができる。
【0028】 (別実施例について) 次に、図8〜図11は本考案の別実施例を示すものであって、コンベヤ本体3 8の下流側端部の幅寸法は、前記包装機本体12の装着部18,18間に嵌挿し 得る寸法に設定されている。コンベヤ本体38には、図8および図11に示す如 く、複数のステー98を介して一対の側板44,45が物品給送方向に所定間隔 離間して配設され、各側板44,45は装着部18,18と平行に臨んでいる。そ して、側板44,45における対応する装着部18,18に指向する外側面に、案 内ローラ36が夫々回転自在に枢支されている。また装着部18,18には、内 側に向けて水平に延出する支持板80,80が配設され、各支持板80の先端に 配設した案内部材34に、対応する案内ローラ36が載置されるよう構成されて いる。
【0029】 案内部材34の上面には、図9に示す如く、長手方向の上流側端部において上 流側に向けて下方傾斜するテーパ部34aが形成されると共に、該テーパ部34 aの傾斜上端から下流側に向けて水平に延在する水平部34bが形成されている 。また、水平部34bの適宜位置に切欠部34dが形成され、案内部材34の上 面を移動する案内ローラ36は、最終的に該切欠部34dに係合することにより 位置決めされる。
【0030】 ここで、別実施例に係るコンベヤ本体38は、該本体38に配設した全て(4 本)の脚40のキャスター42が床面に接地した状態で、物品搬送面が水平とな るよう設定されている。このため、前記案内部材34における切欠部34dの床 面からの高さ寸法は、該切欠部34dに案内ローラ36が係合した際に、コンベ ヤ本体38に配設した全てのキャスター42が床面に接地するよう設定される。 すなわち、物品供給コンベヤ16を包装機本体12に連結した状態において、該 コンベヤ16は4個のキャスター42で支持されるようになっている。
【0031】 前記一方の側板45には、図11に示す如く、コンベヤ本体38の下流側端部 から外方に延出する延出部45aが一体形成され、この延出部45aにブラケッ ト82が上下方向に位置調整自在に配設されている。ブラケット82には、物品 供給方向と交差する第1の従動軸54が回転自在に枢支され、該従動軸54のコ ンベヤ中心に臨む位置に、スプロケット56が一体回転可能に配設されている。 また、延出部45aにおけるブラケット82の配設位置の下方に、第1の従動軸 54と平行な第2の従動軸60が回転自在に枢支してある。この従動軸60の他 方の側板44を指向する端部にスプロケット62が配設され、該スプロケット6 2と前記スプロケット56とにアタッチメント50を備えた無端チェン64が巻 掛けられるようになっている。
【0032】 前記第2の従動軸60の装着部18を指向する端部に、従動歯車84が該従動 軸60を介して前記スプロケット62と一体回転可能に配設されている。また、 側板45の延出部45aに第3の従動軸86が回転自在に枢支され、該従動軸8 6の装着部18を指向する端部に、従動歯車84と噛合する連結歯車88が一体 的に回転するよう配設される。
【0033】 前記ギヤ列が配設される側板45の延出部45aと対向する装着部18には、 図10に示す如く、駆動軸28が回転自在に枢支され、該駆動軸28の延出部4 5aを指向する端部に、前記連結歯車88に噛合可能な従動歯車90が一体的に 回転するよう配設される。そして、駆動軸28は、包装機本体12に配設した駆 動モータ(図示せず)により回転駆動されるようになっている。すなわち、駆動モ ータを駆動することにより、従動歯車90を介して側板45に配設したギヤ列に 駆動が伝達され、前記無端チェン64を走行駆動するよう構成されている。
【0034】 図8に示す如く、包装機本体12の一方の装着部18には、雌ねじ孔92aを 形成したブラケット92が適宜の手段を介して固定され、該雌ねじ孔92aに、 固定ハンドル94に形成した雄ねじ部94aが螺挿されるよう構成されている。 また、コンベヤ本体38には、物品供給コンベヤ16を包装機本体12に対して 位置決め(案内ローラ36が切欠部34aに係合した位置)した際に、前記ブラケ ット92と対応する位置に固定板96が配設される。この固定板96には、ブラ ケット92の雌ねじ孔92aと対応する切欠部96aが形成され、該切欠部96 aと雌ねじ孔92aとが一致した状態(図9参照)で、固定ハンドル94の雄ねじ 部94aを固定板96の切欠部96aに挿通した状態で雌ねじ孔94aに螺着す ることにより、固定板96はブラケット92に位置決め固定される。これにより 、包装機本体12に対する物品供給コンベヤ16の位置決め固定が確実になされ る。なお、実施例では前記固定ハンドル94による固定手段を、包装機本体12 の一側にのみ配設したが、両側に設けてもよい。また、前記キャスター42にス トッパーを設けるようにしてもよい。
【0035】 前記コンベヤ本体38の下流側端部には、図11に示す如く、その幅方両端部 にガイド体99,99が配設される。各ガイド体99における対応する装着部1 8を指向する外側面には、下流側に向かうにつれて装着部18から離間するテー パが形成され、このガイド体99,99は、コンベヤ本体38を包装機本体12 の両装着部18,18間に嵌挿する際のガイドとして機能する。
【0036】
【考案の効果】
以上説明した如く、本考案に係る横型製袋充填包装機の物品供給コンベヤによ れば、物品供給コンベヤを包装機本体に対して独立して簡単に着脱自在に連結し 得るよう構成したので、包装機本体から供給コンベヤを取外して蒸気洗浄または 水洗いすることができる。すなわち、包装機本体側の電気系統や駆動系統に防水 対策を施す必要がなく、製造コストを低廉に抑えることができる。
【0037】 また、被包装物のオーダ変更に伴ないサイズ変更を行なう場合は、予め用意し た予備の物品供給コンベヤと交換するのみでよいので、オーダ変更に伴なう包装 機の休止時間を大幅に短縮して製造能率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る横型製袋充填包装機における包装
機本体と物品供給コンベヤとの連結部を示す縦断正面図
である。
【図2】実施例に係る横型製袋充填包装機の側面図であ
る。
【図3】実施例に物品供給コンベヤの側面図である。
【図4】包装機本体と物品供給コンベヤとの連結部を示
す一部切欠平面図である。
【図5】包装機本体と物品供給コンベヤとの連結部を示
す概略斜視図である。
【図6】包装機本体と物品供給コンベヤとを連結した状
態で示す説明図である。
【図7】包装機本体と物品供給コンベヤとを外した状態
で示す説明図である。
【図8】別実施例に係る物品供給コンベヤの縦断正面図
である。
【図9】別実施例に係る物品供給コンベヤと包装機本体
とを連結した状態で示す説明図である。
【図10】別実施例に係る物品供給コンベヤと包装機本
体との動力伝達系を示す説明図である。
【図11】別実施例に係る物品供給コンベヤと包装機本
体との連結部を示す一部切欠平面図である。
【符号の説明】
10 横型製袋充填包装機 12 包装機本体 24 第1の従動歯車 26 第2の従動歯車 30 第3の従動歯車 32 駆動歯車 34 案内部材 36 案内ローラ 50 アタッチメント 62 スプロケット 64 無端チェン 66 連結歯車 68 固定板 70 固定板 72 ボルト 74 ナット

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状成形されるフィルム中に被包装物を
    順次供給し、この被包装物が封入されたフィルムの長手
    方向端縁部を縦シールすると共に、筒状フィルムの被包
    装物を挟む前後を横シールする横型製袋充填包装機にお
    いて、前記被包装物を一定間隔で包装機本体に向けて供
    給する搬送体を備え、該本体と独立して着脱自在に連結
    される物品供給コンベヤと、前記物品供給コンベヤに配
    設され、該コンベヤを包装機本体に連結させるべく近接
    移動させた際に、包装機本体に設けた案内部材に係合案
    内されて所定の位置決めがなされる案内ローラと、前記
    物品供給コンベヤに配設され、該コンベヤを包装機本体
    に対して位置決めした際に、包装機本体に設けた駆動系
    と係合して前記搬送体の動力伝達を可能とする駆動伝達
    手段と、前記位置決め完了後に包装機本体と物品供給コ
    ンベヤとを解除自在に固定する固定手段とから構成した
    ことを特徴とする横型製袋充填包装機の物品供給コンベ
    ヤ。
JP1991039023U 1991-04-25 1991-04-25 横型製袋充填包装機の物品供給コンベヤ Expired - Lifetime JPH0751452Y2 (ja)

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